星見当番の三角テント

PR

プロフィール

歌織@星見当番

歌織@星見当番

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.03.26
XML
カテゴリ: 新月予報
こんばんは、星見当番です。今夜は新月予報をお届けいたします。


4月1日の15時24分に太陽と月が牡羊座11度30分で出会います。牡羊座新月タイムの始まりです。これは日本時間ですので、日本以外の地域で新月を迎える方はこの時刻にその土地と日本の時差を足し引きして現地時刻を求めてください。


お願いごとのベストタイムは開始から約8時間以内。これはだいたい、新月になった後で月が太陽から5度離れるまでの時間です。この時間帯を逃しても、48時間以内であれば新月効果は残っています。


今回の新月は牡羊座で起こります。生まれた時の太陽が牡羊座にあった方、(いわゆる「牡羊座生まれ」の方)と、同じく生まれた時の月かドラゴンヘッドが牡羊座にあった方は、他の方よりも今回の新月の影響を強く受ける可能性があります。牡羊座独特の長所を伸ばし、また牡羊座の短所を克服する願いごとに最適です。牡羊座とは特に縁のない方でも、今回の新月では牡羊座に関する願いごとが叶いやすくなっています。


以下、牡羊座の支配分野と、今回の新月で叶いやすい牡羊座に関係のある願いごとの解説です。


牡羊座は12サインのはじまりのサインです。内から外へと自分の力を押し出していく奇数のサイン。クォリティは「活動」。季節の始まりを担当し、経験や前例がなくともまずは動いてみよう!という意欲と発想力が持ち味です。何を重んじるかを表す「エレメント」は「火」。火のサインは「熱意」「やる気」を一番に重んじます。奇数・活動・火。この三つが牡羊座の性質をかたちづくる柱であり、今回の新月で叶いやすい願い事のかなめです。


牡羊座で新月が起こる時には「新しい世界へ生まれ出ること」や「新しい領域へ自ら飛び込んでいくこと」に関するお願い事が叶いやすくなります。牡羊座は「生まれたての赤ちゃん」「新参者」を表すサインです。ひとつ前の魚座で「自分」の輪郭をなくして宇宙に溶け込んでしまった魂が、牡羊座でふたたび裸の赤ん坊としてこの世界にデビューします。


新入学生・新社会人から新婚さんまでこの春から「新」のつく身分になる予定の方。転勤・転校・留学などで生活環境がガラっと変わる方はお願い事のチャンスです。今年も去年と同じ環境、ただ一年経っただけ、という方も、今回は「新しい」「はじめて」というキーワードのつく願い事が吉です。何か新しいことに挑戦したい方は、牡羊座新月に願ってみてください。


牡羊座は「開拓者のサイン」「創始者のサイン」とも言われます。この春から親元を離れて一人暮らしを始める方、また、転職・独立・起業する方。あるいは、まだ決まってはいないけれど、とにかくいままで居た古巣を出てきて、新しく生きる場所を求めて行動中の方。新しい人生を始めようとする全ての方を牡羊座の新月が後押ししてくれます。


新しい環境に身を投じた人たちを応援してくれる「牡羊座の新月」ですが、実は「早く慣れますように」「新しい仲間とうまくやっていけますように」といった「馴染みたい」系のお願いは適用範囲外です。


牡羊座は奇数のサインであり、「まず自分が外へ出ていくこと」が一番大事です。「飛び込んだ世界で歓迎されるかどうか」は二の次。今回の新月では、「埋もれること」や「根を下ろすこと」より「とにかく外へ飛び出すこと、新しい経験へ飛び込んでいくこと」が最優先。「周りの環境と馴染む・仲良くなる」というテーマはお隣の牡牛座になってからやっと出てきます。


「自己主張」「率直さ」「正直であること」「自分の欲求に忠実であること」などが牡羊座の重要なテーマです。これも「生まれたての赤ちゃんらしさ」と関係があります。「生まれたての赤ちゃんらしさ」とは、今この瞬間の自分自身のために生きるということです。


他人に気に入られるため、とか、他人の望みをかなえるために生きるのではなく、自分の望みをかなえるために生きようとすること。もっと重要なのは、その望みが実現するかどうかにかかわらず、自分の求めているものについて常に正直であることです。赤ちゃんは自分が空腹だと泣きますが、他人が空腹だという理由では泣きません。「自分はお腹がすいていませんよ」というふりもしません。


「求めよ、さらば与えられん」という言葉があります。もとは新約聖書に載っている、ナザレのイエスの言葉です。求めなさい。そうすれば与えられる。探し歩きなさい。そうすれば見つかる。叩きなさい。そうすれば開かれる。我が子がパンを欲しがるのに石を与える親がどこにいるだろう。主が、あなたの求めるものを与えないようなことが本当にあるだろうか。そういう風にイエスの言葉は続きます。


この言葉の肝は、キリスト教的には「我が子がパンを欲しがるのに……」から始まる後半部分です。あなたをこの世界にあらしめた、親のような神――これは当番の「神」に対する見解じゃなくて、ナザレのイエスの、「神」に対する見解ですよ、念のため――が、あなたが本気で求めているものを与えないわけがない。だから、みおやなる神を信頼して本気で求めなさい、ってこと、それがキリスト教的には大事なところ。つまり「必ず与えられる!だから信じよ!」ということです。


……なのですが。牡羊座的にはそれより前の部分、「求めよ!」がまず重要です。


求めよ、さらば与えられん。与えられるためには、まずは求めなければならない。自分から、望みをオープンにしなくてはならない。それが牡羊座のテーマです。牡羊座のテーマのひとつに「自己主張」というのがあります。「自己主張」って、よくわからないけどワガママっぽい気がする、と思う方や、実際に自己主張するのも苦手だという方、少なからずいると思います。でも、「自己主張」ではなく、ただ「自分の願いをオープンにする」であれば、少し気楽になりませんか。


