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湯川れい子氏、終戦時9歳は「戦争経験に入らない」の声にあきれ…「あなたは何が言いたいのですか?」作詞家で音楽評論家・湯川れい子氏(90)が23日に自身のX(旧ツイッター)を更新し「戦争の経験」を巡り自身の考えをつづった。一部ユーザーが、湯川氏が終戦時に9歳だったことを受けて「戦争経験には入らない」といった内容をポスト。これに湯川氏は「貴女は何が言いたいのですか?と言うより、頑張って何を主張なさりたいのですか?」と投げかけた。「私は8歳の時に、疎開していた山形の米沢市で、昼間、道を歩いていた時に突然、空襲警報が鳴り響いて、見上げたら頭上にアメリカのB29が一機。急に高度を下げて、操縦桿を握る兵士のブルーの眼が見えたように思える距離まで降下。機銃掃射を受けて、塀の蔭に隠れたことがありました。それも戦争体験としては、ずっと悪夢として記憶して来たものですが、これだけでも充分です」また「戦争で私をめちゃくちゃ可愛がってくれていた軍人だった父を見送り、18歳上の長兄がフィリピンで戦死。姉の婚約者が戦地で玉砕。と、まともに戦争を体験しています」と壮絶な半生を振り返っていた。---どう見ても、自身はまったく戦争体験がないであろう人間が、戦争末期、9歳の時に機銃掃射を受けた経験を語る湯川氏に対して「戦争経験には入らない」とか、あんた何様という感想しかありません。更に、これとは別人と思われますが---多田 将@sho_tada湯川れいこさぁ、8歳のときに、B-29の機銃掃射を受けた、操縦桿を握る兵士のブルーの眼が見えた(それぐらい低空飛行して)、て、やぱ子供の戦争体験なんて当てにならんやん笑笑---こんなことを書き散らすトンデモも現れる惨状です。確かに、湯川氏がB29と書いているのは勘違いで、小型の空母艦載機(F6F、F4U、アベンジャー雷撃機、ヘルダイバー急降下爆撃機など)かB29の護衛戦闘機P51などである可能性は高そうです。が、どう見ても兵器に関心など薄そうな当時9歳の女の子が、敵の飛行機の正確な機種を把握できないことに、何の不思議もありません。ちなみに、最初引用文で示しているように、湯川氏は「操縦桿を握る兵士のブルーの眼が見えた」とは書いていません。「~眼が見えたように思える距離まで降下」と書いています。本当に見えたなどとは言っていないのです。ただ、戦時中米軍機の機銃掃射から逃げ回った経験のある人は大勢いて、その中に「敵のパイロットの顔が見えた」「目が合った」等の証言をする人は大勢います。何を隠そう私の亡父もそうなのです。疎開先の近くに化学工場があって、そのために小型機の機銃掃射にあったことがあるそうです。父は敗戦時小学4年でした。聞いたのはかなり前なのでうろ覚えですが、父もその時、敵のパイロットの顔が見えた、と言っていたような記憶があります。もちろん、「本当に見えたのか」なんてことを追求するのは意味のないことです。だから、仮にもし「パイロットの眼が見えた」と書いていたとしても、それは誇大表現でも「盛りすぎ」の表現でも何でもないのです。事実としてそうだったかどうかはともかく、そのように感じた経験のある人は、大勢いたのですから。そして、湯川氏が遭遇した飛行機は、確かに実際はB29ではなく小型の戦闘機等を誤認した可能性が高いのですが、では、本当にB29である可能性が「絶対に」ないかと言えば、そこまでの断定はできないのも事実なのです。可能性は低いけど、絶対ではない。一連の議論を見ていて驚いたのですが、B29は高高度爆撃機だから、低空で機銃掃射なんかしない(だから湯川氏がB29に銃撃されたのは嘘だ)、なんてヨタ話を開陳する「ミリオタ」が少なからずいることです。B29が地上を機銃掃射した話はたくさんあります。確かにB29は、排気タービン(ターボチャージャー)を備え、高度1万メートルでも飛行性能がほとんど落ちない高高度爆撃機として開発されました。当時日本陸海軍の航空用エンジンは、高高度性能が大きく劣り、高高度を飛ぶB29の迎撃に極めて苦労していました。日米の圧倒的な工業力、技術力の差を象徴するエピソードとして知られています。が、実はB29が戦略爆撃機として猛威を振るったのは、高高度爆撃によってではありません。当初は高高度爆撃によって軍需工場を爆撃したのですが(最初は中国の成都から北九州の八幡製鉄所等を、サイパン占領後はサイパンから東京・武蔵野の中島飛行機武蔵野工場を集中的に爆撃した)思ったほどの効果を上げることはできなかったのです。理由は単純。高度1万メートルからの爆撃では、当時の無誘導爆弾ではどう頑張っても正確な着弾など不可能だったからです。しかも東京への空襲は44年後半からの冬場です。偏西風が吹き荒れる冬の日本上空では、なおさらそうだったのです。このため、B29の部隊第20航空軍の司令官ハンセル准将は更迭され、後任として着任したのが、言わずと知れたカーチス・ルメイ少将です。彼は作戦を一変させて、B29を昼間高高度爆撃ではなく夜間低空爆撃に投入します。その最初の作戦が、3月10日の東京大空襲でした。・・・・・という話は非常に有名なエピソードであり、少なくともB29とか日本空襲について関心があって、それについて意見を述べようという人ならみんな知っていることだと思っていたのですが、そうでもなかったのでしょうか。さて、その3月10日の東京大空襲は、高度2000m程度(さらに低い高度の機もあったと思われます)の低空からの無差別爆撃でした。この時のB29は、機体を軽くして少しでも燃料と焼夷弾を多く積むため、防御機銃のほとんどを撤去していました。が、すべてを撤去していたわけではなく、尾部銃座だけは残されていました。この、尾部に残された唯一の機銃座から地上を銃撃していたことは多くの証言があり、そのためWikipediaの「東京大空襲」の項目にも「一部では爆撃と並行して旋回機関銃による非戦闘員、民間人に対する機銃掃射も行われた」と記述されています。(出典は奥住喜重、早乙女勝元『東京を爆撃せよ : 作戦任務報告書は語る 東京大空襲の本当の標的 (ターゲット) は何だったか?』157号、三省堂)これもまた有名なエピソードだと思うのですが、やはりB29や本土空襲について語ろうというのに、それを知らない人が多くてびっくりです。「湯川氏は無知だ」というあんたたちの、本土空襲についての知識は、他人を誹れるほどのものかね、と思ってしまいます。ともかくも、この3月10日の東京大空襲以降、B29は頻繁に低空爆撃を行うようになりました。当初は本革の迎撃を警戒して、低空爆撃は夜間のみでしたが、このころを境に日本の防空戦力は衰微して、低空でもB29の脅威にはならなくなります。このため、B29は、次第に昼間であっても低空爆撃を行うようになってきます。そして、B29から機銃で地上掃射していたことは、米側の記録にも残っています。何しろ、米側調査によると、日本上空に到達したB29が1機あたり接触した迎撃戦闘機は、1945年1月には7.9機もあったのに、3月には03機に減り、7月には0.02機しかありません。つまり、1月には10機のB29が日本上空に到達すると平均79機の日本軍戦闘機が迎撃してきた(それでさえも、B29を撃墜するのは非常に困難でした)のに、3月には迎撃機は3機に減り、7月に至ってはB29が50機に対して迎撃機が1機です。それに伴い、日本上空で損傷したB29の割合は、45年1月には3割を超えていましたが、7月には5%にも満たない割合まで減りました。しかもその大半の原因は対空砲火でも迎撃戦闘機でもない、つまり「事故」によるものです。対空砲火や迎撃戦闘機による損傷(損失ではありません)は、1%程度しかありません(データは草思社「米軍が記録したと日本空襲」P96-97)。米軍はもはや、好きな時間好きな高度でやりたい放題に爆撃できる状態となっていたのです。というわけで、「B29は低空飛行なんかしない、地上を機銃掃射なんかしない。だから湯川氏はうそつきだ」という言い分は間違いなのです。さて、では実際に湯川氏が遭遇した機銃掃射は、いつ、どのようなものだったのでしょうか。上記のような留保はありますが、それを考慮してもやはりB29ではなく小型機による機銃掃射であった可能性が高いと思われます。湯川氏か戦時中に疎開していた米沢が空襲を受けたのは、記録されている限りでは45年8月9日の1回だけのようです。そのときの日米双方の戦闘記録が発掘されています。市立米沢図書館の歴史(8月)9 日、アメリカ軍グラマン戦闘機が飛来し、南原大平付近に爆弾を投下、また広幡京塚地域にも爆撃があり、日誌にも「米沢初空襲」の記載が見られます。---新潟歴史双書2『戦場としての新潟』アメリカ海軍の記録によると、この日の昼にも新潟攻撃が計画されていた。午前九時三十分、牡鹿半島東二五〇キロメートルの海上にあったアメリカ海軍空母「ワスプ」からヘルキャット八機、コルセア四機が発進した。これらの艦載機は、空母「ヨークタウン」・「シャングリラ」から飛び立った艦載機とともに、新潟飛行場や米沢市(山形県)八幡原(はちまんぱら)飛行場を攻撃するために出撃した。この艦載機は米沢市付近を攻撃したが、新潟市へは飛来しなかった。---上記の「アメリカ海軍の記録」はこれのようです。ミッションとして新潟、米沢、米沢東部の一掃とあり、空母ワスプからF6Fヘルキャットが12機(うち2機は(P)と記載がある写真偵察機型)とF4Uコルセアが4機発進したことが分かります。可能性としては、湯川さんが経験したのはこの空襲の際の出来事だった可能性が最も高そうです。ただし、それ以外に可能性がないかとというと、そうでもありません。米沢が空襲の目標になったのはこのときだけですが、米軍機が他の都市への空襲の途中で米沢上空を通過した事例は、おそらく他にいくらでもありそうです。その中で、降下して地上を機銃掃射、なんて事例は数多くったはずですから。攻撃対象は記録が残っていても、飛行経路まで全部記録が残っているわけではないので、もはや検証のしようもありません。「ありそう」と思えるものは、まず同じ山形県の酒田市に対する空襲です。米沢空襲の翌8月10日に、空母レキシントン、ベニントンから47機の艦載機が飛び立ち、酒田市を空襲しています。太平洋上の空母から、東北地方を横断して日本海側の酒田を空襲しているので、その往復で米沢上空を通過して、そのうちの1機が気まぐれに低空に降りて機銃掃射はあり得ないことではあません。続いて7月14日と15日の青森函館間の青函連絡船に対する空襲です。これも艦載機によるものです。青森はこの後7月28日夜にB29の空襲を受けていますが、これは夜間なので湯川氏の経験には当てはまらなそうです。更に仙台や石巻への空襲です。仙台は東北の大都市だし、石巻は港湾があるので何度も空襲を受けています。日中の空襲は艦載機によるものがほとんどで、B29によるものは多くが夜間だったようです。更に、新潟。主に港への機雷投下が多く、夜間が大半ですが、日中のB29の飛来も、5月25日、8月4日、そして敗戦の日8月15日にも各1機ずつ記録されています。もし、湯川氏が経験したのが本当にB29の銃撃だとすれば、このいずれかの復路で出来事である可能性はあります。ただ、確率的にはかなり低いのかな、とは思います。もっとも、大戦末期の日本の空は、米軍機が縦横無尽に飛び回っている状態でした。その中には、とんでもない飛行ルートを取ったものもあります。3.10東京大空襲に参加したB29のうち、所属部隊も異なる3機が、何故か東京から300km近くも北方の蔵王連峰不忘山に墜落しています。原因はまったく分かっていませんが、公式にはそんな場所を通過する攻撃計画があったことは明らかになっていません。そのくらい飛行経路は(編隊を組む往路もかく復路は)バラバラだし、米側にも日本側にもそんなものの記録がすべて残っているわけもありません。従って、もっととんでもない場所を攻撃した機体の復路での出来事だった可能性も否定はできません。結局、特定は不可能なのですが、可能性はやはり8月9日の米沢空襲がもっとも高いでしょうね。
2026.02.28
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高市首相、自民の当選議員全員にカタログギフト「法令上問題ない」 党内から擁護の声も自民党の当選議員全員にカタログギフトを配っていた高市首相を、野党が追及しました。一方で、自民党内からは擁護の声も上がっています。立憲民主党 田名部議員「今回、高市首相は衆議院選後に自民党衆議院議員の全員にカタログギフトを寄付されたと。総額いくらになりますか」高市首相「1人分約3万円で、合計315人分になります」衆院選で“歴史的大勝”をおさめた自民党。高市首相が当選した自民党議員全員に、あわせて945万円分ものカタログギフトを贈っていたことが明らかになったのです。立憲民主党 田名部議員「その原資と目的についてもご説明願います」高市首相「ねぎらいの気持ちも込め、今後の議員としての活動に役立てていただきたいと考え、奈良県第2選挙区支部として品物を寄付したものでございます」“首相から議員への贈り物”といえば、1年ほど前にも。石破首相(当時)「政治活動に関する寄付でもございません。政治資金規正法上の問題はないと」去年3月、石破前首相の商品券問題。新人議員15人にお土産として10万円相当の商品券を配布し、批判の声があがりました。石破首相(当時)「私自身の商品券配布の問題について、改めて深くお詫びを申し上げる」高市首相は、今回のカタログギフトについて「政党支部から議員個人への寄付は法令上も問題はない」などとしています。石破前首相の時には「政治責任が問われる」などと厳しい声が上がっていた自民党内では「心遣いみたいなところまで目くじら立てるのは、ちょっと味気ない」と、高市首相への“擁護”の声も。---石破はポケットマネーで購入した商品券総額150万円ほどを新人議員に配って、自民党内も含めて猛批判を浴び、謝罪に追い込まれるとともに全員が返却しましたが、高市は政治資金で購入した900万円のカタログギフトを配って、批判を浴びるどころか「心遣いみたいなところまで目くじら立てるのは、ちょっと味気ない」だそうです。露骨なまでの対応の差。もはや笑うしかありません。ちなみに、現在の政治資金規正法上、カタログギフトは一応違法ではないことになるようてす。ただし、来年1月1日の政治資金規正法改正によって違法になります。つまり、違法ではないと言っても単に施行前の「違法化猶予期間」だからということに過ぎません。問題があるからこそ違法化されるわけで、法改正の施行前だから違法じゃない、とか一国の首相がそんなことを堂々と言ったら(言っているのは本人ではなく取り巻きですが)世も末です。法律上はともかく、道義的にはアウトでしょう。しかし、それにもかかわらず、石破の時に比べて批判が広がっていないのが現実です。日本人は高市を選び、高市が何をやっも無条件に支持し、地獄の底まで高市についていく覚悟みたいです。そんな覚悟のない私はどうしたらいいか分かりませんけど、彼らと一緒に地獄の底まで付いていくことになるんでしょうね、というあきらめの境地です。
2026.02.26
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2月21日に八ヶ岳に行ってきました。元々は赤岳に登るつもりだったのですが、今晩の赤岳鉱泉山小屋が満室で予約が取れず(テン泊も考えましたが、体力的に無理かな、と)、やむを得ず毎日あるぺん号冬山バスを予約(これは、最後の1席ギリギリセーフ)。しかし、夜行日帰りで赤岳までは無理なので、行き先を硫黄岳に変更。ですが結局硫黄岳にもたどり着けず、その手前赤岩の頭までの往復になりました。早朝時半過ぎに美濃戸口を歩き出した時点で、「寒くないな」という感覚はありました。もちろん、夜明け前で気温は氷点下ではあったはずですけど(登山道のアイスバーンはまったく溶けていなかった)せいぜいマイナス2~3度だったのではないかと。北沢登山道がスケートリンクに変身していました。ツルツルです。なお、寒いからこうなるのではなく、その逆です。雪が解けて(ひょっとすると降雨があったかもですが)それが再凍結したのでこうなります。通常この時期にこの辺り(標高1500m超)で2月に雨なんか降りません(雪しか降らない)。赤岳鉱泉のアイスキャンディ(アイスクライミング用の人工氷壁)がお出迎えです。美濃戸口を5時40分頃出発して、8時50分頃赤岳鉱泉に到着したので、所要3時間10分ほどでした。赤岳鉱泉から硫黄岳への登山道途中で阿弥陀岳が見えます。稜線に出ました。赤岩の頭に到着です。赤岳鉱泉を9時15分頃に出発して10時45分少し前に到着しました。所要1時間30分弱。無風、快晴、そして雪が少ないです。ポカポカ陽気で、もちろん気温は氷点下のはずですが、素手でしばらく行動しても全然平気な程度です。とても厳冬期という感じではなく、感覚的には、例年のゴールデンウイークの雪山という雰囲気です。硫黄岳。雪がほとんどありません。このとき11時少し前。どうしようか迷いましたが、11時の時点で到着したとこから引き返すと決めていたので、時間切れでここで撤退を決めました。いや、ここで撮影なんかせず、そのままダーッと硫黄まで登れば、ひょっとしたら11時に硫黄の山頂に着いていたかもしれませんが、海抜1490mの美濃戸口から2656mの赤岩の頭まで標高差1200m近くを一気に登ってきて、さすがにヘトヘトでした。しばらく、1000mを超える標高差を1日で登る山登りをしていませんでしたし、脚力は年々落ちています。硫黄岳。過去、冬季だけでも回以上登っているので、帰りのバスに乗り遅れるリスクを負って山頂まで行かなくてもいいか、と。赤岳。赤岳のアップ。やはり雪は少ないです。横岳北アルプス南部。槍穂高連峰など乗鞍岳木曾御嶽山中央アルプス阿弥陀岳南アルプス甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳赤岳、中岳、阿弥陀岳、遠方に甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳樹林帯の登山道には雪があるますが、樹林の切れる日なたでは地肌がかなり出ています。下山は、赤岩の頭を11時13分に下り始めて赤岳鉱泉に12時ちょうど着。所要47分でした。登りのほぼ半分の所要時間。赤岳は、酸化鉄を多く含んで山肌が赤く見えることが語源だそうです。で、北沢の川の流れも真っ赤に見えます。下山中、例によって笛練習をしてから下山。美濃戸口に2時50分着。赤岳鉱泉を12時10分前後に出ているので、所要2時間40分?ただし、笛練習時間が25分くらいあったはずなので、それを除くと所要2時間10分~20分程度でしょうか。茅野への終バスが出る25分くらい前だったので、八ヶ岳山荘で荷物を整理して、トイレに行って缶ビールを買う時間しかありませんでした。笛練習しなければ、硫黄岳に行ってもギリギリ帰りのバスに間に合った感じですが、あまりにきわどすぎるし、笛を吹かない山登りなんて、私には考えられないのです(笑)茅野駅にて。やはり雪が少ないです。
2026.02.23
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米、普天間返還に留保条件 「長い滑走路」選定必要米軍普天間飛行場の返還を巡り、米国防総省が政府監査院(GAO)からの勧告に回答した文書で、留保する条件を付けていたことが分かった。移設先の名護市辺野古には「長い滑走路」が整備されないとし、日本が代替となる滑走路を選定するまで「普天間の施設は返還されない」と説明した。日米両政府は普天間返還の条件の一つとして、緊急時に長い滑走路が必要になった事態に備えて「民間施設の使用」の環境を改善することで合意している。国防総省は、この条件に基づいて文書で見解を示したとみられる。木原官房長官は16日の記者会見で「辺野古への移設完了後も、普天間飛行場が返還されないという状況は全く想定していない」と説明した。従来の返還計画に変更はないとした。現行の整備計画では、滑走路は普天間の約2700mに対し、辺野古がV字型で約1800m。GAOは2017年の勧告で、滑走路短縮に伴う「能力上の欠陥」を解決するよう促した。---この話って、確か「赤旗」のスクープだったような気がします(どこが最初に報じたか、ちゃんと検証していませんが)。ただし、「辺野古基地が完成しても普天間基地は返還されない」という話は、正直なところ「まさか」ではなく「やっぱり」なのです。予想外ではなく、これまでもその可能性は指摘されてきました。滑走路の長さが短い、なんてことは昨日今日明らかになった話ではなく、計画が固まった時点で散々指摘されていたことですから。「そうなるのではないか」と危惧されていたことが、やっぱり公然化してしまった、という話に過ぎません。辺野古への基地移設に反対する沖縄の世論に対して、「じゃあ普天間基地は返還されさなくていいんだな」という脅し文句がありました。ふたを開ければなんということはない、辺野古に基地が作られても、やっぱり「普天間基地は返還されない」というわけです。辺野古基地は反対の声を押し切って建設が続けられていますか、工事は遅々として進んでいません。軟弱地盤に7万1000本の杭を打ち込む予定ですが、開始から1年で実際に打設されたのは約4700本と報じられています。このペースならすべての杭を打ち終わるのに約15年かかります。そのうえ、完成しても普天間基地は返還されないとなると、いったい何のために辺野古の貴重な自然を潰して基地を作ったのか、米軍基地をわざわざ二つに増やすために新しい基地を作ってやった(日本の負担で)という、どうしようもなく間抜けな話になってしまいます。木原官房長官が「辺野古への移設完了後も、普天間飛行場が返還されないという状況は全く想定していない」などとぼけていますが、考えたくないから想定しない、と言っているようにしか思えません。それにしても、どこぞの政党が合併に際して「辺野古への基地移設賛成」などと決めてしまった直後に「辺野古に基地が完成しても普天間基地は返しません」なんて話が表沙汰になり、これまた実に間の悪いことです。
2026.02.19
