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『 雪の想い出(続編) After Story ~ Hallowe'en編 ~』 サラがこの村に戻って来て初のHallowe'enだが、子供達が仮装をして、お菓子を貰いに来るので連日その準備に追われていた。サラも仕事で最近帰って来ないので、苛立ちはピークだった。元々無愛想な俺は、別に誰に好かれなくても一向に構わないが、サラに迷惑を掛ける事はしたくはないので、人並みの努力で接客していたのだが、どうしてこうなったんだろう?「ラゼさん。貴方の気持ちは分かっていますわ。さぁ、私に触れてその優しい指で触れて良いのですよ!それとも、唇に口付けて欲しいのかしら?」現在、貴族のご夫人に迫られ、困っている。出来るなら、今は誰にも見られたくないが、でも助けてくれと思う。彼女には、度々資金援助を申し出られていたが断り続けていて、更に恋人のサラのことを下に見ている節があり、彼女のことをウザいと思っていた。彼女の御蔭で、ストレスは溜まり、サラに気を遣わせてしまう。しかし、無下にすると評判を落としかねない。なので、定期的に知り合いに手伝いに来て貰って、交わしていたのだが、今、とてつもなくピンチに陥っている。30分ほど前まで、風の国の姫や魔女と言ったサラの友人達が手伝ってくれて、ちょうど材料も切れたので、買い物を頼み、更にハーブを分けて貰う様にお使いを頼んだ。それから引っ切り無しに客が訪れ、お菓子を買っていく。それは良いことだ。商売をしている身としては大変ありがたい。中には熱狂的な俺のファンの女性が迫ってくるなどと状況もあったが、俺は上手く交わしていたのだが、ラスボスがやって来てしまったのだ。「ごきげんよう。ラゼさん。」貴族の夫人。彼女の旦那は姉に惚れている近隣の王子の城に仕える者で、サラ経由で彼女の暴走を止めて欲しいと不服ながらお願いしたのだ。で、最近は来ないと思って少し気を抜いていた。このイベントが終われば、各地で収穫祭のイベントが行われる予定だった。そこでサラと二人きりで、楽しむと言う約束をしていた。で、その約束を思い出し、浮かれている所に彼女がやって来たのだ。いつものように適当に交わそうと思っていると今日はいつもの倍積極的で、とうとう追い詰められ、彼女に襲われると何とも言えない最悪な状況に立たされているのだ。“スピネル、ソフィア、どっちでもいいから早く帰って来てくれ!サラ、助けてくれ・・・。”「ラゼさん、いますか?セナからの御裾分け持ってきましたけど・・・・・・」救世主登場。サラの友人のセルシーだった。彼女は荷物を落とし、慌てて彼女を引き剥がす。「な、何やっているんですか?ラゼさんは婚約中の身なんですよ!」俺を庇うように前に出た。「薄汚い娘がわらわに触るでない。」夫人は、センスで彼女の頬を叩いた。憎悪が湧いてきた。「・・・・・・リリア夫人。申し訳ないのですが、ここから早急に出て行って下さい。彼女は俺の最愛の人の親友。だから、俺にとっても大事な人です。貴女の一方的な想いに応えるなんて出来ません。」彼女を起き上がらせ、夫人にそう言ったのだ。「まぁ、何と言う!あの小娘の何が良くて?身分低き、貧相な身体をした娘の何がいいのかしら?」彼女の来ているドレスは無駄に胸を強調している。見たくもない胸を見ているのだ。若ぶっているが、ただのセクハラとバワハラを強要する醜き者にしか見えていない。ここにソフィアがいたなら、彼女にお願いし、早々に使いの者を呼び、お帰り頂いたことだろう。望まぬ形で王宮に戻る事なったスピネルにお願いし、外交問題で圧を掛けて貰おうとまで思うまでストレスが溜まっている。何より、愛しい恋人に触れる時間が短すぎての苛立ちが今爆発しそうだった。夫人は彼女を貧相な身体と言ったが、彼女はそこそこスタイルも良いし、胸だってある。だが、仕事で邪魔になるので、わざと小さく見せたりと工夫もしている。ドレスを着れば、きっと魔法使いのソフィア、頭の良いスピネル姫の様に美しい娘と変わらないのを俺は知っている。二人はかなりの美人でファンも多いのだ。サラも行く先々で、男達に声を掛けられ、困っているほどモテるのだ。