最初からバリバリ自己主張できる「最強の牡羊座」を目指さなくてもいいと思います。まずは小さな牡羊座を体現することから始めましょう。最初は自分にだけでも正直に。それから他人にもオープンに。伏せたカードをめくるように、ただ表に出していきましょう。他人はエスパーではないので、伏せたカードの背中だけ見て絵柄を当てることはできません。めくらずに当ててほしい、では神経衰弱になってしまう。カードはめくるもの。思っていることは出すもの。気楽に開けようカードと態度。まず最初の一枚をひらいてみましょう。そこからすべてがはじまります。


「生きたい!」という本能・情熱、「やるぞ!」という熱い心も牡羊座管轄です。これには、牡羊座の支配星である火星も影響しています。火星は戦士・英雄の星です。また、「武器」や「刃物」にも関係しています。火星は「切り開く力・立ち向かう力」をあらわします。「独立」といったことにも関係しますし、「競争」という意味も持ちます。自分が生きるため、欲しいものを得るために他人を押しのけなければならないなら、どうあっても押しのける。そういうのが火星のテーマです。


こう書くと荒っぽく暴力的な感じに受け取る方もいると思います。しかし、こういう「押しのける力」というものが必要な場面も人生にはあります。たとえば、この世に生まれてくるときだとか。胎児が母体から離れて外の世界に出てくるとき、母体は激しい痛みを感じますが赤ちゃん自身に悪気はみじんもありません。自分が生まれたらお母さん痛いだろうな、なんて考えて遠慮してたら生まれてこられません。全力で壁を押しのけないと生きられないから、「この先」へ行けないから、しゃにむに押しのけるんです。これもまた「ひらく力」です。


この「押しのける力」に関係して、「勇気」というテーマも出てきます。自分の生きる道を自分で切り開く勇気、戦ってでも求めるものを勝ち取る勇気。そして、嫌だと思うことにはきっぱり「やだ!」という勇気。「戦士であること」や「他人をあてにしないこと」などに関する願いも牡羊座新月のときには向いています。他人の意見や感情に左右されず「自分を肯定すること」も牡羊座のテーマです。「出る杭が打たれるなら、打たれても凹まないほどのでっかい杭になってやる」それが牡羊座の心意気です。


12サインの先頭に位置するので「一番になること」「先頭を走ること」「イニシアティブを取ること」に関係したお願いにも向いています。誰か先導してくれる人についていくのではなく、自分から先駆者となること。流されないこと。最初の火のサインだけに「口火を切る」こと。


この春「リーダー」「トップ」に抜擢された人、あるいは立候補予定の人、牡羊座新月はチャンスです。「強さ」「大胆さ」「決断力」など、ほしいと思う資質を新月に願ってみましょう。


牡羊座新月のときには、牡羊座の長所を伸ばすだけではなく短所を克服するお願いにも向いています。


牡羊座の短所は、「俺が先だ!」というアピールが暴走したときに出てきます。「自己主張ばかりで他人の言うことに耳を傾けない、自分の間違いを認めない」という面や、自己肯定や自信が暴走した「他者を闇雲に否定する」という面、「自信過剰」「喧嘩っぱやい」「勝ち負けに異様にこだわる」という短所も出てきます。ひどくなると暴力に走る場合もあります。


また、牡羊座と火星は共に「怒りの問題」を支配しています。自分の「怒り」(怒りは欲求不満――自分の思い通りにならないこと――から生まれるものですが)をどう扱うかに関する願いも牡羊座の新月に向いています。


人に向かって怒っちゃう方、怒りが自分に向かっちゃう方、ついモノに当たってしまう方、と色々いると思いますが、「怒りをどう扱うか」で悩んでいる方は大事なものを壊す前に牡羊座新月と一緒に解決策を探してみましょう。


また、牡羊座は行動力と率直さが長所なのですが、これが行き過ぎれば「すぐ結果を求める」「短気・せっかち・我慢がきかない」という性質も表れます。歯に衣きせない言動も、欲しいものは欲しいのだと主張する率直さも牡羊座の魅力ですがこれも行き過ぎれば「他人(の痛み)への配慮のなさ」「利己主義」「強引さ」となります。


短所をだいぶ沢山挙げてしまいましたが、牡羊座が特に「悪いサイン」というのでは決してありません。他のサインよりも自分に正直で生命力が強いだけなのです。日本神話のスサノオノミコトみたいな「荒ぶる神」は牡羊座のイメージに近いです。


牡羊座力の暴走でお悩みの方は、必要以上に自分や他人を傷つけず、もっと建設的な、「ひらく」方向へと力を使っていけるように新月にお願いしてみましょう。スサノオノミコトが、ヤマタノオロチの骸からみごとな剣を取り出したように、「怒り」や「攻撃性」といったネガティブな面から、「生きる力」という自分だけの剣を取り出せるように。


最後に、牡羊座が支配する体の部位についてです。牡羊座が支配するのは髪の毛を除く頭部と顔面です。顔のパーツでは特に「目」を支配しています。視力に関するトラブル、頭と顔面に関するトラブル(頭痛・顔面神経痛・視力低下・ドライアイ・吹き出物・にきび)も牡羊座管轄です。


牡羊座新月の時にはこれらの部位の健康増進を願ったり、トラブルがある場合の治癒を願うのに向いています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.03.26 22:40:07
[新月予報] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: