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昨年、中国の大連に行ったときに現地でSIMを購入した(→「中国でChina UnicomのSIMを購入」を参照)。しかし使ってみると中国のインターネット規制のためGoogle関係のサービスはすべてダメ、facebookやlineなどもダメであった。今年は上海経由で桂林に5日間行くことになり、日本のアマゾンで中国联通(China Unicom)の香港法人のSIM(7日間1GBが3000円)を買って持って行った。香港のSIMは、香港で使えるだけでなく、中国本土でもローミングで使えば香港経由でアクセスとなるため中国の規制はまったく受けない。このSIMはドコモで販売されていたSC-06D(Galaxy S3)をSIMフリーにしたものに入れて使った。日本と同様に使えたのでまったく中国の規制を受けなかった。(→「香港の中国联通SIMは中国で無制限で絶好調! 現地でもSIMを買ったがNG・・・」を参照)実は上記のGalaxy S3以外に、2つのSIMフリー端末を持って行った。Galaxy S2と中華タブレットG808 3Gである。上海浦東国際空港の到着ロビーを出てすぐ横に中国联通(China Unicom)のカウンターがり、ポケットWiFiルーターの貸し出しやSIMの販売をしていた。これを見たときには、現地で使えるSIMを入れてみたいと血が騒いでどうしてもほしくなった。これは病気である(笑)価格は次のリストに明記されており、データ通信専用や音声通話付きなどでいろいろなプランがある。おすすめは1.5GBで200元というもので支払いはクレジットカードで行ったが、手数料なのか215元(4300円)だった。手続きとしてはパスポートを提示したのとクレジット払いのレシートにサインしただけで簡単、即手渡されて端末の設定もしようとしてくれたが、時間がなくてその場を立ち去った。なお、カウンターでは中国と英語のみだが、「SIM」とか言いながらやればやりとりはできる。SIMの表側は以下のもの。64kと表記されているが3G対応である。また切れ込みがあるのでnanoSIMにもできる。SIMの裏側。表にも裏にも中国联通(China Unicom)の表記はない。SIMは、持って行ったGalaxy S2ではうまく使えなかった。次のようにネットワークパスワードを入れよと出てきて、いろいろ思い当たるものを入れてみたが受け付けない。今までGalaxy S2は台湾のSIMを入れたり昨年は中国大連でChina Unicom のSIMを購入して使えていた。日本では各社の格安SIMを入れているが、このようになったことはない。その後、空港であちこち移動しているうちにパッケージを無くしてしまった。確か3gwapで開通手続きをせよと言われていたことしか覚えていた。念のために中華タブレットG808 3GにSIMを入れてみた。すると・・・何も設定しなくても使えるではないか。手前が使えなかったGalaxy S2と奥がG808 3G。SIMが開通して上のSMSが届いている。APNの設定だが自動設定されている。自動設定されたAPNはたくさんあり、初期値は一番上。これのAPN設定を確認すると、「中国でChina UnicomのSIMを購入」や「香港の中国联通SIMは中国で無制限で絶好調! 現地でもSIMを買ったがNG・・・」と同じくAPNを"3gnet"にするだけの設定だった。3つ目の設定にしても使えるのは確認した。RBB TODAY SPEED TESTアプリにより速度計測をしてみたが、日本の格安SIMで3Gでの通信速度程度は出ている。開通後にはこのSIMの満足度アンケートを調べるSMSも来ていた。しかし、中国現地のSIMは完全にインターネット制限されており、Googleのマップや検索などは全滅、facebookも使えなかった。使えたのは自宅PCから配信している日本のテレビ番組程度で、ホテルでの日本のテレビを見るのに使用したくらいである。5日間で150MB程度の通信量で買わなければよかったと思ったのである。実は・・・・自宅のルーターにはVPN機能があり使えるように設定しておいた。日本国内では端末から自宅のネットワークに入り込んで自宅のPCのデータにアクセスでき、自宅のネットワーク経由でインターネットのアクセスができる。これを中国本土においてのインターネット制限回避方法として使ってみることにした。中国のSIMを入れた端末で自宅のVPNへの接続して接続しようとするのだが、何度やってもつながらない。もしかするとVPN接続のポートも中国では監視制限されているのかもしれない。結局のところ、現地でSIMを確保したい欲望が満たされただけで、現地のSIMを買って意外と割安感がなく、もっともアクセス制限があり実用的でないということが再確認できた。中国で使うには、香港で販売されている7日間1GBのSIMを日本のアマゾンで3000円で購入し、中国本土でローミングで使用する方法が制限がなくて結果的には安い。7日間1GBの追加もweb上でクレジットかPayPal払いで香港100元(1600円)でできてしまう。日本のドコモなどのSIMで国際ローミングでもアクセス制限がないが、1日2980円と法外な値段で論外なのである。
2015.08.24
