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新兵庫人
には“旋律の担い手”として 佐渡裕
さんを紹介していましたので、そのまま引用させていただきます。
『聴衆の熱気が残る兵庫県立芸術文化センター(西宮市)のロビーに、100人以上の列ができた。その先には「兵庫芸術文化センター管弦楽団」の定期演奏会を終えた指揮者 佐渡裕
がいた。
「また来てね」「フルート習い始めたの?頑張ってね」-。世界的指揮者バーンスタインに師事し、世界最高峰「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」定期演奏会の指揮も決まった著名人。ラフな服装に着替え、握手やサイン、記念撮影に応じながら会話する。1時間近く続いた交流は、定演後の恒例行事だ。
フルートを習い、ベルリン・フィル入団を夢見ていた少年時代、あこがれの指揮者小沢征爾にサインをしてもらった。「サインをもらうことを含めて演奏会だった」
関西二期会でオペラの副指揮者などを経て、2002年から同センター芸術監督に就任。県内の幼稚園での出前コンサート、中学1年生を招いた音楽観賞会とアイデアは尽きない。
「クラシックは偉大な作曲家たちによる、素晴らしい音とイメージの重なり。その人類最大の創造物を子どもたちに教えたい。
◆
「半径2キロの住民を意識した劇場づくりを」-。スタッフによく言うフレーズだ。
阪神・淡路大震災からの復興の象徴として、同センターは05年10月にオープンした。クリスマスにはシンボルツリーが点灯され、四季折々の自然の表情を楽しませてくれる北東側の公園では、楽器や演劇の練習をする若者の姿は絶えない。
「欧州では、街の人にとって劇場は『みんなの広場』。劇場を訪れる人を、街全体で歓迎する雰囲気をつくることが、魅力につながる」
劇場づくりに一からかかわれる魅力を感じ、同センターの事業に参加して間もない01年、知事井戸敬三の言葉に感激した。 「犠牲者も多く出た街に、元気を与えてほしい。豊かな心が育つ街に」。
神戸市長田区にあった佐渡の妻の実家も全壊していた。
住民票を東京から神戸市灘区に移した。「県などに税金を払うことで、責任を持って取り組みたかった」。今では同センター近くの商店街の居酒屋に出向き、商店主たちと一緒に飲む。
「僕たちは震災で、水やガス、電気の大切さを知った。でも、それだけでは生きていけないことも知った。笑い、歌、踊りが生きる力になる」
そんな思いを伝えたい。関西から東京、そして世界へ。音楽活動の場を広げる原動力として、地域に熱い視線を注ぎ続ける。(敬称略)』
佐渡さんの素晴らしいところは、音楽のジャンルにとらわれないこと。毎週日曜日の「題名のない音楽会」の司会を担当され、本当に多忙でいらっしゃるだろうに、何だか世界中の人々を音楽の渦の中に巻き込んでしまいそうな感じ。だから素晴らしいと思う。奏でる人、そして聴く人。みんな音楽を楽しむ一員なんだ。みたいな。そこが素晴らしいと思う。これからもお元気でご活躍を。とお祈りします。
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