まぁ、侮辱した彼女が許せなくて、昔使っていた剣を持ってきて、彼女の喉元に突きつけた。「貴殿がこれ以上、私の最愛の人を愚弄するなら、許さない!」彼女を驚き、腰を抜かすが俺は退かない。まだ、何かを口にする彼女を睨み付けている。緊縛した雰囲気が保たれる。「ラゼ、止めてー!」突如、扉が開かれる白いローブに身を包んだサラ、そしてスピネルと騎士が立っていた。「夫人。ラゼ・グレイにそれ以上、迫るなら容赦しないわよ。」スピネルも今、婚約中の身だった。彼女の機嫌を損なう=スピネルの婚約者の王子との外交に皹が入ると言う絵図なのだ。「・・・それだけはお許しください。」彼女は騎士に連れられ、外に行き、夫人の旦那に引き渡されたのだった。旦那はこちらを見て会釈をした。彼から後日、お詫びの品が届き、直接、謝罪まで行われるとはこの時微塵も思っていなかった。夫人が引き取られた後、俺は剣を鞘に戻した。すると彼女から叱咤句されるのだった。
October 31, 2016
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『 同居人は好きな人 』 同居生活を始める事3日目。それぞれ、学校に行く。最寄りの駅まで自転車で一緒に通学し、途中まで一緒の電車なので一緒に乗る。「人が多いんだね。」「あの気になっていたんですけど、前より通学時間かかっているんじゃないですか?」「いや、そんな事はないさ。3食ちゃんとありつけて、睡眠時間もしっかり取れて俺としては有り難いけど。」周りの声が聞こえる。『あの人、格好良くない?初めて見る顔だよね?』『本当だ。カッコいい!どこの学校だろう?隣の子?妹かな?』同じくらいの女の子達からはどうやら、妹に見えるらしい。変に嫉妬されるよりはいいが何だか悲しくなってきた。「・・・舞ちゃん。いつも一人なの?」「えっと、友達と途中で合流する事もあるんですが、基本的に一人ですよ。今日は数学の小テストがあるんで、ちょっとドキドキしてます」テストがあり、緊張もしているが、彼の隣にいるのもドキドキする。舞い上がってしまいそう。「・・・舞ちゃんはしっかり勉強してたから大丈夫だよ。」なんて楽しく会話が弾み、私の方が先に降り、そのまま学校に行く。 ーIn 学校「お早う。」「お早う。舞。同居生活はどうよ!」友人の一人、由愛(ゆあ)が尋ねる。「別に何もないよ。それより、今日の小テスト、もう一度勉強しないと!」「ツレナイナ。結婚式で一目ぼれした人でしょ!なんか、こう甘い~雰囲気とかになったりしないの。」「そんなんじゃないよ!姉さん達から頼まれただけ。そんな不純な思いで接していたら困らせるでしょ!」真面目に返す「つまんない。舞ってモテるのに誰とも付き合わないよね?」「別にモテないよ。だいたい、お姉ちゃん絡みだし。それに、私を好きなんて奇特な人そうそういないよ。由愛もちゃんと勉強しないとお小遣い減らされちゃうんじゃないの?」「ウ・・・厳しい所、つきますね。」そんな彼女を無視して勉強をする。“私がモテるわけない。お姉ちゃんのおまけだもん。”昔から、好きになる人は大抵綺麗な姉に惚れていく。なので、恋も諦めていた。今回も姉達に頼まれたからと言う使命感で動いていた。 snowの日記あれからそろそろ1週間が経つ。
October 6, 2016
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『 同居人は好きな人?!』 掃除が終わると二人で買い物に出掛けた。歩いて5分の所にコンビニ、そこからさらに10分から15分の場所にスーパーがあるなどと説明した。「基本的に、スーパーで買い物?」「そうですね。あと、駅前の商店街に、八百屋さんとかお肉屋さんとかがあるので、そこに立ち寄ったりするんですよ。」スーパーで買い物後、訊ねられ、更に商店街を案内する。「へい、いらっしゃい。おっ、舞ちゃん。今日は彼氏と一緒なのか?隅に置けないね。」やって来たのは、お肉屋さん。「こんにちわ、おじさん。この人はお姉ちゃんの旦那さんの弟さんなの!彼氏とかじゃないよ!」「そうか。てっきり男の子と居るからおじさん。彼氏かと思って」彼は話について行けず固まっていた。「あっ、ごめんさない。裕樹さん。ここ、コロッケとかすごく美味しいんですよ!」「そうなんだ。」ここで、コロッケとお肉を買い、次に八百屋といくつもの店を周る。その度に「舞ちゃんに彼氏?」「舞ちゃんにも遂に彼氏が出来たんだね」なんて余計な誤解を受ける事となった。「舞に彼氏・・・・・・」なかにはいきなり倒れだす者までいる。その理由は彼女は知らない。“皆に愛されているんだな。それに先の人もしかして、彼女ことを・・・・・・”なんて彼が思い、憐れんだとは知らずに一生懸命案内した。 家に帰ると二人でお昼の準備をし、一緒に食べる。その後は、部屋に戻ろうと思っていると「・・・これから何するの?」と聞かれ「部屋で勉強です。もうすぐ中間試験も近いですし。」と答えると「偉いね。今何年生だけ?」「高2です。来年のは受験生で、行きたい学校があるんで今からしっかり勉強して、推薦が貰えたらいいなと思って・・・」正に優等生の台詞だった。「そうか。俺で良ければ見てあげようか?」「でも、それじゃ裕樹さんのお休みの邪魔に・・・」彼の提案に困った。「大丈夫。俺も世話になるわけだし、たまにで良ければ勉強見てあげるよ。」なんて笑顔で微笑まれたら、真っ直ぐに顔を見れない。「・・・じゃあ、お願いします。」と2階に教科書などを取りに行く。 それから夕方まで、彼はレポート、私はテスト勉強と宿題などをやっていた。ひと段落し、伸び上がると彼はいつの間にやら、眠っていたのでタオルケットを掛けてあげ、夕飯の準備に取り掛かるのだった。 そして、そこから2時間ほどして彼は目覚めた。「あっ、ごめん。寝ちゃった・・・」「大丈夫でよ。丁度ご飯が出来たので、呼ぼうと思っていた所なんですよ。」と言えば彼は申し訳なそうにする。そんな彼も素敵だなと思った。夕飯後は、彼が食器を洗い。私は一足先にお風呂に入る。 ー in風呂「反則だよ。何であんなに格好いいの。しかも勉強出来る。彼女いないのかな?」なんて湯船につかりながら一人でぶつくさ言う始末。同居2日目にして、心臓が持たなくなりそうだった。 snowの日記休み待ち遠しい。週末はちょっときついな。
October 5, 2016
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『 同居人は好きな人?!』パート4 食後、今後の生活について話し合いをした。「洗濯物は、かごに入れてください!手洗い物、普通に洗っていい物と別れているので、その辺は差支えがなければ私がやります。下着も嫌でなけれ一緒に洗います。』「だったら、それは俺が・・・」「慣れてからで構いません。その、私も下着を見られるのはちょっと・・・・・・」年頃の乙女である私にとって、義兄の弟で好きな人に見られるのはすごく恥ずかしい。「分かった。でも、男物洗うの嫌じゃない?」「水道代が勿体無いですし、一緒に洗った方が効率的ですよ。それに父の洗濯物で見慣れていますし・・・・・・」彼はしばしの沈黙した。“もしかして、ダメな発言だった?でも、一緒に住むんならなるべく少ない回数で終わらせたいし!”と心の中で迷走中の私に「それなら、お願いする。」と洗濯物と料理担当は私になり「じゃあ、俺は何すればいいかな?」と聞かれて返答に困ると「この辺の地理憶えていないから、今度一緒に買い物行こう。それで俺が食材とかを買って来るんでどうだろう?」提案され、お買い物と食器の後片付けなどを彼に補助してもらうことが決まった。その他、風呂の順番などはケースバイケース。どちらかが遅くなる時は、連絡を取る為に連絡先を交換した。そんなこんなで10時が過ぎ、私は一足先に自分の部屋に戻ってベットに横になり、そのまま、寝ついてしまった。その後、姉達から連絡があったことを知るのは次の日の朝のことだった。 朝は、休日でも変わらず早起きし、朝ご飯の準備。本日の献立は、ご飯、卵焼き、味噌汁、昨日の余ったサラダだった。それと温かい緑茶を準備した。彼の起床時間は、私より遅い様なので、先にご飯を食べ、家の中の掃除を始めた。部活もやっているが、今日はお休み。彼が起きてきたのはそれから3時間後。私はもう1回の掃除を終え、2階のベランダから洗濯物でも干そうかと思って、かごを持って2階に上がっていくと彼と遭遇した。