JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.05.14
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カテゴリ: JINさんの農園
そして「 ペリー記念館 」を訪ねた。
ペリー記念館 」では、ペリー来航に関する歴史的資料や模型などが展示され、当時の絵巻物や
瓦版などから、人々の驚きや動揺を知ることができるのであった。
記念館は、ペリー来航という歴史的事実や、その意義を将来にわたって伝えてい行くのだと。
横須賀市久里浜7丁目14。



「ペリー記念館」案内。



入館案内
■開館時間  9:00~16:30
■休館日   月曜日(月曜日が祝日の場合 翌日)」
■入場無料」



館内入口右にあった「 ペリー提督像 」。



近づいて。



ペリー上陸の地~久里浜 黒船来航170周年 」ポスター。
ペリー率いる黒船艦隊が初めて浦賀沖に来航したのは1853年7月8日。
昨年は黒船来航170周年であった。 横須賀市久里浜にはペリー上陸記念碑や記念館、
開国橋など黒船に関連した建造物等が多く存在し、また久里浜港 はみなとオアシス“ペリー久里浜”
として国土交通省に認定されている。 さらには古くから黒船初来航のまちとして、毎年 7 月に
“久里浜ペリー祭”も盛大に行われている。
この度、黒船フェリーを令和5年11月22日から運航することにより、横須賀を“黒船初来航の地”
として広く周知し、横須賀市・地元観光協 会・地元商店街とともに観光活性化を図ったとのこと。 




千葉・金谷を定期運航する「 しらはま丸 (3,351トン・旅客定員 680 名)」の船体を、
黒船(サスケハナ号) に模したラッピング施工 を行ったと。

フェリー『黒船しらはま丸』 | お船を見てるだけ

ユニークなラッピング!!
船体の左右舷
黒船サスケハナ号の`蒸気外輪`を模写
 …横須賀 久里浜⇔南房総 金谷/東京湾フェリー/(しらはま丸) と



館内受付。
受付で館内撮影可を確認。



受付には入館者用の名簿が置いてあり、日付と名前を書くだけなので、すみやかに記入を
済ませた。



展示品配置図。
横須賀市市制80周年を記念して1987(昭和62)年に建てられた記念館。
ペリー来航と開国の歴史を広く伝えるため、当時の様子が分かる貴重な資料などを展示していた。

ペリー記念館のフロアマップ


そして 展示コーナー



顔出しパネル「 ペリー上陸の地 久里浜 」。



ホールの奥には、当時の黒船来航を再現したジオラマ模型が展示されていた。
模型でも威圧感が伝わって来たのであった。
ペリーと黒船(ジオラマ) 」。



1853年にやって来た4隻の黒船
●蒸気船   サスケハナ号 SUSQUEHANNA 旗艦
  艦長   F.プキャナン
  全長  257フィート 2,450トン  大砲6門
●蒸気船  ミシシッピー 号 MISSISSIPPI
   長  S.S.リー  
  全長  225フィート 1,692トン  大砲12門
●帆 船  プリマス 号 PLYMOUTH
   長  J.ケリー  
  全長  147フィート 989トン  大砲4門
●帆 船  サラトガ 号 SARATOGA
   長  W.S .ウォルター
  全長  150フィート 882トン  大砲4門



移動してジオラマを見下ろす角度で。



反対側から。
中央に後に訪ねた「燈明堂」、右に「浦賀奉行所跡」、左奥に「久里浜湾」。



蒸気船   サスケハナ号 SUSQUEHANNA 旗艦
  艦長   F.プキャナン中佐、乗組員 300名
  全長  257フィート(78.33m) 
      重量  2,450トン 、大砲6門




蒸気船  ミシシッピー 号 MISSISSIPPI
  艦長  S.S.リー 中佐、乗組員数 268名
  全長  225フィート(68.58m) 
      重量  1,692トン 、大砲12門




「帆 船  プリマス 号 PLYMOUTH
 艦長  J.ケリー中佐、乗組員 210名
 全長  147フィート(44.81m) 
   重量      989トン 、大砲4門




「帆 船  サラトガ 号 SARATOGA
  長  W.S .ウォルター中佐、乗組員数 210名
 全長  150フィート(45.72m) 
   重量  882トン 、大砲4門



