花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2023.09.08
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カテゴリ: 識別について
ホームグランド手賀沼に6日コガモが飛来したと鳥友から知らせをもらいました。
飛来したばかりの雄は雌のように目立たない羽衣(エクリプス)です。
エクリプスからの生殖羽までの羽衣を整理してみました。
(1)雄エクリプス
一枚目(2016年9月14日手賀沼)、二枚目(2020年10月4日柏市柏の葉)はいずれも雄エクリプスです。嘴基部が黄色味を帯び、頭上から過眼線まで濃く見えます。
肩羽の模様が雌に比べると細く羽軸に直角になる傾向があります。
雄幼羽は胸から腹にかけて小斑があり、脇最前列の羽が成鳥より小さくV字となっていて雄エクリプスでは丸みを帯びています。
(2)エクリプスから生殖羽に換羽中
三枚目の写真は、2019年11月3日に手賀沼で観察・撮影した個体です。
脇最状列の各羽が丸みを帯びています。(幼羽は尖り気味)
肩羽には第一回生殖羽のように白い明瞭な線はありません。
(3)雌非繁殖羽
四枚目の写真は、2020年1月4日に手賀沼で観察・撮影した個体です。
嘴は黒色で基部には黄色味はなく、上面は雄エクリプスに比べて褐色味があり、淡色の羽縁があることから雌非生殖羽と思われます。
(4)雄エクリプスから生殖羽に換羽中
五枚目の写真は、2020年12月12日に手賀沼で観察・撮影した個体です。
肩羽に細い横斑があり、脇が大きめで丸みがあります。
(5)雄生殖羽
六枚目の写真は、2021年2月17日に谷津で観察・撮影した雄生殖羽です。
栗色の頭部、目の周囲から後方に広がる緑色の帯があり、嘴は黒色です。
下尾筒は黒く、両側に黄白色の三角斑があります。脇との境に水平な白線があります。
(6)雌生殖羽
七枚目の写真は、2016年3月27日に成田市内で観察・撮影した個体です。



















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最終更新日  2023.09.08 17:26:23
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