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「中道結党は間違っていない」 野田佳彦氏「はい上がる決意」中道改革連合の野田佳彦前共同代表は16日、自身のホームページで「穏健な政治勢力として中道のかたまりを作るという方向性は決して間違っていなかった」と強調した。衆院選の惨敗について「背水の陣どころか水中の陣だ。ドボンと落ちた水の中から浮かび上がり、崖に爪立てはい上がる決意だ」とつづった。同時に「(衆院選の)大敗の責任は、全て共同代表である私にある」とした上で、「高市早苗首相への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に選挙戦全体が支配された」と分析。「何とも言えない独特の時代の空気に、私たちの訴えがのみ込まれた」と振り返った。---立場上、公明党と喧嘩別れするときまでは、「間違っていた」とは言えないでしょうけど、でも私はその選択は間違っていたと思います。前にも書きましたが、連立政権を解消した公明党との連携自体は、「良い」とは思いませんが「やむを得なかった」とは思います。互いの政策の差は措いて、選挙協力を行うことは、必要な選択だったでしょう。しかし、そこで両党が合併し、党固有の政策をあっさり捨てて公明党の政策に合わせる判断は、それまでの立憲民主党支持者の思いを踏みにじるものです。選挙前、公明党と立憲民主党の政策は近い(自民党と公明党の差に比べれば)、という論評がありました。しかし、果たしてそうでしょうか?野田氏と公明党の政策が近いのはおそらく事実でしょうが、その野田氏は立憲民主党の中ではかなり右端に近いところにいます。立憲民主党全体と公明党では、それなりに政策の差は大きかったと思います。政策の差は差として互いに尊重したうえで、一致できる点を大事にして共闘(選挙協力)を行うべきところを、一足飛びに合併して新党(投票日の3週間ちょっと前に)などという挙に出たことが敗因だ私は思います。先に書いたように、自民党と公明党だって、改憲と護憲という大きな基本政策の差がありながらも、四半世紀以上連立を組み、しかし党として合併などしないできたわけです。なんで立憲民主党が公明党と共闘するに際して、合併すべき、などという話になってしまったのかが、理解不能です。さて、野田氏が立場上中道改革連合結党が間違っていなかったと主張するのは好きにすればよいのですが、もしそれが本当に間違っていなかったなら、衆院の両党合併だけでとどまっているのは不思議なことです。衆院では一つの党、参院と地方議会では別々の党、などという政党のあり方なんて、過去に例がありません(議院内の統一会派ならありますが)。中道改革連合結党が正しかったなら、参院でも地方議会でも、一般の党組織、党員も両党は合併すべきでしょう。しかし、現実には参院と地方議員の合併には異論が多く、少なくともすぐに実行されそうにはありません。それはすなわち、中道改革連合の結党は失敗だったと思っている議員が多い、ということの雄弁な証拠です。話は変わりますが、中道改革連合の規約を改めて読んでみましたが、そこには党員についての規定がほぼありません。第4条 本党は、本党綱領及びそれに基づく政策に賛同する党員で構成する。第5条1党員の入党・離党の手続きは、組織規則で別に定める。これたけです。別に定めるという「組織規則」は、おそらくまだ定められていないのではないかと思います。一方公明党、立憲民主党の規約では党員についての規定は以下のとおりです。公明党規約第4条 党の綱領及び規約を守り、その政策及び諸決議を実現するため党活動に参加しようとする十八歳以上の者は、国籍を問わず党員となることができる。第5条1党員となろうとする者は、党員二名以上の紹介により、所定の事項を記載した入党申込書を支部長を通じて都道府県代表に提出し、その承認を受けなければならない第10条 党員は、他の政党に所属することはできない。立憲民主党規約第5条1 党員は、本党綱領及びそれに基づく政策に賛同し、草の根からの声に基づくボトムアップの政治を実践しようとする18歳以上の日本国民で、入党手続きを経た者とする。第7条1 本党綱領及びそれに基づく政策に賛同し、地域において、本党または本党所属の国会議員、地方自治体議員及びこれらの候補者等を支援する18歳以上の日本国民で、定められた協力党員費を納付し、総支部に登録した者を協力党員とする。公明党の規約には、二重党員はできない旨が明示されています。この規定を何らかの形で改正しなければ、公明党と中道改革連合の二重党籍は不可能です。従って、衆院選立候補者以外に中道改革連合の党員はまだいないのではないかと思います。衆議院議員だけが党員で、一般党員がいない政党、なんてものが政党の態を成しているとは思えません。公明党、立憲民主党、中道改革連合が並立して存在し、公明党と立憲民主党には一般党員がいるけれど中道改革連合にはいない、という状態である限り、中道改革連合は完全な政党の態をなしていないし、成功とか失敗と言う以前の段階だ、とも言えるかもしれません。
2026.02.16
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考える気力もないくらいがっかりしていますが、とりとめもなく書いていきたいと思います。・日本未来の党の再来当時リアルタイムでは書きませんでしたが、立憲民主党と公明党が合併して中道改革連合を結党という経緯を見て、私はどうしても小沢一郎が作った日本未来の党を想起してしまいました。政策という意味ではなく、あまりに「にわか作り」だった経緯が、です。日本未来の党は旧民主党からの分裂、中道改革連合は立憲民主党と公明党の合併という違いはあれど、選挙の直前に大慌てで整えた政党、という点は同じです。もちろん、「新党」が大きな支持を集める、というのはよくあることです。しかし、さすがに投票日まで1か月もない時期の新党結成は、無理があり過ぎました。例えば参政党は2020年に結党していますか、2021年の衆院選への候補者擁立は見送っています。党名や政策を浸透させるには、どうしたって一定の時間は必要です。日本未来の党は当時惨敗しました。中道改革連合にも、私は嫌な予感しかしませんでした。・立憲民主党支持者の半分を置き去り立憲民主党と公明党が大規模に選挙協力を行うこと、それ自体は否定はしません。何度も書くように、私は公明党は嫌いですが、それでも単独では勝てない可能性が高いから選挙協力をする、作戦としてありだと思います。ただ、選挙協力を飛び越えて一挙に合併して新党というやり方に無理がありました。にわか作りに過ぎた点は上記に書いたとおりですが、新党の政策の中身も、簡単に従来の政策を捨てて公明党に寄せ過ぎました。安保法は合憲、原発再稼働賛成、辺野古への基地移転も賛成、これには私もがっくり来ました。自公連立時代、公明党は護憲、自民党は改憲と、憲法に対する態度という基本政策にも差がありましたが、それをお互いに変えず変えさせずに、26年間選挙協力を続けていました。立憲と公明だって、党として合併せず選挙協力にとどめていれば、そういうことができたはずです。しかしそうしなかった。野田代表が、本音において「安保法は合憲、原発再稼働賛成、辺野古への基地移転も賛成」なので、公明党との合併を奇貨としてそのような政策変更を行ったのでしょうか。でも、支持層はそれに付いてきませんでした。「安保法は違憲、原発再稼働反対、辺野古への米軍基地移転反対」という意見が今の日本国内でどこまで賛同を得られるかは、正直なところ私にも確たる自信はありません。でも、立憲民主党の支持者の少なくない部分は、そういう意見に一定以上のシンパシーを感じている人たちです。にもかかわらず、公明党(創価学会)の組織票と引き換えに、立憲民主党結党以来のコアな支持層の思いが、いとも簡単に切り捨てられました。では、昨日今日に突然「安保法は合憲、原発再稼働賛成、辺野古への基地移転も賛成」に転じた政党に、元々「安保法は合憲、原発再稼働賛成、辺野古への基地移転も賛成」と考えている有権者がこぞって票を投じてくれるんでしょうか?そんなはずがないのです。そういう人は自民党や維新、参政党などに投票するに決まっており、今更立憲が右寄りになったからと言って立憲に投票なんかしません。だいたい、個別の政策への賛否以前に、結党時の理念ともいえる主張をそんなにあっさり放擲できる政党の掲げる政策を、どれだけの人が信用するでしょうか。立憲民主党が共産党と共闘していた時期、右側からは立憲共産党などと散々揶揄、批判されましたが、両者の選挙協力は、立憲民主党側が統一候補となった場合は、おおむね1+1=2の効果を生みました。共産党と組んだら立憲の支持層が逃げる、とも言われましたが、実際には共闘候補は両党の持ち票の合計の得票を得ていたのです。1+1が3や4にまではなりませんでしたが(共闘が最大限の効果を発揮すると、そういうことも起こります)、1+1=2の結果にはなりました。逆に共産党側が統一候補になった場合は、立憲民主党からは逃げる票が多くて、1+1=1.2くらいにしかならないこともありましたが、共産党側が統一候補になった選挙区はわずしかありません。しかし、今回立憲と公明の合併の効果は、1+1=0.9です。2024年衆院選比例区で立憲民主党の得票1156万票、公明党596万票、合計1700万票以上でしたが、今回の中道改革連合は比例区1043万票しか取れず、前回立憲が単独で取った得票数より少ないのです。投票率が上がり、投票総数も増えたのに(2021年衆院選投票総数5400万票台、今回は5700万票台)、です。つまり、どちら側からも大量の票が逃げた、ということです。そりゃあ、勝てるはずもありません。・立憲民主党の変質立憲民主党は、元々2017年に希望の党が作られた際、そこから排除されても節を曲げなかった人たちが作った党です。そしてその姿が意外に多くの支持を集めて、前述の共産党との(社民党とも)選挙協力の威力もあって、希望の党、その後継である国民民主党より多くの議席を維持してきました。ところが、両党の支持母体である連合(の中央執行部)が、共産党を毛嫌いする一方、両党の統一を強く要求し、結局国民民主党の大部分の議員が立憲民主党に移りました。国民民主党出身の議員がみんな右翼だ、あるいは風見鶏だ、などと言うつもりはありませんけど、この時以来、立憲民主党結党以来の愚直な主張がブレ始めました。逆に、このとき立憲民主党への合流を拒絶して国民民主党に残った議員の方が(私はその主張には欠片ほども賛同せず、票を入れる気もありませんが)、政治的に節を曲げずに筋を通しているかのような状態になってしまいました。野田党首も、国民民主党から来たわけではありませんが、そのように立憲民主党の主張をふらつかせることになった元凶の一人である、と言わざるを得ません。・戦う姿勢菅野完氏が動画で「高市早苗からは(主張への賛否は別にして)野党と戦う姿勢が感じられた。しかし中道改革連合からは自民党と戦う姿勢が感じられなかった」と指摘をしていました。菅野氏の主張には賛同できない時も多々ある(というか、ものの言い方が、私にはちょっと感覚的に苦手)のですが、ことこの指摘については正しいと思います。公明党は「高市首相でなければいつか自民党とよりを戻したい」が見え見えだし、野田だってそうでした。そういうのは、やっぱり有権者は敏感に感づくんじゃないでしょうか。・今後公明党はどこからも相手にされなくなるのでは?中道改革連合の記録的大敗の中で、旧公明党は比例区で名簿上位を独占したために、落選者を出さず、何と議席数を増やしています。作戦勝ちで甘い汁を吸い放題の結果になりました。公明党の狡猾さと、そんな結果を招いた旧立憲指導部の間抜けさ加減にもびっくりです。でも、こんなやり方が二度通用するはずがありません。この結果を招きながら、次の選挙で、まだ中道改革連合が続いているとは、私には思えません。遠からず中道改革連合は分裂するんじゃないでしょうか。その後、公明党と共闘しようという政党は、果たして現れるでしょうか?比例区では一定の票が見込まれるので、公明党単独に戻ってもある程度の議席数は今後も見込まれるものの、もう二度と他党から連携の声はかからないんじゃないでしょうか。・とはいえ、あまりに非対称戦争今回の選挙は、「高市首相は他人の批判しないけど、野党(中道や共産党、れいわなど)は高市批判ばっかりで建設的じゃない」というのが野党大敗の理由、らしいです。いや、私は唖然とします。高市は自分のミスはいつも「他人のせい」ばっかりじゃないです。確かに、選挙戦に入ってからは高市本人が直接他人を攻撃するのは控えめですが、それは、彼女自身に代わって取り巻きが他人を攻撃しまくっているから、本人自らがやる必要がないだけです。端的に言って、「左翼は他人の批判ばかり」と叫んでいるアカウントがやっていることは「左翼に対する批判ばかり」だったりするわけです。高市応援団による左派への攻撃はやりたい放題だけど、左派による高市首相への批判はダメだ、左派に対してはいくらでも発言の一部を切り取って批判するけど、左派から高市首相への、発言の一部を切り取って批判は許さない、というSNSの発信やショート動画が垂れ流され、それを真に受けた有権者が盲目的に自民党に票を投じる-あまりにも対等ではなさ過ぎる「非対称戦争※」がまかり通っている現状では、あまりに不公平すぎて、もはや「公正な選挙」など期待できないのかもしれません。※念のため、非対称戦争という言葉の本来の定義はそういうことではありませんが、語感がこの状況にあまりにマッチするので使っています。・ともかく高市の自民党は勝った、けど日本の将来は破滅かもね以前にも書いたとおりです。立憲民主党が今回選挙で取った行動は自滅としか言いようがありませんが、同時に高市政権に圧倒的な支持を与えてしまった日本人の選択もまた、自滅としか言いようがない、という状況に、数年後には陥ることになる可能性が高いのではないでしょうか。有権者がそれを望む判断をしたんだから、それで破滅しても仕方のないことかもしれませんが。
2026.02.09
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本日は衆院選の投票日です。先の記事に書いたように、私は既に期日前投票を済ませています。(本日は一日仕事です)東京付近は朝から降雪があるようですが、午後には雪はやむようです。当ブログをご覧の皆様は棄権はしない方が多いとは思いますが、棄権は危険、です。ぜひ投票に行きましょう!
2026.02.08
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与党3分の2視野 自民に勢い300超も 中道大幅減か 衆院選終盤調査毎日新聞は3~5日、第51回衆院選(定数465)について特別世論調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。自民党は1月28、29両日の序盤調査からさらに勢いを増し、単独過半数(233議席)を大きく上回り、300議席を超える可能性もある。日本維新の会を合わせた与党では3分の2(310議席)をうかがう勢いだ。立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」は伸び悩んでおり、公示前の167議席を大きく下回る公算が大きい。国民民主党はほぼ横ばい、チームみらいは比例代表で躍進する可能性がある。調査では小選挙区で31%が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。自民は、全289小選挙区のうち6割超でリードしており、序盤情勢の半数以上から増加。序盤で、自民候補が議席を独占する勢いだった都道府県は保守地盤の厚い富山、山口など10県だったが、今回は15県に拡大。前回選で野党候補が選挙区の半数以上で勝利した長野(5選挙区)、静岡(同8)などが加わった。比例代表も、前回選で獲得した59議席から大きく積み増しそうだ。~中道改革連合は、伸び悩みが顕著だ。立憲の強固な地盤がある北海道は、序盤調査では接戦区が大半を占めたが、終盤では自民にリードを広げられた選挙区や、逆転された選挙区が目立つ。(以下略)---立憲が連立を離脱した公明党と組んだこと自体は、小選挙区制という選挙の性質上やむを得ぬことだったと思います。ただ、そこで新党結成には無理があった。選挙協力にとどめていれば状況はまた違ったのではないかと思いますが。新党を作り、その政策は原発容認、安保法制は合憲、辺野古移設容認というのでは、立憲の支持者は離れるでしょう。私も今回、小選挙区で中道に入れたのは消去法でやむなく、でしかありません。このままいけば、公明党側の候補者は比例区で全員当選、立憲側の候補者は小選挙区で全滅、いいように使われて捨てられるだけの結果になりそうです。立憲は公明党に騙された、という言い方もできますが、同時に自党の支持者をだました、とも言えますし、少なくとも支持者の信頼に答えなかったことは間違いありません。残念だけど、これは立憲の自滅としか言いようがありません。が、しかし同時に、より広い意味で考えると、高市の自民党に300議席以上を与えるというのは、日本国民の自滅でもあると思わざるを得ません。「円安ホクホク」「責任ある積極財政」の向こうに、どう考えても物価高を収められる未来を展望することはできません。今後も円安と物価高が進み、しかし給料は上がらず、国民の生活はどんどん苦しくなっていとしか思えません。もっとも、別の可能性もあります。選挙に勝った途端に、経済面の公約をすべて放擲して(消費税減税も含めて)正反対の政策に転換する。その方が当座は上手く行くかもしれません。しかしそうなると、もはや政策とは、公約とはいったい何か、選挙でどんな公約を掲げようが、勝ってしまえばその後全部反故にしてよい、だました者が勝ち、というのが選挙ということか、と思わざるを得なくなります。それでも高市の自民党を国民が支持するなら、もはや何を言っても始まらないでしょう。円安、物価高が続いて国民が苦しもうが、選挙に勝った途端に言っていたことを全部放擲しようが、私には到底受け入れられないことですが、それが国民の選択なら仕方がありません。もちろん選挙予測は予測でしかなく、外れる可能性もあるわけですが、正直あんまり期待はできそうにありません。
2026.02.05
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期日前投票に行ってきました。中道は支持できないと思っていますが、小選挙区では他に私には選択肢がなく(自民・維新・参政・日本保守・国民民主の各党に投票する気はないので)、中道の候補に入れました。比例区は、迷いました。社民党にしようと思ったのですが、沖縄2区での混迷を見て、今回はやめようと考え、共産党に入れました。れいわ新選組は、「赤字国債をいくら出しても大丈夫」説があまりに危うく(左右反対ですが、そこたけは高橋洋一などとまるで同じ)、これも投票しようという気になりませんでした。正直言って、3年前松竹氏が除名されて以降も、「共産党の公認候補」には何度か票を入れていますが、比例区の政党名に「日本共産党」の名を書く気が、どうしても起きませんでした。今回も書くことに抵抗がなかったわけではありませんが、消去法的に投票しました。次も入れる保証はいたしませんが(笑)そして、最高裁国民審査。高須順一氏と沖野真已氏。アンケートを見ても二人とも無難な答えしかしていない気はしたのですが、日弁連の日弁連司法制度調査会委員長を務めた経歴と、アンケート中の「弁護士のときに不当な扱いを受けた外国人留学生から依頼を受けた。差別と戦うために、まずは自分自身の内にもある他人と己を区別する感情を克服する大切さを教えてくれた。事件と向き合う姿勢の原点となっている。」という回答から、この人は信任しようと決めました。もう一人の沖野真已氏は学者出身。調査不足で不信任したいと考える材料がなく、どうしようかと思ったのですが、×はつけませんでした。今回信任投票の対象が2人だけだったこともありますが、最高裁の信任投票で一人も✕をつけなかったのはこれまでで初めてかもしれません。皆さん、棄権はやめましょう、投票には是非行ってください。
2026.02.03
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高市氏のパーティー券「旧統一教会友好団体が購入」 週刊文春報道高市早苗首相が代表の自民党支部の政治資金パーティーをめぐり、週刊文春が28日、旧統一教会の友好団体「世界平和連合奈良県連合会」やその関係者が、計10万円のパーティー券を購入していた、と報じた。高市氏については、教団と所属議員の関係を調べた2022年の自民党の調査で、パー券収入を含めて接点は公表されていなかった。高市氏の事務所は朝日新聞の取材に、党の調査に「適切に回答を行っており、それ以降も報告すべき新たな接点はない」と答えた。政治資金については「法令の規定に従い、適切に処理していると認識している」とした。世界平和連合からは回答がなかった。週刊文春は、高市氏の事務所のパー券購入者などをまとめた電子データを入手したと報道。19年のパー券について、同連合奈良県連合会名義で計4万円の入金記録があったという。12年は関係者3人が計6万円を購入したとした。自民は22年9月、所属議員による教団関連団体の会合への出席や寄付の受領、パーティー収入についての調査結果を公表。議員179人(後に180人に)の接点が確認されたが、高市氏の名は公表されなかった。高市氏は22年8月、公式Xで教団との関係について「徹底的に調べた」とした上で、「選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し」などと投稿。朝日新聞社の22年のアンケートで、パー券を購入してもらったことがあるかについて「いいえ」と答えていた。---とんでもない事態です。統一教会の友好団体にパーティー券を購入してもらっていたことを、これまで隠して、「徹底的に調べた」とした上で、「選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し」などと公言してきたわけです。しかも、ここまでなら、倫理的には問題があっても、違法とまでは断定できないものですが(統一教会とのつながりは、大問題ではあるけれどそれ自体が違法ではない、政治資金はうっかり記載漏れしただけなら、これも違法ではなく、高市自身過去にも例あり)、この引用記事は週刊文春の報道の核心すべてを報じてはいません。大元の週刊文春の報道は、こうなっています。《裏帳簿入手》高市早苗氏「金銭のやり取りナシ」断言も統一教会友好団体がパーティ券を購入していた高市早苗首相が2019年に開いた政治資金パーティのパーティ券を、統一教会の友好団体「世界平和連合奈良県連合会」が購入していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。~今回、「週刊文春」は高市事務所の関係者から、政治資金パーティのパーティ券購入者や金額、振り込み日等が記載されている内部資料を入手した。総務省と奈良県に届け出る収支報告書のもとになる、すべての入金記録を記載した“裏帳簿”だ。その資料によると、2019年3月にシェラトン都ホテル大阪で開かれた「Fight On‼ sanae2019 高市早苗支部長の出版をみんなで祝う会」のパーティ券を「世界平和連合奈良県連合会」が購入。3月13日に郵便振り込みで計4万円を入金していたのだ。~だが、高市氏と統一教会との関わりは、これだけではなかった――。1月28日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月29日発売の「週刊文春」では、世界平和連合関係者が2012年にもパーティ券を購入していたこと、裏帳簿に記された名前、不動産会社が54万円ものパーティ券を購入したのに不記載となっている問題、パーティ券を購入したのに政治資金収支報告書上はなぜか「寄附」とされている虚偽記載などについて、詳しく報じている---要するに、単に記載が漏れていたのではなく、「裏帳簿」には記載しておきながら、提出する報告書では消しているのです。これは、どう言いつくろったところで「うっかりミス」とは言いません。意図的な隠蔽と言います。相手が統一教会だろうがそうでなかろうが、違法な行為そのものです。前回衆院選では、直前にこの問題が表面化したからこそ、自民党の多くの議員が処分を受けて離党したり非公認になったり、比例への重複立候補を認められなかったりという党内処分を受けたわけです(高市はそういう処分に内心は反対だったかもしれませんが)。そして、その後一部は刑事事件として立件もされています。それと同じことを、高市もやっていたわけです。こうなると、過去に表面化している収支報告書へのうっかりミスの記載漏れも、本当にうっかりミスだったのか?という疑念も生じてくるところです。これが選挙結果にどう影響するかは私には分かりませんが、結果がどうあれ、選挙後には高市が追及されて立ち往生するであろうことは必至です。しかし、他マスコミはこのスクープに追随しようとしていません。各マスコミとも、統一教会系団体がパーティー券を購入していたところまでは、小さく報じていますが、それが裏帳簿に記載されていたことについては、明確には報じていません。上記の朝日新聞の報道がそうですし(定期購読していないので、有料部分に掲載されているかもしれませんが、見出しに来ていないので、大きくは報じていないのでしょう)、毎日新聞は「文春記事は首相のパーティー券販売に関する「リスト」を入手したとしており」と書いているので、思考を巡らせれば「リストとは、つまり裏帳簿ということだな」と分かる、という程度の書き方です。選挙期間中とはいえ、事実を報じるにあまりに腰が引けているのではないかと考えざるを得ません。安倍元首相が暗殺された際、犯人が統一教会関係の被害者であることを、各報道機関分かっていながら投票日まで一切報じようとしなかった過去の事例が思い出されます。それは、選挙への影響を避けるという名目で公然たる事実を隠蔽していると言わざるを得ないものです。
2026.01.31