「は~あ、お早う。舞ちゃん・・・」彼は欠伸をしながら眠そうだ。「お早うございます。裕樹さん。ご飯出来ていますよ。すぐにお召し上がりになりますか?」「いや、顔を洗ってこようかなって思って。それ2階に持っていくの?」両手にかごを抱えている私を見て、訊ねてきた。「はい。外はいい天気ですし、干してこようかななんて思っていたんです。」「じゃあ、貸して俺上まで運ぶから」と、かごを去りげなく持ち上げ「そんな悪いですよ!昨日の引っ越しで疲れているだろうし・・・」「大丈夫。俺は男だから平気だよ。頼ってよ!」彼はそのまま、上まで行くので着いて行った。「どこまで運べばいい?」結局、ベランダの前まで運んでもらってしまった。「あの、ありがとうございます。」「お安い御用だよ。」彼は下に行き、顔を洗いに行っている間におかずや味噌汁を温め直し、彼が来ると食べてくれと伝えるなり、上で洗濯物を干しに行った。 鼻歌を歌いながら、洗濯物のしわを丁寧に1枚1枚伸ばして、干していく。ほんのり、風は冷たく秋を感じさせた。その後、彼に食器の洗い物を頼み、上の自分の部屋と廊下などの掃除をした。 snowの日記休み明け、先日がハードでちょっと先が思いやられる。
October 4, 2016
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『 同居人は好きな人?!』パート3 そして、その話から2週間が過ぎた頃の休日に我が家に彼が引っ越してきた。彼は2階の私の部屋の隣を使うことになった。 引っ越しの手伝いに姉夫婦がやって来た。「結城君と仲良くね☆」完全に面白がっている。「何にも起こらないよ。」ちょっとだけ、一緒に暮らすことにハプニングとか想像したが、どれも現実的じゃないと思った。「弟がお世話になるよ。本当何か困ったら、連絡してね!」義兄は力強く言う。そして、夜には二人は帰って行ったので、私と彼と二人で晩御飯を食べることになったのだが、夕飯の支度をしようと台所に立てば「舞ちゃんに任せきりなの悪いから手伝うよ。」とお言葉に甘えて、準備を手伝ってもらう。本日の献立はカレーだ。ご飯を炊飯器で炊いている間に、具材の準備をしていく。これなら、そんなに難しくないと踏んだのだが、それすら思いやられることなる。彼に玉ねぎと人参の皮を剥いて貰うことにした。私はじゃが芋の皮を剥き、ドンドン切っていく、フッと彼の方を見ると人参の皮を剥いてくれようとしていたいようだ。しかし、それが姉夫婦が危惧した最大の理由だと知る事となる。なんと、ニンジンを斧を振り下ろすような感じで、切り分け、危ない持ち方をしていた。思わず、手を止めて、彼の方を見入ってしまった。手先が安定しないので、ハラハラドキドキしながら見守れば、遂には指を切ってしまった。「・・・痛。」私は慌てて、救急箱を取りに行き、手当てをする。「・・・裕樹さん。取りあえず、包丁を持つのは危ないので、ピュラーで皮を剥きましょうか?」と、さり気なく包丁からピューラで皮を剥かせようと試みた。「ごめん・・・いつも皆に迷惑を掛けているから、少しでも役に立ちたくて・・・」その姿はまるで子犬の様で可愛いと思ってしまった。「その心遣いは嬉しいです。でも、裕樹さん今のままじゃ、今度は指を切り落としてしまうかもしれませんよ。だから、今は無理せずにゆっくりやって行きましょう?」と説得し、彼はハニカんだ。その笑顔があまりに素敵で、本気で惚れてしまいそうになる。取りあえず、今日はピュラーで皮を剥いて貰って、食べやすい大きさに、野菜をカットし、野菜を炒めていく。ここまで通常の2倍近い時間が掛かっているが、そこまで問題はない。煮込んでいる間に、彼にお風呂に入ってもらい、私はサラダとデザートの準備を進める。 ―そこから数十分後彼は風呂から上がってやることがないので、リビングでテレビを見て待っていた。「お待たせ、致しました。出来ましたよ。」シンプルなカレーにサラダの付け合せを出した。「わぁ、美味しそう!自分で作ったと思えないくらい美味しそう。サラダもついているんだね。」「どうぞ、遠慮せずに食べてください。」と勧めて一緒に食べる。彼の反応がすごく気になる所だが「・・・美味しい。兄さんが作るよりも美味しい。」「そうなんですか?まぁ、隠し味に珈琲とか林檎とか入れてますけどそんなに変りないと思いますけど?」「そうなんだ。美味しいよ。こんなおいしいご飯が毎日、食べられると思うと幸せ」と大げさに喜んでくれた。 snowの日記引っ越し初日の話終了。
