2004.01.24
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これまで買い物をする場合、本体価格+税という表示をされているはずだ。
だが、今後はまずこの本体価格という考え方を排除しなければならないのだ。
あくまで 「総額」 というものが存在し、そこから課税された分の消費税を差し引かれるのだ。
な~んだ それだったら今までとなにも変わらないじゃないかと思われる方もいるだろう。
ところが実際はそううまくはいかないのだ。
簡単な例で説明しよう。

例) これまではたとえば1個90円の商品を10個買うと消費税込みで940円となる。
   ところがこれが総額表示になると、店側は1個94円と表示をしなければならなくなるのだが、
   これを10個買うと当然940円になる、これは消費税込みの価格なので、
   本体価格という概念があるとするならば
   940円÷1.05=895円 
   つまり1個につき90円の商品が89.5円になってしまうのだ。

と、このように価格を消費税総額表示にするだけで、
本体価格そのものが下がってしまうのだ。
だから厳密に言うと本体価格というものは存在しなくなる。
店側としては、94円の商品をお客様が持ってきて
「この商品の本体価格はいくら?」と聞かれても決して
「90円です」とは答えてはいけないのだ。

総額94円の商品を10個お客様が持ってきたとしよう。
お客様に「この商品は消費税抜きでいくら?」と聞かれて
940円÷1.05=895円 
この計算式によって、店側が
「本体価格は895円です」と答えてしまうと、
「それじゃぁ10個で本体価格が895円なんだから
895円×1.05=939.7円→端数は切り捨てだから消費税込みで939円になるじゃない?
なんで940円払わなきゃいけないのよ?
1円余計にぼったくっているんじゃないの?」という騒動にもなりかねない。
だから今後店側の人間は、お客様に本体価格を聞かれても
答えてはいけないということになる。
そういうこともあって、消費税総額表示その1で書いたように
あくまで総額のみを表示し、
本体価格と税を別々に表示することはしない ということに
うちの店では決まったわけである。

そして先ほども書いたが、価格を消費税総額表示にするだけで
本体価格が下がってしまうという事実は
企業側にとって重大な問題を抱えさせてしまうことになる。

                 続く





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Last updated  2004.01.27 03:03:47
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