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『 星に願いを 』 最終回
February 29, 2016
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『 星に願いを 』 パート27
February 28, 2016
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『 星に願いを 』パート26
February 27, 2016
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『 星に願いを 』パート25 憧れの場所にやって来てメッチャテンションが上がっていた。 「わぁ、やっぱり大きいですね!お姉ちゃん達、興味がないから行くこともないかもと思ってたんです。」感激していた。藤野さんは優しい目をしてた。本当のお兄ちゃんがいたらこんな感じなのかなと憧れる。 藤野さんの手を引き、建物の入り口を目指す。「ええっと、お財布。」鞄の中からお財布を探していると隣にいた藤野さんが2枚買っていた。「優斗先輩??」「ほれ、お前の分。今日は中間テストのご褒美だ。気にするな。ほら、見に行くぞ!」チケットを半ば強引に渡し、先に進むのでその背中を慌てて追う。中に入れば、彼の方が歩幅が広いのが当然で少し小走りなると段々、歩幅があい、隣並び、一つずつ展示物を見る。ここの目玉はやっぱりプラネタリウム。ここのプラネタリウムはカップルで来ると御利益があるらしいと噂もあり、カップルでペアのキーホルダーなどを買っていく。「カップル多いな。」「まぁ、なんか恋の御利益があるらしいって評判らしいですよ。私はそういうつもりで来たかったんじゃないんで//////」慌てて否定する。「そりゃそうだろう。千鶴なら、こういうのもチャックして、盛り込んでくるだろうしな。俺はそういう小細工する奴が嫌いなんだ。」ふっと思う。姉のようなタイプは嫌いという事なのだろうか?「・・・でも、恋を叶えられるなら頑張りたくなる気もします。あっ、でも相手の人がこういう場所とか好きじゃないとか、ジンクスを嫌いならやらないと思いますけど///////」さっきから誤魔化してばかり。「ふ~ん。女子って、そういうの好きな奴多いよな。まぁ、ジンクスに頼らずにとは難しいけどな。」と彼にしては優しい発言だった。「で、どうする次の回にするか?それともこのまま入場を待つか?」プラネタリウムの前は人だかりが出来ていてこのまま、入るかそれとも次の回にするかと選択肢を委ねられたのだった。
February 26, 2016
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『 星に願いを 』パート24 キラキラと輝く星空。本物とほぼ変わりない。ずっと行きたかった場所。他の誰でもなく、貴方と一緒に行きたいの。この気持ちにまだ名前はない。 約束した当日。最寄りの駅で待ち合わせだった。前の日は緊張してなかなか眠れなかった。今日は花柄のスカートに、ブラウス。そして、ハーフアップにした髪に真っ白なリボンをつけ、ブラウンのリボンが付いたお気に入りのポッシェットと少し気合の入った格好になってしまった。服自体はそんなに拘るつもりがなかったのだが、楽しみで鼻歌を歌っているのを姉に見つかり、事情を話したら「じゃあ、いつもより可愛いくしていかなくっちゃね~☆」何故か、気合が入っていた。髪もやってくれて、真っ白な大ぶりのリボンを結んでくれた。このリボンは、亡くなったお父さんが買ってくれたもので大事に使っていた。滅多に使わない大事な物だった。 駅で切符を買っていると「あれ、九条?九条じゃないか?」振り返れば、私服姿の上条君と笑顔の宮城君がいた。「上条君と宮城君。こんにちわ。二人で出掛けるの?」切符を買い、そこから離れながら言うと「ああ、俺達はサッカーの試合を見に行くんだ?九条は?」「そうなんだ。えええっと・・・・・・。」“藤野さんから絶対に上条君に話してはいけないと言われてるんだよね・・・・・・。なんて答えよう?”と一瞬戸惑う私に変わり、何かを察した宮城君は「九条さん。確か親戚のお姉さんと買い物に行くんだよね?」内心、何を言っているのか理解できなかった「そうなのか?」「...ええ。」「もう来ているんじゃないのかな?早く行った方が良いよ。」宮城君に促され、彼等に一瞥すると宮城君がすれ違いざまにこう言った。「頑張ってね。」きっと彼は気付いていたのだろう。なんでこう言われたのか分からなかったが、あまり気に留めずに待ち合わせ場所へと駆けて行く。「本当に可愛いね。」「な、な、お前あいつの事狙っているのか?!」上条君は焦りながら言う。「違うよ。好きな娘があんな風に嬉しそうに走って来てくれたら可愛いだろうなと思って。上条は相当頑張らないとだけどね。」「ハァ??」何にも知らない。宮城君の意味深な言葉に理解を出来ずにいる。知らない方が幸せだった。 待ち合わせ場所に行けば、彼がいていつもと変わりない。「走るな。危ないだろう。」「す、す、すみません。」「なんか今日の格好、千鶴ぽっいな。」藤野さんが服の感想が姉ぽっいと言われたちょっとショックだった。「似合いませんよね・・・。お姉ちゃんならもっと着こなせるでしょうけど・・・。」「そうじゃねぇよ。似合っているし。なんかすごい女の子らしい格好だと思っただけだよ。千鶴の好きそうな格好っていうか。お前、どちらかというとガーリー系のティストのイメージが強いからな。姉貴が言っていたことがよく解るような気がする。姉貴なら、白地のレース系のワンピースでお嬢様系の清爽なイメージが似合いそうだとか言っていたな。俺なら、大柄の向日葵とか、マーガレットの花とかの柄のある元気な感じのワンピースとかがお前には似合うと思うんだよな。千鶴なら、フェニミン系だから、お前はそのなんだ、元気な感じのガーリー系が良く似合うと思ってたんだけどそう言う清楚系も似合うんだな。可愛いと思うぜ。」真面目な顔で言うから思わず全身が沸騰しそうなくらい顔が赤くなるのが分かった。そして、胸がキュンとした。自分でも驚いた。恋じゃないと思うのに、彼と居るだけで心臓が早くなるような気がした。「じゃあ、行くか。」「はい///////」改札を潜ると、逸れない様にと手を握られた。彼には他愛のない事なのに、更に心臓が早鐘を打つように急速に激しく鳴り響くようだった。お父さんや幼馴染のお兄ちゃんとか男友達と手を繋いだこともあるのに、何だか緊張して、手に汗を掻いているような気がした。“どうしよう!なんでこんなにドキドキしているんだろう?藤野さんはお兄ちゃんとお姉ちゃんの友達で、私の頼れるお兄ちゃんみたいな人で・・・”最後のその言葉に疑問を抱いた“あれ、お兄ちゃん??でも、私が好きなのはお兄ちゃんで・・・。”何故か、お兄ちゃんのことを考えても前みたいに、ドキドキとかしなくなったような気がしてた。それどころか、藤野さんの隣にいる方がドキドキが止まらない。その理由が分からず。終始、百面相をしていた気がする。“なんだこいつ。さっきから顔を赤くしたり、変な顔をしたり。忙しい奴だな。本当は九条と一緒に行きたかったんだろうけどな。”藤野さんはそんな見当外れな事も考えていた。お互いの気持ちを知らぬまま列車に揺られるのだった。 snowの日記藤野さん、超鈍感。宮城君は本当に敵に回したくない人です。サラッとほめるあたり、この人モテると思います。恋愛偏差値が低過ぎる上に恋の仕方も、恋する気持ちもさっぱりの私、書いていて非常にまずいと思っています。呼んでくれた方々、本当に低過ぎて申し訳ありません。これからも頑張るので懲りずに読んでください。
February 25, 2016
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『 星に願いを 』パート23 誰にも渡したくない。例え、君にとってただの友人の一人であっても。君の中で、誰よりも親しい中でありたかった。君の瞳に、俺は映ってない。そんなの知っているけど、あいつの方が頼りがいがあるとか、浮かない顔をしても、あいつの一言で君は笑顔になる。俺だけに向けて欲しいのに、向けられない。こんなに君に恋しているのに・・・ 「で、何で君まで一緒なんだ?」待ち合わせ場所に向かうと不機嫌な藤野さん。その顔にまたも泣きそうになる。「いや、藤野さんに怒られてしまうとすごく落ち込んでいたんで一緒に来たんです。俺としてはすごくいい方だと思うのですが、貴方は納得していただけませんか?」「ハア~?」事情が呑み込めない藤野さん。そこで掻い摘んで説明を宮城君がしてくれると溜息を吐かれ「取りあえず。結果を見せろ。」言われたとおり、平均点の書かれたものと自分の点数。答案用紙を見せれば、ある程度分かったらしく。「あの狸爺の作るテストでこれだけ解ければ上等だ。」「そうなんですね。いや、難しかったね。」笑顔の宮城君。彼は今回の数学などほぼオール満点をたたき出していた。「俺の知り合いにそっくりだな。お前。俺もお前に近いことはよくやって、先公共に泡吹かせたけど。外面だけは良さそうだな。」「そんなことありませんよ!ハハハ。」心底うんざりした様な目をし、私に言う。「こいう奴は気を付けろよ。まぁ、上出来だ。千鶴が同じ問題をやったらもう少し点は取るだろうが、凡ミスが結構多いんだよ。あいつの場合。お前は問題数も多かっただろうが、結構基礎も応用もきちんとできているなんも問題ない。この調子で地道に頑張って行けば、進学校とか進めるだろう。」褒められ嬉しくなる。「やりたいことが決まっていないなら、取りあえず成績は常に上の方がこの先の人生、選択肢も増えるから精進しろよ。」「はい。」「良かったね。あっ、そうだ残念なお知らせですが、上条。貴方に教わったのにも拘らずヤバかったみたいですよ。」ブチッと切れたのが分かった。「あのバカ~。今後一切かかわりたくない。まぁ、約束通り連れて行ってやるよ。他の奴に内緒にしろよ。」と、見事に約束を取り付けた。その様子を微笑ましそうに見る宮城君。私が少し席を外すと ー 藤野優斗side - 「彼女、素直で可愛いですよね。」「?!!」「俺は別に彼女に対して恋愛感情を抱いているわけではなくて、ただ、いつも一生懸命だからつい困っていると助けてあげたくなると言うか。貴方の事を話すときはいつも楽しそうで、逆に兄弟の話とかあんまり出て来ないんで、貴方がどんな人なのか、ちょっと興味があったんですよ。」「あいつは、俺達の幼馴染で友人の妹だ。それ以上でもそれ以下でもない。妹の様な存在なだけだ。」宮城の言葉になんか腹が立っていた。「俺は上条よりも貴方と居る方が彼女が幸せだと思ってます。今は貴方も彼女も恋愛感情がないでしょうが、何れもしかしたら、惹かれあい恋をする可能性もあるでしょう。そしたら、俺は彼女の味方になってあげるつもりですよ。」笑顔で返す宮城。こいつは曲者だと思う。「本当。上条も嫌いだが、お前も食えない奴だ。俺があいつに惚れる可能性なんて今のところないだろう。それに惚れてしまっても、きっとあいつは俺になびかないさ。」「俺は少なくとももっと一緒に居れば、二人は付き合う気がしますよ。彼女も貴方も日々変わっていくはずですし。」そう奴は断言するが、俺にとってはあり得ない話だと思っていた。ただ、あいつの誰よりも味方でありたいとは思ったのだ。 snowの日記終わらない気がしてきた。LaLaの発売日だ。あっという間だ今月も。
February 24, 2016
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『 星に願いを 』パート22 これが恋じゃなくて、憧れだと気付いたの。恋だったけど、拙くて、もどかしくて恋に恋していただけだった。それに気付いたのは、貴方が隣に居てくれたからでした。 テスト最終日、皆でギリギリまで勉強。教わったことをすべて出し切れるか不安だったがやるしかなかった。 「・・・では、止め。後ろの者から順に前に回してくれ。」テスト用紙を回収、その後、HRが行われ、どうだったか皆口々に話す。「難しかったね。」「うん。そうだね。でも、優斗先輩達が教えてくれたからそこそこ点は取れたと思う。」「ああ、確かに解りやすかったよね。イケメンな上に勉強が出来る。良いな!そんな人が知り合いなんて。」「九条さん。昨日は、どうもありがとう。突然押しかけたのに、俺達まで纏めてみて貰って。九条さんのお姉さんと藤野さんと斉藤さんだっけ?お礼を代りに言っておいてくれないかな?」宮城君が傍にやって来てそう言う。「お礼とか言うまでもないだろう?」上条君が悪態着くと彼の顔を引っ張り、宮城君は注意する。「そんな言い方ないだろう。お前は特に藤野さんに世話になったんだろう?九条さん、ごめんね。」「大丈夫だよ。優斗先輩もテスト大丈夫だったのかな?」付ききりで、教えてくれたのでちょっと心配だった。「そう言えばそうだよね?」「っけ、それで落としたら馬鹿じゃないのか。」上条君はとことん、嫌いらしい。「良くお礼言っとくね。私も昨日、あれから結構遅くまで付き合って貰ったんだ。」上条君は目を開き、皆も驚いたよう。「付き合ってないんだよね?」しーちゃんが尋ねる。何でそう聞かれるのか解らなかった。「うん。お兄ちゃん達の友達し、私も本当のお兄ちゃんみたいに話しやすくて・・・。ちょっと、良い方がきつい時もあるけど、優しい人だよ。」皆思った。“彼が不憫だ!”“ざまあみろ!”“恋人みたいだと思ったのに”宮城君、上条君としーちゃん達友人達はそう思ったのだ。 ー 回想 ー宮城君は、私が席を外した時に、彼に言ったそうだ。「そんな怖い顔をしないでくださいよ。彼女は可愛いと思いますが、俺は貴方と敵対する気はないですよ。」「ハァ?俺はそんな気はない。」「上条は本気だけど。彼女とはきっとそんな関係にはならないと思いますよ。」眉を顰める藤野さん。宮城君は終始笑顔だった。友人の恋を応援するよりも、目の前の純粋な少女の健気な姿を見守ることを選んだのだった。ー 回想終了 ー 上条君は出来が悪かったのか、蒼褪めていた。 それから数日後、テストが返却されて答え合わせを行われた。初めての中間テスト、思ったよりも出来は上々で、平均点が、93.6点だった。意外と難しい教科があり、その強化で平均点が全体的に低かったのだが、私は大きく上回った。しかし、目標点より低くてガックリした。“これじゃあ、藤野さんとの約束の話もダメだろうな・・・。”項垂れていた。学年全体でみるとかなり好成績だったが、母に言わせればきっとまた“ダメな娘”と言われるのだろうと思うとテストを持って帰るのも嫌になる。「どうだった?」みーちゃんに聞かれた。「良かった方だけど、お母さんに怒られそうだな。」「九条んちは厳しいのか?」そこに上条君も話に加わる。「うん。お姉ちゃんは私よりも頭良いから・・・。優斗先輩に折角、教わったのに・・・」悔しくて泣きそうだった。「結構、難しかったし、引っ掛けが多くて僕も参ったよ。」宮城君もやって来てそう言う。「そうだね・・・。」その凹み具合は帰る時まで続くのだった。 ー 放課後 ー「大丈夫、九条さん?」「・・・うん。先輩に教わったことが生かせなかったのがショックなの。それに成績が良かったら、私の行きたい場所に連れて言って貰える約束だったから・・・。」心配してくれる宮城君に返せば驚いたような顔をしつつ、訊ねてきた。「でも、全体の順位は高かったんでしょ?」「うん。それでももう少し、点を取りたかったんだ。」「結構高いじゃない。きっと、そのまま見せた所であの人は怒らないんじゃないのかな?一生懸命頑張っていたことも知ってるし。きっと頑張ったて褒めてくれると思うけどな。」 ボロッと涙が零れ落ちる。「・・・そんなこと・・・ない。・・・せっかく教わったのに、私・・・」一度泣き出すと止まらなくなってしまった。泣いてはいけないと思っていたのに。 snowの日記明日はマンガの発売日。楽しみだな。今回はテストが終わりました回でした。
February 23, 2016
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『 星に願いを 』パート21 今は このままでいい だから傍に居させて貴方が私を好きじゃなくても良いから - テスト勉強2日目 ー 今日も思いの外、皆出来たと話す中、上条君は真っ青になりながら、また、家で勉強会をすることになり、今度はメンツが増えた。昨日のメンツ+斉藤さん、お姉ちゃん、クラスメイトで、上条君の友達で、家の学年の王子様的存在の宮城君。意見面で、性格も良くて、我がクラスの学級委員。場所を私の部屋から一階のリビングに移し、勉強、昨日と席順を変えると上条君は不満げだった。「よっしゃ!解らないところ、ドンドン聞いてくれたまえ!」お調子者の斉藤さんに皆苦笑い。「遠慮しなくていいからね。」お姉ちゃんもそう言ってくれたが、出来れば藤野さんに教わりたいと思う。斉藤さんの実力未知数。お姉ちゃん、頭は良いかが説明が解り辛い。この選択肢から、藤野さんが良いなと思っていると目が合った。「なんか、解らねぇのか?」「えっ、は、は、はい。」「どこが解らねぇんだ?」すぐ隣に来て、藤野さんが教えてくれる。それを上条君は面白く思っていない。「ほら、上条。勉強。皆も解らなかったら、気軽に聞いてくれていいからね。」宮城君の王子様スマイルに皆、ウットリしていた。私も勉強会を再開。 それからお兄ちゃんが帰ってきた。「お兄さん、カッコいいね!」「まぁね。」友達はお兄ちゃんにもウットリするのだった。 夕方、皆が帰っていく。いつの間にか、姉達も部屋へと戻って行き、静寂が訪れる。藤野さん、斉藤さんも帰ると言うので、つい引き留めてしまった。「あ、あの、勉強教えてもらったお礼にご飯を良かったら、食べて行きませんか?私、作るんで・・・!」洋服をギュッと、掴んで俯きながら言う。“一人、取り残されたくない・・・。”「悪いよ!お礼なら、今度デー「何を作るんだ?俺達がいて迷惑じゃないのか?」頷く。「俺も手伝う。何を作るんだ?」冷蔵庫を開け、食材を確認すると「よし、斉藤。これとこれを買ってこい。」「ハァ、何でだよ!?」一睨みすると斉藤さんは文句を言いながら、近くのスーパーへと走っていった。「...あの、わがまま言ってごめんなさい。」「気にすんな。それより、ささっと作って、もう少し勉強見てやるよ。」「本当ですか?実は、皆がいたので聞きづらくて・・・」「遠慮するなと言っただろう。どうせ、あいつらじゃ聞き辛いんだろ」図星だった。恐らく二人は上でいちゃつく→いたたまれない→夕飯に誘う→回避という単純発想で、誘ったのも解っていたようだ。「まぁ・・・。普通の家族として過ごしたいんです・・・。」「普通のね。まぁ、頑張り過ぎねー程度にな。」 それから、数十分後、斉藤さん戻ってきて、着々と夕飯が出来、姉達を斉藤さんが呼びに行き、のんびりした夕飯の時間を過ごし、さらにそこから1時間、リビングで先程の勉強の続きを教わるのだった。 snowの日記猫の日です。家も猫を飼っているんですが可愛くない。今日の話はテスト勉強2日目。まとまりがなくって、端折っちゃった。
February 22, 2016
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『 星に願いを 』パート20 キラキラ輝く星よ いつまでもそこに居て辛いことがたくさんあるから、見上げた空。大好きな人に会える気がした。誰も私の事を見ていなくても、もう大丈夫だよ。独りぼっちじゃない、ちゃんと前向いて少しずつ歩いて行けるから 楽しい勉強合宿はあっという間に過ぎ、家に帰って追い込みだ。「じゃあ、千雪ちゃん。解らなかったら、御家のパソコンでメールを送ってくれれば私達が教えるから!」試験対策の為に、メールでやり取りしながら勉強という方法を取ることにした。「ありがとうございます。」「後、これ持っていけよ。俺の使い古しで悪いんだが・・・」藤野さんに手渡されたのは、彼が中学時代に使っていたノート、書き込みがすごくとても分かりやすい。「わぁ、ありがとうございます!頑張ります!」こうして、自宅に帰ると再び試験勉強に没頭するのだった。 今回も藤野さんに家まで送ってもらい、その途中で約束を交わした。「成績が良かったら、この間行きたがっていた所に連れて行ってやるよ。」それは県外の科学館、プラネタリウムなどかなり充実していて、田舎にいる頃から行ってみたいと夢見ていることをつい最近話したのだ。「ええ、良いんですか?絶対に頑張ります!あそこ、最新の設備も搭載されているし、見ごたえもすごいあるらしくて友達に聞いてからずっと行きたかったんです!!」舞い上がっていた。「だから、好成績収めろよ!俺達姉弟が教えたんだから!」と約束したのだ。連れて言って貰えるのも嬉しいのだが、優斗先輩と一緒に居られると思うと嬉しくなってしまった。 