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鳥写真をはさほど撮りに行っていませんが、大ホームランを放ちました(笑)12月31日秋ヶ瀬公園シメ、トリミングではありますが、かなり近距離で撮影できました。シメ年末年始休みの最終日、1月4日に渡良瀬遊水池まで行ってきました。ベニマシコ・オス。北エントランスから入って「谷中村史跡保存ゾーン」の駐車場に二輪を止めると、かなり高確率でベニマシコの群れを見ることができます。この日は、遊水地の堤道をしばらく歩いて(ここでもベニマシコが見られることがある)、何もいなかったので駐車場に引き返したらベニマシコがいました。ベニマシコ・メスベニマシコ・オスベニマシコ・オスコウノトリ。鳥撮影はやめて、人のいない葦原の中の道の行き止まりに二輪を止めて笛練習をしていたら、すぐ近くにコウノトリの群れ(3羽)がいました。これもトリミングですが、これまでではもっとも近距離で撮影できました。コウノトリコウノトリ。飛んで行ってしまいましたが、このあと何回か舞い戻ってきました。1月12日葛西臨海公園アオジのオス山手線の池袋駅と高田馬場駅の間にいる鳥です。・・・・・メジロです。オナガ1月25日、この日は朝東京港野鳥公園に行ったのですがシロハラ前日にアリスイが出たのを野鳥公園のブログで知っていたので行ったのですが、見つけることはできません。お昼近くになってしまい、東京港野鳥公園には昼食を食べるところがないので(軽食の自販機があるだけ)・・・・同1月25日(当該公園の公式ブログがニシオジロビタキの名を公開していないことに気付いたため、私も一応公園の名はいったん非公開とします。何週間かしたら再度公開しますが)食事ができるところがいっぱいある公園に移動しました。ところが、昼食を食べた後でニシオジロビタキが出ているというので、びっくりしてその場所へ。カメラマンが十数人。もういないんじゃないかと思ったらそんなことはなく・・・・ニシオジロビタキ。日本では比較的稀な旅鳥または冬鳥です。私は初めて見る鳥であり、当然撮影も初めてです。ニシオジロビタキ。数年前にもこの公園で記録がありました。が、私は見られませんでした。さらに何年か前、なんと都心の日比谷公園で越冬した記録があります。私は当時、日比谷公園で毎週のように笛練習していたのですが、そんなこととはつゆ知らず、ニシオジロビタキのすぐ近くで毎週笛を吹いていた、ことを後になって知ったのでした(笑)ニシオジロビタキ。元々はオジロビタキの亜種とされていましたが、近年は別種とされています。地味で目立たない色ですが、めちゃめちゃ可愛いです。ニシオジロビタキ。遊歩道脇の緑地で、ずっと飛びまわっており、やとらと近距離で撮影できました。ニシオジロビタキ。この後笛練習のためにこの場を離れて、鉄橋の下で1時間くらい笛を吹いてから再び先の撮影場所に戻ったら、まだニシオジロビタキがいました。やたらとサービスがよい鳥でした。この日は遠方に撮影に行こうと思っていたのに、寝坊して遅れて東京港野鳥公園に行き、その後この公園に移動したときには昼過ぎだったので(ふつうは鳥撮影は朝が最適)ほとんど期待せずに行ったのですが、まさかニシオジロヒタキなんて珍しい鳥に遭遇するとは想像しませんでした。寝坊が結果オーライでした。
2026.01.27
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野良さん@握力127t@blue_noracatここで高市さんが「解散しませんよ??」と突然言い出したら、立民と公明が中核派みたいな名前の党になって終わっただけという流れが見られるのか それはそれで見てえな---この人がこの投稿をしたのは1月16日。その後この人の願望が実現することなどもちろんなく、衆議院は解散されたわけですが、16日の時点で「やっぱり解散やーめた」があり得ると思っていたとすれば、あまりに現実を知らない。実を言うとこれはこの人(多分保守系)の専売特許ではなく、左派寄りの人にも類似の主張がありました。どの動画だったかURLが示せないのでリンクは貼りませんが、「日本会議の研究」で知られる菅野完氏が、YouTube動画で、大要「高市首相に能力があれば今から解散をやめるだろう(が、能力がないので結局解散するだろう)」という趣旨の発言がありました。菅野氏の主張には同意する部分も多々ありますけど、この見通しについてだけは「そんなことはあり得ない」としか思えませんでした。選挙は、無人の機械が戦うゲームではありません。多くの人間が全力で動くのです。当然それに応じてモノも金も動く。ヒト、モノ、カネが散々動いた後で、「やっぱり選挙なんてやーめた」なんて話があり得るでしょうか。端的に言って、解散報道が出た瞬間から、政界も行政も、選挙準備に突っ走っています。三連休の前日、9日の夜に読売が第一報を放ったらしいですが、おそらく全国の選管職員や政界関係者は、3連休も返上して、山のような残業をしたのではないでしょうか(私は選管職員ではないので、断言はできませんが)。そして、三連休明けには、ポスター掲示板や投票用紙の発注、投票所、開票所の確保にかかったでしょうし、政治家もポスター発注やら選挙事務所借り上げなどに走ったはずです。それは、何も野党陣営だけではありません。当然自民維新も同じです。野党だけを振り回して与党は涼しい顔-なんて策は実現不可能ですから。というわけで、事実上は第1報が出た時点でもう「引き返し不能」だったと思いますが、最大限大目に見ても、3連休が明けた13日火曜日の午前中が「やっぱりやーめた」が可能だったラストチャンスだったものと思います。任期の1/3しか過ぎていない時点で、突如、史上最短の日程で、与党内でも誰にも知らせずに突如解散という挙動自体が自民党内でもかなり波紋を呼んでいるようですが、選挙に向けてヒト、モノ、カネが全力で動き出した後になって「やっぱり選挙はやーめた」なんてことになったら、輪をかけて大混乱になります。当の自民党自身がです。全国の自治体も、選挙関連の事業者も。発生してしまった超過勤務、発注してしまった投票用紙や掲示板の費用、もし小中学校の行事を動かさせて投票所を確保したのなら(冬なのであんまり行事はないかもですが)、その後始末をどうするのか、ということです。そんなことをやった首相は、もう二度と、誰からも信用されないでしょうね。多分、自民党内で政権から引きずり降ろされるでしょう。それはそれで、見てみたい光景ではありますが、高市自身が発狂して、周囲がそれを制止できない、なんて事態でもない限り、そんなことがあり得なかったことは明白なのです。妄想は個人の自由ですけど、それを全世界に向けてまき散らすなよって思ってしまいました。
2026.01.25
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「平和だけ考える義務なし」 トランプ氏、平和賞逃しメッセージドナルド・トランプ米大統領は、ノルウェーのストーレ首相に宛てたメッセージの中で、ノーベル平和賞を受賞できなかったことを踏まえ、「もはや純粋に平和だけを考える義務は感じていない」と述べた。トランプ氏はメッセージで、「あなたの国が、私が八つの戦争を止めたにもかかわらず、ノーベル平和賞を授与しないと決めたことを考えれば、私はもはや純粋に平和のみを考える義務は感じていない」と記した。その上で、引き続き平和は「最優先事項」であるとしつつも、「今後は、アメリカ合衆国にとって何が善であり、何が適切かを考えることができる」と述べた。トランプ氏からのメッセージを受けてストーレ首相は、ノーベル平和賞はノルウェー政府が授与しているものではないと強調。「トランプ大統領にも明確に説明したが、ノーベル平和賞は独立したノーベル委員会によって授与されている」と書面でのコメントで述べた。またトランプ氏は、同じメッセージの中で、デンマーク自治領グリーンランドについても言及し、「米国が完全かつ全面的にグリーンランドを支配しない限り、世界は安全ではない」と主張した。「そもそも、彼ら(デンマーク)に『所有権』がある理由は何なのか。文書による根拠はなく、数百年前に船が到着したというだけではないか。われわれも同様に船を到着させていた」と述べた。このメッセージの真正性については、関係筋およびストーレ首相自身がノルウェー紙VGに対し確認している。---信じがたい言い分です。もちろん、ここに書かれたことがトランプの考えのすべてだ、とは私も思いませんが、思ってもいないことを書いているわけではないこともまた確かです。こんな言い分を(腹の中で思っているだけならともかく)外部に公表してしまうこと自体も含めて、まともな為政者のやること、言うことではない、と思います。プレゼントをもらえなかったから拗ねてやる、と公言しているのも同然でしょう、こんなのは。どれだけお子ちゃまなんだ、と驚きます。世界が米国にひざまずき、米国の要求(どんな理不尽なものでも)を受け入れるのが、米国にとって最適だったとしても(実際には、必ずしもそんなことはないと思いますか)、世界にとってはそうではないし、屈する義務もありません。>「そもそも、彼ら(デンマーク)に『所有権』がある理由は何なのか。文書による根拠はなく、数百年前に船が到着したというだけではないか。」そもそも、領土は「所有」するものではなく「領有」するものです(原文ではright of ownershipと書いていますが、領有はsovereigntyまたはdominiumでしょう)。例えば日本の個人あるいは法人が、マンハッタンで土地を購入し、所有することはできますが(バブルの時代にはそういうことがありました)、だからといってその土地が日本の領土になることはありません。そして、デンマークがグリーンランド領有する、文書上の(つまり条約上の)根拠がない、というのは、きちんと調べてはいませんが、おそらく事実なのでしょう。でも、国際法上、領土の定義とは、条約等の書面で規定していること、だけではありません。例えば、三宅島や佐渡島が日本の領土であることを規定した条約はありません。日本の領土で、条約によって規定されているのは、おそらく米国との「沖縄返還協定」によって返還された沖縄だけでしょう。でも、条約の規定がなくても三宅島や佐渡島は、疑いの余地なく日本の領土です。なぜなら、国際法上、「先占」「実効支配」も、領土の定義になるからです。同様に、米国でもカナダやメキシコとの国境は条約等で決まっていますが、マンハッタン島が米国領であるという条約は、ないんじゃないですか?でも、マンハッタン島が米国領であることは、前述の先占と実効支配の原則から明らかなのです。もちろんグリーンランドも、デンマークが実効支配しています。実は歴史的経緯を考えると、最初にグリーンランドを領有したのはノルウェーなのですが、ノルウェーやアイスランドからの入植地は15世紀末頃に滅亡し、ノルウェーの実効支配は一旦途絶えたこと、当時現在のような国際法もまだなかったこと、入植地が滅亡した当時ノルウェー自体がデンマークの支配下に入っていたことなどから、18世紀にデンマークがグリーンランドを再発見し実効支配することに、ノルウェーは特に異を唱えていません。グリーンランドは高度な自治権を持ってはいるものの、デンマークが実効支配をしていること、少なくともこれまでのところそれに異を唱える国は存在しないこと(トランプでさえ、グリーンランド「購入」と言っている以上、現在のグリーンランドをデンマークが「所有」している事実は認めています)は歴然としています。もちろん、当のグリーンランド住民もまた、米国領になることを望んでいません。世論調査では、住民の85%が反対と報じられています。なお、グリーンランドは独立運動が盛んですが、現在の自治政府首相は独立消極派です。あらゆる意味でトランプの言い分に妥当性はないし、ましてやその理由としてノーベル平和賞を受賞できなかったから、などという駄々っ子のような理屈を述べる、あきれ果てた話です。が、そのような人物が経済力、軍事力において世界一の超大国の元首であり、誰もそのやることを阻めない。これは国際秩序という意味で、破滅的な状況と思わざるを得ません。
2026.01.21
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昨年も1月に登ったのですが、浅間山の外輪山黒斑山に登ってきました。今回は、前部署での同僚と一緒に行きました。雪山に一緒に行くのは2年前に入笠山に行って以来2度目です。装備、経験等を勘案するとこれ以上の難易度の山に一緒に行くのは難しいところです。車坂峠から登山開始です。東京を朝出て、佐久平でバスに乗り換え、ここに9時半過ぎには着けます。新幹線の速さのおかげです。噴火警戒レベルは相変わらず2なので、外輪山までしか行けません。警戒レベルが1下がれば、浅間山本峰の前掛山まで行けます(最高標高地点としての山頂は火口から500m圏内で警戒レベル1でも登頂不可なので、前掛山が事実所の山頂です)。何年か前に警戒レベル1に下がっていた時期があったのですが、登らないうちに警戒レベル2に戻ってしまいました。ただ、バスが朝夕2往復しかなく、標準コースタイム上は公共交通機関利用だと日帰りで前掛山まで往復は無理です。コースタイムを超えるハイペースで歩くか、現地で1泊するか、車(私の場合は二輪)で行くか、次に警戒レベルが1に下がった時に考えます。籠ノ登山と水ノ塔山。今回は同僚の希望で黒斑山に行きましたが、何度か登っているので、次に単独で来るときは、こっちにも行ってみようかなと思います。槍が鞘まで来ました。目の前に浅間山の雄姿。黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と続く外輪山の山々。浅間山外輪山の最高峰、黒斑山に到着。剣が峰。浅間山。槍が鞘付近からは、前掛山しか見えませんが、黒斑山の先まで行くと、その奥の最高地点や噴火口(奥底までは見えませんが)も見えてきます。蛇骨岳に到着。浅間の山頂をアップで撮影。望遠レンズは持って行っておらず、標準ズーム(17-70mm)のテレ端での撮影です。四阿山。南側保面を眺めると、北斜面なので雪がいっぱいあります。先に仙人岳と鋸岳が続きます。仙人岳と鋸岳のアップ。諸事情によりこの辺りで引き返しました。うっすらと苗場山が見えます。何日か前に黄砂が飛んで、やや黄色く霞みがちです。黄砂が来る前なら、もう少しはっきり見えたでしょう。黒斑山付近。で、笛吹きタイム。いつもは単独行なので笛の写真ですが、今回は同行者に吹いているところを撮影してもらいました。下山、また籠ノ登山と水ノ塔山。麓はスキー場てす。快晴で、午前中はかなり強風(ただし、樹林に遮られて、直接風を受ける場面はほとんどなし)でしたが、昼頃から風が弱まり、復路はほとんど無風でした。やはり山登りは晴れている日が楽しいです。
2026.01.19
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立憲、公明両党首が新党結成に合意 衆院選へ「中道」掲げ結集立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は15日、国会内で会談し、次期衆院選に向けて新党を結成することに合意した。高市早苗首相は23日召集の通常国会の早期に衆院を解散する意向を与党に伝えており、「27日公示―2月8日投開票」を軸とした日程が検討されている。短期決戦が見込まれるなか、「中道」を掲げる両党が結集することで、与党への対抗軸となることを目指す。両党は解党せず、衆院議員が離党して新党に参加する形を想定している。衆院選では、比例代表で公明の候補者を上位で優遇する一方、小選挙区で公明は候補を立てず、立憲の候補者を支援する案が浮上している。従来の衆院選で公明の支援を受けていた自民候補には打撃となる。公明は15日午前の中央幹事会で、立憲との協力について代表に対応を一任することを決定。立憲も同日午後に国会内で両院議員懇談会・総会を開き、次期衆院選に向けた対応について所属議員に伝えた。野田氏は15日朝、千葉県習志野市で記者団に「現実的に暮らしの底上げにつながるような政策を次々と打ち出していける中道勢力の結集が大事だ。公明と結集軸を作って、うねりを作っていきたい」と語っていた。---両党が何らかの選挙協力をするのだろうとは思っていましたが、新党結成というのは仰天しました。本音の感情レベルで言えば、公明党(創価学会)は好きじゃありません。その公明党と組んで選挙協力だけならともかく、合併して新党結成?冗談もほどほどにしてくれ、です。もっとも、公明党は嫌いですが、仕事上公明党の議員とやり取りすることは多々ありますが、彼らの仕事ぶりには頭が下がることは確かです。そして、自民党、参政党、日本保守党、維新、国民民主党が大幅に議席を増やす事態は、少なくとも私にとっては、公明党が先か嫌いかという話よりは重大なことです。そんな事態を避けるため、公明と立憲の連携はやむを得ないものと思います。連携がいきなり合併というのは、いささか首をかしげるところはありますけど、今はそれを言っても仕方がないので、この連携を批判はしません。票を入れるかどうかは分からないけど(比例区には投票しませんが、小選挙区は有力候補が誰になるか次第で、投票するでしょう)。ただ、今から「中道改革連合」なんて新しい党名にして、知名度は大丈夫?という疑念は抱きます。投票日は2月8日か、遅くとも15日だというのです。それまでにその党名は浸透しますか?少なくとも今回選挙での党名は「立憲民主公明党」が良いのでは。皮肉や揶揄ではありません。「立憲民主」「公明」と書いた票が無効にならない策を考えておかないと、無駄に票を失うことにはなりませんか?という疑念は抱きます。
2026.01.16
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【速報】高市首相が与党幹部に冒頭解散を伝達「通常国会の早期に解散」 2月総選挙投開票が確実に高市首相は14日夕、首相官邸で与党幹部と会談し、1月23日に召集される通常国会で早期に衆議院解散を行う意向を伝えた。これにより2月上中旬の衆院選実施が確実となった。詳しい日程や狙いは高市首相が19日に記者会見で表明するという。会談には自民党の鈴木幹事長、日本維新の会の吉村代表・藤田共同代表が出席した。衆議院の解散をめぐっては、通常国会を前に、高市首相が政権基盤の強化を狙っての冒頭解散を検討していることが9日夜の報道で明らかになり、新年度予算の年度内成立が難しくなることから、与野党双方から懸念の声や「大義がない」「物価高先送り解散だ」などの批判が相次いだ。一方で高市首相は、支持率の高いうちに、自身の掲げる「責任ある積極財政」などの経済政策や、「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」などについて早めに国民の信を問い、通常国会を乗り切り政策を実現するための進める力を得ようという狙いがあるとみられている。---とんでもない話です。どこの自治体の選管も、今頃阿鼻叫喚の地獄に陥っているはずです。何の準備もしていないところから、突如として、極めて短い期間での選挙ということになってしまったからです。巷間言われている投票日2月8日だとすると、前回衆院選(2024年10月)からわずか1年4か月です。4年間の任期の1/3しか経っていません。もちろん衆議院には解散というものがあり(7条解散そのものに憲法上の疑義はありますが、今それを言っても始まらないので、それについては措きます)、任期満了による選挙が戦後1回(「ほぼ」任期満了同然の時期の解散が他に2回あり)しかありませんが、そうはいっても、内閣不信任案可決などのハプニングによるものを除くと、やはり1年4か月という期間は異常と考えざるを得ません。しかも、タイミング的に今解散すると、来年度予算の審議が止まり、予算の年度内成立がほぼ不可能になることが指摘されています。与党が自ら予算を年度内に成立させることを放棄するわけです。その理由が「今選挙をすれば勝てそうだから」というのでは、自党が勝てるなら、国政にどんな停滞や混乱が生じても構わない、と言っているのと同じです。党利党略もここに極まるというものです。これで「日本列島を、強く豊かに。」とか、寝言は寝てから言ってくれ、と思わざるを得ません。高市が総裁選に勝った際、「働いて働いて働いて働いて働く」という言葉が話題になりましたが、この不意の解散総選挙で、全国の選管職員(のみならず、選挙事務に従事する多くの職員も)を「働かせて働かせて働かせて働かせて働かせる」わけです。それでも高市は選挙に勝つのでしょう。そう見通しがあるから解散するのでしょうから。でも、こんなあからさまな党利党略のために予算審議すら放り出すような振る舞いを是として勝たせるような有権者であれば、今後の日本がどんどん衰退していくのも無理からぬと考えてしまいます。そして、これに同時並行で、大阪でも別の党利党略による選挙がありそうです。大阪府知事・市長が辞職へ 出直し選で「大阪都構想」実現へ推進狙う大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長(同副代表)がそろって近く辞職し、衆院の解散に合わせて出直し知事・市長選に臨む意向を固め、周辺に伝えた。関係者が13日、明らかにした。「副首都構想」実現に向けた与党の法案作成が本格化するのを踏まえ、維新が構想の核と位置付ける「大阪都構想」の実現に向けた手続きを推進する狙いがある。大阪都構想は政令市の大阪市を廃止し、特別区を設置する構想で、維新が結党時から掲げる「一丁目一番地」。2015年と20年の2度、市内の有権者を対象に住民投票が行われたが、いずれも僅差で否決された。維新は昨秋、自民党と結んだ連立政権合意書で、今年の通常国会で副首都法案を成立させると約束。特別区を副首都の要件とするよう求めている。ただ、吉村氏は2度目の住民投票否決を受けて、「僕自身が政治家として再挑戦することはない」と明言しており、23年の知事・市長ダブル選でも都構想を公約に掲げなかった。---大阪都構想が住民投票で否決されたのに、5年後に再度やったことには呆れかえりましたが、2度目も否決されたのに3度目の住民投票をするそうです。いい加減にしろよ。こんなことが許されるなら、万が一大阪都構想が住民投票で成立しても、5年ごとに住民投票をやって、一度でも破れたら、大阪都から大阪府に戻せ、ということになります。そのために任期途中で辞職して府知事選、市長選というのも、高市の振る舞いをしのぐ党利党略です。実際には、国保逃れなどの不祥事をごまかすことが主たる目的なんでしょうけど。幸いにして私は東京在住なので、この維新の愚行には巻き込まれないで済みます。その点は幸いです。でも、高市の愚行には巻き込まれますけどね。「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑」と言います。高市にしても維新の会にしても、この警句の生きた実例のように思えます。
2026.01.14
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1月10日、谷川岳に行ってきました。実は大失敗をしてしまいまして、デジタル一眼レフを家に置き忘れて行ってしまいました。新幹線に乗るところでカメラがないことに気付きました。家を出る前に充電したバッテリーをカメラに入れたのに、そこから忘れるという大失態でした。そのため、以下の写真はすべて、スマホで撮影したものです。冬季は新幹線上毛高原駅から谷川岳ロープウェイ行きの始発バスが30分遅くなってしまったため、土合駅から谷川岳ロープウェイまで歩く方が、上毛高原からバスで来る早くロープウェイに乗れます。なので、土合駅のこの階段を登るところからスタートしました。もっとも、結果的にロープウェイはさほど混雑していなかったので、上毛高原がらバスで来ても、ロープウェイは長蛇の列にはならなかったかもしれません。積雪量は、まださほど多くはありません。天神平到着。快晴、笠ヶ岳、白毛門、朝日岳を望みます。これから登る谷川岳。快晴ですが、雪煙が見えています。熊穴沢避難小屋を過ぎたところ。快調に登っていきます。この辺りは急登です。登山者はかなり多いです。相変わらず雪煙が舞っています。爼倉山稜。そして、雪煙の中に突入しました。ジェット気流が冬季には南に蛇行し、日本上空を直撃します。そのため、日本の厳冬期冬山はいつも強風が吹いています。この程度の地吹雪なら、よくあることです。と、思っていたら、更に風が強くなってきました。いや、冬の谷川岳はたいてい猛烈な風が吹いていますけど、それでもこのレベルは経験がないかも・・・・・。といっても写真(静止画)だとよく分かりませんね。頑張って動画も撮影してみました。この動画は5秒しかないので、次の動画と併せてごらんください。実は最初の動画より少し下った場所で、こちらの方がまだしも多少風は弱いです。体が宙に浮きそう-というのは、若干誇大表現ですが、まっすぐ歩けない、吹き倒されそうとは真剣に思いました。というわけで、こんなに晴天なのに、11時半過ぎ、無念の退却に至りました。過去の経験からすると、途中のこの辺りは高確率で吹雪に遭遇するのですが、登り切ってしまえば山頂付近はそんなに荒れていないことが多い・・・・・とは思ったのですが、毎年登っている山だし、日帰りで来られるし、また次ぎに来ればいいや、というのもありました。でも、同じ暴風でも登りより下りの方が多少楽なんですよね。スマホでこの暴風の中を撮影するのはなかなか大変で、冬山用のグローブはスマホをいじる前提になっていないので、タップに反応しません。オーバー手袋を外して下の手袋だけになっても同じです。なので素手になる。手袋から手を離した瞬間に確実に飛んで行ってしまいますから、絶対に飛ばないように脇の下に握りしめて(でも、予備の手袋は持っていました。それがなかったらこの風の中で手袋は外せないです)撮影。一眼レフなら、オーバー手袋だけを外せば操作できるんですけどね。しかも、案外気温は滅茶苦茶低いわけではなく(もちろん氷点下ですけど、おそらくマイナス5度か、それより高かったかも。地吹雪ですが、一応晴れて日差しがありますし、年末に行った木曽駒より標高自体は1000mも低いですから)、スマホも手も、あっという間にびしょ濡れに。相変わらず猛吹雪ですが、この撮影場所では、上の2つの動画の時点ほどの暴風ではありませんでした。この風だったら問題なく登れる、のですが、振り返ってみた上の方の暴風は、やっぱちょっとね。天気予報で、この3連休、風が強く、翌11日から日本海側は荒れるということだったので、連休初日に登ったわけですが、天気はともかく、風は既に荒れ始めていた、ということとなのでしょう。下ってきたら、また快晴です。でも、山頂方面の雪煙は相変わらずです。たっぷり笛練習。谷川岳に別れを惜しみつつ下山しました。うーん、この冬山シーズン中に、もう一度アタックしようかな。
