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さざ波や冬鷺の足ゆすり微々 綾さざなみや ふゆさぎのあしゆすりびび*季語 冬鷺 冬
2020年01月08日
お元気ですかの賀状添へ書きあり 綾おげんきですかのがじょう そえがきあり*季語 賀状 新年*2年ほど前から基本的には年賀状を出さない事に・・・まあ・・少なくする事にした普段会うことの少ない親戚でその土地の名産をお互いにやり取りしている人たちそして付き合いが薄くなった親戚には元気で生きているよと言う意味で出している友人からは添え書きに「お元気ですか」と書いてくださる賀状が増えて来てちよっとさびしい気持ちも・・・以前は「今年こそお会いしましょうね」だった・・・
2020年01月08日
寒の入り命カラフル土の香 綾*季語 寒の入り
2020年01月05日
食卓にいろどり運ぶ初荷かな 綾*季語 初荷 新年*お正月気分もそろそろ抜け明日からは仕事はじめ以前よりお店が開くのは早くなって又年中無休のところもあったりネット注文で一日(ついたち)の配達も見かけるお節の味付けも塩分控えめ2日にはお重も片づけるでも松の内位までは食卓はいつもと違うかな地場の野菜のメルカートが今日から毎年野菜の宝船を展示している瑞々しい冬野菜がカラフル
2020年01月05日
2020年01月01日
万両啄むあれはそもそも鳥が蒔き 綾*季語 万両 冬*万両の赤い実を松などとお正月用にオアシスで小さく活けてみた毎年お正月に使おうと思っているうちに先陣の鵯にあっという間に今年はネットをかぶせていたこの木は鳥さんからのプレゼント今日からは鳥へのお返しに花と実が同じ時期に咲く苺の木もばくばく食べられてしまう鈴なりに花がつくのでこちらは全部食べられることはないこの木には目白も蜜を吸いに来る
2019年12月29日
一息つくメモの筆跡古暦 綾*季語 古暦 暮*以前は暮れの大掃除も済ませお節も用意してそれから新しい暦の表紙を開けていたのだが一ヶ月以上先のカレンダーのほうが必要になって来たドックイヤーと言われたり次に来たのはマウスイアーと言われてみたり古暦切り取りて貼る二週分 綾*季語 古暦 暮
2019年12月27日
キャンバスの主役いつまで冬の富士 綾*季語 冬ビル北風ホームより富士いつまでも 綾*季語 北風 冬冬になると新幹線の新横浜ホームよりビルの合間に富士山がよく見える以前はもっと富士山が見えていたようなこれからどんどんビルが建っていくと見えなくなるかな~老舗の横浜のホテルの上層階からも富士さんが見えなくなって・・・大桟橋からもほんの少ししか見えなくなってきた我が家の近くのスポットにいってみようかな~
2019年12月16日
日短か音厨から誕生日 綾*季語 短日 冬 子季語 日短か(ひいみじか)
2019年12月05日
キャリーバッグガラガラ冬の旅模様 綾*季語 冬キャリーバックの生き様ごとき音冬に 綾*季語 冬
2019年11月29日
空色のブラウスゆれて小春かな 綾*季語 小春 冬12月8日はアンサンブルのコンサート混声合唱という形で歌い始めてもう何年になるかなこんな色のブラウスを着て歌うのもいいかな今日の横浜は気温が低いのだけど窓を開けていても爽やかカーテンのひかり小春にアヴェマリア 綾
2019年11月20日
すれ違ふ赤子の匂ひ小春風 綾*季語 小春 冬 子季語 小春風
2019年11月09日
声通り過ぐ部活帰りや三かの月 綾*季語 三日月 秋
2019年10月31日
風の色体調話彼や此れ 綾かぜのいろ たいちょうばなしあれやこれ*季語 色なき風 秋 子季語 風の色
2019年10月25日
ひろがるひろがる空は秋真中 綾*季語 秋