ペリー来航の歴史案内。



鎖国後の日本
1603年(慶長8年)  江戸幕府を開く   
1639年(寛永16年)  鎖国が完成する     
1853年(嘉永6年)      ペリー艦隊 浦賀に来航 
1854年(安政元年)   日米和親条約(神奈川条約)を結ぶ
1856年(安政3年)      ハリス下田に着任 
1858年(安政5年)  各国と通商条約を結ぶ
1860年(安政7年)  勝海舟 咸臨丸で太平洋横断
1868年(明治元年)     明治維新(江戸を東京とする)
1894年(明治27年)  日清戦争がおこる
1901年(明治34年)  ペリー来航記念碑完成
1904年(明治37年)  日露戦争がおこる
1914年(大正3年)      第一次世界大戦( ~ 1918年)
1931年(昭和6年)      満州事変がおこる
1937年(昭和12年)    日中戦争がおこる
1941年(昭和16年)    太平洋戦争がおこる( ~ 1945年)
1956年(昭和31年)    日本が国際連合に加盟する

ペリー艦隊 来航略年譜
1852年(嘉永5年)
 11月24日 アメリカ ノーフォークを出航
1853年(嘉永6年)
  5月23日  中国・香港を出航
  7月2日    沖縄・那覇を出航
  7月8日    浦賀沖に到着
  7月14日  久里浜に上陸(国書を渡す)
  7月17日  江戸湾を退去(香港へ)
1854年(嘉永7年一安政元年)
  1月14日   香港を出航
  2月13日   横浜・小柴沖に来航
  3月8日     横浜村に上陸 
  3月31日   神奈川条約締結
  4月14日   伊豆・下田港開港(ペリー寄港)
  5月17日   北海道・函館港開港(ペリー寄港)
  6月28日   日本を退去 香港へ 香港集結後 各船 単独帰国
  9月11日   ペリー提督 蒸気船ヒンドウスタンにて
                単身帰国(疲れと持病<リウマチ>の悪化の為)」

神奈川条約 下田条約の違い
神奈川条約

1854年(嘉永7年)神奈川・横浜に於いて
日米和親条約(神奈川条約)が締結 下田と箱館(現函館)の開港が決まる
ペリー率いる黒船が続々と下田に入港し了仙寺はアメリカ使節の接待所 兼徳川幕府川との
交渉場所となった
第二条
伊豆田の下田港と松前領の箱館港は、アメリカ船舶の受け入れ港として、日本人に許容される
ものとする。この2港においては、日本人がそれを有する限り、薪水、食料、石炭、その他の
必要な物資の供給を受けることができる。下田港は本条約調印のうえ即時開港し.箱館は日本暦の
明年同日以後、即時開かれるものとする。ただし、提供すべさ物品の値段表は日本役人から
渡され、その支払いは金貨または銀貨をもって行われるものとする.
下田条約
1856年(安政2年)伊豆下田・了仙寺に於いて日米和親条約付録(下田条約)が締結されアメリカ人の
日本に於ける規則というものが出来た
日本で初めて外国人が自由に町中を歩けた 日米の異文化交流の歴史は下田から始まった
2年後下田に初代アメリカ駐日領事ハリスが来て日米の付さ合いの歴史が始まった
アメリカ人の移動可能範囲は下田より7里 函館より5里四方に限り武家・町家に立ち入る事を
禁ず アメリカ人に対する暫定的な体息所として了仙寺、玉泉寺に置き米人墓所は玉泉寺に置く
アメリカ人が鳥獣を狩猟する事を禁ず」