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アマゾンにて送料込み3000円で購入できる中国联通(China Unicom)の香港法人が発行する7日間1GBデータ通信専用SIMを購入(詳しくは「この記事」)、それを中国で使ってみた。中国で現地のSIMを買う方法もあるが、なぜ中国联通香港法人のSIMを中国で使う必要があるのだろう。2つ理由がある。・中国本土以外のSIMは、データローミングで中国のインターネット制限がない中国においてはインターネット制限が加えられている。中国本土現地のSIMを安く買っても制限がある。Googleの各種サービスやfacebook、lineなどは使えない。日本のキャリアや香港法人のSIMをデータローミングで使えば制限なく使える。・ドコモなどの海外ローミングは1日2980円だが、中国联通香港法人のSIMは安価海外ローミングが1日2980円と高価なので7日間使うと21000円近くもかかる。中国联通香港法人のSIMは7日間1GBまでは3000円(アマゾンでの購入額)と安価で、web上で100香港ドルをクレジットカードもしくはPayPalにてチャージするごとに1GBの通信量と7日間の期限の追加も可能。以上の理由により、ドコモのデータローミングは使わず、現地のSIMも買わず、日本で調達した中国联通香港法人のSIMを中国で使うことにしたのである。このSIMは、標準サイズ、MicroSIM、nanoSIMの3つのサイズにできるように切れ込みが入っている。飛行機で上海に到着して、販売店でSIMフリー化しておいたGalaxy S3(SC-06D)へmicroSIMサイズにカットして装着した。香港のSIMなので、中国本土で使えるように「データローミング」にチェックを入れる。さらにAPN(アクセスポイント)を追加して、名前を3gnetとして(名前は何でも良いが)、APNに「3gnet」を入れる。他のユーザー名やパスワードなどの項目の設定は不要。編集したアクセスポイントを保存して、APNが「3gnet」にチェックが入っていることを確認。設定が終わると。すぐさまChina Unicomの香港法人から英語と中国語による開通のメッセージがSMSで届く。RBB TODAT SPEED TESTのアプリにより速度計測を行う。このSIMはLTEには対応しておらず、3Gのみだが思った以上に速度は出ている。その後、国内線により桂林まで移動。そのときの速度計測。こちらでも速度的には良い。今回のSIMを使うことで中国での制限を受けずに日本にいるときと同様にインターネットを使ったサービスを使うことができた。facebookで写真を添付して書き込み、Gmail、Google翻訳、Google検索、Googleマップで現在地の確認、Youtubeの動画視聴、自宅で録画したテレビ番組の視聴、自宅のPCでコントロールしているチューナーで日本のテレビ視聴、IP電話で日本への通話(lala call)などなど。今回は中国に5日間の滞在で1GBで足りるか心配したが、ホテルのWifiを利用して制限のないサービスを利用したこともあるが、759MBの使用量でもっとガンガン使っても良かったかもしれない。実は上記のSIM以外に、中国現地でもSIMを買ったのである。上海浦東国際空港で中国联通(China Unicom)のカウンターを見たときには血が騒いでどうしてもほしくなった。これは病気である(笑)価格は次のリストに明記されていた。おすすめは1.5GBで200元というもので支払いはクレジットカードで行ったが、手数料なのか215元(4300円)だった。手続きとしてはパスポートを提示したのとクレジット払いのレシートにサインしただけで簡単、即手渡されて端末の設定もしようとしてくれたが、時間がなくてその場を立ち去った。SIMは、持って行ったGalaxy S2ではうまく使えなかったが、中華タブレットG808 3GではAPNを設定しなくても自動設定されて開通のSMSも届き使えるようになった。しかし、中国現地のSIMは完全にインターネット制限されており、Googleのマップや検索などのサービスは全滅、facebookも使えなかった。5日間で余り使わなかったこともあるが150MB程度の通信料で買わなければよかったと思ったのである。→詳しくは「上海浦東国際空港の到着ロビーで中国のSIMを購入したが:・・・ 」を参照現地で買うSIMは通信制限もあり価格的にも特に安くはないが、香港法人のSIMは日本で買っても高くないし中国現地では制限もないのでおすすめなのである。
2015.08.24
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先日、中国の桂林に行ってきた。レストランの前で面白い車を見つけて写真を撮った。その車のライトとグリルをトリミングしたものである。"豚鼻"とライトはどう見てもBMWである。車の全体写真は次である。軽ワゴン車にBMWの顔を取り付けた感じなのである。ネットで調べると"豚鼻"付きの軽トラのようなものが見つるものの、ライトはあまりBMWぽくはなかった。しかし、この車は完全にパクっており、それが堂々と発売されて街を走り回っているというのは中国らしい。
2015.08.21