2019年10月21日
朝戸風稲二束の日の匂ひ 綾*季語 稲 秋*バケツ稲の稲刈りが終わりました(^_-)トマトの支柱に干して・・・お米になるのはさかずきに何杯になるかな~...隣にはミニトマトのひこばえと落ちたミニトマトから出た芽が伸びてほんの少し実をつけています。気温がまだ高いのでサラダの飾り位にはと・・
2019年10月10日
アヴェマリア歌える幸や秋満る 綾*季語 秋*12月8日(日)はアンサンブル(混声)のコンサートこれまではジョイントコンサートやロビーコンサート等に出演してきたが今回が初めてのオリジナルコンサート指導者にも団員たちにも恵まれている平均年齢が低いことも素敵私・・・年齢的にもだんだん難しくなりつつある・・楽しんで歌おう仲間やいらしてくださる方達と音・響きを分かち合えるといいな~
2019年10月08日
駆け足のまな板の音秋日落つ 綾*季語 秋の日 秋 子季語 秋日
2019年10月01日
命日や問うことありて花野風 綾*季語 花野 秋 子季語 花野風
2019年09月24日
もの思ひ尾花が下に寄りて咲く 綾*季語 尾花 秋*ナンバンギセルは根に薄等に寄生して下向きの小さな花を咲かせる地上には葉もなく茎もないのびた花茎に花をつける宿主の光合成産物を受け取って生育する不思議な植物
2019年09月24日
潮の香つれ岸辺打つ音秋夜風 綾夜半の秋みなとみらいの潮騒と 綾水面揺れ秋風渡り潮の香と 綾*みなとみらいが見渡せるこの場所通りから入った小さな船の停泊場この場所からの夜景がきれい昼間は諸々が見え過ぎ・・・夕暮れが短くなりつつあるこの頃鮮やかな姿を水面に映している
2019年09月18日
宇多奈咲くお包み剥がす秋の風 綾*季語 秋の風 秋 宇多奈(ウタナ・ノダケの古名)
2019年09月18日
遠近から穐ゆつくりと歩み来る 綾*季語 穐 秋*「穐」しゅう・とき・あき秋を意味する漢字「禾」(のぎへん)は 稲が実った形稔、稲、穂 等千秋楽も千穐楽と書いてある場合もたなばたや穐をさだむる夜のはじめ 芭蕉季重りで「たなばた」が主なる季語かな
2019年09月11日
秋夕映え映して和ぎに潦 綾*季語 秋夕映え 秋あきゆばえうつしてなぎににはたづみ
2019年09月09日
台風がダイヤを乱しやつて来る 綾*季語 台風 秋速テロップ避難勧告台風来 綾*季語 台風 秋ハザード地図赤く表示台風来 綾*季語 台風 秋*台風がこっちにやってきそう植えたばかりの秋胡瓜や芽が出てきたミニトマトイタリアンパセリのキアゲハの幼虫大丈夫かな~ちびが持ってきた籾を植えたバケツは室内へ避難過去最高クラスの台風十五号スマホも警告が何回もTVでは交通機関の乱れや運転見合わせのニュース段々雨風の音が激しくなってきた
2019年09月08日
ママ友とクロスシートの小さき秋 綾*季語 秋--クロス(ボックス)シート--国鉄やJRの伝統的なシート/四人掛け芸術の秋の入り口便りくる 綾おしゃべりに加わりたくて秋の蝶 綾
2019年09月01日
人間を凪に誘ひて秋夕焼 綾*季語 秋夕焼 秋波静か一日過ぐ吾に秋夕焼 綾なみしずか ひとひすぐあにあきゆうひ*季語 秋夕焼 秋
2019年08月22日
早起きの五時間の花オクラ咲く 綾*季語 オクラ 秋 *オクラの葉や茎に透明(とうめい)な水玉何奴の卵って思って検索したらオクラのねばねば成分が表に出て来たもの生育が順調で吸水量と葉裏からの蒸散が盛んになると葉の裏に水滴のようなつぶつぶが出てくる物質としてはムチンオクラから出る樹液でオクラの「ぬめり」の素たんぱく質を分解する酵素旨みでもありそうアフリカ南国生まれの野菜この残暑がお気に入りのようだ
2019年08月16日