鼻歌交じりに、テスト勉強に燃えるのだった。 テスト初日、苦手とする教科が初日からあり、何度もテスト対策を行った。多少躓きはしたものの何とか全部書いたのだった。そして、その日の午後から友人我が家に招き、臨時家庭教師として藤野さんがやって来て、勉強会が開催されたのだ。 「九条、お前の姉さんや兄さんの友達が先生って、大丈夫なのか?」クラスメートの上条がそう不満げに言う。それにカチンと来たのか藤野さんがキレる「誰に物を言ってんだよ。このクソガキが!」「なんだと!!」今にも、一触触発でバトルが始まりそうだった。そこに天の声が響く「大丈夫よ。藤野君、全国模試でもトップクラスの成績だから!それに、貴方達のOBとしては、首席で卒業だったみたいだから。」制服姿の姉が、飲み物とお菓子を一緒に運んできて、そう助言する。「そうなんですね!優斗先輩、すごいですね!私も教えて貰っているけど、すごく教え方も上手だから、ドンドン聞いた方が良いと思うよ。上条君。」尊敬の眼差しを彼に向ける。「心強いね!」「フン。」上条君は面白くなさそうだった。今回の勉強会のメンバーで唯一の男子。彼の幼馴染で、私の友達の璃穂ちゃんの付き添いで来ている。他には、しーちゃん、、美奈ちゃん、桜子ちゃんと来ていた。格好いいお兄さんこと、藤野さんに夢中になっていた。ここに真面目に勉強しながら、色々教えて貰っていた。「九条。これって、どうやるんだ?」突如、質問されたのは、数学の問題で、この間、藤野さんと勉強した所だ。「ああ、それは・・・」ことあるごとに、隣の席に座る私に色々上条君が聞いてくるのを見かねて「九条妹、お前は大丈夫か?」「はい、ただ。そろそろ、自分の方に集中したいかなとは思ってます。」私と上条君の間に藤野さんが腰を下ろし「だろうな。おい、クソガキ。お前の勉強は俺が見るから、とっとと行くぞ!」問答無用でスパルタ式勉強が始まった。何かを言おうとすれば、睨まれ、メッチャ怒られていたのだった。 「あの優斗先輩。この古典の所なんですけど?」私も自分で理解しきれていない古典の所を教えてもらう。「九条、それなら俺が「良いから、お前は俺が今、教えた所をやれ。ここだな?」遮り、上条君は面白くなさそうだった。 ー 藤野優斗 side -“このクソガキ、解りやす過ぎるだろう?きっと、チビ助は気付いてないんだろうな。千鶴がアイドル系の可愛らしさを持つ女なら、チビ助は、世の男が憧れる妹像のまんまで、純粋無垢。大人しい方だから、余計に危なっかしい。こいつも危険対象だから、目を光らせねーとな。”わざと絡みに行くクソガキに牽制モードに入っていた。九条じゃないが、目が離せない。手のかかる妹の様に思う。 - 上条 side -“九条の家庭教師を買って出たのが、目つきが悪くて、陰険そうなメガネなんてクソ!さっきから、邪魔ばかりしやがってよ!璃穂達もこんななのどこが良いんだよ!”※メガネを掛けたイケメンで、上条君の偏見で陰険そうなメガネと見えています。“あわよくば、九条の隣に座って、勉強を教わったり、教えたりして、仲を深めて、そして行く行くは(煌しい未来を想像する。”「陸。何笑っているの?不気味だよ!」「そうよ!上条。九条さん、もっと、こっちに来たら?」璃穂、杉野(しーちゃん)がそう言い、九条を俺の傍から離そうとする。何気に陰険メガネもそう促す。“うおーい!テメェーら、何進めてるんだよ!これじゃ、俺の計画が台無しじゃねーか?” 千鶴は思った。“我が妹ながらモテモテね。でも、藤野君の場合は保護者ね。”のほほんと観察する。当の本人、千雪はそのことを微塵にも気付かず、目の前のテスト勉強に勤しんでいる為、眼中にもなかったのだ。こうして賑やかなテスト勉強初日が続くのだった。 snowの日記幅広い人間関係になりました。終わらない。ソロソロ薄手の物を着たいな。
February 21, 2016
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『 星に願いを 』パート19 傍に居て こんなに掻き乱されると思わなかった君は年下で 友達の妹で ただ消え入りそうだったから保護して 放っておけなかっただけなのに いつからだろう君の存在が大きくなっていく ー 真璃亜 side ー 用事を済ませて、戻ってきて弟の部屋を覗けば、真面目にテスト勉強している。「真面目ね。あいつ、本当に鈍感そう。まぁ、今手を出したら確実にロリコンだけどね・・・。」真璃亜は、初めて自分の弟の優斗が女の子を連れて来た時に、ついいつもの癖で品定めをしてしまった自分を始め、弟の優斗もモテるのを解っている。だいぶ前の話になるが彼の初恋の女が癖のある女で、それから女性不信になり、まるで汚いものを見るような目で周りの女の子を見ていることは知っていた。もしかしたら、このまま、誰とも交際まで発展しないのではと心配になってしまったのだ。正直言うと初恋の相手としてはとんでもない娘だったと思う。これが自分でもかなりトラウマになるとは思う。薔薇の棘なんて可愛いレベルじゃない。そう例えるなら、百合の花の様に清らかなる存在かと思えば、その実態は醜くとんでもない悪女だった。だから、彼女の様な初々しい娘でも、何かあるのではと必要以上に勘ぐってしまったが、まだあどけなさの残る少女。何も染まらない真っ直ぐな女の子だった。。何も染まらない真っ直ぐな女の子。聞けば、小学校を卒業したばかりで昔いたこの街に戻って来たばかり、しかも幼馴染の親と親が再婚と複雑な環境であると。優斗は、昔から困っている人がいるとつい手を差し伸ばしてしまう癖がある。それは彼の長所であり、時々、人に利用されることがあるから多少心配してきた。無愛想で、口が悪いので多少誤解もされる。しかも今回は連れてきたのが、人間の女の子で、しかも年下で、友人の妹だそうだ。だけど、全ての事に素直で、昔、好きだった漫画で、アニメ化まで果たした主人公の女の子もみたいに純粋で可愛くてつい構ってしまう。元々妹が欲しかったので、余計にそう思う。だから、もし彼女を好きになったなら、全力で応援したいと思う。以前、辛い失恋をした弟が心配だった。それは悪意のあるものだったから、その相手に弟にばれない様にきついお灸を据えたこともある。でも、清い関係で節度のある恋をと願うのだった。 本当は、少しだけ色ぽっいことも期待してみたのだが、この二人にはそんな関係はないようだ。残念 夕飯時、二人で下に降りてくる。「あれ、姉貴帰って来てたのかよ。帰って来てるなら声を掛けろよ!」「ええ、声を掛けようと思ったけど、二人とも真剣だったから止めたのよ!で、捗った?」私のちょっとした悪戯心を隠して、悪びれるようにそう弟に言う。「まぁな//////」何故か赤面する弟に、あとで彼女の方にこっそり話を聞こうと思った。「千雪ちゃん、ごめんね~!途中で抜けちゃって~。」「いえ、大丈夫です。優斗先輩にバッチし、見て貰いましたので!」彼女も少し照れたように言う。弟と二人を見ていると付き合いたての中学生カップルの様で可愛いと思ってしまう。反応が新鮮で良いものを見れたと思う。「ほらほら、お喋りはそこまでにして食べちゃいなさい!」「「「は~い!いただきます。」」」頂きますと三人同時に言うと食事を食べる。私の母の料理は、いつも絶品だと思う。何より、弟や千雪ちゃんが本当に美味しそうに食べるこの姿を是非、動画や写真に収めたいと思うのだった。それを彼氏の透に言うと『真璃亜は、本当に優斗君とか好きだね!妬けてしまうよ!』なんてきっと言われてしまうだろう。“俺、どうかしてんのかな?相手は中坊なのに・・・!!”ご飯を食べながら、優斗が自分の想いに葛藤しているとは知らなかった。願わくば、この幸せがまだ続けばいいと思う。 snowの日記今日の話は、真璃亜さんsideでお送りました。意外とブラコンです。ぶっちゃけ、弟の嫁にと計画をしているような人です。今月もあと9日。早いですね。
February 20, 2016
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『 星に願いを 』パート18 貴方が傍に居るとホッとする貴方の笑顔を見る度に、私の心が綻ぶような気がするのはなんでだろう?私は貴方にとって、友達の妹の筈。私にとって貴方は・・・この想いや関係に名前を付けるとしたら何と答えるだろう? 「お前はこの夏休みに入ったらどうすんだ?」今度は私の夏休みの話になった。「私は、田舎の祖父母の家に遊びに行って、前の学校の友達に会いに行こうかなと思っています。」「そうか。」「でも、夏休みに入っても、優斗先輩達に逢いたいです!」「まぁ、その際には早めに連絡しろよな。おじいさん、おばあさん地は遠いのか?」藤野さんに逢うまでは、こっちに居場所がなかった。「ここから1、2時間くらいで着きますよ。ただ、電車の本数がすごく少なくて不便ですけど・・・。でも、長閑で近所の男の達とカブトムシやクワガタを捕まえに行ったりも出来るし、川で皆で遊んだりもしているので、楽しいですよ。そりゃレジャースポット的なのはないけど、自然豊かな所が良いんですよ。」「クワガタやカブトムシ、良いよな。俺も兄貴に小さい頃に連れて行ってもらった。九条や斉藤も一緒に行ったんだぜ。」「へぇ、そうなんですか。やっぱり、虫取り網に、虫篭とか用意して、トラップとか仕掛けたりとかしました?」懐かしい光景が頭の中を駆け巡る。「ああ。木に蜜を塗ったりとかな。」「私もやりました。友達のお兄ちゃんが仕掛けを作ってくれて、朝ご飯を食べる前に皆で見に行って、捕まえましたよ。あとは、蛍狩りに行くのが楽しみです。」驚いたような顔をしていた。「蛍なんか見れるのか?この辺りもちょっと行けば確かに、田んぼのすぐ傍の小川で蛍を飛ぶのは小さな頃見たことがあるが・・・」「そんな場所あるんですか。いつか、行ってみたいな。」目が輝くように心が弾んだ。「まぁ、そのうち連れて行ってやるよ。クソ~可愛いな。(小声)」小さな声で何かを呟いたのは聞こえなかったが、その言葉が嬉しかった。「本当ですか~♪楽しみです!!」本当にリサーチして、連れて行こうと計画を密かに立て始めようとしていた藤野さん。“嬉しいな。本当に藤野さんと一緒に行けたら楽しいだろうな。口約束なのに、すごく、嬉しい///////この人と居るのが楽しい。”「学校の友達とはそう言う話にならないのか?」「先輩、だってまだ5月ですよ!