2026.01.12
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前回の投稿で、「マドゥロ政権に多くの問題があることは事実ですが」と書きました。マドゥーロ大統領が、失政を重ね続けてきたうえに、民主的な選挙を踏みにじった最悪の政治家であった、という事実は直視せざるを得ないところです。私は、故ウーゴ・チャベスは、今も非常に尊敬しています(当ブログの初期の投稿に、ャべ巣に関する記事をいくつもアップしているはずです)。後継者のマドゥーロがどんな末路を迎えたにせよ、その尊敬の念に変わりはありません。ただ、当然ながらチャベスのやったことすべてが正しかったと思っているわけではありません。その中ても、マドゥーロを後継者に据えてしまったことは失敗だったと思っています。マドゥロが副大統領になったのは、チャベス政権の末期で、それまで副大統領は別の人物であり、チャベスの後継者と目されていたのもマドゥーロではありませんでした。マドゥーロが副大統領に任命されたとき、チャベスは既にガンを発症していましたが、キューバで手術を受けて、それがいったん成功したため、自分が近く死ぬとは考えていなかったのだと思います。そのためか、能力の高い政治家ではなく、自分への忠誠心が高い政治家を後継者に選んだように思います。それがマドゥーロだったのです。残念ながらマドゥーロはその名に反し、成熟した政治家ではなかった(maduroはスペイン語で成熟の意味です)というしかありません。私はチャベスを尊敬していますが、前述のとおり、ミス、問題点がなかったなどというつもりはまったくありません。それでも、チャベスの在任中、ベネズエラが滅茶苦茶な桂座゛゛位破綻に至ることはありませんでした。それに比べると、マドゥーロの政権運営は、どう見ても失敗であったことは明らかです。完全無欠の人間などおらず、失敗のない政権もありません。経済破綻を招いた政権は、過去の中南米で数多くありました。だから、失敗したら選挙に負けて、下野するしかありません。ところが、彼はあからさまな不正によって選挙結果を書き換えて、経済破綻にもかかわらず政権に居座ってしまった。これは、「失敗」というよりは意図した不当行為とも言えます。権力の座は人間の感覚を摩滅させるのでしょうか。外国に攻め込んで拉致する米国のやり方は暴挙です。また、麻薬密輸に関与していたという話は、多分デマです。しかし、彼が失政で支持を失ってもなお政権に居座る独裁者でなければ、いかにトランプでも、あれほどの暴挙を冒せたか、とも思います。その意味では、トランプという巨悪に付け入るスキを与えてしまった、と言わざるを得ないものがあります。とはいえ、マドゥーロがとんでもない独裁者であることは、米国のあのような暴挙を正当化しないし、逆に米国の暴挙はマドゥーロの失政を正当化しない、ということに尽きます。付言すると、前述のとおり、マドゥーロの失政は明らかですが、米側が言っている罪状のうち、麻薬(特にフェンタニル)密輸に関与しているというのは、濡れ衣と思われます。そもそも、言っているトランプ政権自身、具体的根拠を何ら示せていません。何よりも、米国に密輸される麻薬の大半はコロンビア、メキシコを経由で、ベネズエラを経由するものはごく少ないので(他ならぬ米国麻薬取締局の25年3月の年次報告書がそのように指摘しています)、ベネズエラが関与できる余地(したがって経済的利益も)ほとんどありません。
2026.01.06
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あけましておめでとうございます、と言いたいところでしたが、新年早々、とんでもない事態が起こっています。ベネズエラ、首都での爆発めぐり米国による「軍事侵攻」と非難 国防計画を発動ベネズエラ政府は3日未明に首都カラカスをはじめとする各地で爆発が報告されたことを受け、米国による「極めて深刻で重大な軍事侵略」だとして非難した。政府は声明で、米国がカラカス、ミランダ州、アラグア州、ラ・グアイラ州を攻撃したと主張した。声明によると、マドゥロ大統領は非常事態宣言に署名し、すべての国防計画を「適切な時期および適切な状況下で」実施するよう命じた。また、同国の社会・政治勢力に対し動員と国防を求めた。声明には、「ベネズエラ国民と国軍は、人民・軍・警察の完璧な一体性のもと、主権と平和を保証するために展開される」と記されている。ベネズエラは国連安全保障理事会、国連事務総長、その他の国際機関にも苦情を申し立て、米国に対する非難を要求するという。---別報道によると、米軍がマドゥロ大統領の身柄を押さえた、とも言っているようですが、現時点では真偽不明です。マドゥロ政権に多くの問題があることは事実ですが、だからと言って外国軍が侵攻して、ましてや(現時点では事実かどうかは未確定てすが)現職の大統領を拘束する、それは侵略であり、国家主権の侵害です。ロシアがウクライナに対してやっていることと何が違うのか?と言わざるを得ません。このような行動を是とするなら、道義的にロシアのウクライナ侵略を批判できる道義的根拠は失われるし、今後中国が台湾に侵攻するような事態が起こった場合、それを批判できる道義的根拠も失われます。何しろ、ベネズエラはどこからどう見ても米国にとって外国です。そこに侵攻することが是であるなら、ましてや中国にとって「外国」ですらない台湾(台湾自身も諸外国も、台湾を独立国とは見なしていない)に侵攻することは、となります。
2026.01.03
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前回の続きです。山頂で鍵盤ハーモニカを吹いている女性がいたので、つられて私もケーナを吹きました。人が集まってきたのはいいのですが、何しろ厳冬期、指は真っ赤になって、まったく回らない。唇がこわばって、途中でケーナをぶん投げたいくらい、音が出ませんでした。いつもなら雪面にケーナを置いて撮影するのですが、斜面で奈落の底まで転がっていきそうなので、こんな写真だけ。奥は南アルプス、手前中央は中岳、右の鋭鋒が宝剣岳。八ヶ岳。左端は北横岳、右寄りに赤岳、右端は編笠山のはず。宝剣岳。無雪期には登っているけど、積雪期は私には無理かな。宝剣岳の右奥が空木岳だと思います。宝剣岳。登っている人はいます。ここまで戻ってきて、急に伊那前岳方面の稜線に行ってみたくなりました。多分、12時55分のロープウェイには間に合わなくて、でもまっすぐ下ると、その次の1時55分のロープウェイまでは時間が余るな、という計算もありました(実は登山者が多いので臨時便が随時出ていたのですが、それは知りませんでした)このピークはすぐ近くだし、行ってみることにしました。でも、目の前の山は、伊那前岳と思ったら、その手前の無名ピークてした。ここで引き返しました。眼下に千畳敷が見えます。中央が中岳、右奥が木曾駒ケ岳。中央アルプスって、南北アルプスと違って、主稜線が1本しかありません。宝剣岳の左奥が主稜線のはずです。幹に伸びている稜線の先端が「サギタルの頭」でしょうか?乗越浄土から千畳敷に向けて八丁坂を急降下。登りは無雪期より時間がかかりますが、逆に下りは超高速です。八丁坂の左手(下山時、往路は右手)の尖峰ロープウェイ駅に到着して、下ってきた八丁坂を撮影。ロープウェイ駅から乗越浄土まで、登りは52~3分かかりましたが、下りは28分で到着。八丁坂のアップです。千畳敷標高2612m。累積標高差は500mにも満たなかったですが、結構ハードでした。思うように音可出なかった山頂での1曲だけでは吹き足りないので、下山後追加練習して帰りました。中央道駒ヶ根インターの高速バスのバス停にて。夕焼けに染まる南アルプス。仙丈ケ岳だと思います。というわけで、今年最後の投稿になります。皆様良いお年をお迎えください。
2025.12.31
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昨日12月28日、木曽駒ケ岳に登ってきました。10年前の2016年2月に一度アタックしたことがあるのですが、吹雪で視界がなく、途中撤退になってしまいました。それ以来10年ぶり(この間に無雪期には一度登っていますが)のリベンジです。前日午後に高速バスで駒ヶ根へ。駒ヶ根市内で宿泊して、朝、駒ヶ根駅からバスでしらび平へ。途中、車で来る人は駒ヶ根インターチェンジすぐ近くの菅の台バスセンターに大規模な駐車場があるので、そこから乗ってくるのですが(ロープウェイ山麓駅のあるしらび平は通年一般車乗入れ不可なので、必ずバスに乗り換える必要あり)この日の始発バスは菅の台バスセンターに着く前に満員になってしまい、菅の台バスセンターで待っていた人(100人は優に超えていました)は一人も始発バスには乗れませんでした。その後臨時増発バスは出たみたいですが、ロープウェイの始発までには増発バスは到着しませんでした。なので、この日は車で来るより公共交通機関で来る方が正解でした。いつもそうなのかは分かりませんが。山頂駅(千畳敷駅)に到着。9時15分頃に着いたのですが、色々あって出発は9時40分から45分頃。木曽駒ケ岳への登り。登山者の行列です。自分もその行列に加わるわけです。ロープウェイ千畳敷駅と、併設のホテル全景八丁坂の登り。急登です。無雪期は登山道がジグザグなので、斜度は多少緩いですが、積雪期は稜線手前のわずかな部分を除いて直登なので、結構な斜度です。ただ、10年前、吹雪の中撤退した時も、この急登は登り切っています。その時は吹雪で視界がなかったのですが、左右の絶壁のおかげで、視界がほとんどなくても迷いようかありませんでした。左右は切り立った岩肌で、その間の谷間を登っていきます。左側の岩肌。八丁坂の急登を登り切って、乗越浄土に到着。なんだか、ここから先に足を踏み入れたら、冥界に行っちゃいそうな名前ですが、山は信仰の対象でもあったので、こういう名前は結構あちこちの山にあります。乗越浄土から先は、一挙に平坦な雪原になります。そして、10年前はここで撤退しました。八丁坂の急登は、きついけど視界がなくても迷いません。しかし、ここから先は吹雪で視界がないと、どこに向かったら山頂に着くのか、見当もつかないので。今日は、この天気なので迷うはずもなく、ルンルンの雪原歩き。中岳を超えて、木曽駒山頂は目と鼻の先・・・・と思いきや、ここで登山道はいったん下って登り返し。伊那前岳方面の稜線と、その背後に南アルプス。右には富士山も見えます。伊那前岳方面の稜線のアップ。宝剣岳。木曾駒への最後の登り。ここがきつかった。10年前冬季に一度敗退した後、無雪期(9月)に一度登っているのですが、千畳敷から300mちょっと(中岳からの登り返しを含めて累積標高差400m)しかなく、無雪期は体力的には全然キツい山ではありません。しかし、この山に限らずですが、積雪期は同じ山でも5割増しくらいきついし、登りの所要時間もかかるのです。木曾駒ケ岳の山頂に到着。9時40分か45分頃ロープウェイ駅を出発して、山頂着は11時22分でした。所要1時間40分前後。乗鞍岳北アルプス南部の山々。槍穂高連峰が見えます。御嶽山。エビの尻尾神社、いや、駒ケ岳神社の鳥居の前で撮影。以下次回にづきます。
2025.12.29
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小野田紀美@岡山@onoda_kimi·Oct 3, 2023日本の「領土・主権」を考える北方領土・竹島・尖閣諸島パネル展が、10月9日〜10月15日に川口総合文化センターで開かれます。埼玉県では初開催!入場無料ですのでぜひ皆様で足をお運びくださいませ。日本帝国民@danldgSGjz19470·Oct 3, 2023小野田議員。貴方は自民党と主権者たる国民と、どちらに忠誠を誓っていますか?小野田紀美@岡山@onoda_kimi·Oct 3, 2023?私が忠誠を誓っているのは日本という国にです。党でも国民でも政府でもありません。日本帝国民@danldgSGjz19470·Oct 3, 2023お急ぎの中、返信ありがとうございます。国家=日本国民で理解していいんですか?小野田紀美@岡山@onoda_kimi·Oct 3, 2023国民でもありません、って書いてますよ。リプ読んでください。それが全てです。日本帝国民@danldgSGjz19470·Oct 3, 2023夜分遅く失礼します。リプを何度も読みましたが理解出来ません。一般的に国が成立するには、1国民、2主権、3領域がありますが小野田議員が仰る日本という国には国民はいるのですか?服務の宣誓に署名した時から国民に忠誠を誓いました。今でもそうです。国民でも…訂正してもらえますか?小野田紀美@岡山@onoda_kimi国の成立要件など一般的な話はしていません。私は卑弥呼の時代から歴史を刻んできた我が国そのものに忠誠を誓っています。国民にではありません。これ以上申し上げる事はありません。以上です。小野田紀美@岡山@onoda_kimi·Oct 6, 2023あああぁそんな感じもあります。国を形なすものって人間だけじゃいんですよね。この国に息づくもの、太陽、風、水、植物、動物、文化とかも、数えきれず過去から未来から全て。私にとってはそういうものを含んだのが尽くすべき「国」という感覚、という言い方もできる気がします。---やり取りの相手が、「国家=日本国民で理解していいんですか?」と助け舟を出しているにもかかわらず、それを撥ね退けるように、3回にわたって「国民に忠誠を誓わない」と繰り返しているので、本気の本気でそう思っていることがうかがえます。2年前のやり取りが今頃取り沙汰されているのはどういうわけかは知りませんが、少なくとも民主制度下で政治家が公言する内容としては不適格と考えざるを得ません。「国を形なすものって人間だけじゃいんですよね。この国に息づくもの、太陽、風、水、植物、動物、文化とかも、数えきれず過去から未来から全て。私にとってはそういうものを含んだのが尽くすべき「国」という感覚」とあります。もちろん、太陽、風、水、植物、動物、文化が日本にとって(別に日本に限ったことではなく、どこの国にとっても同じと思いますが)とても重要である、というのは私も同意するところです。しかし、「忠誠を尽くす」の対象としてはどうでしょうか?少なくとも「太陽に忠誠を誓う」「風に忠誠を誓う」と言われても「はあ???」と思わざるを得ません。忠誠の意味を調べると「君主・主君・主人に仕える、また、属する国・団体に対する、いちずな真心。」とあります。要するに、人か、人の作った社会組織を対象にするものが「忠誠」であって、自然物は忠誠の対象ではありません。もちろん「太陽、風、水、植物、動物、文化」は国の風土を形成する重要な構成要素ではあるけれど、それだけで国が成立することは絶対ありません。住民(国民)がいて初めて国が存立しえます。「太陽、風、水、植物、動物、文化」が大事だというのは、「忠誠」とは別の用語で表現すべきことです。もちろん、「忠誠」という言葉自体を拒否して、誰かに忠誠なんか尽くさない、という価値観なら理解できます。「私は奴隷じゃない、専制君主の臣下でもないんだから、忠誠なんて求められる道理はない」ということなら、それはまったく正しい。しかし、それなら「国にも忠誠は誓わない」となるはずです。「国には忠誠を誓う」といっている時点で、そのような価値観に基づく発言ではないことは一目瞭然です。「忠誠を誓う」価値観を是としておきながら、「国には忠誠を誓うけど国民には誓わない」というのは、唯我独尊の極みです。自分だけが「国」の定義の決定権を持ち、それにだけ忠誠を誓う、「国のためなら国民などどうでもよい」は言いすぎだとしても「国民より国の方が大事だ」と実質的には言っているわけです。それを、一介の市民が言うのは勝手ですが、このような人物が大臣となる政権には恐ろしさを感じます。せめて、あなた個人の感覚のみに押しとどめ、その価値観を他人に強制しないでくれというしかありませんが。そして、もう一つ、「卑弥呼の時代から歴史を刻んできた我が国」だそうですが、邪馬台国の存在は中国の「魏志倭人伝」に記録されているのみで、日本にはその存在に関する記録は残っていません。もちろん、実在したことは間違いないでしょうが、神武天皇から始まる2685年の歴史とは相反するものとなります。卑弥呼から始まる歴史を正しいとされる、つまり神武天皇から始まる歴史は正しくない(歴史ではなく神話に過ぎない)と認めるのなら、その認識に関しては正しいものと私も思いますげね。
2025.12.27
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共産党、職員の「労働者性」を正式に認める 不当解雇めぐる“カジュアル除名”訴訟で方針転換日本共産党から除籍された元福岡県委員会職員で作家・漫画評論家の神谷貴行氏が、不当解雇だとして地位確認などを求めている訴訟で、第5回口頭弁論が開かれた。被告である共産党側が、神谷氏について「労働基準法が適用されることを否定しない」と準備書面に明記し、労働基準法上・労働契約法上・労働組合法上の「労働者」であることを、正面から認めたことを明らかにした。~2024年8月、県委員会は神谷氏の除籍を決定。これに伴い、党職員としての地位も失った。この除籍と解雇について、神谷氏側は「本来なら『除名』の手続きが必要なのに、簡易な除籍の手続きで処分を済ませた『カジュアル除名』であり、実体的にも手続き的にも無効だ」と主張。さらに、除籍の真の理由は「党執行部と異なる意見を述べたこと」にあると指摘している。労働者性を明確に認めるこれまでの裁判で共産党側は、神谷氏ら党職員について「一般私企業のサラリーマンとは違う、職業的専従活動家」などと位置づけ、労働者性を曖昧にしてきた経緯がある。しかし、原告側は第3準備書面等で神谷氏の労働者性を肯定するのか否定するのか、共産党側に対して明確な回答を求めており、今回ようやく「労働法の適用を前提とする」立場を認めさせた形だ。会見で神谷氏は、「党は、利潤追求する一般企業のサラリーマンと党職員の性質は違うと言うが、利潤追求をしないというのは、NPO職員や社会福祉法人の保育士にもそのまま当てはまる。だからといって彼らが労働者ではないとは言えないはずだ」と指摘。~---神谷氏の除籍については以前にも記事を書いたことがあります。神谷氏と共同歩調をとる松竹氏も、除名撤回を求めて裁判を行っています。私も松竹氏の除名にはがっかりした人間の一人ですが、裁判で勝ち目があるかどうかというと、正直厳しいのではないかという気がします。松竹氏は、除名当時は共産党と雇用関係にあったわけではないので、「解雇無効」の争いとは性質が違うからです。しかし、神谷氏の裁判は違います。共産党は当初党職員を「一般私企業のサラリーマンとは違う、職業的専従活動家」だと主張して解雇を正当化していたようです。もちろん政党職員が「一般私企業のサラリーマンとは違う」のはそのとおりです。でも、営利企業のサラリーマンとは違う=労働者ではない、などという図式が成り立つはずもありません。まさしく神谷氏が指摘するとおり、NPO職員や社福法人の職員は、利潤追求の一般企業のサラリーマンではないけれど、労働者であることに変わりはないし、労基法の適用を受けます。公務員もそうです。「一般私企業のサラリーマンとは違う」から労基法の適用は受けない、なんて理屈は滅茶苦茶なもので、そんな理屈が通るわけがありません。ましてや、労働者の権利を守ることを党是とする政党なのですから。なので、遅ればせながら、共産党自身がその誤りを認めて労基法の適用を受けることを認めたことは、喜ばしいことです(あまりに遅かったけど)。ただ、そこまで認めたなら、当然この解雇が労基法に反していたことも認めるべきだし、解雇が誤りであったことも認めるべきではないのか、と私は思います。残念ながらそうはならないような気はします。一方で裁判の帰趨については、共産党側が党職員を労基法の適用を受ける労働者と認めた以上、神谷さんが勝訴できる可能性がある(比較的高い)のではないかと期待しています。
2025.12.24