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昨年中国の大連に行ったとき、SIMを売っているところを探すのに苦労し、その時の手続きは外国人がSIMを購入するのが面倒になっているため、販売店ではそれなりに都合してくれたようだった。詳しくは「中国でChina UnicomのSIMを購入」を参照。今年は2015年8月15日から中国へ家族で出かける。現地でSIMを探すのも面倒なので、日本のアマゾンで中国の中国联通(China Unicom)の香港法人が発行する7日間1GBデータ通信専用SIMを3050円で購入した。これだと香港はもちろん、中国本土からも使え、香港経由で通信するために中国からの通信制限を受けることが少ないようだ。日本で販売している業者は簡易日本語マニュアルをダウンロードできるようにしている。パッケージを開け、この表柄がわかりやすいようにした。HK$150ということだが、China UnicomのHK法人のサイトを見るとHK$118で購入できるようだ。「中港7日1GB上網卡」このSIMカードは、APNとして「3gnet」としてユーザー名とパスワードなしで設定すると使えるようだ。これは昨年中国で買ったSIMと同じ。APNを「3gwap」にしたほうが安定してつながるという情報もあり。SIMカードのサイズは、標準サイズにも切れるのはもちろん、よく見ると、Microサイズやnanoサイズへの切込みもあるので便利。SIMの裏側にはシールが張られているIDの欄があり、ここの11桁は電話番号となる。場合によってはスクラッチになっているPUKのところを削ずればパスワードとして使う場合もあるかもしれない。もしこのSIMを使い切った場合、China Unicom HKのページに行けば、チャージすることができる。赤い囲みのところにID(電話番号)を入れ、クレジットカードもしくはPayPalの入力が必要。中国本土でのsimは街頭で買ったチャージカードが必要だったが、これなら購入する手間も掛からずしかもPayPalが使えるので便利だ。中国に行く15日にSIMフリーにしたドコモのスマートフォンで実際にどうなるのか使ってみよう。なお、香港経由で中国本土から制限がないらしいが、もし制限があったとしても自宅のPCなどへVPN接続できるようにしているので、その場合は日本経由でのアクセスが可能となり制限は回避できるようになるはずである。
2015.08.13
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※この記事の最後にある補足には今回のアップグレード版の秘密がある。■Windows 10へのアップグレード準備Windows 10への無償アップグレードが始まったのが7月29日。通常、Windows Updateでの配信により無償アップグレードするのだが(サブのPCは可能になっていた)、メインのPCは不可能だったのでWindows 10のアップグレードおよびインストールディスク(DVD-R)を作成した。→「Windows 10のアップグレードおよびインストールディスクの作成」の記事参照■Windows 10へのアップグレードメインのPCはWindows 8.1 Pro with Media Centerの64ビット版で、8.1 Updateまで適用してある。このPCに上記で作ったメディアを使い、Windows 10 Proにアップグレードしていく。これのWindows 8の時のプロダクトキーやその他の情報を念のために調べておいた。調べるのに使ったソフトはWindows Product Key Viewer。そしてWindows 10 Proへアップグレードを実施。Windows 8.1上でディスクのsetupを起動し、何度か再起動して1時間ほどで完了。そのときのシステム情報は次のものである。Windows Product Key Viewer(注:旧バージョンなのでWin10を認識せずwin8となったが、最新バージョンではwin10を認識するようになった)でプロダクトキーやその他の情報を調べる。なんとプロダクトキーは別のものに入れ替わっている。※Windows 10へアップブレードを行うと、自動的にプロダクトキーが変更される。■Windows 10へアップグレード後、クリーンインストールできるかこのとき、マイクロソフトがWindows 10へのアップグレードのページで書いている次の文面を思い出した。「無料アップグレードを使用して Windows 10 にアップグレードした後、同じデバイスに再インストール (クリーン インストールを含む) できます。同じハードウェアで再度ライセンス認証を行う際は、プロダクト キーは必要ありません。ハードウェアに大きな変更を加えた場合は、カスタマー サポートに連絡してライセンス認証に関するサポートを受けなければならない場合があります。」この文面を簡単にまとめると次のようになるのだろうか。1)アップグレード後はクリーンインストールできる。2)クリーンインストール時には、プロダクトキーが不要。3)ハードウェアの小変更は大丈夫だが、大変更はサポートに連絡してライセンス認証本当にクリーンインストールできるのか調べる。このPCでは、下に見える1TBのHDDにインストールしている。Windows 10にアップグレードした環境を残しておきたかったので、2.5インチの別のHDDを接続した。HDDの入れ替えなら小変更で自動認証は通るだろう。そしてアップグレードにも使ったディスクから起動してクリーンインストールしていく。ところがプロダクトキーの入力を求められたのだが、「スキップ」をクリックするとインストールは進んでいった。