私達は、初の中間テストで、それどころじゃないし、友達は部活の先輩の応援とか練習で忙しいみたいなんです。きっと夏休みもギッシリと練習もあると言ってましたし。”「そうか。でも、レクリエーションとかあるんじゃないのか?」「ええ、中間が終わったら、移動教室があるんで、その準備もあって、友達は気になる男の子にアタックするとか言ってましたし。」「へぇ、ってことはあの××県の湖とかのあたりか?」「そうです。そう言えば、真兄や先輩達は同じ中学なんですよね。」「ああ、お前のOBだ。まぁ、ただ幽霊が出るとか噂も出て回ったりとかで、肝試しをしたりとかしたな。」「肝試しですか・・・。」怖いなんて思った。「まぁ、でも肝試しで男女ペアを組まされるから、男女共に浮かれてたけどな?」「浮かれてる?」理由が分からなかった。頭に?マークがきっと飛んでいたんだろう。「そりゃ、同じ学年とか同じクラスならペアで一緒に肝試しを回れて、仲良くなれるとか、あわよくば付き合いとか恋愛の定番だろう。俺らの時なんか先生も盛り上がって、俺ら以上にイチャついていたけどな。で、次の年かなんかに結婚しやがってよ。俺らの学年でも結構カップルが誕生したよ。」恋愛イベントということに納得した。だから、同じクラスで最近友達になった愛美ちゃんが『小野君と一緒の班になりたいな~♪』『私は、戸崎君。千雪ちゃんはいないの?』と等と聞かれたことが記憶に新しい。「そう言えば、友達も好きな人と同じ班になりたいと言ってました。中間テストが終わってから班決めで、男女で組むって言っていて様な気がします。」「やっぱりな。そうイベントつきものだよな。俺としてはウザかったイベントであったがな。俺と九条は特に女子に言い寄られて面倒だった。俺がそう言ったら、斉藤に男の敵!」なんか、斉藤さんの言葉なんかよく解る。面白いけど、メッチャカッコいいと言う訳ではない。「そうなんですね。でも、斉藤さんみたいな人面白くて良いんですけど。」「ああ、モテないけどな。」二人で本当に残念だと思った。「ちょっと移動教室楽しみです。でも、やっぱり早く夏休みにあっちの友達に会いたいな~。」想いは夏休みだ。「そう言えば、蛍って6月頃だけじゃないの?」「それは、多分種類が違うんだと思います。初夏の5月~6月に見れるのが確かゲンジボタルで、結構一般的に有名らしいですよ。で、初夏から9月頃まで見れるのがヘイケボタルらしいですよ。この2種類の蛍は特に有名らしいです。両方見ていたような気がします。先輩も機会があれば遊びに来てください!うちの祖父母も喜ぶと思いますし、大したものはないですけど友達と村の中を案内しますよ。」真面目な返答に困る。「ああ、その時はな。取りあえず、ソロソロ勉強再開するぞ!」こうして、勉強再開になった。 snowの日記今回の話は、勉強会の休憩時間の話が長々と続けてしまいました。かなり脱線しました。真面目に絞められかヤバい。今日は、トウキュウの日。特売なんです。結構、お得な日なので、利用してみてください。
February 19, 2016
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『 星に願いを 』 パート17 近くに居るのに 前より遠く感じる頼って欲しいのに 頼って貰えない小さな頃のように ただ傍に居てくれればよかったのに 「あれ、千雪は?」「藤野君のお姉さんが勉強見てくれるから、そのまま泊りだって。私達もそろそろ試験勉強始めないとね。』「ああ・・・。」最近、千雪に避けられているような気もする。そして、自分の知らない所で友人と仲良くなっていることに不安を憶える。「でも、私達に教わるより藤野君達を選ぶなんてね?」「でも、藤野は教え方が上手いから安心だな。千鶴は、今度の中間テスト大丈夫なのか?」それは彼女にとっては癇に障るところの様だが、俺はこうは言っても、藤野に嫉妬していた。その理由は義妹と過ごす時間を取られたからだけじゃないとまだ気が付いていなかった。 ー 休憩中藤野さんは休憩と称し、お母さんと真璃亜さんが用意してくれた手作りのクッキーやパウンドケーキなどと一緒に紅茶を持ってきてくれた。「母さん達の作るお菓子は結構、上手いから遠慮するな。姉貴は特に、お前が来るって聞いて張り切っていたからな。」「頂きます。ン?!!美味しい・・・。お店で売っているお菓子みたい・・・。」「だろ?」無邪気に笑う藤野さん。いつもは大人な感じなのに、笑うとまだ少年ぽっさがあり、可愛いと思うとキュンとしてしまう。最近、彼と居ると楽しくて、もっと一緒に居たいと思う。友達が言っていた恋と似ている気がした。「私、この春まで祖父母と暮らしていたんで、おやつは和菓子が多かったんですよ。でも、美味しかったんです。お姉ちゃんはよくごねて、食べなかったり、洋菓子を用意して貰っていましたけど、私は和菓子も好きなんです。」「へぇ。」珈琲を飲みながら、そういう。「優斗先輩は、洋菓子の方が好きなんですか?」「まぁ、食べ慣れているしな。でも、たまに食べるせんべいとか好きだ。」「私もおせんべいが好きです。お爺ちゃんの友達がおせんべい屋さんなんで、あっちに居た頃は一緒によく買いに行ってましたよ。結構評判がいいんですよ。」「へぇ、それは羨ましいな。」お菓子を食べながら、談笑が続く。 そして、話題は夏休みに「夏になったら、夏期講習だな。」「先輩って、本当に勉強良くしてますよね?」「知識がないよりは、ある方が良いからな。それに将来は学校の先生か研究室で研究職に就きたい、頑張るんだ。」想像してみた。藤野さんは無愛想で、生徒に怖がられそうなイメージが浮かぶ。「お前、今悪いこと考えただろう。」「いえ、別に…」目が泳ぐ。「まぁ、向いてないかな?」「そんなことはないですよ!見た目はちょっと怖いけど、でも、先輩の教え方上手だし、解りやすいです。家のお姉ちゃんのは呪文みたいに聞こえます。」最初の返答にムッとしていたが、呪文の様なと聞けば、爆笑していた。「だって、本当に何を居ているのか全然理解出来ないし、何度も聞くと不機嫌になるし。お母さんは忙しいって言って、勉強見てくれたことがなかったから・・・。」不憫に思ったのか優しく頭を撫でてくれる。ちょっと、嬉しかった。 snowの日記見事に脱線しちゃった。今日はテニプリの不二祐太君の誕生日です。おめでとう!!貴方の一途な頑張りが好きです。
February 18, 2016
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『 星に願いを 』 パート16 私の世界が変わる その変わる理由はきっと 貴方がいたから 好きとか そんなんじゃなくて 傍に居てくれるから ありのままの私でいられるのです 不器用だけど 優しい貴方に出逢えたことを 今感謝します きっと、今夜は泣きながら眠るのかもと思ったが、気持ちが軽くなって安堵に包まれて眠りに付く。朝を起きれば、少しだけチクッとしたが藤野さんと過ごした時間を思い出せば、そんな思いも晴れていくようだった。「あら、お早う。千雪。今日は早いのね?」「うん。目が覚めっちゃった。お母さん達は?」「まだ、寝ているんじゃないの?仕事休みらしいし。」姉は朝ごはんを作りながら答える。「そうなんだ。優斗先輩が言うとおり、そろそろテスト勉強始めなくちゃ。」「初めてよね?大丈夫?何かわからないことがあったら聞くのよ。」「うん・・・。」姉は面倒見がいいのだが、説明が難しくて頭に入ってこない。前までは、先生や近所のお兄ちゃん、お姉ちゃん、そして勉強の出来る友達に教えて貰っていたのでそんなに悲惨な点は取らなかったが、それでも母にいつも姉と比べられたり、出来が悪いと言われ続けていたのだ。本当は祖父母の所に残ろうとすら思っていたのだった。姉と母は結構性格が似ている。だから誰よりもぶつかるんだと思う。私は、父の様に争いを好まない性格だが、若干引っ込み思案気味だった。姉の作った朝食を食べていると義兄がやって来て一緒に食べる。そして、彼らより先に家をいつもより早く出たのだった。 ーIN 学校「お早う。九条さん。今日の宿題、やって来た?」教室に入るなり、友達がやって来た。「うん。やって来たけど、どうして?」解らない所があると言うので、教える。 昼休みに入ると、私は数人の友人達と中間テストの勉強会を開催したのだった。放課後もほぼ毎日の様に友人達と集まり、テスト勉強をする。迎えた週末、真璃亜さんのご厚意に甘え、藤野家を訪ね、勉強会が開催されるのだった。そこには、彼女の恋人の鍋島さんの姿もあり、二人はレポートを作成しながら、見てくれたのだが、それぞれ、急用が出来、代わりを藤野さんが勤めることになったのだった。「解らなかったら、ドンドン聞いてこい。」「はい。」藤野さんは何の嫌な顔もせずに、聞いた箇所を丁寧に解るまで教えてくれた。特に数学で、躓いたことを聞けば、丁寧に何度も教えてくれる。姉ならば、何で解らないの?と言っているところだが、そんな素振りを見せない。ほぼ、一発で解るくらい丁寧な指導だった。それでも解らないと使い古した参考書を持ってきて、丁寧に教えてくれて、最終的にそれをくれると言うことになったのだ。つい最近、参考書の購入を考えているとここ一週間で電話で解らない所を教えて貰った時に相談すると自分の使い古しで良ければくれると言う。色々と書き込みがされているがより解りやすさがアップしていた。不意に友達に言われたことを思い出してしまう。 ー 回想 ー「えっ、それって美味しくない?そりゃ、私達はあっちから見ればまだまだ子供だけど、一つ屋根の下でご飯を食べたり、一緒に居るなんて脈があるでしょ!」「そうよ。しかもメガネを掛けたインテリ系イケメンでしょ!羨ましい!」口々に、そういう。「そんなじゃないよ。確かに格好いい人だよ。お兄ちゃんと違ったタイプだけど、すごく面倒見のいい人だとは思うけど・・・」目つきは多少悪いし、口も多少悪かったりするけど、すごく愛情を感じる。上辺だけの言葉じゃない、母よりも私のことを心配して叱ってくれる人の様な気がしていた。「どちらにしても羨ましい。年上のお兄さんか素敵よね~♡」ウットリしていた。 ー 回想終了 ー 「おい、聞いてか?」「ええ、ええっと・・・。」「ったく。ここまでやったら一旦休憩するぞ!」「すみません・・・。」「別に良い。ちゃんと集中すればお前は出来るんだから。」そう言って、再び同じの説明をしてくれるのだった。 snowの日記勉強編です。ドンドン仲を深めています。明日は、テニプリの雄太君の誕生日です!おめでとう!!
