PR
kachoiroiro-rakuten
ホームグランド千葉県手賀沼、北西部、関東圏の探鳥地を訪ねて出会った野鳥たちのリポートです。
カレンダー
カテゴリ
カテゴリ未分類
(2)手賀沼の鳥
(151)シギ・チドリとの出会い
(106)茨城県で出会った鳥たち
(62)大江戸の鳥たち
(57)埼玉県で出会った鳥たち
(28)千葉県で出会った鳥たち
(290)関東地方で出会った鳥
(12)猛禽類との出会い
(54)甲信越地方で出会った鳥たち
(3)東北で出会った鳥たち
(8)水鳥アーカイブス
(56)山野の鳥アーカイブス
(24)猛禽ツミの暮らす林から
(120)Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)
(194)識別について
(178)関東地方の鳥
(4)小さな公園と谷津田の観察記
(26)小鳥の囀り・地鳴きなど
(1)コメント新着
キーワードサーチ
▼キーワード検索
2024.05.20
テーマ： 野鳥好きっ♪(15833)
カテゴリ： Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)
朝から雨でしたので、夏鳥の画像や鳴き声などを予習。
そのうち、長野県戸隠、飯縄高原、白馬、福島県五色沼などで堪能したノジコについて観察したフィールドは、
いずれも豪雪地帯として知られる場所であることに気づきました。
どうしてと思い文献を調べてみました。
出口(2017)が、ノジコの分布や生息環境などについて知見を整理し報告しているのを見つけました。
日本では冬にはいないが、繁殖地は豪雪地帯の新潟県と重なっていることを紹介しています。
そして、ノジコが多雪地特有の低木を中心とする雪崩植生が存在し、豊富な雪解け水により湿潤な環境が形成されやすいという点が可能性として考えられると記しています。
あわせて、残雪のある頃に繁殖地に渡来し、限られた利用可能な環境でつがい形成を行った後に雪解けによる利用可能環境の拡大に伴ってなわばり分散を行うのではないかと報告しています。
雪解け水による湿潤な環境があるかどうか、フィールドに出かけた折、注目してみようと思います。
(引用)
出口翔大.2017.ノジコ 雪国育ち.Bird Research News Vol.14 No.6.p1-2.
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事
-
ヨシゴイの鳴き声、擬態について 2024.05.31
-
アマサギはどこへいったの 2024.05.28
-
カイツブリには２タイプが存在する 2024.05.27
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
