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May 3, 2010
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掛川城であげあげで出発したワタクシ。

左かかとマメ は思ったほどでもないけど、 指の付け根 が既にちょっちヤバいでござる

 どこまでもつか・・・!?


旧街道に戻りしばらく行くと 「円満寺」 があります。

ここの山門は、明治五年掛川城廃城と共に払い下げられた折に、掛川城にあった蕗の門(富貴門)を移築したものです。

移築にともない柱の下部を一尺五寸(約75cm)切り取って形を整えられていますが、今も当時のままの姿を残しています。


こういう使い方は、 「宗安寺」の赤門(佐和山城の正門を移築) など意外とあり、城が残っていないとなおさらゾクゾクします


その少し先に 「平将門十九首塚」

将門とその一党合わせて十九の首級が祀られている場所です。

平将門は、天慶二年(939年)に関東一円の国府を襲い、国司を追放して自ら文武百官を任命し、いわば朝廷の支配を排除して独立国を組織した武将です。

当時の人々にとっても、そして出身地が近いワタクシにとっても将門はヒーローで、以前 大手町の首塚 に行ったことがありますれば。

お参りをしていると、そこを管理しているじいちゃんに話しかけられまして、しばらく五十三次談義に花を咲かせたのでございました。これまた色々な話を聞きましたよ。ありがとうございました。


時刻は既に10時過ぎ。急いで先に進みます。

11時過ぎ 「善光寺」 前。東海道のちょうど真ん中にあることから 「仲道寺(ちゅうどうじ)」 とも言われています。


円満寺の山門/仲道寺

 ついに中間まで来たでござる

お参りした後、そこから気持ちの良い松林を歩き、 天橋(あまはし) を渡りますと、

袋井宿だよ、
      お袋さんっ!!!


その橋のたもとに 「どまん中茶屋」 がありましてね、 広重の絵に似せて造ってある と言う凝りっぷりをそこのじいちゃんに自慢され(笑)つつ茶を一服

あまりに自慢するもんだから(?)、

「それなら同じ構図で写真を撮るからお願いします」

と、じいちゃんカメラマンにして、あっちから・こっちからとあれこれ指図するワタクシ

その後もしばらく話に花が咲き(笑)。13時。

じいちゃんのススメでご芳名帳に記帳しましたが、五十三次をやっている方で今日ここを訪れたのは ワタクシで10人目(!) でした。東京の方多し。

 意外とやっていらっしゃる方いるのねん

茶屋を後にしまして、後はひたすら歩きます。




袋井(出茶屋)


木・ぼう示杭・囲炉裏・煙草の火をつけている旅人・立て札に燕
同じ構図!?

特に寄り道するところもなく、ひたすらひたすらひたすら・・・。


そして、指の付け根もそろそろmAX痛くなってきた15時過ぎ。

木戸跡を通りまして、、、

見付宿だよ、おみっちゃんっ!!!

京からくだると、ここで初めて富士山が見えたところから「見付」の名前が付いたそうです。へーへーほーほー。


本日最後の宿、見付宿に入ってホッとしたのも束の間、 またまた街道を見失い迷子 になるのでございました。えっ!?

 ・・・つづく。





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Last updated  May 12, 2010 08:28:38 PM
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