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首相官邸筋「核持つべきだ」 安保担当、非公式取材で高市政権で安全保障政策を担当する官邸筋は18日、「私は核を持つべきだと思っている」と官邸で記者団に述べ、日本の核兵器保有が必要だとの認識を示した。発言はオフレコを前提にした記者団の非公式取材を受けた際に出た。同時に、現実的ではないとの見方にも言及した。核保有発言は、唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に取り組む政府の立場を著しく逸脱するもので、国内外で反発を招く可能性がある。高市政権は日本が平和国家として堅持してきた「非核三原則」の見直しなど、安保政策の大規模な転換を検討している。非公式取材で記者団から核保有に対する考えを問われ、官邸筋は核保有が必要だとした上で「最終的に頼れるのは自分たちだ」と説明した。一方「コンビニで買ってくるみたいにすぐにできる話ではない」とも話した。核保有は、核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とした国是である非核三原則との整合性も問われる。官邸筋は三原則見直しについて「高市早苗首相とは話していない」と述べた。国論を二分する課題だとも指摘した。---こんな政権ですから、いずれこういう類の発言が飛び出すんだろうなとは思っていましたが、とんでもない発言と言わざるを得ません。例によってヤフコメなどには擁護論に満ち溢れていますが、そもそも「安全保障政策を担当する官邸筋」が、オフレコだろうが何だろうが、言って良いことと悪いことの区別がつかないのかとびっくりです。官邸筋というのはそもそも誰か、通例は内閣官房副長官を指すようです。議論は自由だとか、タブーを作るな、などと叫んでいる人もいますが、あえて言います、内閣官房副長官に、内閣の政策、方針と離れた「言論の自由」など存在するはずがありません。それは、別の例で想像すれば容易に分かることです。今の自民党政権の下で「個人の見解としては、日米安保なんか破棄すべきだ」という官房副長官(でも大臣でもいいですが、政権の中枢メンバー)が発言する「自由」があると思いますか?言ったら大騒ぎになって辞任に追い込まれるのは明らかです。もちろん、私個人としては日米安保は将来的に解消すべきと思っているわけですが、個人の主義主張がどうこうという問題ではありません。大臣とか官房副長官といった政権の中枢にいる人間は、自分が言ったことが政策の一部になる(可能性がある)のだから、政権の方針、政策と異なる「言論の自由」はないのです。少なくとも表向きは、高市政権は非核三原則を見直すとは言っていない(「持ち込まず」の緩和を検討しているとの観測もありますが、今のところは「持たず」「作らず」を破ろうとはしていないようです)のに、それと正反対のことを言うのは、政権中枢にいる人間のやるべきこととは思えません。しかも、結局は、「持つべきだと思うが実際には困難」と言ったというオチです。鉄の意志と計算に基づいて発言したのではなく、出来ないと自分で分かっていながら、その場の勢いと気分で発言した、というだけではないのか。こんな重大な発言をそんなノリで口にしてしまうような人間に、政権幹部が務まるのか、と思います。さて、もちろん私は、日本が核兵器を持つことなど、あってはならないと考えているわけですが、そもそもこの「官邸筋」が図らずも認めたように、日本が核兵器を持つことは実際には不可能です。端的に、日本は核拡散防止条約の加盟国です。核兵器を保有することは、条約によって禁止されています。そして、国内法的にも、原子力基本法によって、原子力を武器として使うこと禁止しています。では、核拡散防止条約から脱退して原子力基本法を改正すればよいのか?そのように、核拡散防止条約から脱退して核兵器を開発した国に、北朝鮮があります(それ以外の核拡散防止条約非加盟の核兵器保有国、つまりインド・パキスタン・イスラエルは最初から核拡散防止条約に非加盟で、途中で脱退したわけではありません)。その北朝鮮を、日本を含む国際社会がどれほどの非難を浴びせて、経済制裁を加えてきたか、覚えていませんか?そのことだけが理由ではないにしても、核兵器保有と裏腹に北朝鮮がどれほど貧しく、自由にない国かも、知らない人はいないでしょう。日本も、北朝鮮と同じような国になりたい、ということでしょうか。世界の孤児となって、国民は貧困に苦しみ、でも核兵器は持って世界に誇示できる、そんな国になることが幸せでしょうか。また、日本が核兵器を持てば、もはや北朝鮮の核保有を批判できる道義的根拠も失われますし、当然韓国も核保有しようとするでしょう。台湾もです。そうなれば、インドネシア、オーストラリアも持つかもしれません。また、原発導入計画のあるタイやベトナムも、ということになるかもしれません。核兵器を持てば安心だ(私はそんな感覚は持ち合わせていませんが)という主観的安心感と引き換えに、周辺国も核保有国ばっかり、という現実としての安全保障環境の劣悪化を招くことは確実です。他にも日本が核兵器を持つことが現実的でない理由は様々ありますが、要するに日本が核兵器を持つことは、極めて割に合わないし、国際秩序の壊滅的な激変を招くので、日本にとってまったく得にならないということに尽きます。件の「政府筋」氏の発言の全文が報じられているわけではないので、全体として何を言ったかは分かりませんが、報じられている限りでは、「核を保有することは困難」という現実認識だけは同意しますが、その理由が、「政治的な体力が必要で国が二分する議論になる」とか、国内の政治的都合しか報じられていません。言っていないのか、言ったのに報じられていないのかは分かりませんが、なんとなく、国内の政治的都合しか念頭に置かずに発言したとしか(核拡散防止条約のことまで考えれば、そもそもこんな発言をするはずがないので)思えません。すべて内向きの政治的都合しか考えていない、多分高市首相の存立危機事態を巡る失言と同根なのでしょう。
2025.12.19
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「信頼の根拠として悪用されている可能性が」自民府議が国保逃れの不正に維新議員の関与疑惑を指摘…ネットは「事実なら大爆弾」と騒然大阪府議会で自民党の占部府議が、国民健康保険を巡り大阪維新の会の議員の関与が取り沙汰される“ある疑惑”を追及し、波紋が広がっている。占部氏は~ある広告の画面を提示。「通常、個人事業主や企業に属さない方は国民健康保険に加入していますが、この広告にあるように一定の所得以上の方が最低額の社会保険に加入してその費用を抑える手口があるようです」と、保険料を安くする手口が横行している状況を紹介。その手法は、「一般社団法人の理事に少額報酬を支払い、社会保険加入資格を得させる実質的な制度の悪用」だといい、「保険料を下げたい、厚生年金に入りたいフリーランスを集め、法人が理事報酬や取り分、法人負担の保険料を協力金などの名目で徴収」することで、最低額の社会保険に加入させる仕組みだという。~保険制度の「脱法的運用」と指摘。弁護士からも”グレーまたは違法”の可能性が示されているというが、ネット上には多数の同様の手口の広告や法人が存在するという。占部氏は、社会保険料の負担減を公約に掲げる日本維新の会代表吉村知事に、同手法についての所見と、与党として今後の制度の規制への働きかけについて質問した。~同手法が横行していることを知ったきっかけとして、同手法の勧誘を受けた人物からの相談をあげる占部氏。相談者が「違法ではないか?」と尋ねたところ、勧誘者は「維新の会の議員も多く利用しているので問題ない」と説明をしたという。占部氏は、維新が「信頼の根拠として悪用されている可能性がある」と指摘し、利用されているのが事実でなければ「注意喚起が必要」と助言した。勧誘者が示した法人の登記簿によると、法人の代表理事は「維新の会の衆議院議員の元公設秘書であり、県議選の公認候補者」だといい「理事が660名もいるその法人の中には、維新の会の議員と同姓同名の方も複数おられました」と指摘。~---こんな手口が実際に存在すること、私は一連の騒動が話題になるまで知りませんでした。思い返せば、私の父は零細企業を自営していたので、私も大学を出るまでは国保の扶養家族でした。国保の医療費自己負担は、3X年前すでに3割でした。いや、調べたところそれ以前からずっと3割で、その前は5割だった時代があるようです。一方、社会保険は、私が社会人になった当時はまだ1割負担でした。だから、就職して、何かの時に医者にかかったら、医療費が学生のときより安くなっていて、驚いた記憶があります。その後いまの職に転職した当時(健康保険組合から共済組合)も、まだ1割負担でした。その後すぐ2割負担になり、3割負担となって国保と差がなくなって現在に至っていますけど。ただし、今、社保が国保に対してどれだけお得かというと、いささか疑問です。今、社会保険の保険料は都道府県によって料額表が異なりますが、東京都の場合はこちらのようになります。一方、国保料は自治体によって異なりますが、例えば東京都新宿区の場合だとこのようになります。そして、国民年金保険料は収入に関わらず定額で月17,510円です。払うべき保険料の総額は、所得によっても変わりますが、健康保険料は国保より社保の方が若干安そうです。しかし、年金保険料は最低ラインの所得なら厚生年金の方が安いですが、国民年金保険料が定額なので、所得が上がれば圧倒的に厚生年金の方が保険料は高くなります(もちろんその分将来貰える年金額は国民年金よりずっと多いですが)。従って、両者を比較した場合、社会保険の方が「安上がり」とは必ずしも言えません。もちろん、実際には社保+厚生年金の保険料は、半額が使用者負担で、本人負担は半額です。従って、制度本来の趣旨に基づく通常の加入者なら、本人負担分は社保+厚生年金の方がかなり安上がり(よほどの高所得者でなければ)でしょう。しかし、この件のようなダミー社会保険の場合、その社団法人が保険料の使用者負担分を負担するはずがありません。なので使用者負担分も本人に請求される可能性が高いものと思います。そうすると、このやり方はあまり安上がりにはなりません。実際の所得を反映した、正しい標準報酬月額で保険料を算定すれば、ですが。引用記事に「一定の所得以上の方が最低額の社会保険に加入して」とあるとおり、実際の収入より低い標準報酬月額で保険料を算定する前提でなければ、こんなやり方をする意味はありません。国民健康保険の場合、保険料は独自に計算しているわけでははなく、課税データに基づいて算定されています。これをごまかすのは脱税をするしかありません。何らかのかたちて収入を過少に申告するか経費を過大に申告するか、確定申告には挙証資料を添付しなければならず、当然税務署は申告内容をチェックするので、バレる可能性があります。バレれば、刑事罰だけでも10年以下の懲役と1000万円以下の罰金があります。もちろん、他に追徴金や重加算税等も待っています。一方、雇用者の標準報酬月額は、基本的に算定基礎届を出すだけです。届に記載した毎月の報酬金額が正しいかどうかを証明する賃金台帳等の挙証資料の添付も、通常は求められません。ウソがばれれば罰則はありますが、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金なので、脱税に比べれば罰則も軽い。つまり、不正がバレた時のリスクも、不正がバレるリスクも、脱税に比べればずっと小さい。いや、そもそも給料は払っていないので、最低の標準報酬月額は外形上は事実ということも可能なのかもしれません(判例や法令解釈がどうなっているか知らないので、「かも」としか言えませんが)。結局、被保険者になる資格がない者を被保険者にした以外に不正はなしとなる可能性もあり、罰則が適用できるかどうかも分かりません。バレても、「被保険者の資格が喪失する」以外にペナルティがない可能性もあります。法の盲点を突いた、悪質だけど罪には問えないやり口なのかもしれません。頭が良くて、実に悪辣で、ご立派なことです。そんなことをやっている維新の議員が何人もいるとしたら、「身を切る改革」とやらは自分の身を切るという意味ではなく他人の身を切って自分が得をする改革という意味なのだろうと考えるしかありません。
2025.12.16
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日中両国の「貿易依存度」を最新データから読み解く 中国の輸出入における日本の存在感が薄れる一方で、日本の中国依存は依然として高水準1~10月における中国の貿易統計(人民元ベース)をみると、日本の輸出順位は4位で全体の4%に過ぎない。1位は米国、2位は香港、3位はベトナムといった順位である。香港の順位が高いが、香港は中継地だ。2024年における香港の中継貿易統計を見ると、最大の再輸出先は中国で59%を占めるが、2位は米国、以下ベトナム、インド、台湾、UAEと続き、日本は7番目である。~輸入についても同様のデータを調べてみると、2025年1~10月における日本の輸入順位は台湾(9%)、韓国(6%)についで3位で全体の6%を占める。~そうした中で、中国における日本の経済的な重要性は低下し続けている。~日本側の統計についても調べてみると、2025年上半期における中国への輸出比率は17%で、米国の19%には及ばない。しかし、中国の日本への輸出比率が4%に過ぎない点と比較すれば、日本の中国依存は充分大きい。~一方、輸入については、中国からの輸入比率は23%に達しており、2位の米国は11%に過ぎない。地域の括りで比べても、ASEANは16%、EU、中東は11%。2002年から2024年まで、23年間、中国が1位を維持している。この数字を見る限り、日本の輸入は構造的に中国に大きく依存していることがわかる。~金額にかかわらず、中国からの輸入依存度が高いものを挙げると、まずレアアース・レアメタル~そのほか、化学肥料ではリン酸アンモニウム、尿素肥料、薬品原料では、セファロスポリン系をはじめとした抗生物質、降圧剤~などの中国輸入比率が高い。他国からの代替の難しいものが多く、代替できたとしても、輸入価格の上昇は避けられない。日中関係の悪化がさらに進み、貿易分野にまで広がってしまえば、日本経済の各所に思わぬ影響が及びかねない。(以下略)---中国と縁を切れとか、日本企業を中国から引上げさせろとか言っちゃう人もいるのですが、GDPで日本の4.5倍もある隣国と縁を切って、経済的に決定的な影響がなくて済むはずがありません。中国にとっての対日貿易は輸出の4%、輸入の6%を占めるに過ぎないのに対して、日本にとっての対中貿易は、輸出の17%、輸入の23%を占めています。このほかに香港との貿易が、実質的には多くが対中貿易の迂回ルートになっています。香港から日本への輸入は極めて小さく、輸出は日本の輸出額の4%を占めています。これを含めれば日本の輸出の2割以上を対中貿易が占めていることになります。これ以外に、インバウンドの中国からの観光客の落とすお金も、2024年は2兆4千億円と試算されており、これは輸出額の1割相当程度になります。つまり、中国と手切れになったら、もちろん中国も無傷ではないけれど、中国が受ける経済的打撃より日本が受ける打撃の方が4~5倍は大きいのは確実です。しかも、輸入が止まれば、レアアースの輸入も止まることによって、電子機器類等の製造にも大きな影響が生じます。これを具体的な金額にすると、統計によれば中国+香港への輸出総額が22~23兆円、輸入は24兆円以上になります。これが消えたらどういうことになるか。2020年コロナ騒動の年、前年の2019年に対して円ベースの名目GDPは約18兆円減りました。2009年リーマンショックの大不況の際は、前年に対して同じく33兆円減っています。しかも、単純に中国への輸出が消滅した金額だけの計算では済まず、実際には、レアアースの輸入途絶など、単純な輸入金額以上の波及効果を及ぼすことは確実です。それも含めれば、リーマンショックを超える事態になることはほぼ確実です。というところまでは、この記事から類推てきますが、他のデータによって、波及効果まで補足することができます。独立行政法人経済産業研究所の試算では、2021年のデータに基づいて、日中貿易の90%が途絶した場合の影響は、日本の実質GDPは数ヶ月から1年という短期的なスパンで約7%減少、数年単位の中長期では、このGDPへの負の影響は2.7%ほどに低減していく、と試算しています。リーマンショック時の名目GDPの減少額(円ベース)を前述しましたが、この時の日本の実質経済成長率は、2008年△3.6%、2009年△2.4%、2年間の合計では△5.9%になります。コロナの2020年も△3.9%です。そこから類推すれば、単年度で△7%というマイナス成長はリーマンショックを超える事態であることは明らかです。数年単位では影響が△2.7%に「低減」というのも、リーマンショックと比較したらどうでししょうか。リーマンショック時は2008~9年の2年間はマイナス成長ですが、その後4年間はプラス成長であり、2008~2013年の6年間トータルでは経済成長率は0.9%と、ギリギリながらプラス成長です。従って、数年単位で△2.7%という経済成長率も、リーマンショックをはるかに超える事態ということができます。あの当時、仕事を失ってもまともな正規雇用で就ける職はなく、福祉事務所には相談者があふれたと聞きます。あの1年間の辛さは、骨の髄まで身に染みると、知人の福祉事務所関係者が述懐していました。あの年の再来、と考えただけで身の毛もよだつ、と。自称「愛国者」が留飲を下げることと引き換えに、そのような破滅的な大恐慌を引き起こすとしたら、冗談ではありません。
2025.12.13
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「元祖スパイ防止法推進」旧統一教会系シンポに維新、参政議員 関係断絶で自民の姿はなし昭和60年に廃案になったスパイ防止法案を推進した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の政治団体、国際勝共連合などが4日、制定促進シンポジウムを東京都内で開き、約300人が参加した。日本維新の会の石平、参政党の松田学の両参院議員が出席した。岸田文雄首相時代に旧統一教会との関係断絶を宣言した自民党の国会議員の姿はなく、動員力も40年前より激減し、教団排除が運動に影響している形だ。スパイ防止法を巡っては、自民と維新の連立政権合意書に盛り込まれ、高市早苗首相が制定に意欲を示している。国民民主、参政の両党はそれぞれ似た趣旨の法案を国会に提出した。旧統一教会系としては、推進の「元祖」をアピールしたいとみられる。~「NHKから国民を守る党」の浜田聡前参院議員は「旧統一教会バッシングの中、現職の国会議員が来たのは大きい」と述べた。~昭和59年には、やはり勝共連合が事務局となって「スパイ防止のための法律制定促進議員・有識者懇談会」が発足し、政界を引退した岸信介元首相が会長に就任した。~この当時、制定を求める集会には最高で4千人が集まり、参加者は旧統一教会とは無関係の保守系市民のほうが多かったという。自民や民社党の国会議員も数多く出席していた。~だが~岸氏の死去や中曽根内閣の退陣で制定の機運はしぼんでいた。運動関係者は「当時と違い、事務局を担当する旧統一教会系が自民から関係断絶されたため、国民運動として盛り上がりを見せていない。教団排除の影響が安全保障に及んでいる」と話している。---「教団排除の影響が安全保障に及んでいる」という発言には唖然とせざるを得ません。統一教会という明らかなカルト集団が政治に深く関与して、影響力を行使していたこと自体が、保守業界や自民党にとってはともかく、日本人一般にとっては、よほど「安全保障上の脅威」です。そして、そようなカルト宗教(の影響下にある政治団体)が執着する「スパイ防止法」なんてものも、まともなものであるはずがないのです。もちろん、それに賛同する政治勢力も同様です。この法案を推進している人たち、賛同している人たちの言動を見れば見るほど、空恐ろしくなるのは、かれらはどう考えても、「機密情報を盗み出すスパイ」を取り締まりたいのではないのです。いや、それも取り締まりたいのかもしれないけれと、それ以上に、気に入らない政治的主張、端的に言えば彼らが「反日」と見做す人たちを取り締まりたいのです。そのために、「奴等はスパイだ」というレッテルを貼って刑務所に送り込みたい、そのための錦の御旗としてスパイ防止法を求めている、それだけのことです。だから、「反対する奴はスパイだ」とか「反対する政治家の戸籍を調べろ」(要するに反対する政治家は外国から帰化した奴だと言いたいのでしょう)などと叫ぶわけです。まったく冗談ではありません。こんな連中の思うとおりの法律を制定することなど、○○○○に刃物、という事態を招くことは確実です。そして、そのように対立する主張を強権的に取り締まるような方向性の先には、破滅的な将来像しか待ち受けていません。第二次大戦の日本、ナチスドイツ、いや、政治思想の左右は関係ありません。スターリンの大粛清もそうだし、イスラム原理主義なども同様でしょう。そのような破滅的結末に向かう道を、日本はまた歩むのでしょうか。
2025.12.09
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先週日曜、オオマシコを撮影しに埼玉県民の森に行った際の、鳥以外の写真です。駐車場、標高が約870mあるようです。二輪で行きました。公共交通機関だと西武秩父線芦ヶ久保駅からかなり登るようです。オオマシコ撮影現場。バードウォッチャーが大勢いました。こちらもバードウォッチャーです。割合に簡単に撮影できてしまったので、その後はこの埼玉県民の森最高峰である丸山に向かいました。紅葉は完全に終わっています。丸山山頂は標高960m、駐車場から標高差100mもありません。そして、山頂には立派過ぎる展望台がありました。宝くじ協会が費用を出したものらしいです。展望は抜群なのですが、小さな声で言うと、山頂にこれは、山登りとしてはやや興覚めな感も・・・・。正面に武甲山、石灰石の採掘で山頂は削り取られています。武甲山の右側は秩父市の市街地でしょうか。丸山ではなく、そこから下りて駐車場から少し離れた車道の脇で、笛練習。山登りの時は通常はフルートは持って行かないのですが、今回は非常に軽易な山であることは分かっていたので、フルートも持って行ってしまいました。自宅から、四捨五入して言うと片道80km程度でした。
2025.12.07
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生活保護費減額違法判決 再改定し差額支給 単身世帯は10万円厚生労働省は11月21日、生活保護費の2013~15年の引き下げを違法とした最高裁判決への対応策を決めた。物価下落率(4.78%)に基づいて引き下げが違法とされた13年改定の代わりに、保護基準を2.49%引き下げて、その差額を追加支給する。13年にさかのぼって改定をやり直す。13年改定前の基準に戻すだけだと、当時の一般低所得者の消費水準より高い保護基準になるとみて引き下げる。追加支給するが、その額を値引きする格好だ。対象は約300万世帯で、単身世帯の場合、追加支給は約10万円。地方負担を含め約2000億円の財政規模になる。約700人に上る原告も再改定の対象だが、原告には値引き分を全額国費の特別給付として支給する。その根拠は生活保護法ではなく、厚生労働大臣の裁量だ。こうした複雑な追加支給策をとる背景には、原告と原告以外の受給者で適用する基準を分けることが「無差別平等の原理」に反するという問題がある。また、13年改定の取り消しを命じた判決の効力を踏まえれば、再度の引き下げは原告にとって紛争の蒸し返しに当たる。再提訴にも発展しかねない。この二つの問題をクリアするため、厚労省は原告も含めて保護基準を再改定しつつ、原告には値引き分を特別給付で埋め合わせるという方針を固めた。ただ、これで一件落着になるかは不明だ。一般低所得者との均衡を図る「ゆがみ調整」は判決で違法とされなかったため、厚労省は再度行う。原告側はこれも保護費減額になるとみて反発している。前例のない支給事務に当たる自治体の負担・不安も大きい。特に原告への特別給付は法的根拠のあいまいな裁量による給付で、支給事務を国と自治体のどちらが担うか、厚労省は明言しない。追加支給が始まる時期についても厚労省は「速やかに」とするにとどめる。原告側の弁護団は「撤回を求めて断固として闘い続ける」としている。---この裁判について、判決が出る少し前に、行政側の敗色濃厚という記事を書いたことがあります。その後、予想どおり行政側敗訴の判決が出ました。判決文はこちらとこちらですが、この判決を厚労省が分析した資料がこちらです。生活保護基準は5年ごとに改訂されますが、2013年の改定が裁判の対象になりました。改定の手法は、低所得者層一般の所得水準との均衡を図る「ゆがみ調整」と、物価の変動を反映させた「デフレ調整」の2本立てになっています。このうち、「ゆがみ調整」については違憲判決は出ていません。「デフレ調整」の方が「物価変動率のみを直接の指標として用いることが合理的であることについて、専門的知見に基づいた十分な説明がされているということはできない」とされて、4.78%の減額が違法と断じられました。冷静に考えてみれば、2008年(その前の基準改定が行われた年)から2013年までの5年間、リーマンショックはあり311の影響はあり、デフレ傾向があったことは確かですが、物価下落率が5年間で4.78%というのは、「そんなに下がっていないだろう」と考えざるを得ません。結局、以前の記事にも書きましたが、当時の安倍政権が、世の中の生活保護バッシングの風潮に乗っかり、政治主導で「保護基準引き下げ」という結論ありきでそれに合致するような数字を作ったわけです。生活保護バッシングの空気という「バスに乗り遅れるな」と保護基準を保護基準引き下げに走ったら、最高裁で敗訴という無残な敗北を喫したわけです。しかも、その敗北のツケを払うのは、そういう流れを作った政治家たちではありません。これから、遡及支給業務を担う、全国の福祉事務所の担当者なのです。さて、4.78%のデフレ調整が違法と断じられたわけですが、では、その4.78%の現在までの分を支給する、というわけではありません。再検証の結果、その次の2018年の基準改定は問題がないと検証されました。そのため、支給対象は基本的に2013年から18年までの5年間分になります(加算などの一部に例外あり)。そして、対象期間内でも、4.78%全額ではなく2.29%分だけを払う、つまり2.49%のデフレ調整は「正しかった」と見做したわけです。いやいや、それで大丈夫かどうか、最高裁に聞いてきたんですか?って思います。確かに当時デフレ傾向なあったこと自体は否めませんが、4.78%は論外としても、2.29%だって正しいのかは疑問です。デフレ調整4.78%分を払うと、単身世帯で対象5年間の満額で約20万円になるところ、これによって10万円に値切ったようです。全国規模では4000億円を2000億円に値切ったわけですが、それで大丈夫なんでしょうか?私は単純に原告団と一緒に「全額払え!!」とは叫べない、叫びたくない事情があるので、そうは言いませんけど、大変な手間をかけて遡及支給を行って、もう一度裁判に訴えられてもう一度負けと、もう一度遡及支給、なんて目も当てられない事態は起こらないと保証できるんでしょうね??という疑念は抱かざるをません。引用記事にあるように、一連の裁判の原告だけは4.78%分全額を支給するそうです。表向きの理由はいろいろありますが、本音のところは、再度裁判を起こされて敗訴するリスクを避けるためではないかと思います。ただ、一連の引き下げに不満を抱いた被保護者は原告だけではないでしょうからね。いずれにしても、おそらく来年には支給が行われるのでしょう。聞くところによると、厚労省はこれから、遡及支給金額を計算するツールを作成して配布するそうです。福祉事務所関係の知人によると、それを使えば、2018年までに保護開始していて、現在も(同じ福祉事務所で)受給中の被保護者に遡及支給すること自体は、極度に困難ではなさそうとのことです。問題は、すでに廃止になっている人、受給中でも、その後移管された(転居によって別の福祉事務所で保護を受けている)人などです。すでに亡くなっている人は支給対象にはしないそうですが、生きていれば廃止済の人にも支給するそうです。13年前の保護の記録(保護台帳)など、保存年限をとっくに過ぎているはずなので、廃止から5~7年経っていれば、すでに残っていないでしょう。支給した保護費の金額だけは、システム上に残っていますが、「どうしてその金額になった」が分かる資料はない。それによって遡及支給の金額を算出するのは、結構大変なのではないか、ということです。廃止済の人は、本人からの申請によって支給する、というので、相当長期間にわたって支給業務が行われるのでしょう。支払業務はいたくが検討されているそうですが(国の補正予算で委託経費も約400億円が計上されています)、それでも今から頭が痛い、と知人は嘆いております。かくして、バッシングの空気に政治が付和雷同した結末は、大変な無駄と手間と余計な費用の発生をもたらしたわけです。