October 3, 2016
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『 同居人は好きな人?!』 パート2 姉が結婚してそろそろひと月が経つ頃に、突如、私の住む実家に姉夫婦と彼がやって来たのだ。学校からの帰宅して帰れば、姉夫婦と彼がいたのだ。「あれ、お姉ちゃんどうしたの?」「あっ、舞。お帰り!お願いがあって!」話しは姉から切り出された。「お願い?」取り敢えず空いているリビングのソファに腰を下ろした。「図々しいのは承知なんだけど、舞ちゃん。料理とか家事得意だよね?」「ええ、まぁ。得意と言うか出来ますけど、何ですか?」 義兄は困ったように言うのだった。「実はさ、弟の裕樹が一人暮らしをしているんだけど、家事が壊滅的で・・・・・・俺や舞子が面倒を見ていたんだけど、俺が転勤することになって、舞子も一緒に来ることになって、それで・・・・・・本当に図々しい話なんだけど、舞ちゃんに弟のことを面倒見て欲しいんだ!」突然すぎて困った。目の前のキラキラ王子様の世話係を頼まれていた。「舞。私からもお願い!裕樹君、卵を電子レンジに掛けるとか、お米を洗剤で洗うとか、洗濯機すら・・・・・・」姉も必死にお願いされる。「でも、私も学校あるし、そんなしょっちゅう見れないと思うんだけど!」ここで爆弾発言が落とされる。「そう言うと思ったの!裕樹君がここに一緒に住めばいいんじゃないかって話になって!」姉はにっこりスマイルで提案する。「は~い?!」と驚きの声が上げたのだった。 結局、私の両親も転勤で、一軒家に住む私を一人できないと言う事で、番犬代わりに彼と同居することが決まった。「宜しくね。舞ちゃん。」「はい。」一抹の不安はあるが彼と同居が決まってしまったのだ。 snowの日記緊張した。今日も疲れた。明日休み。
October 2, 2016
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『 同居人は好きな人?!』 私には好きな人がいます。その人と初めて出逢ったのは、姉の結婚式でした。 ー ひと月前の結婚式私の姉は、美人で優しくて、勉強が出来て、まさに皆の憧れの的だった。そんな姉は妹の私にとっても自慢の存在。姉の様に優しくて、可愛い女の子になりたいと日々努力を重ねていた。 姉の結婚式で、まさか一目惚れするとは思いませんでした。親族同士の紹介で、その人はいました。姉の旦那さんももちろんカッコいいのだが、それに負けず劣らずな王子様がいると思ってしまった。あまりの格好よさに見とれてしまった。そこに姉がやって来た。「舞。裕人さんの弟の裕樹君に見とれていたでしょ!」「な、な、何言っているのお姉ちゃん!?」「もう動揺しちゃって可愛んだから~!」彼の方を見れなくなってしまいそうだった。そんな私に助け舟を出してくれたのは、義兄になる裕人さんだった。「舞子。舞ちゃんが困っているだろ。それくらいにしろよ。」「お義兄さん。お姉ちゃんの事宜しくお願いします。」「こちらこそ。困ったら、何でも言ってくれよな。」正に姉と並ぶと美男美女カップルだった。姉は去り際にこう言った。「舞。応援してるかね!」姉は半分本気、半分からかっているので、本気にしていなかった。まさか、後にあんなことになろうとは夢にも思っていなかった。 姉の結婚式は大成功に終わった。彼はイケメンなので、姉の友人やそのほかの独身女性にモテまくっていて、話す事さえ出来ずに終わった。ただ、彼の笑った顔が本当に素敵で恋に堕ちていた。 snowの日記今日から店長の代わりの人が来る。しかも、応援の人も来る。なのに自店メンバーが自分だけ可笑しいよね。頑張らないと。
October 1, 2016
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