目輝かせ小山見つけて蜥蜴の子 綾*季語 蜥蜴 夏*ジューンベリーの木の根元にカナヘビの幼体がちょろちょろまだすごく小さい蝉の穴もいくつかニイニイセミもここから巣立ったようでこの蝉は湿った土が好きなようだこの辺りの標高は高いのだけど切り土で敷地内の低いところは水分が十分あるようだ数日前胡瓜に来るカメムシ用捕獲トラップに蜥蜴が入って可愛そうなことに抜けられなかったようだこれの兄弟かな日本蜥蜴も来てくれるといいな~カナヘビなのだが総称名の蜥蜴で詠んでみた
2019年08月16日
まだ青き衣まといて秋の蝉 綾*季語 秋の蝉 秋五番目の蝉穴出でて青き翅 綾*季語 蝉生まる 夏 子季語 蝉の穴*ジューンベリーの根元に蝉穴を見つけたニイニイゼミの地味な茶色の翅でないが家から見ていて動きがまさにそれ横這い忍者歩き上から下りてくるところを目撃今朝羽化したのだろうこの辺りでは夏一番にニイニイゼミの声を聞く少々遅生まれまだまだ暑いものね昼過ぎには無事飛び立った
2019年08月13日
咲き初める名のみの秋の通り道 綾*季語 秋
2019年08月09日
平和の空胸張る球児広島忌 綾 陽に焼けし球児生き生き広島忌 綾ボール投下平和の響き原爆忌 綾平和の音響く夏空甲子園 綾 2018年*季語 原爆忌 子季語 広島忌 「原爆忌」私の歳時記には夏(旧7月)の一番最後に記載されている*甲子園の始球式のボールは空から投下球児たちの元気な声や陽に焼けた顔元気な足取り平和の象徴のようだ写真は昨年と同じものを使った
2019年08月06日
影揺らし夏蝶空へ午後三時 綾*季語 夏蝶 夏*やっと長い梅雨が上がり青空が広がって暑い夏がやって来た今日は風が庭を通り抜ける近くに林があるからか色々な蝶が庭を通り抜ける
2019年07月31日
梅雨明けの兆しそろそろ旅準備 綾*季語 梅雨 夏*出窓下のミニトマトに居座ったヤブキリ青い未熟のトマトを食べてアルカロイド等なんのその立派な翅が出来てきたこんな小さい体で大丈夫なのだから未熟のトマトの(トマチン)アルカロイドは人間にはさほど影響がないのだろうそして今度は赤いトマトのほうがおいしいと・・餌の豊富なところにいたものだから怠けぐせがついたかはたまた草食主義になったのかいつになったら虫を捕まえるのだろうそろそろかな・・・立派な翅が出来てきたので新天地を求めて飛びたつのかな豊富な餌で肥満状態飛べるかな~
2019年07月23日
人は墓標蝉は空蝉残すかな 綾*季語 空蝉 夏
2019年07月18日
梅雨小止む羽ばたきの音歓喜かな 綾つゆおやむはばたきのおとかんきかな*季語 梅雨 夏*三溪園の早朝蓮鑑賞会に植物は梅雨を謳歌しているようだ小雨だったが傘を差してついたのは7時過ぎいつもは通れない場所からも蓮の花を観賞できる鳥たちのほうが雨が上がるのをいち早く感知、待ちかねた時を謳歌蓮池の上を羽ばたいていた
2019年07月15日
苔青しひと筋の香東慶寺 綾*季語 苔茂る 夏 子季語 苔青し
2019年07月12日
虫を追ひ低きを飛びて夏燕 綾*季語 夏燕 夏三溪園南門を出たところにある本牧市民公園の池渡り鳥の時期には色々な鴨たちがくつろいでいる7月は水生植物で池の水が見えないくらいミズカンナ、ミソハギ、スイレンその上を燕が縦横無尽に飛びかってとんぼも揚羽蝶も逃げながら池の上や花の周りを飛んでいる結構な速度で写真になかなか収まらないミズカンナは葉が大きくカンナに似ているのが由来花は全体に粉をかぶり白色を帯びている不思議な花
2019年07月09日
軽鳬の子のやんちゃな水輪はらはらと 綾*季語 軽鳬の子 夏*夕方かるがもの親子を見かけた育ったのはたった一羽のようだカメラを向ける方向に警戒の目をむけてまだ飛べないけどだいぶ大きくなった子を見守っている池が途中何か所が分断されているので隣の池に行くにはまだ飛べない子をつれて大急ぎで地上を移動夕方なので写真ははっきりしないのだが・・・