2025.12.05
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11月29日東京港野鳥公園午前は練習でしたが、カラシラサギという珍しいサギが来ているというので午後から行ってみました。大勢のバードウォチャーが「出待ち」をしていましたが、「出る出る詐欺」で、姿を現しませんでした。アオジ(オス)そして、比較的珍しい鳥がいました。一見すると、ただの鵜ですが、この東京港野鳥公園や、葛西臨海公園、不忍池他東京近辺で見られる鵜のほとんどはカワウです。しかし、この鵜はウミウでした。ウミウ、東京近くだと、三浦半島の城ヶ島に冬鳥として結構な数が渡来しますが、こんなに近くで見られることはありません。嘴の根元の黄色い部分の形状がウミウとカワウでは違います。あと、背中の光沢も違うというのですが、光線の具合で光沢は変わるので、両種が並ばなければ光沢で区別するのは不可能でしょう。私も、ウミウいると教えてもらったので分かりましたが、聞いていなかったら気付かなかったでしょう。カイツブリの親子11月30日埼玉県民の森初めていく場所です。西武秩父線の芦ヶ久保駅が最寄り駅になりますが、二輪で行ってしまいました。ここは、オオマシコが毎冬渡来する場所として有名なので行ってみたのですが、そもそも公園内のどの辺りに来ているのかも知らず、公園内を少しウロウロしたら、大勢のカメラマンがいたので、すぐに場所が分かりました。とは言え、前日振られたカラシラサギのように、珍しい鳥はなかなか姿を現してくれないものです。今日も見られないだろうなと思いつつ、カメラマンの集団に近づいていったら、オオマシコ。成鳥オス。到着した時点で姿を現しているところでした。慌てて撮影。オオマシコオオマシコ。しかし、カメラを構えて合焦して数枚シャッターを切ったところで、飛んでしまいました。オオマシコ。しばらく周囲の樹上にいましたが、逆光だったり、いわゆる「空抜け」で、最初のようなきれいな写真は撮れないうちに飛び去ってしまいました。しかし。待つこと30分、オオマシコ再飛来。ただし先ほどの個体ではありません。若鳥のオスです。しばらく樹上にいましたがオオマシコ、次第に低い枝に降りてきました。オオマシコ。切り株まで降りてきた!けど、ここで気付きました。餌付けされていますね。切り株上の小さな粒は、おそらく餌でしょう。そうでなければ、こんな絶好の撮影ポイントにそうそう頻繁に降りてこないでしょうし。オオマシコ。成鳥オスが紅色なのに対して、若鳥のオスは朱色です。オオマシコ。ベニマシコと近縁ですが、ベニマシコより渡来数は少なく、ベニマシコは北海道と東北で繁殖するものがありますがオオマシコは国内ではすべて冬鳥、越冬地もほとんどの場合山地に限定されます。オオマシコヤマガラもいました。ヤマガラ。撮影しそこねましたが、なんとカメラマンが餌を持たずに手を伸ばしても、その上に乗ってくれるのですね。これはビックリでした。餌がある時だけ手に乗るのだと思っていましたが。鳥撮影はこの辺りで打ち切り、このあとは埼玉県民の森の最高峰(?)である丸山に登りましたが、これについてはまた別記事で書くことにします。
2025.12.03
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以前告知しましたが、2025年11月9日(日)に中野区哲学堂公園で演奏してきました。あいにくと雨模様で寒かったです。Carpa de Don Jaime(ドン・ハイメの大テント)サンバ・カルペーラと呼ばれる、ややアップテンポなアルゼンチン・サンバのリズムです。クエッカととこが違うのかと言われると・・・・。説明すると長くなりますが、多分、サンバとクエッカ(アルゼンチンの)の中間的な舞曲です。それに、おそらくアルゼンチンではクエッカの踊りはステップが跳ねる感じの足さばきですが、サンバの踊りは跳ねない。そしてサンバ・カルペーラも踊りは跳ねないようです。ただ、あくまでも「アルゼンチンのクエッカと比べると」です。ややこしいことに、お隣のボリビアでは、もっとゆったりしたクエッカ、踊りのステップがはねないクエッカがたくさんあるので。Merceditas メルセディータスアルゼンチン北東部リトラル地方の民謡「チャマメ」の代表的な曲です。(茶豆じゃないですよ、チャマメです(笑))30年前に別グルーブで演奏したことがありますが(あと、以前に一人多重録音でメドレーの1曲で録音したことがある)、ものすごく久しぶりに演奏する曲です。アルゼンチンの曲とはいえ、多分、元々はケーナなどアンデスの楽器とは無縁の曲です。なので、以前に演奏した時もケーナを使ったことはなくて、ケーナで吹いたのは今回が初めてです。Bm(♯が二つ)をケーナで吹くのは結構キツかったです。会場は、こちら「宇宙館」です。中に聖徳太子像がドーンと立っています。宇宙館客席は20席くらいだったかな。宇宙館の裏には見晴らし台があります。なんとかと煙は高いところが好きなので、登ってきました。雨で下が濡れて滑りやすかったので、(靴はジョギングシューズでしたが)下るときは慎重に歩きました。キッチンカーも出ていました。
2025.11.30
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告知していませんでしたが、11月24日に演奏してきました。実は朝起きたらひどい腰痛いや、痛みはないのですが腰に異様な違和感があって、会場まで行けるのか?と思いましたが、歩くこと自体には支障がありませんでした。夕方には大分回復してはいましたが。4曲演奏しましたが、そのうち2曲をYouTubeにアップしした。1曲目、チャピ・チャピーニです。マリュク・デ・ロス・アンデスの曲てす。実は1998年か99年頃、当時参加していた「グルーポ・インカコーラ」で何回か演奏したことがある曲ですが、四半世紀ぶりに演奏しました。演奏候補曲としてなんとなく曲名を挙げたのは私なのですが、一度練習してみて、「やっぱり、いいや」って思ってしまいました。ところが、他のメンバーが「演奏する」と言い張り、結局演奏することに。最初に曲名を挙げなければよかったな、なんてね(笑)もう1曲はリンダ・モレーナ。「モレナーダ」のリズムの舞曲です。これは初めて演奏する曲です。と言っても、実は昨年の同じ演奏会で演奏予定だったのですが、当時はまだ未完成だったので演奏曲から外し、ゴールデンウィークのお台場での演奏でも予定していたものの、ボーカル担当が風邪でのどを痛めていたためにまた予定曲から外し、3度目の正直でやっと日の目を見ました。サンポーニャの半音管がマルタしかなく、半音管付きのサンカは持っていないので、サンカとマルタで無理矢理1組の半音管(マルタ用)を共用しました。(マルタ、もっとも標準的な、アルトリコーダーに近い音域のサンポーニャ、サンカはその1オクターブ下のサンポーニャです)
2025.11.26
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「その2」があるかもしれないし、ないかももも知れません。11月1日、東京港野鳥公園ジョウビタキ・オス。どういうわけか、ジョウビタキとルリビタキはメスの遭遇確率が高く、キビタキとオオルリはオスの遭遇確率が高いです。世間一般のバードウォッチャーはどうか知りませんが、私の場合はね。ジョウビタキはいつもメスばかりに遭遇し、オスに遭遇することは私には珍しいので、暗くても写真を撮ってしまいました。ジョウビタキ・オスノスリ。トビを除くと都内やその周辺で、オオタカと並んでもっとも一般的な猛禽です。ただし、オオタカは都内でも繁殖事例がありますが、ノスリは冬鳥ですが。ノスリノスリが飛び立ちました。ノスリ11月16日秋ヶ瀬公園結構久しぶりに行ったと思います。ちょっと寝坊して、現地着が10時少し前になってしまいました。ピクニックの森に行ったら大勢のカメラマンがいました。何かと思ったら。マヒワの群れがいました。これはオス。マヒワ・オス。マヒワ・メス。「マヒワ」という名前からして、命名された当時は数が多くてどこでも見られたのでしょうか?現在では、カワラヒワが都市鳥化して、都内の市街地でも1年中普通に見られるのに対して、マヒワは冬鳥で、すごく珍しくはないものの、渡来は局地的です。マヒワ・メスオスは頭が黒くて全体が黄色ですが、メスは黄色みが薄く、全体に地味です。マヒワ・メスマヒワ・メスしかし、マヒワを追っていないカメラマンもいて、何かと思ったらウソも渡来しているそうです。が、私がいる間は姿を現しませんでした。こどもの森に移動してリュウキュウサンショウクイ。昔は東京近辺で見られるサンショウクイは無印のサンショウクイ(基亜種)でしたが、近年は南方系の亜種リュウキュウサンショウクイばかりになりました。元々は名前のとおり、沖縄と九州南部にしか分布していなかった鳥です。リュウキュウサンショウクイリュウキュウサンショウクイリュウキュウサンショウクイ11月22日、再度秋ヶ瀬公園。山に行きたかったのですが、寝坊しました。今度こそウソを撮影したいと思いましたが、フラれました。マヒワもサンショウクイも姿を見せずシメヒガラ。東京の市街地周辺ではシジュウカラと、大きな公園などではヤマガラは見られますが、ヒガラはかなり珍しいです。シジュウカラに少し似ますが、腹に黒線がないことで区別できます。
2025.11.24
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両者の主張は「平行線」 日中局長級協議 日本は首相答弁撤回せず外務省の金井アジア大洋州局長は18日、北京で中国外務省の劉アジア局長と協議した。高市首相の台湾有事に関する国会答弁について、従来の日本の立場を変えるものではないと説明し、撤回しない考えを伝えた。劉氏は首相答弁の撤回を改めて要求。両者の主張は平行線をたどった。金井氏は協議で、中国の薛大阪総領事が首相答弁を巡って「汚い首は斬ってやる」などとXに投稿したことに対し、改めて強く抗議し、早急に適切な対応をとるよう中国側に求めた。中国当局が発表している日本への渡航自粛などの呼びかけについては「日本国内の治安は決して悪化などしていない」と反論し、中国側が適切な対応をとるよう要求。在留邦人の安全確保についても併せて申し入れた。中国外務省の毛寧報道局長は記者会見で、劉氏が協議で首相答弁について「厳正な申し入れ」を行い、抗議したと明らかにした。劉氏は、首相答弁が台湾を中国の一部とする「一つの中国」原則や、1972年の日中共同声明など日中間で交わした四つの政治文書の精神に反すると主張。「中日関係の政治的基礎を根本的に損なうもので、中国国民の怒りや非難を招いている」などと訴えたという。毛氏は会見で「日本側は誤った発言を撤回し、具体的な行動をもって誤りを認め偏向を正し、政治的基礎を守るよう求める」と強調した。一方、木原官房長官は会見で、首相答弁は「従来の政府の立場を変えるものではない」として撤回しない方針を改めて示した。(以下略)---先の記事で指摘したとおり、台湾有事は存立危機事態になり得るという国会答弁は、言い換えれば中国の国内問題に日本が武力介入する可能性があることを宣言したわけで、木原官房長官の主張とは違って、実際には従来の政府の「立場」とはまったく矛盾するものです。もちろん、中国が台湾に対して武力侵攻するとしたら、それは非難されてしかるべきことです。が、それに対して武力介入するというのは、武力侵攻の当否とはまた別の問題です。例えて言うなら、ガザに対するイスラエルの蛮行はとんでもないことですが、だから第三国がイスラエルに対してガザ防衛のために武力攻撃をかけるなどということが正当性を持ち得るのか、成功し得るのか、ということです。そんなことができるわけがないのです。また、関係各国の反応を見ても、まず米トランプ政権はこの件で高市発言に肩を持っていません。トランプ氏、「首斬る」発言を批判せず 中国と「うまくいっている」トランプ米大統領は台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁と、それを受けた中国の外交官による発信について問われ、中国側への批判を避けた。(以下略)ーーーまた、一番の当事国である台湾も、台湾独立が党是の現与党民進党(とは言え、政権としては独立論は封印している)は一連の騒動について中国に対して批判的ですが、二大政党の一つであり元々は台湾の支配政党だった国民党は高市発言をかなり強く非難しています。つまり、台湾も高市発言支持一色ではなく、意見は割れています。要するに、最大の関係者である台湾と米国すら、この発言に、(少なくとも全面的には)賛成していないのが現実です。一人日本のネトウヨ層だけが狂喜乱舞しているのです。しかもそのネトウヨ層の狂喜乱舞が国全体の伝染しているのが、今の日本の空気感です。強硬な発言であればあるほどもてはやされ、発言の撤回などとんでもない、一歩でも退くことなど許されない、冷静、穏健な意見は「反日」「売国奴」「敗北主義」と排撃される。その姿は、80年以上前の日本の姿に重なります。「南京陥落」や対米開戦と真珠湾攻撃の大勝利に国民は熱狂して提灯行列を繰り広げましたが、その結末はどうなったか?同じ結末しか予想できません。ただし、中国が日本に直接軍事的に攻撃をかけたりはしないでしょう。自衛隊には、中国軍(米軍に比べて揚陸戦能力は限定的)が直接的に上陸してくるのを阻止するくらいの能力は充分あるし、台湾という「本命」をよそに日本で貴重な揚陸戦能力をすり潰すような愚を犯しはしないでしょう。前の投稿でも書きましたが、今の日中では、経済力に4倍以上の開きがあります。軍事的な策など取らなくても、経済的に日本を締め上げる手が、中国にはいくつもあり、逆に日本には中国経済的に締め上げる手はありません。そして、その時トランプの米国は日本を助けません。なんてったって自国ファーストですから。ネトウヨの狂喜乱舞に乗って、勇ましい強硬策を煽る結末は、惨憺たる敗北以外に予想できません。ところで、立憲民主党岡田氏の質問が元凶だ!という意見がネット上に散見されますが、何かよほど誘導するような質問でもしたのかと思えますが、実際のやり取りを見ると存立危機事態についてのやり取りは10:05~38:14、そのうち、高市の問題発言につながる岡田の質問は18:30からです。岡田は色々な修飾を省けば「(存立危機事態についての)政治家の不用意な発言が相次いでいる、例えば高市首相は昨年の総裁選で『中国による台湾封鎖が発生した場合、存立危機事態になるかもしれない』と発言しているが、どういう場合に存立危機事態になると考えていたのか?」と質問しています。端的に言えば「あんた首相になる前に中国の台湾封鎖は存立危機事態などと言っているけど、そんな不用意な発言をするんじゃねーよ」という趣旨であることは明確です。高市首相の答弁があいまいなので、それ以降も再質問はしていますが、その度に台湾有事が存立危機事態という発言を「軽々しく言うべきではない」「きわめて問題」という言葉を連ねた上での質問です。誘導と言うなら、むしろ「そういう発言はしてくれるなよ」という方向への誘導です。岡田克也は別に好きな政治家ではありません。しかし、このやり取りを聞いて、「岡田が悪い」とか「誘導質問」などと叫んでいる人は、人の発言の読解力に相当難があるとしか思えません。そもそも、「高市の発言は問題だ、それを誘発した岡田は問題だ」というなら、賛否はともかく論理的に言って矛盾のない主張です。逆に「高市の発言は素晴らしい!それを誘発した岡田の質問も(オウンゴールざまあ、だけど)ありがとうよ!」これもまた、賛否はともかく主張としておかしくはありません。あるいは、「高市の素晴らしい発言を事前に押しとどめようとした岡田はけしからん」これも賛否はともかく矛盾のない発言です。しかし、「岡田の質問が悪い!!」と叫んでいる人たちに限って「高市の発言は素晴らしい、それを引き出した岡田の質問は問題だ」と言っているのです。それ、賛否以前の問題として、論理がねじれてしまって、意味不明です。なんでもいいから立憲民主党が悪い、という方々がそう叫んでいるだけ、というのが露骨に表れています。
2025.11.19
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「悪辣な言論を直ちに撤回せよ」 中国外務省、高市首相に発言撤回を要求中国外務省の林剣報道官は13日の記者会見で、高市早苗首相が台湾有事は「存立危機事態」になり得ると国会答弁したことについて、「中国の内政への粗暴な干渉だ」と改めて批判した。その上で「悪辣(あくらつ)な言論を直ちに撤回しなければならない。さもないと一切の責任は日本側が負うことになる」と述べて撤回を求めた。林氏は高市首相の国会答弁について、「『一つの中国』原則に深刻に背く」ものであり、「中国の核心的利益に戦いを挑み、主権を侵犯した」と主張。日本側に対して「断固として反対し、決して許さない」と強調した。一方、中国の薛剣駐大阪総領事が高市氏の発言に対して「汚い首は斬ってやるしかない」などとX(旧ツイッター)に投稿したことに関し、林氏は「台湾を中国の領土から分裂させることをたくらみ、台湾海峡への武力介入を鼓吹する誤った危険な言論に対するものだ」という従来の主張を繰り返して薛氏の投稿を擁護した。---中国側の極端な反応や、ましてや総領事という立場の人間による首切り発言は大いに問題ではありますが、一連の騒動は、日本側から中国に対して「けんかを売った」ものであることは明らかてす。従前日本政府は「一つの中国」の立場を理解し尊重する「台湾独立は支持しない」と言ってきたし、現在もそれを変えてはいません。存立危機事態が起きた場合は、集団安全保障の考え方に基づいて日本に対する攻撃とみなして反撃するぞ、というのが安全保障関連法の規定です。つまり、「台湾有事は存立危機事態」とは、言い換えると「中台が戦争になったら日本も参戦する(可能性がある)ぞ」という意味になります。それは、「一つの中国」という日本政府も認めている公式見解を踏まえれば、「中国の国内問題に介入するぞ」と言っているのと同義です。逆の例で考えてみればよいのです。例えば、沖縄で独立運動が起こって、それが武力紛争のような事態に至ったとします(たとえ話であって、今のところ、その可能性は皆無なので念のため)。それに対して中国が「我が国の平和と安全に重大な危険を及ぼすからその紛争に介入します」などと公言したら、どうなりますか?大方の日本人は「ふざけるな!!!!」と怒り狂うでしょう。であれば、今回の発言を中国が心穏やかには聞けないのも当然でしょう。昨今は、何でもかんでも対外強硬論を叫べば留飲を下げる人たちが大勢いますが、後先考えない「勇ましい」発言で対中関係が悪化して、得になることはありません。安全保障とは、必要のない喧嘩を他国に売って緊張を煽ることではないはずです。無駄にけんかを売らずに緊張を回避することこそがが安全保障ではないですか?勿論中国の態度についても同じ印象は抱きます。できるだけ緊張を緩和しよう、という方向性は向いていない。ただ、日中の現在の国力差を考えれば、「喧嘩の売り合い」をやって、日本が勝てる可能性はありません。中国も無傷では済まないにしても、一方的に日本側に実害が生じる可能性は高いです。というわけで、「台湾有事は存立危機事態」というその発言自体が日本の平和と安全を脅かすものであり、撤回すべきものです。で、このような「台湾有事」を巡る国会でもやり取りは、歴代内閣と野党の間で行われてきました。そこでこんな「勇ましい」発言をやらかした首相などいません。安倍首相でさえ、退任後は「台湾有事は日本の有事」などと発言したことがありますが、首相在任中にそんな発言はしていません。もちろん、当時の野党がそのことを質問しなかったわけではありません。今更、「質問した立憲民主党が悪い」などという話は、何を寝ぼけたことを言っているのかと思います。
2025.11.15
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<独自>政府、自衛隊の階級名変更検討 諸外国の軍隊に準拠、1佐→大佐/1尉→大尉政府は12日、自衛隊の階級名を変更し、国際標準化させる検討に入った。複数の政府関係者が明らかにした。自衛隊は軍事色を弱めるため、独自の呼び方をしてきたが、諸外国の軍隊に準拠した呼称にすることで国民の自衛隊への理解を促進し、自衛官の地位向上と士気高揚につなげる。来年度中の自衛隊法改正を目指す。自民党と日本維新の会が10月に交わした連立政権合意書には、階級名の変更について「令和8年度中に実行する」と記載している。日本周辺の安全保障環境が悪化する中、軍事用語をいたずらに避ける慣習を改め、国防組織としての自衛隊の位置づけを明確にする狙いもある。自衛官の階級は自衛隊法で定められており、将から2士まで17段階ある。将の中で他の将よりも階級章の星が1つ多い統合幕僚長や陸海空幕僚長は「大将」、それ以外の将は「中将」、1佐は「大佐」、1尉は「大尉」などとする。一方、幹部の下の曹・士に関しては「2等兵」や「1等兵」は現場から拒否感が出かねないとして異なる対応を求める声がある。自衛隊は諸外国の軍隊とほぼ同様の階級構成で、階級呼称の英語訳は自衛隊と米軍などは同じ。ただ、日本語にすると自衛隊と米軍など外国軍の階級呼称が異なっている。さらに1佐や3佐では国民に階級がどちらが高いのか分かりにくいとの問題が長年あった。自民と維新の連立合意書には、自衛隊の階級などの国際標準化のほか、職種の呼称変更を検討する方針が盛り込まれた。普通科は「歩兵科」、特科は「砲兵科」、施設科は「工兵科」などと置き換える案が有力だ。---バカバカしい話です。自衛隊の存在を私は否定するものではありませんが、創設以来年間約使われて定着している階級名や職種名を変える合理性があるようには思えません。「自衛隊は諸外国の軍隊とほぼ同様の階級構成で、階級呼称の英語訳は自衛隊と米軍などは同じ。ただ、日本語にすると自衛隊と米軍など外国軍の階級呼称が異なっている。」とありますが、それは翻訳の問題に過ぎません。そもそも、「軍」を名乗る組織であっても、階級名称は国によって、どころか時には同じ国でも陸海空軍で異なっていたりします。旧日本陸軍の下士官に「伍長」という階級がありましたが、海軍には階級としての「伍長」はありませんでした(海軍には階級ではなく職名として「伍長」があり、現在の海上自衛隊にも各護衛官に「先任伍長」という役職があります)。現在でも米軍は陸海空軍、海兵隊で階級呼称は一部異なります。トップに近い方では、諸外国では大将・中将・少将・准将、一部の国では大将の上に上級大将(と日本語訳される階級)がありますが、自衛隊には将と将補しかありません。将は「幕僚長たる将」とそれ以外の「将」に分かれますが、これを大将と中将にするんでしょうか?でも将補を少将とすると、准将はいません(旧軍の時代も日本軍だけ准将という階級はなかった)。というふうに、どうやったって諸外国の軍と同じ階級名(の日本語訳)にはなりません。ちなみに、中国軍の階級名も漢字では日本とはだいぶ違います。将官は上将、中将、少将で大将以外は同じですが、佐官は大校、上校、中校、少校(大校が、諸外国の准将に相当すると思われますが、佐官級なんですね)、尉官は上尉、中尉、少尉・・・・・、結構違います。台湾の中華民国軍も、階級名称に関しては中国とほぼ同じです(佐官の大校という階級がない)。というわけで、階級名称を諸外国軍の階級とあわある、などという話の合理的根拠などありません。かつて自衛隊の創設時に、自衛隊は軍隊ではないという建前で階級名称を旧軍と変えた※わけですが、憲法第九条を変えて自衛隊を軍隊にする、という野望が実現しないものだから、その代償行為としてこんなことを言っているだけで、実質的な意味はありません。階級名の起源は言い換えですが、それが定着している今になってそれを旧名に復するというのは、もはや言い換えの言い換え、になっているのではないでしょうか。※同時に出ている職種名の歩兵→普通科、砲兵→特科、工兵→施設科とか、駆逐艦→護衛艦、士官→幹部なども同様であよう。私は言うまいなく憲法第九条を変えることには反対ですが、仮に残念ながら改憲がされてしまったとしても、おそらく階級名は自衛隊のまま変わらないだろうし、その方が合理的と思っている人は自衛隊にも多いのではないでしょうか。似た例としてはドイツの「憲法」(に相当する法律)があります。戦後ドイツが東西に分断されたとき西独は憲法制定に際して、あえて「憲法(憲法(Verfassung)」ではなく、「基本法(Grundgesetz)」という名称を当てています。これは、ドイツ統一までの暫定的な憲法だから、という意識からあえてその名にしたのですが、四十数年後、西独側主導でドイツ統一がなったときには、「基本法」があまりに定着していたため、憲法の名に復することなく基本法のまま現在に至っています。というわけで、こんな改名を行うべき合理的な理由があるようには思えません。