再起動してインストールが進んでいく最中に、再びプロダクトキーの入力を求められた。どうしてもスキップすることができないのだ。先にWindows Product Key Viewerで調べておいたWindows 10のプロダクトキーを入力すると受け付けてくれる。Windows 10のインストールは完了。そのときのシステム情報を見るとライセンス認証されている。先のときに比べるとプロダクトIDが異なる。Windows Product Key Viewerで調べると、当然のことながらプロダクトキーは同じだが、プロダクトID以外にBild NumberやMachine GUIDも異なる。ここまででわかったこと。クリーンインストール時、プロダクトキーが不要という点が異なるのだが、これはHDD交換によりハードウェアが完全に一致しなかったためかもしれない。※1 クリーンインストールは可能である。※2 プロダクトキーは不要でなく、必要である。 最初にアップグレードしたとき、調べたプロダクトキーを使う。※3 HDDの変更なら自動認証できる。これらが間違いないのか確認するため、別のHDDを接続してWindows 10をクリーンインストールしてみた。ディスクから起動してクリーンインストールしていったところ、やはりプロダクトキーの入力が必要だった。そしてインストールは完了しシステム情報を見るとライセンス認証されている。プロダクトキーは当然同じだが、プロダクトID以外にBild NumberやMachine GUIDも異なる。なお、これらのテスト後、最初にWindows 8.1からWindows 10へアップグレードしたときに使ったHDDに戻したが、問題なくライセンス認証されており使用できた。■まとめ上記のゴチャゴチャした内容をすっきりまとめる。1)アップグレードによりプロダクトキーが入れ替わる以前のWindowsからWindows 10へアップグレードすると、新しいプロダクトキーに変更される。2)Windows 10のディスクWindows 10のディスクは、Windows 7やWindows 8.1からアップデート以外に、クリーンインストールできる。3)Windows 10のプロダクトキーWindows 10へアップグレード後、ツールをつかってプロダクトキーを調べておく。このプロダクトキーはクリーンインストールに使う。4)プロダクトキーを使ってクリーンインストールWindows 10へのアップグレードおよびインストールディスクは、クリーンインストール可。ただし、プロダクトキーが必要なので、1)で調べたプロダクトキーを使う。クリーンインストールするとき、次の場合はどうなるのだろう。・PCの大幅なハードウェア変更・まったく別のPC自動認証がまったく通らず、電話認証となるのだろう。電話認証も自動応対で、もしくはオペレータを呼び出す必要もあるかもしれない。まったく別のPCの場合、ハードウェアがまったく異なるため、認証はまったくできないのだろう。なお、マイクロソフトが言っているプロダクトキーが不要のはずのクリーンインストール、これが必要だった点が大きく異なる。これは、HDDの交換によりハードウェアの違いが出たために、プロダクトキーの入力が必要になった可能性もある。■補足 プロダクトキーが不要というのは本当だったアップグレードに使ったHDDを使ってクリーンインストールを行い、プロダクトキーが不要なのか確認した。プロダクトキーの入力を求められるのは2回ある。1回目は「スキップ」で回避できたが、2回目で求められたときに下に「後で」というのがあるのに気がついた。左下の囲み。わかりにくいので拡大する。これによりプロダクトキーを入力しなくてもクリーンインストールができた。また、違うHDDに交換しても同様に「後で」を選べば同様にうまくいった。プロダクトキーを調べると、先に述べたものと同じであった。マイクロソフトが言っていた一度アップグレードすれば、クリーンインストール時にプロダクトキーの入力は不要というのは本当だった。■補足2 無償アップグレードのはプロダクトキーはすべて同一?2ちゃんねるを見ていると、プロダクトキーの末尾が私の場合と同じものが書かれていた。ジェネリックキーともいうものか、無償アップデートで自動的に割り振られるキーのようだ。いくつかのPCでアップグレードしたり、コメントしていただ内容からすると、プロダクトキーは1つではなく複数あるの中から割り当てられる。しかし、アップグレード時にハードウェア情報がマイクロソフトに送られており、小さな違いは自動認証するが、大きな違いははねられるということのように思われる。もちろんアップグレードしていないハードウェアの場合、マイクロソフトのサーバーにハードウェア情報がないためライセンス認証が不可となるようだ。なお、以前のWindowsアップグレード版では、空のWindowsフォルダがあるHDDを使うと、どんなPCでもクリーンインストールができる裏技があった。しかし、今回の無償アップグレードは同じプロダクトキーが使われ、アップグレードしたとき、マイクロソフトに自動的に登録されるたPCのハードウェア情報(多少の違いはOK)を使った認証システムになっているため、まったく別のPCではその裏技は使えないのだ。
2015.08.01
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