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胸に走るドクドクを鎮めるには無理に深呼吸してもダメだね饒舌になって想いの丈をぶつけてそれからクールダウンすればいい閑散とした部屋で君はコンクリート越しに伝わる街のざわめきを聴きながら布団に潜るんだ昨夜は眠れたかい?少しは気が晴れたかな朝起きて自己嫌悪に沈みはしなかったかい?僕はこう考えるんだ一日生きているうちに少しでも自分の為になること心の栄養になることを得ればいいんだよそれが本だったりドラマだったりビデオだったりするわけじゃない昨夜はよく眠れたの?今夜は静かに眠れそうかな
2007.02.28
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この囁きが詐欺師の手口に感じるならばおしゃべりな詩情を黙らせてこの声さえも耳障りなら唇さえも閉ざしてそうだ 黙ってその手を握っていようか沈黙の中で伝わるものがあるならばそれを詩と呼ぼうじゃないか
2007.02.27
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何回 リセットかけたって仕切り直したって君の本質は変わらないよ求めるものも変わらないよだから今あるものを大切に積み上げていけばいい玩具の積み木じゃないよ崩すたびに軋んでいくよくすんでいくよそれがたとえバーチャルでも人間関係がそこにあるよ
2007.02.26
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休みくらいは一緒にいたいと一人では出掛けさせてくれない君に態度ではうまく表せなくて君は一段と甘えるんだ少しでも二人の時間を持ちたいと願う君をストレートに受け止めれない僕はどこか暮らしに埋もれているんだせめてもの微笑みをふと浮かべて帰り道は遠回りささやかなドライブを君と
2007.02.25
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想像の恋や過去の感情に酔い痴れるのに疲れたのましてや辛い現在をそのまま言葉にしたら苦しみは倍になってしまうそんなの耐え切れないだからわたしは消えてしまいましょうあの空に浮かんだ月はうっとりさせる月はいつも同じ顔でないからこそ美しいの淡くて儚いわたしみたいだから好き蒼い月はまた沈んでしまいましたこの国の人は幕を引くのが好きなようです欠けて消えて生命を宿すようにまた違う名前で生まれ変わるのでしょう
2007.02.24
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出ずっぱりで自分からは出会いを求めない親しく挨拶を交わしたかと思えば自分の世界に入り込んでは視線さえも合わさない誰かの心配をして熱をこめてメッセージ送ったと思えばかける言葉が見つからず通り過ぎるだけこんな男の醸し出す世界は孤独の匂いさえするけれどありきたりのレスよりは詩で会話したいんだ呆れるくらい個性的である事に拘り自分の世界を大切にするそんな男だけれど興に乗れば饒舌になるのでよろしくようこそ
2007.02.23
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あんたに言われなくてもわかっているあたしは病んでいるんだあたしは架空の世界でさえ誰かとわかちあう事もできず輪の中に入る事さえできず浮いているだから自分のカンバスを真っ黒に塗りつぶしてしまうんだ闇へと葬り去るんだそして仲良しこよしでお目目がキラキラしている女を見ると汚してしまいたくなるんだ
2007.02.22
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社交辞令はいいよさあ 俺と地の底で飲もう窓の外には風情なきビルの壁ドブ川の流れる音に耳を澄ませて意味のない会話を続けようじゃないかおまえの声が甲高く響く時斜めに構えたバーテンが掻き消すように古惚けたレコードをかけるノイズ混じりに聴こえてくるのはいつか聴いたblues
2007.02.21
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昨夜見た月は眼に飛び込んできた研ぎ澄まされた上弦の月鋭く黄色く浮かぶ月はやがては消えゆく我が身を悟っているのかあるいは生まれ変わり新月となるのを虎視眈々と睨んでいるのか果敢なくも鋭い月の舟に想いを浮かべて帰り道を行く詩のひとつでも浮かべばいいが家に帰る頃にはとっくに消えているんだ月の舟は何処へ流れゆく想いの岸辺は今は遠く
2007.02.20
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その時々において心をこめたわたしの欠片たちが心を通わせた人々の心の中で僅かでも息づくならば記憶の断片でしとやかに眠るのならばわたしにとって本望と言えるのですそしてそれがもしあなただとしたならばわたしは喜びにわななきまた詩を綴っていけるのですあなたの心の片隅で息衝け私の詩
2007.02.19
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懐かしい人を見かけた幾つかの想い出を共有した人だ時々 今どうしているか気になっていたくせに一瞬 タイムスリップして感情が掻き立てられたはずなのに声をかけれなかったあの頃の輝きが少しでもこの瞳に宿しているならば少しでも溌剌した感じが残っているならと二の足を踏んでしまった少しでも充実した時を過ごし輝いた自分で再会したいやさぐれた自分を見せたくないとそう思うのはやはり見栄のひとつなのだろうか
2007.02.18
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休日に白鳥が遊ぶ川辺で餌を与えていた群がるのは白鳥だけではない鴎や鴨に烏までもが餌を狙って虎視眈々そんな中で白鳥めがけて餌を投げる僕の横で君は烏の一群に餌を放っていた脇でしかたなさそうに固まっていた烏に対してだどうしたんだと聞くと可愛そうだからと君は答えた長くつきあっていて君の中に憐憫の情があったなんて気がつかずにいたんだそんな君を見ながらほんわりした僕は相変わらず白鳥に餌を与えていた