February 17, 2016
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『 星に願いを 』 パート15 星に願わずに叶えられるなら、あいつの願いを聞いてやりたいこれが恋とか恋じゃないかなんて関係ない。ただ、泣きそうなあいつが放っておけない誰に何を言われても良い。ただ、まだ幼ないあいつがいつも笑顔であればいいと願うそんな些細な望みを星に願う ーIN ファミレス「千雪ちゃ~ん!待ってたわよ!!」ブンブンと手を振る人物に驚いた。「真璃亜さん??!と誰?」「おい、姉貴。一緒なんて聞いてないぜ!」「言ってないわよ!ほら、席について!」何故か不機嫌そうな藤野さん。穏やかで優しそうな男の人がこちらを見て微笑んだ。例えるなら春の木漏れ日の様に優しそうな人だった。「あのこちらの人はどなたですか?」「千雪ちゃんは初めて逢うのよね?私の彼氏♡私の彼、鍋島透さんよ。」「初めまして、九条千雪さんでいいんだよね?俺、鍋島透と言います宜しく! 」手を差し出され、握手しようとすると彼の手を叩く藤野さん。「ちょっと、優斗!!」「良いんだよ。お腹すいただろうから、好きな物を注文して。」「ハァ~。」終始笑顔の鍋島さん。隣に座り随時不機嫌な藤野さん。何か起こるのではとハラハラしてしまった。 時間が進むにつれ、会話が弾み、ある会社の御曹司であるらしい鍋島さんに真璃亜さんはぞっこんの様で、藤野さんは面白くなかったようだ。そして、帰り際皆の分を支払ってくれる鍋島さんに断ろうとするが、私はお財布を持っていないことを思い出した。藤野さんは私の分と自分の分、二人分払うと言うのだが、彼に断られ、渋々奢られたのだ。送っていってくれると言う話だったのだが、丁重にお断りし、一人で帰るつもりだったのだが「姉貴。俺、こいつ送って来るから!」「そう。じゃあ、よろしくね。またね、千雪ちゃん。」ここで二人と別れたのだ。終始不機嫌な藤野さんと帰るのだった。 「良い人ですね。真璃亜さんの彼氏。」「ああ~ン」ちょっと怖かった。「ああ、そうだな。だけど、俺はあの人嫌いだ。地位も金も持っていて、しかも嫌みのない性格。完璧すぎて気持悪い。」「それって、僻みっていうんじゃ・・・」もう一睨みされた。「兄貴の友達で、何をやらしてもさらっとこなしてしまう人だ。俺の好きなものも、サラッと持っていけて、しかも何でも出来るから余計にムカつくっていうか。」藤野さんの意外な一面を見ている気がした。「それって、お姉さんとか?」否定もしない。だから、禁断の恋と思っているとチョップされた。「姉貴が好きとかじゃなくて。姉貴、見た目からして薔薇のような華やかな美しさを持つ女だろう。でも、その半面ですごい努力家で、頭だって良くて、俺が目指している大学の先輩になるんだ。なんでも努力して、手に入れる姉貴が俺の憧れで、その隣に居るのが、絵に描いた様な御曹司。本当に姉貴の事を大事に想っているのも知っている。」だったら、何が不満なんだろうと思う。「ただ、いつか見合いして他の女と結婚するかもしれないと考えると」「でも、そんなことはないんじゃ・・・」「ああ、そう思う。姉貴の過去の男達も姉貴を物みたいに扱う所が嫌いだった。その度に泣いている姉貴をもう見たくない。姉貴は一見、遊び慣れていると誤解されやすいんだ。だけど、本当はその逆で家庭的で、俺たち兄弟にも優しい愛情深い人なんだ。」彼は本当にお姉さん思いなんだと知った。「分かります。家のお姉ちゃんと違うタイプだけど、本当に良く可愛がってもらっていると言うか・・・。」「だから、姉貴を泣かせる奴は嫌いだ。」お姉さんを尊敬し、大事に想う彼に少しキュンとしてしまった。失恋して、まだ踏ん切りがついていないのに、可笑しいかも知れないけど、もう少しこの人の傍に居たいと思った。 気が付けば、家についていた。「千雪。もう、藤野君に迷惑かけて!ごめんね。藤野君。」義兄と姉が玄関を開け、飛び出してそう言った。「藤野。義妹が世話になったな。」「別に、それよりお前らもう少し大人になれよ。こいつが気を遣わせるような環境作ってんじゃねよ。」二人はシュンとした。「じゃあ、またな。そうだそろそろ中間テストだったな。今度勉強見てやるから、一式持って来いよ。じゃあ。」そう言って、去ってしまった。二人に家に入るように促され、家に入ると叱られるのかと思いきや。「藤野君、面倒見がいいでしょ。だけど、あんまり迷惑かけないのよ。」「はい。」姉は頭を撫でてくれた。「勉強なら俺達が教えるっていうのに」義兄は解っていなかった。二人とも頭は良いけど、姉に聞いても説明が理解できない。義兄には、二人きりなれる自信もないし、何より自分の気持ちに嘘を吐くのが辛くて、傍に居たくなかったのだ。藤野さんが言う様に、中間テストが迫っていた。 snowの日記藤野さんは、別にシスコンではありません。ただ、姉を兄より尊敬しているだけで、姉を連れて行くことでヒロインを慰めようとしたところ、おまけがいたと言う話になっていました。前回の話からちょっと悩んで、内容を変更していたりします。取りあえず、次回は藤野さんと勉強会編です。今月も後半、頑張らないとな。
February 16, 2016
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『 星に願いを 』 パート14 解っていたの。でも、やっぱり痛い。どうして、傍に居るのに、こんなに辛いんだろう?こんな思い知りたくなかった 天体観測後から、数日が経ったある日、家に帰ると私より先にお姉ちゃん達が帰って来ていたので、声を掛けようとして2階に向かうと兄の部屋のドアが開いていて、声を掛けようと思ったら二人がキスをしていた。驚きのあまり固まるが、見るに堪えられなくなった末、そっとその場を立ち去り、そのまま、外を飛び出していた。 私は、家の近くの公園のブランコに乗って、先程の事を思い出し、泣いた。義兄妹になったあの日から、諦めていた。泣き疲れ、そのまま眠ってしまったのだ。 「・・・おい、起きろよ・・・おい、起きろ。風邪引くぞ!チビ助。」肩を揺らされて、ぼんやりとする視界の中に見知った顔がとても不機嫌そう。「・・・あれ?優斗先輩、お早うございます・・・・・・??」「ハァ~。お前さ、こんな所で寝るなよ!変質者に出くわしたらどうすんだ!偶々俺が見つけたから良かったものの。」溜息を付かれ、そしてお説教。「・・・ぅぅ、ごめんなさい。」「で、こんな時間にこんな場所で何で寝ていやがるんだ?」「それは・・・・・・」思い出すだけで、泣きたくなって、涙が零れそうになる。「あいつらだって、心配するだろ?ささっと帰るぞ!」帰りたくないけど、帰らなくてはいけないと思うと足取りが重い。 「・・・何があったか知らないが、お前は無防備過ぎる。」「はい・・・。」しょんぼりする。「だから、目が離せないんだよ」そう呟いた彼「今なんて?」「何でもねぇよ。大方、あのバカども場所も弁えずにイチャついてたんだろうがな。」この人には、お見通しの様だ。「・・・お姉ちゃんみたいに好きと言うか、ただ、優しくて、傍に居られるだけで幸せで・・・」そう言っている傍からハラハラと涙が零れる。「ああ、泣くな。取りあえず、飯食いに行くぞー!」「へぇ?」私の返答を聞く前に、誰かに電話し、市街地まで連れて行かれたのだった。 snowの日記藤野さんは、きっと彼女の恋は憧れだと見抜いていた。だけど、あえて何も言わない。不器用な人です。やっと、給料日。今月も頑張って行かないとな。支払いが...