ペリー来航に関係した人々
戸田伊豆守 氏栄(奉行) (1799 ~ 1858 ) 美濃(岐阜県)
駿府町奉行 日光奉行を経て1847年(弘化4年) 2月 浦質奉行になる
幕府の旗本 禄高5000石
ペリー来航時 ペリー提督よりアメリカ大統領フィルモアの国書受け取る
井戸石見守 弘道 (奉行) (? ~ 1855)
生い立ち はっきりした記録なし
幕府・大目付海防掛けを経て1853年(嘉永6年) 4月 浦賀事行になる
禄高 3005石 ペリー来航時 在府浦賀奉行として江戸に居た
浦賀に帰り戸田伊豆守の補佐として接見した
中島三郎助(与カ) (1821 ~ 1869)浦賀の役宅で生まれる
海防に関心か強く洋式砲術の評価が高い 軍艦(蒼隼丸)を建造 大砲を乗せる
ペリー来航時 通訳堀達之助と最初にサスケバナに乗り込み交渉の立役者にな
「外国との付き合いはなく外国船は長崎(出島)へ行くよう」
「長崎なら外交交渉が出る」事をペリー提督に伝えた」
香山栄左衛門(与カ) (1821 ~ 1877)  遠州・新宮生まれ|
15歳で浦賀奉行所与カ 香山堅兵衛の養子になる
中島と義兄第(妻同士が姉妹)
ペリー来航時中島の紹介によりニセ浦賀奉行として交渉にあたる
ペリー側の信頼が高く54年横浜の交渉にも参加する
堀達之助(通訳) (1823 ~ 1894) 長崎オランダ通詞家の5男
1848年漂着した捕鯨船員「マクドナルド」から日本で初めて「英語」を学んだ
ペリー来航時中島三郎助がサスケハナを訪れた時 通訳として同行
語学の評価が高く54年日米和親条約の和解(和訳)にもあたる」
ペリー来航までの外国艦隊の主な来航
1792年(寬政4年)   ロシア使節ラクスマン 根室へ寄港 
1796年(寬政8年)       イギリス人・プロートン 室蘭に寄港
1804年(文化元年)  ロシア使節レザノフ 長崎へ寄港
1808年(文化5年)   イギリス船フェートン号事件(長崎にオランダ船に偽装し入港) 
1818年(文政元年)  イギリス船プラザース号 浦賀に来航
1822年(文政5年)   イギリス捕鯨船サラセン号 浦賀に来航
1825年(文政8年)   幕府異国船打ち払い令を出す
1837年(天保8年)   アメリカ船モリソン号 浦賀に来航(砲撃により退去させる)
1842年(天保13年)  幕府 異国船打ら払い令を緩和→天保の薪水給与令に改める
1844年(弘化元年)  オランダ軍艦マンハッタン号 長崎へ(国王・開国勧告)
1845年(弘化2年)   アメリカ捕鯨船マンハッタン号 浦賀に来航
1846年(弘化3年)   アメリカ、ビットル提督(軍艦2隻 ) 野比沖
1849年(嘉永2年)   イギリスマリナー号 浦賀に来航
1852年(嘉永5年)   ロシア船 下田に来航
1853年(嘉永6年)   アメリカ、ぺリー提督 黒船艦隊4隻 浦賀に来航」


ペリー上陸記念碑 建立から現在(平成23年)
1900年(明治33年)10月   艦隊に乗り組んでいたビアズリー退役海軍少将来訪
          11月   ビアズリー氏 米友協会の招待を受けスピーチを行う。
              満場の会員に感銘を与える
              久里浜建碑の件 満場一致で決定
1901年(明治34年)  6月     米友協会代表 金子堅太郎氏2万円の建築基準を集める
         7月6日   記念碑完成
   記念碑概要  記念碑 材料  仙台産花崗岩
              高さ  15尺(4.5m)   幅 8尺(2.4m) 
              厚さ  ー尺2寸(0.4m)   重量 10屯余り
          貴台  材料  根府川石
              高さ  18尺(5.4m)   幅 11尺(3.3m) 
              厚さ  5尺(1.5m)     重量 6屯余り
              総高  33尺(10m)    費用5000円
                        文字    北米合衆國水師提督伯理上陸記念碑      
          書   大勲位侯爵 伊藤博文
          石工  横浜 日ノ出町 横溝豊吉
            ※ 再建後の現在は総高8.68m ※」




ペリー提督の写真



マシュー・カルブレイス・ペリー
アメリカ海軍の軍人、江戸時代末期に開国を迫るため4隻の艦隊を率いて日本に現れた。」



「1901年(明治34年)、米供協会の手によって、開国ゆかりの地にペリー上陸記念碑が建てられ
ました。ペリーの果たした役割と人物像を紹介するために、この記念館がつくられました。」



泰平のねむりをさますじょうきせん(上喜撰 お茶の銘柄) たった4杯で夜も寝られず
作者 老中 松平下総守



ビッドル提督 来航
1846年5月27日野比海岸数キロ沖に停泊
インド隊切令長官ビッドル提督
コロンバス(軍艦)ビンセンス(軍艦)
来航の目的
政府の公的使節として日本政府との通商を求める
幕府はビットル提督の申し人れを拒否
6月7日艦隊は野比沖を離れる
ビッドル艦隊は武器 乗員とも桁外れの大船だった
幕府は鎖国政策の一環(大船建造禁止)を廃止
*ビッドル提督来航1846年5月27日
           (ペリー提督来航の7年前)
*ペリー提督来航1853年7月8日」




                                   ・・・​ もどる ​・・・



                  ・・・​ つづく ​・・・

















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Last updated  2024.05.14 06:56:33
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