2007.02.17
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この出会いがまるで必然だったかのように僕らはパラレルワールドの境界線で今宵向き合っているどんな表現で綴ってみてもやっぱり言い尽くせないんだ失った心の隙間を想い出で覆って眠る君が心のつぶやきを聴かせたがっているでもそれはたどたどしくて闇に埋もれる僕はそっと耳を澄ませるけれどねぇ ダーリン僕は君の生まれた時の事を知っているよ君は瞼の向こうの光に啼きながら手を伸ばしていたんだ君はいつしか僕と過ごす時の儚さを肌で感じとっていた僕はそれを気付かないふりをしていた君の描いた世界が自分のだと錯覚するくらいに僕らは同じ詩情のメロディで互いに互いを理想であるかのように振舞っていた夢見がちだった自分を美しく思えるほどに僕にだって聴いて欲しいつぶやきはあるだけどそれは封印したままでねぇ ダーリン君の心の裏側をいつだって見つめていたそれがどんなにドロドロしていたってかわいらしくて頬を寄せるんだ君が刻んでいった日々の記録に沈黙のレスを自らの心に刻むウキウキしたり 沈んじゃったり忙しい君だけどそれが君である証ねぇ ダーリンどんな時だって君を真正面から見てきたどちらかがはぐれてしまっても幸福を祈ってしまうんだダーリン ダーリンそしてまた僕は此処に新たなしるしを刻むダーリン ダーリン
2007.02.16
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弱い自分を見せたくない誰だってそうだよ本当に信頼できるまで自分を曝け出したくないと思うのは当然だよ隠す事と罪はイコールになり得ない誰だって見せたくない部分があるそれを隠す事は嘘にはならない君の弱さは決して恥じゃないいつか克服できるものだそう信じているよ
2007.02.15
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数を競ってた頃が懐かしい今年は本当に大切な人に貰えればそれでいいやこんなんだからそのうち俺の中でこの日は風化していくんだろうそして喜ぶ素振りさえもしなくなるんだろう
2007.02.14
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いいんだよ もうこの日を通り過ぎても君は本当に大切な人の生まれた日だけを覚えていればいい君は僕の傍らから飛び立って灰色の空を舞いはじめた君よ高く高く飛ぶがいい鉛色の遥か上の蒼を掴むため舞い上がるがいい僕はフェンス越しに頬杖をついてそれを眺めているからほろ苦い味をかみ締めながら
2007.02.12
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同じ籠の中で二人羽を擦り合わせていたただ時をいっしょに過ごすなんでもない事が最高の出来事そんなにイカシテいるわけじゃないエキセントリックな君が好き変節など笑って許してあげる僕らは夢を見ているまた同じ場所で微笑みあえる夢の続きを見ている心の底から君とやりなおしたいする事がなく向かい合って見つめあえばキスに繋がるそこら辺に転がっている愛だけどそれが二人にとっては大切なのさ浅い夢を見ている君とやりなおせるまだあきらめていないからあの頃の君は其処にいないけれどそれでも君はただひとりなのだからちゃんとしない まともになりなさい誰もが言うけれどこの世の中で誰がいったいまともなのまともって色が無いことなのあの日の君なんてもういらない今の君を受け止めるから僕は相変わらずの夢を見る奪い合うもの 譲り合うものすべてを乗り越える夢を見る
2007.02.10
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僕が顔を見せると君は満面の笑みを浮かべるからちょっと焦らしてみようかなと考えたりもするけれど僕らはそんな関係じゃないから駆け引きはしないんだそんなふたりだからいいんだ
2007.02.06
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もう無理に細波を立てようとは思わない一頃ならば詩を書く為ならば業火に焼かれる事も嵐に身を置く事も厭わなかったけれど穏やかであれば思い出せる詩情もあり鏡のような湖面にこそ映る景色もある安住の地に辿り着いた私の詩は静かなメロディを奏ではじめる
2007.02.05
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ほんの幾夜の夢で恋焦がれ夢の残像にうなされ心はもう其処に無いのにその姿が胸をよぎった夜になりまた想い出したと自己嫌悪に陥ったのにここ数日忘れることができたと胸を撫で下ろしたそうして人は肩の荷を降ろしていくんだろう
2007.02.04
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ウィルスを保有した僕に君は接吻をせがむ「伝染るよ」「いいの 免疫あるから」そんな君にだまされて唇に触れる
2007.02.03
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君を失わずに済むのならば俺はこの刃を隠して生きようもう天才と煽てられなくていいよこの詩片が誰かを惹きつけなくてもいい俺の中の魔性を放擲しようそして凡庸な詩を書き続けよう誰もが見過ごすような知人がご愛嬌で覗いて帰るようなそんな詩を
2007.02.02
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教科書のページの隅っこに落書きしたペラペラ漫画みたいにカクカクしながら日々は過ぎていくたまにページを飛ばしてみてもいいんじゃないかと思う時もあるけどそれでも一歩一歩一日一日歩んでこその人生だから決められたコースをただただ進む束の間の休息を味わい邁進するのだ一日一日
2007.02.01
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