February 15, 2016
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『 星に願いを 』番外編 私の両親は星が縁で結ばれたカップルだった。父は宇宙工学関係の仕事をしながら、休みになればプラネタリウムなど連れて行ってくれた。父と父の友人であり、幼馴染で初恋の人のお父さんはいつでも仲が良くて、時間が合えば二人で天体観測。私姉妹と幼馴染の真ちゃんもよく見に連れて行ってもらった。ずっと、真ちゃんと一緒に見ていられると信じて疑わなかった。だけど、小学生の時、父の死がきっかけで私達姉妹は、母方の祖父母の家に引っ越すことになり、離れたくないと妹と一緒にゴネタこともあった。繋がっていたくて、まめに文通や電話をし、連絡を取っていた。逢うことは出来なかったものの同じ気持ちでいてくれていると確信していた。 中学生になり、たまたま祖母と出掛けた先で真ちゃんと再会を果たしたそして、前よりも頻繁に電話をし、時には逢いに行ったりとじっくり二人の距離を縮めて行った。中学2年になり、彼が自分が思う以上にモテる事を知った夏。一生懸命牽制するも、傍に居ない分。不利で不安で不安でしょうがなかった。クリスマスに会いたいと言えば用事があると言って交わされ、それでもどうしても逢いたくて逢いに行くと彼にはほかに好きな人がいる事を知ったのだ。彼の片想い。決して実る事のない相手だと知った。その事実を知ってからは、自分から連絡することが出来ずにいた。 色々考えて、悩んで勇気を振り絞って、バレンタインデーの日に彼に告白。だけど、結果はダメだった。「私じゃダメなの?」「ごめん。」彼の目には私のことなんて映っていないことが解ったけど、諦めたくなくてチョコを貰ってもらうも良い返答はなかった。律儀な彼はホワイトデーにお返しにクッキーを送ってくれる。それが空しかった。それからも、今までよりもガンガン行かずにたまにメールしてみてと色々とやってみた結果。 夏に彼にもう一度告白し、少々強引だがOKを貰った。親に内緒で付き合いだして、割と順調だった。クリスマスも正月も一緒に過ごし、楽しかった。だけど、バレンタインデーの頃になると彼の様子が少し、変だった。「どうしたの?」「いや。なんでもないよ。トリュフ手作りなんだな。」「そうよ!頑張ったんだから食べてね!」幸せだった。彼が何に悩んでいるかなんて私は微塵も知らなかったのだから。 snowの日記バレンタインネタなのに、甘くない。当日でチョコを買っちゃった。
February 14, 2016
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「 星に願いを 」 パート13 小さな頃は妹の様に愛らしい幼馴染。今でもそうなのだが、あの再会した日から恋人よりも君に惹かれてる。部活で、天体観測。いい気分転換になるはずだったが、実際はそんな気分のいいものでもない。恋人との交際には反対され、しかも義兄妹となってしまった。一度はこの恋も諦めてしまうおうと思ったけど、穢れ無く擦れる事のないあの子の優しさが家族を繋いでる。昔の様にありたいのに、そう出来ない。「九条、大丈夫か?体調悪いんなら帰った方が良いと思うぜ。」「いや、大丈夫だ。」不意に友人に声を掛けられ、ハッとしたのだ。数日前、幼馴染現義妹が最近、自分の男友達と頻繁に会っているらしく、その彼の兄と兄のサークル仲間と天体観測に行ってしまった。二人きりではないものの、ちょっとした切欠で二人が今以上に仲良くなるかと思うと気が気でなかった。 その友人は、真面目で、勉強が出来る。言わば優等生タイプで、実際学級委員や生徒会長などを務めて来た人なので、不埒な事をするとは考えにくいが、弱っている心に癒しをくれる義妹が可愛くて、恋人よりも惹かれている自分がいた。一緒に居る恋人の束縛感に嫌気が察していて、逃げたいだけとも言えるかもしれない。父の提案通り一緒に見に行けばよかったのかもしれないが、同意できる状況じゃなかった。父はいじけながらも、一人で天体観測を楽しむ予定だ。義母も仕事があって、家に居ない。父だけが一人家で観測中 いつしか、お目当ての流星が出現し、俺の友人やモテない先輩達は必死に彼女欲しいとかハーレムと叫んだりしながら、お願いとを言っていた。俺の今の願いは・・・・・・“願わくば、花の様に綻ぶあの娘の笑顔がずっとまじかに見られますように。彼と進展しませんように!”邪で身勝手な感情が俺の中で沸々と湧き上がっていた。 snowの日記今日は真也目線で書きました。明日はバレンタインデー、あんまり今回は買ってない。
February 13, 2016
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『 星願いを 』 パート12 戻れないと解っていても、戻りたい時間がある。穏やかで優しい時間。この時間がずっと続けば良かったのに・・・・・・ 「・・・千雪ちゃん。こっち、いらっしゃいよ。」藤野さんのお兄さんに連れて来てもらい流星群が見えるのを待ち構える。お兄さんのサークル仲間のお姉さんが呼ばれ、行く。皆の妹的な存在感で可愛がられる。その様子に一安心した様な藤野さん、それでも邪な感情を持つ者がいれば「チビ助。これ、飲め。」自分の目の入る位置に置き、監視の目を光らせる。 テントに、寝袋と準備万端。見る前から興奮状態だった。「流星でそんなにテンション上がるか?まぁ、見てみたいとは思うけど・・・・・・」「星好きには堪らないんです~!!それに流れ星に一生懸命願い事をすれば願いが叶うんじゃないかって・・・?」私の一言に彼は察したようだ。「千雪ちゃんは、もし願い事が叶うなら何を願うの?私はね、好きな人とずっといられる様にって願うかな?もちろん、なりたい仕事に付けますようにとか色々あるけど。」サークルのお姉さんは聞いてきた。「私は・・・」私の願いはたった一つ母と姉が前みたいに仲良く過ごしてくれること。もし、奇跡が起きるなら、大好きだった亡くなったお父さんにもう一度逢いたいと願う。お父さんから星の話をもっと聞きたかった。「私は良い男と巡り合って、結婚する事かしら!」真璃亜さんはそう答える。彼女の良い男とは、レベルが超高い。超ハイスペックなのだ。藤野さん達は思った。“それって、すげーこと言ったよな”「流れ星に願うなんてくだらない。三回のお願いを言うのだって、難しい。難しいからこそ自分で実現する努力が必要があるんじゃないか。」「藤野の弟、可愛げない!」「そうですよね・・・。でも、本当に奇跡が起きなければどうにもならないことなら、願うのは無意味なんでしょうか?」その言葉の真意を知る者は誰もいない。「科学は日々進化しているから、もしかしたら叶う事もあるかもしれないよ。」「そうだと良いんですが・・・。夢でもいいから会いたい人がいるんですけど、今はまだ叶いそうにないですね。」「逢いたい人か。大切な人なんだね。いいな!!そんな人がその年でいるなんて!」おそらく恋人か何かと勘違いされたようだ。そろそろ、流れ始めると言う頃になると皆が散り散りになり望遠鏡をのぞく。私もお兄さんの望遠鏡を借りようとしていると「さっきのお前の言っていた人って?」「亡くなった父です。引っ越し前に交通事故で亡くなって、小学校入る前で、あんまり憶えていないんですが星の話が印象的でよく真兄のお父さんと語り合っていたから。私ももっと聞きたかったなって・・・・・・」「悪かった。あんな言い方して・・・・・・ただ、夢に出てこないのは、あの天の上からお前のことを優しく見守り続け、頑張っているのも知っているから、近くに居てやれないことを寂しく思っているんだと思う。」「そうですかね?」「ほれ、それより念願の流れ星を見る準備は良いのか?」思い出したように駆けってた。彼の言葉に少しだけ気持が楽になったのだ。 snowの日記ガンガン発売日だ。買わなくっちゃ・
February 12, 2016
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『 星に願いを 』 パート11 昔の様に星を眺めて、笑い逢えたらいいのに・・・・・・険悪なムードが日々続く中、テレビで流星群の話がなったので「わぁ、良いな見たいな。」すると、真兄のお父さんが皆でと提案するが「私は良いわ。春とはいえ、冷えるもの。」「千鶴。そんないい方しなくても」母と目すら合わせない。「俺も見たいけど、その日は部で見ると思うから」真兄も予定が入っていて、見る事を断念せざる得なかった。 どうしても見たくて、どうにかならないか検討していた。本来なら天体文部に入って、見るのが確実だが、それは出来ないと思い家にいる事を選んだ。だけど、流れ星がどうしても一晩中見たくて、どうすれば良いだろと悩んだ。その結果 週末。また、藤野家に遊びに来た。以前、藤野さんのお兄さんが天体関係を大学で専攻していると言っていたのを思い出し、連絡を取ったのだった。「お前、また家に遊びに来たのかよ。」塾帰りの藤野さん。私はお兄さんと談笑していた。「はい。今日は泊まらせて頂きます。両親にもちゃんと許可を取ってきました。」いつにも増して、目を輝かせながら言うので、不審に思われた。「優斗。流星群だぜ!そりゃ、見るしかないだろう!俺の大学のダチも参加するから。もう少ししたらこの近くの場所まで行って、天体観測をするんだぜ!」「流星群ですよ!ああ~楽しみ!見たかったんですよね!」藤野さんは、この二人馬鹿だと思ったのだった。それは、帰って来たばかりの真璃亜さんも馬鹿可愛いと思いながら見ていたのだった。藤野さんのお兄さんの持つ、天体望遠鏡を借りて観測する。本来なら自分のを持ってきたかったのだが、重いので諦めたのだった。 ー 観測地藤野さんの大学の友人らが続々と集まり、一緒に見ることになった。保護者として、なぜか藤野さんと真璃亜さんが監督官としてやって来たのだった。まぁ、藤野さんの悪い予感は的中して、ずっと苛立っているのだが、今日の私は浮かれていたので全然気にしていなかった。 snowの日記もう眠いので寝ます。おやすみなさい。
February 11, 2016
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『 星に願いを 』 藤野家、再び来訪です。藤野家に着くと、リビングで待っているように言われてソワソワしているとパーカーにジーパンと私服に着替えた藤野さんは、エプロンをしていた。「母さん、今日は用事があってまだ帰ってこないから今日は俺が食事当番だ。もう少しすれば姉貴が帰って来るからそれまで、これ飲んで、宿題でもやっていろ。」麦茶を出してくれた。リビングのテーブルに教科書などを広げ、宿題をやり始めた。台所に立つ、藤野さんをチラ見すれば、すごく手際が良いのが分かった。よくよく考えると二人きりと言うシュチュエーションは、危ないものだったらしい。「ただいま~♪千雪ちゃん、いらっしゃい!優斗に何もされてない?」「何もしてねぇ~よ!中坊に興味はねぇ~よ!」「ったく。可愛げない。勉強中?偉いわね。」からかわれていたのだった。お姉さんは一旦上に行ったと思ったらすぐに戻ってきて、宿題を見てくれたのだった。その様子をそっと見守りながら藤野さんは食事を作っていく。 藤野家の晩御飯鶏の唐揚げ、わかめときゅうりの酢の物、煮物、ご飯、小松菜とお豆腐のお味噌汁と出て来た。良い出来栄えに驚かされた。よく祖父母の家に居る時に、こんな風に和食の料理が出て来たので非常に懐かしいと思っていると、タイミングよくお兄さんが帰って来て、私達は一緒にご飯を頂くことになった。そして、次々に藤野家のお母さん、お父さんと帰って来たのだった。 そして、今日も八時を過ぎた所で、藤野さんと今日はお母さんに送ってもらい家に辿り着いたのだが、今日は家に誰も帰っていないが、家に入ったらすぐに施錠をして、風呂に入って寝ろと言う藤野さん。まるで心配性な母親の様な口調だった。藤野さんのお母さんはクスクスと笑いながら、気を付けてねと言って別れたのだった。 snowの日記藤野さんの料理はハイスペックです。私、献立が思いつかなくて、結構あっさり目で書きました。今日は母の誕生日。何もしなかった。
February 10, 2016
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『 星にに願いを 』 パート9 周りの友達にも、先生にも相談できない。苦しくて、苦しくて消える事のないこの胸の内を誰に打ち明ければいいんだろう? 一日中、元気がなかったものの、心配かけない様にすればするほどドジり、家に帰りたくないと思う気持ちが強くてぼんやりしている内に、また知らない場所に来ていて?「あれ??」見慣れない風景に戸惑い、その途端さっきまでと違うことに不安を覚えるどうしようと慌てふためていると「九条妹、何やってんだお前?」声がする方を振り返ると見たことのある制服姿の人がいて、ちょっぴり安心したのも束の間。その人は盛大にため息をついた。「お前、また迷子か?」図星で何も言い返せなかった。「藤野~。知り合い?可愛い娘だね~。君、中学生?」藤野さんの隣には、同じ制服を着た少年がいた。突然、声を掛けられたことに驚き、ピックと体を縮こませれば「可愛い~!君、何て名前?年はいくつ?どこに住んでいるの?」ナンパが始まり、返答に困っているとガツンと隣で、拳骨を食らわし。「九条妹、帰るぞ。斉藤、テェメーはナンパしてないでささっと帰って勉強しやがれ!」隣に来て、私の手を握り歩き出す。「藤野ばっか狡い。俺もその子と一緒に居たい~!!」藤野さんが一睨みするも、怯むことはない。「九条真也の妹だ。九条を怒らせたくないだろう?」「えっ、真也の妹?妹なんていたっけ?」その言葉に吃驚した。ここでは、近所迷惑だと思った。藤野さんは、私達を連れ、近くのカフェに連れて来てくれた。 ーIN Cafe 「・・・あの優斗先輩?私、ここで寄り道は「ああ~ン?」睨まれて、それ以上何も言えなかった。「あの真也が可愛がっていた幼馴染ちゃんね?小さい頃に俺らと逢ったの憶えてない?」首を振った。「千鶴の妹にしては、大人しくて可愛いよな?千雪ちゃん俺と付き合わない?」ナンパな発言が始まると、藤野さんの拳骨が斉藤さんに落とされたのだった。あんまり煩かったので、親の再婚で、強大になったと説明をしてくれたのだった。「しかし、千鶴達って付き合い始めたばっかだったよな?」藤野さんに同意を求めるが彼は何も言わない。「そうなんですか・・・?私も知ったのは、つい半月くらい前だったので・・・」あの引越しの日の事を思い出すとシュンとしてしまうのだった。それからいろいろ話している内に、テーブルの上に、珈琲とアイスティーとパフェとケーキが並んだ。「わぁ、美味しそう!!」斉藤さんはケーキと珈琲を手に取り、なぜか私の前にいつの間にかアイスティーと色彩り鮮やかなフルーツたっぷりなパフェが置かれ、驚いた。「あの優斗先輩?」「食え。」「でも・・・「無理やり食わせようか?」有無を言わせる前にスプーンで掬って、強制的に食べさせようとする藤野さんがいた。渋々、スプーンを受け取り食べ始めると満足そうにこちらを見ていた。その眼差しがすごく優しくて、お兄ちゃんみたいだなと思ってしまったのだ。 その後、特別追求することなく、時間は過ぎ、斉藤さんは見たい番組があると言って、慌てて家に帰り、私も帰ることになったのだが、その足取りは重かった。一言も喋らず、暫く歩いていると「家に帰っても、誰もいないんだっか?」「多分、皆帰りが遅いと思うので、一人で夕飯だと思います。」この状況下で帰っても気まずいのは確かだ。「お前、九条達に連絡入れておくから家で飯食っていけ!ついでになんか宿題とか出てるんだろう?ついでに見てやるよ。」この人は、エスパーなんかじゃないかと思うほど、私の心情を汲み取ってくれていた。一瞬迷ったが、お言葉に甘えて、再び藤野家にお邪魔することになったのだった。 snowの日記明日は母の誕生日、何も用意してないや。思いの外、藤野さんのキャラが自分好み過ぎてヤバいです。終着点を変えるべきだろか?男前過ぎて、真也のキャラが死んでる。ヤバいんですけど!!