2019年07月07日
鉛空翅の重さや梅雨の蝶 綾*季語 夏の蝶 夏 子季語 梅雨の蝶
2019年07月05日
うとうとと羊百匹ねむの花 綾*季語 合歓の花 夏
2019年07月04日
白粉の舞妓のうなじ半夏生 綾 --写真は鎌倉東慶寺の半夏生--*季語 半夏生 夏*今年の半夏生は7月2日夏至から11日目農事暦では重要な日この日までに畑仕事や田植えを終わらせる目安の日我が家の田植え先週完了ちびが籾を持ってきたのでバケツ水田でどのくらい収穫できるかはたまた失敗に終わるか・・。和服は正装になればなるほど襟足をぬく芸者さんや舞妓さんは襟足をより多くぬき襟化粧襟足をW型に肌を残して白粉を塗っている
2019年07月02日
紫つゆくさ紗で装ひて傘の下 綾*季語 羅 夏 子季語 紗 *5月ごろから咲きはじめ晩夏には枯れた姿秋に咲く露草(月草)とは雰囲気が違い草丈は50cmにも伸びるどちらも早朝に花を咲かせ午後には萎んでしまうつぎからつぎへ咲き続ける路傍の花季語としての紫露草は私の歳時記には載っていない露草(月草)だと秋似てはいるが違う植物
2019年06月26日
朝もぎの大和美人や花きゅうり 綾*季語 胡瓜 夏 子季語 花胡瓜「花胡瓜」は胡瓜の赤ちゃんの事小指ほどの大きさでまだ尻尾に黄色の花をつけたものをいいますが収穫したてでまだ花がきれいなので季語として使ってみました味噌漬けの胡瓜は色鮮やかで味噌の香りと塩味梅酢でつけた生姜も添えてと・・いろいろこれから楽しめそう日本の胡瓜は皮も柔らかくほっそりトルコで食べたきゅりもアメリカのものも種類は色々あるが一般的には太くて皮も固く瓜と言うイメージ
2019年06月25日
黄揚羽や命託して庭舞ひて 綾*季語 揚羽蝶 夏イタリアンパセリを勝手口近くに毎年植えている大きく茂ってそこに黄揚羽が卵を産んでいく
2019年06月25日
小さきもの蛍袋の仮の宿 綾*季語 蛍袋 夏自宅から7~8分のところにある谷戸源流部の生態系を維持していて里山の貴重な自然を残している自然生態園に雨の合間にパーカーを着て行ってきた周辺の住宅地開発にも他からの土を入れないで整地したと聞いているホタルブクロの八重が咲いていたこの場所なので自生種だろうホタルブクロとヤマホタルブクロの見分けは、花の萼(がく)片で見分けるが八重の場合は外側の萼片が変化したような形なので見分けがつきにくいこの花の場合外側(萼片)と内側(花弁)がほぼ同じ長さ八重には園芸種が多いヤマホタルブクロだろうと思うのだけど・・
2019年06月23日
小さき輪や涼広がりて露地口へ 綾*季語 涼し 夏 子季語 涼--露地--茶室の中から眺めるための庭ではなく茶室へ通る道
2019年06月22日
この路地に朱の日傘かな似合ふ女 綾このろじにしゅのひがさかなにあうひと*季語 日傘 夏すれ違ふ 衣擦れの音薫衣香 綾*季語 薫衣香 夏--薫衣香(くんえこう)--桂皮、白檀、丁字、龍脳などの天然香料を使った和ダンスに入れる着物などの防虫用の匂袋写真は鎌倉鶴岡八幡宮へ通じる若宮大路と有名な小町通の間の細い道北条氏の屋敷跡などがある雪の下路地裏
2019年06月19日
優先席老にゆずられ汗ぬぐふ 綾*季語 汗 夏
2019年06月19日
行き会ふ人花の名語る夏の寺 綾*季語 夏*東慶寺本堂裏で栽培されているイワガラミは自生ではなく約30年前苗木から育てたようだツルアジサイの装飾花が4枚に対しイワガラミは1枚 ガクアジサイに似た花を咲かせる
2019年06月16日
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