2025.11.13
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このところ、当ブログが頻繁に閲覧困難になっています。おそらく、そのせいでアクセス数もかなり減少しているようです。閲覧できなければアクセス数は増えようがありません。NHK党・立花孝志党首を送検 死亡元県議の名誉毀損疑い斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、1月に死亡した元県議の竹内英明氏の名誉を傷つけたとして、県警は名誉毀損の疑いで9日に逮捕した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者を10日、送検した。容疑者は竹内氏に犯罪の嫌疑がかけられていると繰り返し発信し、竹内氏の妻が虚偽だと告訴していた。捜査関係者によると、容疑者は演説で発言したという事実は間違いないとの趣旨の供述をしている。竹内氏は文書問題の調査特別委員会(百条委)の委員だった。斎藤氏が県知事選で再選された昨年11月に誹謗中傷を理由に辞職し、今年1月に死亡した。---遅ればせながら、やっと逮捕されました。警察は、万が一にも処分保留で釈放、なんてことにならないよう、慎重の上にも慎重を期して逮捕に踏み切ったのだろうことは理解しますが、あまりに時間がかかった感はぬぐえません。立花は現在執行猶予中なので、今後有罪判決を受ければこの執行猶予が取り消され、その分も合わせてある程度の刑期の拘禁刑になるのではないでしょうか。民主主義の根幹を破壊するテロというのは、必ずしも銃や爆弾を使って人を殺傷するものだけではないものだと、立花の一連の行動を見て思います。あれは武器も使わず人も直接には殺していないけど、民主制度の盲点を突くことで、民主主義を破壊する充分な威力があります。本人は主体的に民主主義を破壊することを目的にしているのか、ある種の愉快犯に過ぎないのかは分かりませんが、そのどちらだとしても、民主主義にとっては危険な存在であると言わざるを得ません。それでも、民主制度を外形上は合法的に使っている限り、それ自体を犯罪とする事は出来ないのが現実です。もちろん、それ自体を犯罪として取り締まることは、相手が立花のような輩だけとは限らず暴走した場合のリスクが大きいので、やるべきではないと思います。従って、今回の例のように、法に触れる部分について、取り締まっていくしかないものと思います。とはいえ、このような人物がもてはやされ、一度は国政選挙で当選し(今も、彼が党首であるN国党は参院議員の現職議員がいる)、議員を辞めた後も少なからぬ支持者がいて、政治をひっかきまわし続けている現状を見ると、民主主義の劣化、制度疲労を感じざるを得ません。
2025.11.10
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SNSで旋風、草の根支持拡大 異例ずくめの次期NY市長4日の米ニューヨーク市長選で、民主党候補の州議会議員ゾーラン・マムダニ氏(34)が選ばれた。米最大都市の市長としては初のイスラム教徒で、ウガンダ生まれのインド系移民。過去100年以上の中で最も若く、ラッパーとして活動した経歴もある。異例ずくめの次期市長は、SNSへの動画投稿や草の根の選挙活動を通じ、ほぼ無名状態から支持を拡大した。「次は市役所、終点です」。当確が報じられてまず投稿したのは、「市役所駅」に到着する地下鉄の映像。マムダニ氏の選挙戦を印象付けるのが、こうしたSNSの動画だ。字幕が付けられ、家賃の上昇凍結、無料の保育やバスといった生活に直結する政策を分かりやすい言葉で繰り返す。「家賃凍結」を訴え「凍るように寒い」冬の海にも飛び込んだ。練習中のアラビア語やスペイン語でも動画を投稿し、多様な人種が集まる街の身近な存在であることをアピール。支持者による動画も多数拡散された。今年2月の世論調査では、支持率わずか1%。その後の支持拡大を草の根のボランティア活動が支えた。陣営の発表では、集まった有志は10万人以上。300万軒以上の家を回った。自身は夜中のタクシー乗り場に現れ、ゲイバーで性的少数者への連帯を示した。こうした地道な活動が奏功し、4000万ドルとも報じられる多額の資金を調達したベテラン政治家のクオモ前州知事に打ち勝った。父はコロンビア大教授で、母は著名映画監督。今年初めに結婚した妻は、シリア系のアーティストで、人気のマッチングアプリで出会ったという。勝利演説で「私は完璧な候補者からは程遠い。若く、イスラム教徒だ」と誇らしげに語るマムダニ氏。今後も「移民の街であり続ける」と強調するニューヨークで、手腕が試される。 ---日本でも一部でイスラム教徒に対する嫌悪感を示すネット世論があるように見受けられますが、イスラム教徒が市長になることに、何か問題があるでしょうか?イスラム教徒と言っても、極めて世俗的な立場であることは明らかで、政治を宗教に従属させたり、ムスリムの信仰や戒律を他者に強制するような主張は一切ありません。「ウガンダ生まれの移民のイスラム教徒」というと、米国に豊かさを求めいやってきた人物というイメージを抱いてしまいますが、引用記事にあるとおり、父はインド系ウガンダ人でコロンビア大教授(文化人類学者)、母はインド人で女優から映画監督に転じ、カンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)やはヴェネツィア映画祭金獅子賞などの受賞歴があるという女性です。二人ともハーバード大卒という一家で、ムスリムの信仰はおそらく父親から受け継いだもので、母親はヒンズー教徒だとのことです。両親ともウィキペディア日本語版の記事が10年以上前から存在する人物で、ゾーラン・マムダニ本人の記事は今年に入って初めて作られているので、元々はご両親の方が本人よりはるかに著名人であるようです。その彼は「民主社会主義者」を自称する急進左派とのことですが、日本語の「民主社会主義」という言葉は「急進左派」とは対極的な政治思想です(個人的には、かつて存在したその名前の政党に対するイメージがよろしくないのですが、もちろんそんなことは米国人であるマムダニ氏とは無関係な話です)。彼の政策「高騰する住宅家賃の凍結」や「富裕税の導入」は、言われるほど「急進的」な政策であるようには見えません。少なくとも米国以外の国では、程度の差はあれ累進課税制度は存在しますし(ただし、日本も含めて、「累進」の程度を年々軽減してきているのが世界の現状ではありますが)、今のニューヨークの家賃水準は、日本でいうワンルームマンション程度でも家賃月額が日本円で20万円以上というとんでもない状態だそうで、急進的社会主義者でなくても、そんな家賃水準か望ましいと思っている人はいないでしょう。一方、社会主義の社会主義たる所以は生産手段の公有化(国有化)だと思いますが、マムダニ氏の公約にそのような主張はなさそうです。つまり、資本主義の総本山たる米国だから、この程度の主張でも「社会主義者」さらには「くるった共産主義者」とまで公言されていますが、米国以外の国なら「穏健左派」でしょう。それでも、ともかく「社会主義者」と自称する人物がニューヨークなどの大都市の市長に当選したことは、おそらく過去に類を見ないでしょう。そして、今回ニューヨーク市長選以外にもニュージャージー州とバージニア州の知事選も民主党が勝利りしており、トランプみたいな人物が大統領にえらばれる政治状況から変わり始めているようです。なんにしても、今後どうなっていくか、注目していきたいです。
2025.11.09
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前回の続きです。三本槍岳の山頂から。稜線、山頂は紅葉が終わっていますが、下の方は紅葉見頃です。赤前山方面上を雲、下を山の稜線に挟まれて分かりにくいですが、どうやら猪苗代湖のようです。おそらく、羽鳥ダムと羽鳥湖ではないかと思います。大倉山、三倉山方面復路、三本槍-朝日岳間の縦走路は登山者が多かったので、北温泉への分岐から少し入ったところで笛練習。そのまま北温泉に下ることも考えましたが、やっぱり往路にバスした朝日岳に登っておこうかと、引き返しました。朝日岳に戻る稜線上。朝はあんなに晴れていたのに、三本槍山頂辺りから、かなり雲が増えてきました。それでも笛練習していた辺りまでは晴れたり曇ったりで日差しがあったのですが、この辺りからは曇天一方です。朝日岳。晴れていた往路に登っておくべきだったか。山頂着。1900mにわずかに欠けるのですね。中国系の団体さんが大勢山頂にいました。朝日岳山頂からの眺め。朝日岳山頂からの眺め。登山道はこのピークの向こう側を巻いています。下に峰の茶屋跡避難小屋が見えます。この後、とうとう雨がポツポツし始めて・・・・。峰の茶屋跡避難小屋に着く直前は、一時本降りに。朝はあんなに晴れていたのに・・・・。昨年秋に登った際も同じでしたが、そのさきは三本槍の山頂から雨が降り出したので、今回は行程の8割過ぎたところでの雨だっただけ、マシでした。しかし、小屋の軒下で数分雨宿りをしたら小降りに。雨雲レーダーを見たら、関東一円晴れているのに、那須岳のみ雨雲がかかっていたんです。これ以上大降りにはならないと考え、雨具は出さずに下山開始。(ゴアテックスの雨具は、使った後のメンテナンスが大変なので)幸いにして下山するにつれて雨はほぼやみました。雨は止んだけど曇天のまま。駐車場近くの園地まで降りてきました。ダケカンバの森です。3時20分過ぎにロープウェイ山麓駅まで下山。山麓駅でみたらし団子を食べ、バスを待ちました。海抜1390mのロープウェイ山麓駅付近は紅葉見頃でした。朝写真を撮っておけばよかったです。3連休中日で、復路はバスが渋滞にはまり、30分も遅延、途中ふたたび雨が降り出しました。那須塩原までバスで行く予定を変更して黒磯で降りて(黒磯-那須塩原間でも渋滞にはまって新幹線を逃したら嫌なので)、各駅停車で那須塩原へ、新幹線に乗り換えて帰宅しました。
2025.11.06
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那須岳に登ってきました。当初、二輪で行くことも考えましたが、往復するだけならともかく、山も登るにはさすがに遠く、新幹線+バスで行くことにしました。9時ちょうどに登山開始です。三連休の中日で朝は晴天だったので、ロープウェイは長蛇の列でした。私は徒歩で登りました。茶臼岳を左側に見ながら登っていきます。峰の茶屋跡避難小屋が見えてきました。紅葉はもう終わっている感じです。峰の茶屋跡避難小屋到着。9時45分着で、ロープウェイ山麓駅から所要45分でした。中央が朝日岳です。大倉山、三倉山方面の稜線です。下界の景色も素晴らしいです。中央の峰が朝日岳です。(下から見上げると左の峰の方が高く見えますが)両線上は素手の紅葉が終わっており、下の方が紅葉見頃のようです。岩場を登っていきます。朝日岳。稜線から目の前ですが、復路によることにして先に進みます。茶臼岳清水平に向けて降りていきます。清水平から三本槍岳。槍という名前からは尖峰を想像しますが、なだらかな山です。この先、清水平から三本槍岳までの間はぬかるみ続きでした。三本槍岳に到着。11時30分着なので、峰の茶屋跡避難小屋から1時間40分ほどでした。冠雪した飯豊山が見えました。以下次回に続きます。
2025.11.04
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「反体制こそロック」は時代遅れ?「ロックの本質」大論争コロナ禍で音楽会場・ライブハウス支援を行うなどした業界団体の阿部健太郎氏が自身のXで巻き起こしたロック談議が注目を集めている。きっかけはミュージシャンらの政治批判に対する異議申し立てだ。10月29日、ジャーナリスト・志葉玲氏が「ロックは反権力なんだよ」と投稿した内容を引用し、特区ミュージシャン・うじきつよしの投稿を紹介した流れに反応した。うじきは自身のXで、米空母艦内で、ドナルド・トランプ米大統領の隣の高市早苗首相が腕を突き上げる写真を添付した上で、次のように投稿した。権力とみれば高揚し卑屈に媚びへつらい弱きとみれば蔑み罵り吊し上げる醜悪ニュース新聞いよいよ見れなくなったひとたび見てしまうと精神のバランスが取れなくなる僕らの国はそんなに愚かなのか(引用注・改行を改変)シンガー・ソングライターの柴田淳は自身のXで「こうやって男に散々媚びてきたんだろうな。使えるものはなんでも使ってね」(以下略)阿部氏は「先日の柴田淳さんに続き、またしても音楽業界からトンチンカンな誹謗がありました」と切り出し、業界人として謝罪の意を表明。「未だ『反体制こそロック!!』という太古の美学があるならダサいです」と指摘した。この発言は瞬く間に広がり、ロックの本質をめぐる議論を呼び起こした。(以下略)---正直なところ、ロックが反体制かどうかは、私はそこまで興味はありません。ことの本質は、この阿部氏という人物が、自分の愛する高市首相をけなされたことが気に入らなくて、反論した、という話です。もちろん、ある主張に対して反対すること自体は自由です。しかし、「業界人として謝罪の意を表明。」ここが問題です。該当部分を正確に記すと、先日の柴田淳さんに続き、またしても音楽業界からトンチンカンな誹謗がありました。重ね重ね、誠に申し訳ございません。音楽業界に表現の自由の意味を履き違える者が多いことを心から恥ずかしく思っています。あ、そうそう。未だ「反体制こそロック!!」という太古の美学があるならダサいですと書いています。そもそも、問題の発言は誹謗中傷ではないと私は思います。より正確に言うなら、これを誹謗中傷と言うなら、立憲民主や社民、共産、あるいは自民党でも石破などは同レベル以上の誹謗中傷を恒常的に受け続けています。というか、「リベラル的」な政治家に対してあらん限りの罵倒を浴びせてきた人が、高市や安倍に対しては「罵倒するな」と叫んでいるだけなので、説得力がないことおびただしいです。例えば、民主党政権時代の菅直人元首相は、X上での発言どころか、れっきとした商業紙である産経新聞から、記者の署名入りで---完全に乾ききっても雨が降れば蘇生するネムリユスリカの幼虫、セ氏150度でも零下150度でも生き延びるクマムシ、切り刻んだ分だけ個体数を増やして再生するプラナリア…。そんな驚異の生き物たちと比べても、生命力で負けてはいない。そう、民主党の菅直人元首相のことである。---などという記事を書かれています。今も産経のホームページに記事は残っているので紹介していますが、これに類する罵倒記事は当時山ほどありました。もちろん、産経とは政治的に意見を異にする他のマスコミが、この記事を「産経に代わって謝罪」などという事態は起こったことがありません。みんな、似たような言葉でも「敵」に対するものは「正当な批判」で「味方」に対するものは「誹謗中傷」と言っているだけです。そして、政治家というものは、根拠があろうがなかろうが批判を浴びるものです。高市だけがその例外でいられるはずがないのです。もちろん、批判に対しては反論すればいいのですが、政治家への批判自体を許さないようでは独裁への道まっしぐらです。先の菅直人に対する産経の暴言も、失礼の極みとは思いますが、菅直人が当時政治家であった以上、この種の批判を浴びることは甘受するしかありません(批判を浴びること自体は、ということであって、反論するな、という意味ではないので念のため)。で、阿部氏と、うじき氏や柴田氏は、主義主張も違えば同じ会社でもない、業務提携もなさそうです。単に「音楽業界」の一員ってだけで、それもライブハウスの経営者とアーティストでは、立場も何もまったく違います。言ってみれば、「運輸業界」「TI業界」「流通業界」という程度の緩い括りでしかありません。例えば、タクシー運転手が不祥事を起こしたとして、他のタクシー会社の会計係社員か「あの運転手に代わり~」と言っているようなもの。不自然きわまりありません。「2人に代わって謝罪」って、ならば名誉棄損で訴えられたら連帯責任を負うんですか?そんな気もないのに、適当ことを言うなよ、と。その意見にはこれこれの理由で反対だって書けばいいたけのことです。それならば、その主張への賛否はともかく、そこまで違和感、不快感は感じません。それなのに、まるで自分は音楽業界の代表者、みたいな顔で音楽業界の「不祥事」は自分の不祥事みたいに語られると、「あんた何様?」としか思えません。ただ、それはそれとして、もちろん高市や安倍が嫌いであることは私も同じなのてすが、引用の批判は、いささかド直球に過ぎる感は抱きます。もちろん、この程度の批判が許されないような世の中であってはならないと思う一方、より多くの賛同を得るという観点では、もうちょっとひねりがないとね、とも思います。ど真ん中のド直球を投げれば多くの賛同が得られる、というものでもありません。160km/hの剛球だって、それをど真ん中に投げ続けたらボコボコに打たれちゃうのですから。
2025.11.02
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野田代表の“ヤジ”注意に立憲・元議員が噛みつくも…ネットで“ツッコミ殺到“のワケ24日の臨時国会で、就任後初となる所信表明演説を行った高市早苗首相。しかし、演説が聞こえなくなるほどに飛び交った“ヤジ”に批判が集まり、SNSを中心に“声の主探し”が行われるなど、大きな問題となっていた。立憲民主党の小西洋之参院議員は自身のXで、《ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です》と投稿し、複数の議員を巻き込んで議論が行われるなど、騒動が拡大。25日には、立憲民主党の野田佳彦代表がテレビの取材に対し、ヤジを飛ばしたのは立憲民主党の議員であると認めたうえで、“礼節を守るように”と注意したことを明らかにしていた。そんななか、野田代表のヤジを推奨しない指導に対し、身内から異論を唱える声が。27日には立憲民主党の石川大我前参院議員も自身のXで《ちょっと、待ってね 理解が追いつきません。。。》と前置きしながら、ヤジを擁護した。《本会議、予算委員会、委員会など、院内でのヤジは、国民の皆さんに問題点を示す上で大きな役割を果たしています。~X上に以下のような声が挙がった。《自分は批判されたりヤジられるの嫌でリプ閉じてんのに、何言ってるんだろう。だったらリプ閉じないで批判もヤジも全部受け入れればいいのに》《あなたたちの注釈要らないんだって。それより、自らコメント欄開放して国民からあなたたちの問題点を指摘してもらいなさいよ。》《ヤジを肯定してる人に限って、リプを閉じてるの面白い。 スルーしてるのご自分じゃないですか。》《お前コメ欄閉鎖してるやん》《自分はツイッターの場でさえヤジに耐えられないのに公的な国会の場ではやじらせろとはいくらなんでも都合が良すぎるんじゃないの?w》(原文ママ)ヤジりたい立憲・元議員、ヤジられるのはお嫌いのようだ――。---ヤジが国会議員の重要な議会活動と言われると、そりゃちょっとどうかと思わざるを得ませんが、一連の騒動を身と思うのは、ヤジに対する賛否のあまりのご都合主義です。良し悪しはともかくとして、国会での演説や質問、答弁においてヤジは付きものです。まるで立憲民主党だけがヤジを飛ばしているかのような記事ですが、もちろんそんなことはありません。民主党政権時代には自民党から鳩山、菅、野田の各首相に対するヤジは激しいものがありました。自民党の丸川珠代参院議員の鳩山首相に対する「ルーピー」のヤジはあまりにも有名です。もっと以前に遡れば、松田九郎とか、自民党時代の鈴木宗男とか「ヤジ将軍」として名をはせた議員が自民党にも多くいます。自民党政権復帰後の最近も野党議員に対する自民党からのヤジは激しいものがあります。例えば安倍首相は予算委員会で自ら答弁席から野党に向かって度々ヤジを飛ばしていました。安倍のヤジは何度か政治問題になっていますが、それ以外も含めると任期中に112回に及んだとも報道されています。そういうものは全部すっ飛ばして、高市に対するヤジだけが許されない、なんて言い分に説得力は感じません。だいたい、高市に対するヤジがけしからん、と叫んでいる人たちは、ほんのちょっと前まで、石破首相に対するヤジは許容していたのではないでしょうか。1年前、石破首相の国会での所信表明演説で、ヤジが飛び交っています。しかし、このYouTube動画のコメント欄を見ても、誰もヤジを非難していません。ヤジられている石破だけが一方的に非難されています。要するに、自分の嫌いな政治家はヤジられて当然だ、自分が好きな政治家をヤジるのはけしからん、という、実に身も蓋もない話です。そう思うのは勝手ですが、それによって、ある種の数の暴力で、安倍が立憲民主党をヤジるのは当然だ、立憲民主党が高市を(おそらく安倍も)ヤジるのはけしからん、というおかしな風潮が確立されてしまいつつあります。まるで対等ならざる立場です。このような流れが日本中を覆いつくせば、自称愛国者たちは我が世の春を謳歌することになるのでしょうが、その先には破滅と地獄の未来しか想像できません。
2025.10.28