February 9, 2016
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『 星に願いを 』 パート8 目が覚めれば、泣いていたのが判る。ふと見慣れない景色にちょっと混乱しつつも昨日の出来事を思い出し、そっと顔を洗う為に、部屋を抜け出した。階段を下りながら、思うのは両親が健在だった小さな頃に戻りたいと言う気持ちだった。今が嫌だと言う訳ではなく、ただ、皆ギスギスして、我慢して、傷付いている現実が嫌だった。「…お前、もう起きたのか?」「お早うございます・・・・・・藤野さん・・・」「だから、その藤野さんはやめろっての!」頭を掻きながら言う。「でも・・・」「優斗でいいよ。」「でも…ぅぅ。分かりました・・・優斗・・・先輩。」まだ、何かを言おうとすれば藤野さんに睨まれてしまうので、優斗先輩と呼ぶことになった。「チビ助。お前が何を遠慮しようと勝手だが、家族の事は誰かが我慢すればいいと言う訳じゃねんだ。まぁ、居辛いだろうし、時々なら遊びに来ても良いぜ。姉貴も兄貴もなんだんかんだ言って、お前のこと気に入っているみたいだし!」それは彼なりの優しさだった。彼の前なら、少しだけ自分の気持ちを曝け出してみようと思ったのだ。 それから、藤野さんとお父さんに送ってもらい家まで着くと、母に叩かれ、そして泣かれた。姉は顔をそむけたままでいると藤野さんが近付いて、何か言うと私に近づいて抱き締めてくれた。そして一言「ごめん」と言ったのだった。このまま、家族が崩壊してしまうんじゃないかと怖くてなかなか、家に入れずにいると「九条妹。おまじないだ。」と小さなメモが渡された。「困ったらいつでも連絡してこい。少しくらいはお前に味方してやるからよ!」こうして、私は藤野さんと言う力強い味方を手に入れたのだった。 それから数日、兄は退院してきて、姉と今後の事を話し合ったようで、その結果を私に最初に報告された。私は、ただ黙って聞いている事しか出来なくて、苦しくて苦しく、どうしようもなくて、一人で布団を被って泣いた。朝が来て、いつもの朝ではなく険悪なムードの中、学校に行くことになった。そして、不安定な気持ちを抱えながら、今日も授業を受けるのだった。 snowの日記たいして進まなかった。まだ、外は寒いよ。
February 8, 2016
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『 星に願いを 』パート7 夢を見た。幼き日に、お兄ちゃんとおじさんと一緒に満天の星空を見に行った日の夢をあの日、お姉ちゃんはピアノの発表会で、両親は家にいなくて、私だけ留守番で、お隣の真兄の家に来ていた。 あの頃はまだ、真兄のお母さんがいて、とても仲が良かったことを記憶している。お姉ちゃんはよく真兄ちゃんのお嫁さんになると言うのが口癖だった。天真爛漫で、可愛くて、天使の様だと言われていたお姉ちゃん。両親も溺愛していた。私が留守番だった理由は前の日から熱が出て、休んでいたからで、お父さんかお母さんがどちらか残ると言う話だったが 「イヤ!おとうさんもおかあさんもみにきてよ!ちづる、いっしょうけんめい、れんしゅうしたんだから!!」と駄々をこねて、仕方なく留守番になったらしい。勿論、真兄もと言ったらしいが「ちづ、オレもカゼひいているからいけない。」実際に治ったばかりだったが、大事を取って休むと言う風に真兄のお母さんも説得してくれて、残ることになった。 その日の夜、真兄のお父さんが特別にと近くの山まで満天の星空を見せに連れて行ってくれたのだ。そこで、お父さんとお母さんのプロポーズの話を教えて貰った。両親とおじさんは星が好きで、高校の時は天体文部に所属していて3人ともとても仲が良かったらしい。そして、父は大人になってから宇宙工学の仕事に着き、母とおじさんは天体関係の仕事に就いたと言う。おじさんは、プラネタリウムで星々の紹介をしている時に、星好きの真兄のお母さんに出逢い、交際が始まったらしい。その時の叔父さんは当時の事を思い出して、幸せに満ち溢れた顔をしていた。真兄は、呆れた顔をして、聞き飽きたと言っていた気がした。小さいながら、私もおじさんやおばさんがプラネタリウムでプロポーズされたみたいにいつか、そんなプロポーズをされてみたいと思ったのだった。 snowの日記あと一週間を切りました。チョコ買いました。悩むね。今回の話は、藤野家にお泊りして、夢を見たと言うネタです。幼馴染の真也の両親の話がちょっとメインになってしまいました。どうしようかと思ったんですが、出してみました。ここから軌道修正できるかな?
February 7, 2016
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『 星に願いを 』 パート6 星を眺め、ただ綺麗と言っていられる小さな子供のままでいたかった。叶わない願いだとしても、お空の星空に願う。 「・・・優斗。遂にお前、女の子を拾ってくるようになったか?」「違う!!馬鹿兄貴。」私は、兄の小さな頃からの友人である藤野優斗さんの家にやって来た。藤野さんのお父さんに迎えに来てもらい、今夜は彼の家に泊まる事となった。家への連絡は、藤野さんのお母さんがしてくれて、温かいお茶を出してくれた。藤野さんは、お兄さんと喧嘩を始めた。「うるさい!で、この娘(こ)は?」兄弟喧嘩が始まると、大学生くらいの綺麗なお姉さんが読んでいた雑誌を閉じ、二人に一喝し止めたのだった。「・・・九条の幼馴染で、今は義妹でいいんだよな?」私が頷くと「へぇ。名前聞いても良いかしら。私、藤野真璃亜。家の馬鹿兄貴と弟が騒がしくてごめんなさいね。」「いえ・・・。私、千雪と言います。」「千雪ちゃんか。可愛い名前ね。お腹すいたでしょ?母さんの料理美味しからいっぱい食べてね。」先までのちょっと怖い雰囲気から優しいお姉さんへと早変わり。真璃亜さんは、妹が欲しかったらしく、突然の私の来訪を喜んでいるらしい。ご飯を食べ、真璃亜さんと一緒にお風呂に入り、寛いでいると「姉貴。入るぞ。」「良いって言う前に入って来るな。」彼女は、枕を投げ、見事と藤野さんの顔面にクリーンヒットしたのだった。「何すんだよ。姉貴!!」喧嘩が勃発し、私はオロオロして止めに入ろうとするが止められなかった。 それから数十分後、彼から本題が話され、姉から彼にメールが来て謝罪のメールだったようだ。お兄ちゃんはあれから目覚めたらしい。「良かった・・・」「で、何であんなところに居たんだ?」睨まれて、返答に困ると「それは…」「優斗。」「俺は聞く権利あると思うんだが」引く気はなく臨戦態勢だった。「・・・あのお姉ちゃん達に内緒にしてもらえますか?」大まかな事情を渋々だが、話したのだ。 「はぁ~。お前が悩むことじゃないだろ?」「ちょっと、優斗。その言い方ないでしょ。千雪ちゃん、気にしないでね。まぁ、正直言って親も親なら、貴女の御姉さん達もねと思うわ。だけど、貴女のせいじゃないんだから、気にしないことね。」「・・・分かっているんですけど、お母さんに幸せになって欲しくて。でも、お姉ちゃんとも仲良くして欲しくて、私・・・。」ギュッと彼女は抱き締めてくれた。「優しいのね。でも、貴女はまだ中学生なんだから何でも出来るわけじゃない。もどかしいだろうけど、お姉さんとお母さんとの問題ね。疲れたでしょ。もう寝ましょう。優斗退場!」藤野さんを追い出し、彼女に抱き締められながら眠るのだった。 snowの日記藤野家の人々を出しました。チョコ買わないとな。相手もいないけど、チョコ食べたい。
February 6, 2016
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~ 星に願いを ~ パート5 病院を飛び出して、行く当てのない私は彷徨い。いつしか電車に乗っていた。そんなお金を持っているわけじゃないのに、どこか遠くに行ってしまいたかった。電車は、学生に、会社帰りの人達でごった返していたかと思えばいつしか、車両に一人、二人と乗っていなかった。 そして、いつしか終着駅となり、電車を降り、駅のベンチでただずむ。行き場のない想いを抱えていた。 どれほどの時間が経っただろう。肩を揺らされ、いつしか眠っていた私は、目を覚ました。「・・・おい、大丈夫か。起きろ。」「・・・ん。」お兄ちゃんと変わらないくらいの男の子に起こされた。「目、覚めたか?お前、九条の幼馴染だよな?」「??」九条と言われて、眠りから覚醒したばかりの私は何の返答も出来なかった。「九条真也を知ってるよな?」その言葉に、やっと理解し、頷く。「こんな所で、何をしているんだ?ここで寝たら、風邪引くぞ。起きなかったら、駅員を呼んでくるつもりだったんだが・・・」その言葉に、血の気が引いた。「・・・すみません。ご迷惑をお掛けして、すぐに帰ります。」そう言ったのだが、彼は深いため息をついた。「この時間じゃ、もう電車無いぜ。ここから帰るにも、その様子じゃ、お金もあんまり持ってないんだろう? 」図星だった。「ったく。しょうがないな。お前名前は?」「・・・千雪。篠崎千雪・・・間違えた。九条だった・・・」「千雪。俺の家に泊まっていけ。俺の親に今迎えに来てもらうから。」断ろうとするも、有無を言わさない顔で睨まれ、お世話になる事になった。足りない電車賃を肩代わりしてくれた。怖いけど、でも今は家に帰りたくなくて、彼に縋る事にした。そして、この人がどこの誰だか知らないが、なんとなく信じられる気がした。 snowの日記終着点が見えなくなってきた小説。どうしよう余計な人を増やしちゃったよ。
