2006.03.01
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


うちの家で飼っていたスッポン。
とうとう寿命をまっとうして逝ってしまった。

毎冬寒い季節になると冬眠状態になるのか、
ほとんど動かなくなるため、最初はなかなか気づかなかったが、
1週間ほど前から急に水槽の水が変に濁りはじめた。
そしてたまたま家に来た兄貴がそれを見て初めてスッポンが死んでしまっていることに気づいた。

もうかれこれ10年以上も前から家の玄関の水槽で悠然としていた彼。
そのでかくていかつい身体に似合わず、餌の容器を見せると
水槽から首をググーーっと伸ばして欲しがるおちゃめな素振り。
水槽をコンとたたくと驚いたようにビクッと首をすぼめる臆病なところ。
玄関の蛍光灯をつけると驚いてガサガサッと動くところ。
愛らしいしぐさの数々。
帰宅して玄関をあけるといつもそこにいたスッポン。
ただいまの合図というわけではないが、水槽をコンコンとつついて
反応をみるのが日課になっていた。
普段はあまり意識していなかったけれど間違いなく我が家のマスコット的存在だった。

最初は一緒にいたもう一匹のスッポンと一緒に入っていても
ちょうどいい大きさだった水槽も
年月が経ち、大きくなりすぎた身体に水槽はあまりに小さくなってしまった。
その狭い世界から解き放たれたのが命を無くした後というのは、
猫や犬といったペットと違い、ある意味爬虫類の、しかも水棲動物ペットの宿命のようなもの。
これからはその背に羽を生やしたつもりで自由な世界へ行けるといい。
そんな、今となっては詮無いことを想ってちょっとしんみりする。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.03.02 21:29:29
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: