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向こう側の畑で自然農らしき畑をやっている人と初めて話をした。滅多に出くわすことがなかったのだが、この間と昨日。昨日はたまたまの休息だったのか、こちらを見ていたので話しかけてみた。いやいや大した人だと思った。30の時、出張の新幹線の中で、今では名前は忘れてしまったけれども、耕さない、草いっぱいの中で野菜を作っている人の本に出会って大いに感心し、それ以来、そういう農をやっているんだとか。50年前。30の時ですよ。大した人だと思った。なぜって、高度成長期に入って行った日本。その頃の田舎の若者の多くは都会を目指した。いい会社に勤めて、出世したいとか、金持ちになりたいとか、多くはそういうふうだったと思う。発展が終わってしまった今とは違う。都会に疲れて、でもない。純粋に心惹かれたのだ。30の若者は、中宮寺(この間、上皇様と上皇后様がいらしてたね)近くの湧き水で米まで作っている農家さんの段々畑を借りて自然農に親しんだ。土地を買いたかったけれども、家のローンを払うがせいいっぱいで、自分の農地は持てずに来た。しかし綺麗な水で、土日しか農は出来なかったけれども、それはそれで満足だった。が、やがて地主さんが土地を売ることになり、あまり良いとは言えないけれども、ここに来たのだとおじいさんは言った。見たら分かるけれども、綺麗に耕されたマルチだらけの畑の作物より、虫もつかず、ヘンな草も生えず、野菜が生き生きと育っている。農家でもないのに、50年前、そういう農をやろうと思った人。偉くない?
2023.05.26
昔むかし、私がまだ産まれてもいなかった頃の話。とある町からとある田舎に家族が引っ越した。父親が変コツでおかしな人物だったせいで。あの頃は普通は村から町へと反対だったものだのに。田舎に引っ越すのに、なぜ?と思うけれど、飼っていた犬を置いて来た、という。だけれど犬は人間様と引っ越しの荷物を積んだトラックを追いかけ追いかけ追いかけ、橋を渡り、峠を登り、下り、必死の形相で追いかけて来たという。もう車を止めて、一緒に連れて行こうと子供たちが言っても、父親は振り向きもせず車を走らせ、息切れぎれの犬の姿はやがて見えなくなったという。そして二日後、犬は家族の前に姿を現したんだそうな。犬ってすごい!トラックの?家族の?匂いをたよりにだろう。子供たちは驚き、そしてどんなに喜んだことか。だのに、、、それ以降の記憶がないんだとか。私はその話に、昨夜はずっと寝られなかった。目覚めるたびにその犬のことを考えた。私達が飼っていた犬は・・・一緒に凧をあげ、一緒に田畑を駆け回った。しかしその最期はいいものではない。昔の飼い犬はそういうことが多い。そうしてあれから後に飼った犬も、引っ越す時には向こうの家の人に貰ってもらったのだった。ジュニアの5000円タクシーの旅に野犬が出てきて、これも相当昔の話だが、今の住宅地にも野犬はいっぱいいて、皆飢えていたから怖かったことを思い出した。野犬パトロールみたいな警察の車が夜にはよく走っていて、いつくらいからかまったくいなくなったが、どこかには今も野犬がいる。元は捨てられた犬たちなんだろう。人間様の勝手で。人間というのは一番成仏出来ない存在なのだな~と思う。自分達の好き勝手に保護したり、駆除したり、食べたり、捕獲禁止にしたり。そして戦争となれば人が人をより多く殺して賞賛されたり。パフォーマンスだけで何の意味もなさそうな催しに至れり尽くせり、多額の税金を使い、ウクライナ支援だなんだと真顔で戦争続行を掲げる。多くの国が武器や弾薬をおくり続けるなら、多国籍軍という構図なのだから、これは戦争続行大賛成ってことだ。世界をリードする人達は実は戦争大好き人間だ。前線に向かうのは自分達ではないしね。好き嫌いは別として、宗男さんや千春さんが正しいのでは?犬の話が戦争の話になってしまった。
2023.05.22
あんたの話は難しいってこの間も姉に言われたが、昔から姉妹達にはあんたの話は難しいって嫌がられる。あんたは頭がいいからと言うが、私は特段頭が良いわけではない。普通も普通。しかし姉妹達にしてみれば、おしゃれや食べ物の話なら難しくはないが、あんたの話はそういうのではないから難しいというわけだ。若い頃もごく普通に見える娘たちは私を難しいと言っていたが、一方で私達の仲間では難しいなんぞと言わず、いつもこんな話を延々していたけどな~とも思う。私は本読みである。いや本読みであった。最近は本は全くと言っていいほど読まず石拾いや石磨きや野菜や花ではなく雑草植えなんかをやっている。もうごくたまに超古代史くらいしか読まない。私は子供の頃から絶えず何かに渇望していて、何にそんなに飢え渇いているのかは誰も教えてくれそうもなかったから、その答えを探して本を読んでいるようなところがあった。読んでストンと腑に落ちたというか、すぐに正解がみつかった場合はある傾向の本はもう読まない。これは全くダメだと思うものは当然ながら読まない。延々読み続けるのは、嘘か真実か、なにがどうなのか混沌としたもので、カオスから抜け出すまでは読み続けることになる。だから私の一番良く読むものは、答えを知りたいのに、なにがなんだかよく分からない、事実や真実を、自分でまだ何か断定できない、納得できない、興味あるのに腑に落ちない。そういうものを追いかけて読んでいることになる。そういう所が難しいと言われる所以か。若い頃、バイト先の社長の奥様に、まー私達はそんなことは一回も考えたことないわ~などと言われた。人生の話ですよ。50くらいになるまでに一回も?それはそれで素晴らしいことかしらんと今なら思えるが。まともかく、姉妹達とどこかへ行って何か話す時は、やれこの服がどうの、あそこの食事がどうの、顔がどうのと、そういう話に耳傾けなければ調和が崩れる。ので、旅行期間が多少憂鬱である。ま、今度の旅行は景色や昔話が多そうだからマズマズかな?そうだ、私の話はさっぱり分からないという話で思い出したが、数学得意だった息子が、グループ勉強の時、お母さん、女子達は分からん分からんばっかり言うて、どこが分からんのか聞いたら、そのどこが分からんのかもわからん、分からん理由も分からん。こっちにしたら、なんでそんなんも分からんのかさっぱり分からんかった。阿保ちゃうん?男子はその点、成績悪い奴でもここが分からん言うて、分からん理由もわかってるからすぐに分かってもらえたで。男と女の頭の構造かな~などと。息子は女性蔑視口調が多い。女は男より劣っている。男より劣っている女は嫌いである、みたいな。袋叩きにあいそうである。しかしだよ、勉強に限らず人格に限らず、色々色々、自分より色々優秀な女というのがそうそういるとも思えないだろ?いやはや姉たちはやっぱり自分たちで言うように頭が悪いんだろうか?しかし勉強や芸術性でははるかに私より優れていたのもいるぞ。母が言っていたように、それは考える頭のことなのかな?某氏曰く、考える能力というのも、生まれつきのものなんです。持って産まれた、持たずに産まれた。
2023.05.16
晴れてるんですね。でも雨だし雷だし。こんな時は、もしや?と外を見ると、やっぱり!大きな太い虹なんです。あれは、そこに見えるけど、藤原宮も越してるのかな~反対はは辺りかな~それにしても真昼間みたいに明るい!猫たちはどこに隠れたのかな~
2023.05.15
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