February 5, 2016
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『 星に願いを 』 小さな頃、お兄ちゃんが本当のお兄ちゃんだったらいいのにと願った。その夢が今、叶ったのに嬉しくない。これが夢なら覚めて欲しい。そして、家族のままでありたかった。 中学入学共に、小学校上がる前の友達と再会し、すぐに学校に馴染めた私。そんな私と逆に、姉は日々、ヒステリックになっていく。自分の部屋で物を破壊する音が毎夜、聞こえる。その度に、環境の変化、失われた時間に対しての嘆きの声が聞こえ、お兄ちゃんが止めに入る。その度に、お兄ちゃんの悲痛の声が聞こえる。このままじゃ、いけないと分かっていても止められない。姉はいつしか、痩せ細っていき、夜の街へと繰り出し、母が止めるのも聞かずに、飛び出す。「お姉ちゃん、待って。行かないで・・・」優しかった姉も今は、私の声すら届かない。部活をやっていたお兄ちゃんも度々休むようになり、お姉ちゃんの行動に心配し、痩せ細り、このままじゃ倒れてしまうところまで追い込まれていた。お兄ちゃんの気持ちを汲んで、お母さん達には、二人の関係を打ち明けられなかった。二人の関係は今も続いているのを知っている。姉の様に、自分の感情のまま、動けたらどんなに幸せだろうと考えるが、母を想えば、そんなことを出来ずにいた。 だが、そんなある日心配していたことが怒ってしまった。お兄ちゃんが授業中倒れてしまったのだ。 そして、病院に運ばれて、艮睡状態だった。私達、家族が病院に駆け付けた。姉はオロオロとして「どうして・・・どうして、真が・・・」「落ち着きなさい。千鶴。きっと、新しい環境に耐えられなかったんだわ。」「・・・全部、お母さん達のせいよ。こうなったのも、お母さん達のせいよ!!」姉は、母達を責める。二人は困ったように口を閉ざした。「いい加減にしてよ!!お姉ちゃん。お姉ちゃんがお兄ちゃんを追い詰めたんじゃない!!お母さん達だって、お兄ちゃんに負担掛けてばっかりで、皆大嫌い!!」思わず、お兄ちゃんとの関係を全て話してしまおうかと思ったが、ベットで魘されているお兄ちゃんを見たら、そんなことが出来なくて、暴言を吐いて、病室を飛び出していた。 誰も私の気持ちを知らない。消えてなくなりたいと思ったのだ。 snowの日記纏まらない。今年は大分、温かいけどやっぱ寒い。
February 4, 2016
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『 星に願いを 』 パート3 “お父さん。お姉ちゃんとお母さんが前みたいに仲良くなるように見守って下さい。”夜空の星を見る度に、毎晩祈るようになった。私は、中学に進学し、お姉ちゃん達は高校生となったが、険悪なムードが続いた。その理由をお母さん達は知らない。一人、頭を抱えるお兄ちゃんがいた。毎晩、説得しているようだった。そして、お姉ちゃんは別れたくないとか、お兄ちゃんを責めるのだった。 入学して、すぐの夜。お母さんもお父さんもまだ帰ってこないので、3人でご飯を食べ、お姉ちゃん達はその後、上に戻って行ってしまった。私はそのままリビングにいた。それから、お風呂に入り、ホットミルクでも飲もうと思って、牛乳を取り出すとカタッと音がしたので、振り返ると疲れた様子のお兄ちゃんがいた。「お兄ちゃん?何か飲む?私、ホットミルク飲むんだけど?」「千雪。まだ、起きていたんだな。ああ、俺もホットミルク貰えるかな?」「うん。」それから、鍋に牛を入れて温める。沈黙が続く。「・・・ちづ、いい加減にして欲しいよな?」沈黙を破ったのは、お兄ちゃんだった。言って良いのか分からなかったが、聞いてみた。「お姉ちゃんと付き合っているの・・・?」彼は一瞬驚いた表情をしたのだが、素直に認めた。「ああ・・・」この瞬間、胸がズキッと痛んだ。「やっぱりそうなんだ。私、お母さんとお姉ちゃんの事もどっちの事も最近まで知らなかったんだ・・・。」「わりぃ・・・。」「謝らないで、大丈夫。ちょっと吃驚しちゃった。お母さん達は知らないの?」彼は沈黙した。「そうか・・・。私、難しいことは分からない。だけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんが好きな好きで良いと思うの。確かに兄妹になっちゃったけど、でも、お母さん達が反対するのは可笑しいと思うの。好きでいるのって、いけないことなの?」「そうだな・・・。俺は、ちづも親父も皆大事だから、俺が我慢すればいいと思ってた。千雪はすごいな。その素直なままでいてくれよ。」悲しそうな顔をしながら、頭を撫でてくれ、そして自分の分のホットミルクを受け取ると部屋に戻っていった。それぞれの複雑な思いが絡みあうのだった。 snowの日記節分だ。恵方巻き、食べたよ。あっという間だったな。
February 3, 2016
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『 星に願いを 』 パート2 その日の夜、もっと知りたくなかった事実を知ることになった。2階に私達の部屋がある。お姉ちゃんとは隣の部屋同士で、お姉ちゃんの所に行こうとドアを開けるとお兄ちゃんの所に入っていくお姉ちゃんの姿が見えて、すぐに私も部屋の前で着くと「・・・嫌だよ。真。家族になんてなりたくない・・・」「そんなこと言うなよ。俺は親父達に幸せになって欲しい。だから、お前も・・・」「無理よ。私達、付き合っているんだよ。母さん達のこと知らなかった。諦めるなんて、絶対に嫌だよ!」その言葉に、吃驚して音を立てない様にそっとその場を後にした。だけど、お兄ちゃんだけは私の事を気付いていたようだった。二人を見る度にどうしていいか分からない私は、普段通りに出来ずにいた。夜になると綺麗な星空が見えたので、そっと家から抜け出し、庭から星空を眺めていた。「わぁ、綺麗・・・」「千雪ちゃん。そこにいたのか?」「おじさん・・・じゃなくて・・・」「別にいいよ。急だったもんな。雪さんから話を聞いていなかったとは、申し訳なかった。」「いえ、大丈夫です。お姉ちゃん達は知ってたんですね?」「ああ、千雪ちゃんはちょうど友達とお泊りに行っていた日に一緒に食事をしてね。」母の再婚相手と逢う日があったのだが、前々から友達と約束していたので、私だけ行かなかった。そして、お姉ちゃんは知ったらしい。「君達、姉妹や真には苦労を掛けると思うがよろしくね。」「はい・・・。」星の話をそれからし、亡くなった父の話を聞いた。父と母と高校時代からの友人だったらしい。 母は、前みたいに働きづめにならず、家に居る時間が長くなった、その半面で姉が家にいない時間が増えた。その度、お兄ちゃんが辛い顔をしていたのだった。 snowの日記第2話です。取りあえず、再会。そして、失恋。複雑になっていきます。
February 2, 2016
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『 星に願いを 』 小さな頃に、満天な星空を幼馴染のお兄ちゃんと幼馴染のお兄ちゃんのお父さんに見せて貰ったのだが、きっかけで星が好きになったのだ。そして、いつも隣で笑っていてくれるお兄ちゃんに恋をしていた。ずっと、このままでいられば良いと思っていたのだが、小学校に上がると同時に父が交通事故で亡くなり、母の実家で暮らす為に引っ越しをすることになったのだ。「千鶴、千雪。元気でな。」「真ちゃんもね。」お姉ちゃんとお兄ちゃん達はいつも仲が良くて、一緒に居た。私はおまけだった。それでも二人の傍に居られるだけど幸せだった。そこでお別れとなった。 それから中学生になる頃、母は再婚をし、姉は絶望していた。その理由を知らぬまま、昔住んでいたあの街に戻ってきたのだ。新しい家に荷物を運び込もうとする時に、声を掛けられた。「ちづ?」「えっ?」「えっ、否ちづにしては小っちゃいし。ってことは千雪?」そこに居たのは、背が高くて好青年だった。「・・・・・・真?真、逢いたかった・・・・・・」私の後ろから姉が走ってきて、彼に抱きついた。私は戸惑いを隠せずにいると、彼は姉を離し「久し振り。千鶴と千雪。真也だ。」「真兄?久し振り・・・・・・」戸惑いを隠せずにいた。真兄から思わぬ事実を聞かされたのだった。「聞いてないのか?父さん達、再婚したんだよ。」この瞬間、私も絶望的な気持ちになったのだった。お兄ちゃんは初恋の人だった。だからショックを隠せなかった。そして、姉の絶望した理由を知ったのだった。 snowの日記定番の兄妹を突っ込みました。2月になってしまった。仕事とか不安。
February 1, 2016
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