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中野区哲学堂公園チャリティーコンサート2025年11月9日(日)西武新宿線新井薬師前駅より徒歩15分フォルクローレ演奏午後1時~演奏 ティエラ・クリオージャティエラ・クリオージャ---ボリビア大統領選で中道候補勝利 反米左派から20年ぶりに政権交代南米ボリビアで19日、任期満了に伴う大統領選の決選投票があり、中道「キリスト教民主党」のロドリゴ・パス上院議員が当選を決めた。反米左派の社会主義政権から約20年ぶりの政権交代となり、米国との関係を修復する方向だ。与党の左派政権、社会主義運動党は、党内抗争で分裂し、経済危機によるインフレにも対応できず、8月17日の第一回投票で敗北。パス氏と右派「自由と民主主義同盟」のホルヘ・キロガ元大統領が決選投票に進んでいた。---MAS(社会主義運動党)は、今回決選投票にすらこまを進めることができませんでした。エボ・モラレスが2019年にクーデターによって政権を追われた後、2020年の大統領選でモラレスの後継候補であるルイス・アルセが勝ったことで政権に返り咲きました。ルイス・アルセはモラレス政権で長く財務相を務め、見た目は急進的なモラレスの背後で、案外堅実な財政政策の手腕を見せ、モラレスの政策の財政的な裏付けを作っていました。その結果、ボリビアは、2010年代半ばまでは、リーマンショック期を例外として、かなりの高度経済成長を遂げています。具体的には、ボリビアの一人当たり名目GDPは、モラレス大統領が就任する前年の1000ドル余から、財務相を辞任する2017年には3300ドル以上へと、3倍以上へと上昇しています。しかし、アルセ自身がモラレスに代わって大統領となって以降は、極度に精彩を欠き「ボリビア史上もっとも何もしない大統領」との評もあったようです。その一方、かつての同志であったモラレスとは激しい内部対立に至り、ついにモラレスはMASを離党、アルセも次期大統領に不出馬ということになってしまいました。ルイス・アルセは元々の出自が政治家、政治運動家ではなく財政の専門家であり、有力な支持母体がありません。一方MASを離党したモラレスにはカリスマ的な人気があります。そのモラレスは今回の大統領選で白票を呼びかけたため、アルセの後継であったエドワルド・デル・カスティージョは得票率3%という惨敗を喫することになったけです。なお、当選したロドリゴ・パスですが、その名字に「もしかして」と思って調べたところ、やはりハイメ・パス・サモラ元大統領の息子だそうです。父はMIR(左翼革命運動)を率いた元社会主義者でしたが(もっとも、大統領に当選するにあたっては仇敵であった右翼の協力を得て、実際の政策はたいして社会主義的ではありませんでしたが)、息子は親米中道派のようです。
2025.10.24
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前回の続きです。白毛門も紅葉真っ盛りのようです。笛吹きタイム、ですが登山者が多いので1曲のみ。オキの耳山頂は登山者がこんな状態です。オキの耳からトマの耳を望みます。一応オキの耳の山頂標識。トマの耳西黒尾根。西黒尾根にも登山者はいますが、圧倒的に少ないです。私は西黒尾根は夏に下山で一度下ったことがあるだけです。トマの耳から肩の小屋を見下ろします。天神尾根の紅葉。登りより下りの方が紅葉がよく見えます。天神平までずっと紅葉です。紅葉かなり下ってきたところです。下山途中から日差しがなくなり曇りになってしまいました。それでもまだきれいです。天神平に戻ってきました。そして、天神平で笛を吹いて帰宅したのでした。
2025.10.21
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山火事があったわけではなく(笑)紅葉真っ盛りの谷川岳に、職場の同僚と登ってきました。谷川岳は毎年行っおり、秋も過去2回登っているのですが、1度は雨、1度は曇天で、晴れた紅葉の写真を撮ったことはまだなかったと思います。今回はどうかというと晴れです!!笠ヶ岳、朝日岳、白毛門谷川岳の双耳峰もさることながら、手前の紅葉がきれいです。真っ赤に燃える紅葉紅葉もきれいなのですが、登山者の数もすごい。俎嵓山稜が見えてきました。草紅葉も見事です。肩の小屋に到着。職場の同僚が車を出してくれたので、新幹線で行くより早く到着し、登山開始が8時10分頃、肩の小屋着が10時10分過ぎで、2時間を要しています。登山道の前が詰まっていて、体力とは別の面でこれ以上ペースを上げられません゛した。左は俎嵓山稜、右は万太郎山、仙ノ倉岳、平標山に続く稜線。遠方に苗場山が見えます。トマの耳に尽きましたが人が多いのでそのままオキの耳へ。トマの耳付近からオキの耳を望みます。トマの耳を振り返って撮影。万太郎山、仙ノ倉岳、平標山に続く稜線。笠ヶ岳、朝日岳、白毛門突然富士山にワープしました(笑)谷川岳なのに、富士浅間神社奥の院。オキの耳の山頂も大混雑なので、ここまで足を延ばしました(オキの耳から100mも離れていませんが)富士浅間神社奥の院から望む一ノ倉岳と茂倉岳先月登った苗場山。以下次回に続きます。
2025.10.19
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自民と維新、午後に連立協議開催自民党は17日、日本維新の会との連立政権樹立に向けた政策協議の会合を同日午後に開催すると発表した。自民の高市早苗総裁が出席する。---小泉が有力視されていた自民党総裁選で高市が選出され、高市の首班指名が確実視されていたら公明党が連立離脱、国民民主の玉木が首相有力か、と思いきや自維連立でやっぱり高市になりそう、と毎日目まぐるしく風向きが変わっています。明日はとういう話になっているやら。私としては、高市、自民党、維新、そのすべてが大嫌いで、いやになる話ではありますが、結局自維連立で高市政権、ということになってしまうのでしょうね。ただし、高市政権がどうなるかは分かりませんが、自維連立が荷が続きするとは到底思えません。自公連立は野合だと散々批判されてきました。それでも26年も続いたのは、以前にも指摘したように選挙において強烈な威力を発揮したからです。自民党と公明党はお互いの支持層があまり重ならず、両党で票の奪い合いになることが少なく、補完的な関係だったからです。公明党に比べると、維新は自民党との政策的な距離は近いでしょう。でも、だから両者が仲良くできる、というほど政界は(というより人間関係は)単純なものではありません。主義主張が近ければ仲良くできるなら、なんで同じ日本保守党の中で百田一派と河村一派があんなすさまじい泥仕合をやっているのでしょう。日本保守党と参政党は同じ党になれないんでしょうか、ということになります。維新は元々大阪で自民党内から分派してできた政党です。支持層は自民党と重なっているし、それを奪い取られたから、現在の自民党は大阪では壊滅的に勢力を減らしています。同じ支持層を奪い合っている以上、選挙で手を組んでも、あまりメリットがない(得票が増えるわけではない)し、感情的な反感も小さくはないでしょう。その両党が選挙で共闘したとしても、それが長続きするとは考え難いものがあります。選挙で共闘できない党同士の連立政権なんて、単なる数合わせでしかないからです。次の衆院選がいつになるか分かりませんが、そのとき両党の関係がどうなるか、見ものではあります。そして、連立に当たって維新は衆院定数減を要求していますが、もちろんこれはとでもない話ですが、到底実現不可能な話でもあります。秋の国会で実現って、どう考えたってそんなスピードで間に合うはずがないからです。50議席という大幅な議席数減が実現しないまま衆院選になった場合、維新と自民の関係が維持されるのか、見ものではあります。
2025.10.17
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竹田恒泰氏「田﨑史郎氏の分析は違うと思う」と明言 公明の協力なき選挙巡る田﨑氏の分析に異論竹田恒泰氏が14日、Xを更新。公明党が自民党との連立を解消した状況における選挙がどうなるかについて、政治ジャーナリスト田﨑史郎氏の分析に異を唱えた。田﨑氏は14日、TBS系「ひるおび」に出演。公明党の選挙協力がない場合、次の選挙で自民党の議席数がどうなるのかという論題になった際、「自民党、本当にきついですよ」などと話した。さらに「早く解散してしまえば議席回復する、と思ってる人も自民党の中にはいるんですよ。でも、かなり危ない。むしろ自民党が減らす選挙になるんじゃないかと思います。それが分かっていてちゃんと判断して下さるかが心配ですね」などと続けた。また、同番組では、公明党の選挙協力がない場合に自民党の議席数がどうなるのかについて、JX通信社の試算を紹介。同通信社によると、自民党は昨年の衆院選で132議席を小選挙区で獲得していたが、もし公明党の協力がなくなると、52選挙区で落選の可能性があるなどと試算した。竹田氏は、同番組での田﨑氏のこうした発言などを報じた一部メディアの記事を添付。「田崎史郎氏の分析は違うと思う」と書き出した。そして「すぐに解散すれば、公明が離れることで公明嫌いの支持層が戻るほか、直近の世論調査で有権者の関心は『政治と金』ではなく『経済対策』なので石破禍より積み増せる。また自民から離れた保守票の一部も戻る。公明の小選挙区は自民が取るだろう」との見立てを示した。---この、「公明党と手を切れば、創価学会票は消えるが保守票が戻ってくる」というのは、ネトウヨ層の願望として、ヤフーニュースのコメント欄などにも大量に同様の意見が見られるのですが、それは事実でしょうか?選挙結果は投票率やその時の風の吹き方など、その時々の様々な変数によって変わり、事前の予測の及ばない結果になることもあるので、実際にどうなるかは神のみぞ知る、です。ただ、計算上において、「公明党票は自民党に行かなくなり、参政党と日本保守党に行った票は自民党に戻ってくる」と仮定した場合、自民党が現状より議席を増やす計算は、成り立ちません。前提として踏まえておかなければならないのは、今解散して自民党が勝つか負けるか、という話は、あくまでも衆議院の現在の議席数に対して増えるか減るかで決まる、ということです。今年の参院選で参政党と日本保守党は合わせて1000万票以上も取ったではないかと思っている人もいるかもしれませんが、その1000万票が自民党に「次の衆院選で戻ってくる」ことはあり得ません。なぜなら、その1000万票の相当の部分は、昨年の衆院選では自民党に投じられていたものだったと思われるからです。昨年の衆院選では、参政党と日本保守党を合わせて300万票しか取っていません。従って、そのすべてが自民党に戻ってきたとしても(そんなことはあり得ないでしょうが)300万票しか戻ってこないのです。一方、この時の公明党票(比例区)は600万票弱です。このうち、小選挙区でも公明党に投じられた70万票余を差し引いても、500万票以上あるわけです。公明党との連立を切って失われる500万票に対して、戻ってくる保守票が300万票、どちらの数が多いかは一目瞭然でしょう。当然、増える票より減る票の方が多いんだから、自民党は得票を減らし、議席も減る、という予測になります。別の言い方をすると、去年の衆院選で自民党は大敗したけれど、それでもなお、今年の参院選時の負け方に比べれば「負け足りていない」、おまけの議席を持っている状態だ、ということなのです。従って、今選挙をすれば、この「おまけ議席」の部分を吐き出すことになります。保守票が戻ってこなければ、大幅減ですが、保守票が戻ってくれば小幅減かもしれない。しかし、いずれにしても昨年の衆院選より議席が減ることに違いはありません。それなのに、自民党はわざわざ解散を急いで、「おまけ」の議席を自ら放棄するような選択をするんでしょうかね?
2025.10.16
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福島県川俣町で毎開催されている、コスキン・エン・ハポンに行ってきました。初めて参加したのは1993年、99年までは毎年(2000年までだったかも、最後の方が記憶曖昧です)、それ以降はとびとびに参加していましたが、22017年以来8年ぶりに行ってきました。ただし、今回は自分では演奏していません。(笛は持って行ったので、少し練習はしましたが)自分が出演しないのにコスキンに行ったのは、震災のあった2011年以来2回目です。実は、福島方面は雨予報だったため、行くかどうか迷っていたのですが、当日になったら雨ではなかったので行くことにしました。自宅を10時前に出発すると午後1時15分には現地着、新幹線は速いです。当初は二輪で行こうかと考えていましたか、天気予報が不安定なのでやめました。コスキン・エン・ハポンは1975年に第1回が開催されているので、2025年の今年は50周年ということになります。ただし、この間2019年台風、20年と21年はコロナで3年連続中止(21年は動画によるオンライン開催のみだったため、開催扱いにはしていないとのこと)があったため、第50回は2年後になるそうです。コンフント・トラピチェ。仙台の老舗グループですが、何故か首都圏からの参加者が。以前一緒に演奏していたことがある「森の小鳥」さんことHさんが加わっていました。アシタバこのグループもかなり実力派ですが、ギターの大塚さんとは一時期一緒に演奏していたことがあります。アシタバの演奏「君の名は自由」(コスキンでの演奏ではありません)やや日本フォルクローレ史上に残る傑作(私が勝手に認定)「寝ろ」、今回はそのアンサーソング「寝るな」を披露していました。公民館の外では各自練習しています。私もちょっと練習しました。こちらは、アウカン。スウェーデン在住のチリ人2人と日本人の混成グループ。日本のメンバーは半分くらいは知り合いです。チリ人の二人は、ゲストではないのに、わざわざコスキンのために来日したそうです。去年初参加で、いたく気に入って、今年も来たとか。実は、後刻、福島駅前で彼らと飲み会をして帰りました。楽器のお店も複数出店していました。今回は買いませんでしたけど。ロス・アピオネス。古くから活動しているグループで、メンバーの一人と懇意にしているのですが、今回はその方は欠場だった模様です。アマネセール。やはり昔からの知り合いです。ダンサ・エレンシア。アルゼンチンのフォルクローレ舞踊のグループです。かつて、もう20年以上前ですが、このグループの伴奏グループ「プロジェクシオン・エレンシア」に参加していたことがあります。タクヤ&ヨシオ日本フォルクローレ界きってのファンキーな二人。個人的には、1992年、初めてこのコスキンのステージに出た時、その前に演奏していたのが彼らでした。ステージ上でチャフチャスをバラバラに壊してしまったのが、あまりに衝撃的な思い出。本場アルゼンチンのコスキン音楽祭に日本代表で出演したことがあります。2011年の日本代表審査会の際の演奏のようです。曲名がDanza de Maiz Maduroと書いてありますが、アタウアルパ・ユバンキのウァフラですね。ふーみん&アスキータ。アルゼンチンフォルクローレの踊りです。最近、「ティエラ・クリオージャ」というグループで演奏する際、頻繁に踊りで参加してくれています。川俣町とコスキン市が姉妹都市の提携を結んだそうで、その記念プレートの除幕式。そのプレートはこちらです。今回のスペシャルゲスト、ペテコ・カラバハル。川俣シャモのメンチカツをいただきました。イラ・イ・アルカの松井さんが受賞(すみません、何の賞だったかな、功労賞みたいなものだったと思います)そして、今回のスペシャルゲスト、ペテコ・カラバハルとカロリーナ・デル・ペレリティのスペシャルコンサート。過去のコスキン・エン・ハポンのゲストの中で、掛け値なしに一番のスターです。アルゼンチンの本場のコスキン音楽祭は、1週間毎日ゴールデンタイムに2時間全国放送されるというイベントですが、その出場には甲子園よろしく各州の予選をかつ抜く必要があります。更に、出場者の中でテレビ放送時間枠の時間帯に入れるか否かで激しい争いがあるそうですが、その放送時間帯枠のトリを務めることがお決まりになっている、というスーパースターです。この人が来るので、私は今回自分の出演はないけどわざわざ川俣まで行ったのです。もう感動感激、酒は一滴も飲んでいないのに(前述のとおり、その後で福島駅で飲みましたが)酔いました。Perfume de carnaval カーニバルの香り。大好きな曲なのですが、この曲も演奏してくれました。聞いていて涙が出てしまった。Como pajaros en el aire 空を舞う鳥のように、この曲も演奏していました。Entre a mi pago sin golpear タイトルが上手く日本語に訳せませんが、「ノックなんかしなくていいから気軽に我が家に入っておいで」というような意味です。これはアルゼンチンのコスキン音楽祭での演奏。ペテコはバイオリンを弾いています。彼は、アルゼンチン北西部のサンティアゴ・デル・エステーロ※という町のカラバハル一族という音楽家一家の出身です。家族で結成したバンド「ロス・カラバハル」での演奏。※サンティアゴという町はスペイン、キューバ、チリにもありますが、アルゼンチンのフォルクローレで「サンティアゴ」といった場合はこのサンティアゴ・デル・エステーロを指します。チリだったら、多分チリの首都のサンティアゴを指すでしょうが。で、川俣から福島に戻る終バスが7時35分発だったのですが、ペテコとカロリーナの演奏は、スケジュールでは7時までになっていたのですが、アンコールアンコールまたアンコールで、終わったら7時20分過ぎ、バスの時間ギリギリで、ちょっとヒヤヒヤしました。で、前述のとおり、アウカンのメンバーと福島で飲んだのですが、彼らはみんな福島宿泊、私は日帰りだったので、最終の新幹線(午後10時10分発)に乗るため、後ろ髪を引かれる思いで先に帰りました。
2025.10.13
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【高市自民】公明決裂→高市総裁が凄い形相で会見 怒り爆発 私が総裁だから離脱するのか!「一方的に離脱伝えられた」不満爆発26年の連立関係が決裂危機にあった自民党と公明党の党首会談が10日午後に行われた。終了後に公明・斉藤鉄夫代表が「自公連立政権については一旦白紙とし、これまでの関係に区切りをつける」と「連立離脱」を表明した。これに高市総裁は会見し「一方的に連立政権からの離脱を伝えられました」と怒りの形相で語った。先に会見した斉藤代表は公明が要求した企業献金の規制強化について、高市自民から「これから検討」と不十分な回答だったと明らかにした。さらに裏金問題に関して「すでに決着済み』と国政運営に取り組む姿勢は国民感情とかけ離れている」と厳しく批判。「我々の要望に対して自民党からの明確かつ具体的な協力が得られず、これらの改革が実現不可能なのであれば、とれも首班指名で高市早苗と書くことはできない」と述べた。これに高市氏は、公明党からの要求に対する対応は進めていたと主張。しかし、同日の会談で「政治資金規正法の改正に関する公明党案についてこの場で賛否を示すように求められた」と説明。高市氏は「党内手続きが必要。私1人で判断できない。持ち帰って協議し、手続きにのっとってすみやかに対応したい」と来週に再協議したい旨を伝えたところ、「先方からは具体的な回答ではないと、一方的に連立政権からの離脱を伝えられました」とした。高市氏は、取材側から「総裁が高市総裁になったことで自公連立の破棄を伝えられたのか」との質問に「それは私からも伺いました。例えば総裁が私でなかったら、このような連立離脱はないのですかと」と明かした。公明側の回答は「今回の総裁選挙で誰が選ばれていても同じです。これまでの執行部にも何度も申し入れてきた課題」との回答だったと語った。---ご承知のとおり、私は自民党も公明党も大嫌いで、その両党の連立が解消されることを望んできましたので、この結果になったことは、実に喜ばしいと思っています。「高市氏は、公明党からの要求に対する対応は進めていたと主張。」だそうですが、どうでしょうか。裏金問題で秘書が起訴されている萩生田を幹事長代行に据えた時点で、「政治と金の問題にこれ以上取り組むつもりはない」と宣言しているも同然で、公明党に対して(政治と金の問題に厳しい目を持っている多くの国民にも)喧嘩を売ったも同然と見られても仕方がないでしょう。これで、高市政権は成立する前から半身不随になったも同然と思うのですが、ネット上の高市応援団は「公明党を切り捨てるべき」「連立解消よくやった」の大合唱なのです。いや、私と同じく自民党が嫌いで高市が嫌いで、高市政権の倒壊を望んでそう言うなら「そのとおり!!」って思いますけど、高市を応援するつもりでそれを言っているんだから、○○なの?って思います。公明党が下野しても、自民党が比較第1党ではあるので、高市が首班指名はされる可能性は高いでしょう。それも絶対確実とは言えない情勢ではありますが、まあ他の人が指名される可能性よりはずっと高いのは間違いありません。しかし、首班指名はされても過半数は取れない。もちろん、公明党と連立していても過半数は取れないのですが、過半数へのハードルが更に上がっています。立憲民主党が賛成するか、または維新・国民民主・公明の3党のうち2党以上が賛成しなければ予算も法案も通らない。つまり他党の、それも複数の他党のお伺いを立てなければ、何もできない、何も決められないという状態になるわけです。それなのに、公明党が連立を離脱すれば高市が何でも自由に決められるかのように思っているネトウヨ連中って、国会の仕組みが分かっているの?と思ってしまうわけです。もちろん私は高市の政策が良いとは欠片ほども思わないのですが、高市の政策が良いと思っていたとしても、だから高市と考えの違う党や政治家は切り捨てて、ネトウヨ同志の政治家だけを集めれば、彼らの望む政治が実現できる、そんなわけがないという当たり前の事実に気が付かないとすれば、この人たちは本当に救いようがないんだなって思います。予算も法案も通せない内閣が、果たしてどれだけもつでしょうか。そんなに長くはないでしょうね。
2025.10.10
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へずまりゅう氏、前川喜平氏からの「人間のクズ」暴言に反論 「黙っていられません」元迷惑系YouTuberで奈良県奈良市議会議員のへずまりゅう氏が2025年10月2日にXを更新し、元文部科学事務次官の前川喜平氏からの「完全に人間のクズ」という投稿に反論した。前川氏は2日、Xに「へずまりゅうなんてヤツは、完全に人間のクズだ」と投稿。へずま氏は7月20日に行われた奈良市議会議員選挙で8320票を得て当選していたが、前川氏は「こんなヤツに投票した奈良市民もクズだ。それを反省もしないのなら、もっとクズだ」と苦言を呈した。さらに前川氏は、「クズには『クズ』と言ってやらねば、いつまでもクズでいるだろう。だから、クズには『クズ』と僕は言う」と持論を展開していた。へずま氏は同日にこのポストを引用し、「前川さんは大勢の方々から応援してもらったことがないですもんね。そりゃ文科省時代に出会い系バーに行って女の子遊びに走る訳だ」と、前川氏が文科省時代に出会い系バーへ通っていた騒動に触れて皮肉をつづり、「自分は毎日が充実していて楽しいです」と反論した。また、次のポストでへずま氏は、「もう二度と絡まれても相手をしないと決めていましたが奈良市民の皆様の悪口を言われて黙っていられません」と反応した理由を説明し、「前川喜平は謝罪し反省をして大人になれ」と怒りをあらわにしていた。この一連のポストにネット上からは、「へずまを選んだってだけで奈良市民まで愚弄される謂れはどこにもない」「へずまさんは人の過去をどうこう言える立場じゃない自覚はあるのかが気になる」という声が集まっていた。---選挙で当選したとはいえ、へずまりゅうの得票率は5%に満たないので、奈良市民がみんな「クズ」というのは言い過ぎであろうと思いますが、とはいえ、このような人物が全体で3位の得票ということには愕然とします。正直言って、かかる人物に票を投じた人たちに、「何を考えているのか」という疑念は禁じえません(極めて表現を抑えて書いてます)。彼がこれまでやて来たことを考えれば、選挙で当選したから過去の行為が免罪されるべきとも、批判の対象にすべきでないとも思いません。奈良市民に対して「クズ」は、少々穏当を欠くと思いますが、へずまりゅう本人に対して「クズ」は、極めて妥当な表現としか、私には思えません。それにしても、迷惑行為の常習によって日銭を稼いできたこのような人物が、どういう風の吹き回しか愛国に目覚めて、外国人排斥を叫び始めた途端に支持者が増えて、定数39人、立候補55人中3位で当選してしまう、という状況には戦慄を覚えざるを得ません。どんなクズでも愛国と外国人排斥を唱えれば支持され、市議選レベルとはいえ当選できる。そりゃあ、人生に行き詰った人たちが猫も杓子も「愛国」を叫び始めるのも分かります。いや、へずまりゅうに限りません。「愛国」という方向性とは若干違いますが、NHK党の立花孝志も、ほぼ同類と言わざるを得ません。へずまりゅうは今のところ市議選ですが、立花は少なくとも一度は参院選で当選してしまいましたから。こんな連中がのさばり、それを支持する人が少なからずいる状況は、世も末と思わざるを得ません。
2025.10.08
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