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2005年03月23日
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テーマ: 戦争反対(1185)
日本の常任理事国入り 「安保理拡大なら確実」国連総長、異例の言及(産経新聞)
【ニューヨーク=長戸雅子】国連のアナン事務総長は二十一日、国連改革の勧告に関する記者会見で、焦点の安全保障理事会の改革について加盟国が常任理事国の六カ国増加で合意した場合として「アジアに予定されている二議席のうち一つは日本へ行くだろう」と述べた。(以下略 産経新聞)


 思わず、口を滑らせてしまったアナンちゃん。でも、誰が見ても当然の予想でしょうね。ドイツの場合はヨーロッパ内にライバル国が結構多数あるので、一概に決められないでしょうが、アジアの場合は対抗馬が見あたらないですからね。大体、発展途上国扱いの中国が常任理事などと言う逆転現象が起きていること自体歪んでいたわけですから。とはいえ、近くの国に日本と対等に対抗できると信じている勘違い国もあるようですがね。

 その勘違い国では、日本の安保理常任国入りについて「道徳」が欠けている点を強調しているようで、植民地政策を行ったような道徳心が欠けている国が安保理入りには反対としています。道徳で言えば、民主化経験も少なく、むしろ礼儀や道徳に欠けているとしか思えない勘違い国に、逆にそっくりそのまま言葉をお返ししたいところですが、そもそも植民地政策を行った国が非道徳的というならば、現常任理事国の英仏はどうしてくれるのか。しかも、日本は敗戦を通して生まれ変わった国ですが、英仏などは現在もなお植民地を有している国です。
 ちょっと古い記事ですが、勘違い国メディアの論調を紹介します。
日本の常任理事国入り 道徳的障害を乗り越えなくては(朝鮮日報)
「(前略)にもかかわらず、日本が常任理事国になる十分な資格を備えているとは言いがたいのが現状だ。現在の常任理事国である米国やロシア、中国、英国、フランスは、第2次世界大戦の戦勝国としてその資格を獲得したのが事実だ。しかし、単に戦勝国であるからではなく、その戦争がファシズムという世界悪を相手にした道徳的戦争であり、この善悪の対決を勝利に導いたという道徳的名分がその基底に横たわっているのである。(後略)」
 what? 戦勝国なら道徳的なわけなんですね。じゃあドイツに対してはどう思っているのかな。全く反対してないですよねえ。それから、今もなお侵略的領土拡大や、国内での人民虐殺経験値の高い中国、ロシアは道徳的なわけなんですね。私はてっきりパワーバランスのためだと思っていましたが。戦後、一度足りと他国への侵略することなく、戦死者も出さず、核兵器も持たず、国内での非民主的な虐殺行為もない日本は非道徳的なわけだ。明確な結果がでているのに、その結果を握りつぶして非難することこそ、非道徳的でしょう。
 さらに、
「(前略)つまり、日本の安保理常任理事国資格審査においても、日本の国力と国連に対する経済的な寄与のみならず、道徳的姿勢が問題にならざるをえないのである。しかし、この道徳的基準については前世紀に日本が起こした戦争被害国だけでなく、相当数の日本国民もあっさりとは同意しがたいはずだ。(後略)」
 だから、これだけ平和的国家として実績を残しているのに道徳的姿勢とはこれいかに。最後の一文、「相当数の日本国民もあっさりとは同意しがたいはずだ」・・・・・。日本人は非道徳的と自認しているはずってこと?そんなことないだろう。
 「道徳的」「道徳的」っていうけど、定義もへったくれもなく、矛盾だらけの論理ではなく、この際はっきり言ったらどうですかね。「我々は日本が嫌いなだけだ」と。

 最後に、確かに日本のメディアの中にも、今何故常任理事国入りをあせる!というような論調もちらほら見られますが、今が常任理事国入りのチャンスであることは言うまでもないでしょう。この機を逃せばもうないと言ってもいい。また、常任理事国入りによって治安維持に自衛隊を派遣する義務が出てくるのでは、などという憶測も飛んでいるが、これまでの中国、ロシアを見ればわかる。中国軍って国連活動で見たことある?フランスにしたって、自己都合で出したり、出さなかったり。つまり、日本は非核、非軍事国家として「金は出します」というスタンスを崩さなければいいだけのこと。逆に、そのスタンスを維持するためにも常任理事国入りしておくことが必要なのではないでしょうか。隣の勘違い国家に、これ以上かき回されないためにも、ひいては人間的に子供レベルの半島の平和維持のためにも、大人である日本の常任理事国入りは絶対条件となるのであります。


 関係ないけど、ちょっとネット調べてたらこんな参議院の質問趣意書が・・・
当面の緊急な政治課題に関する質問主意書(参議院HP)

当面の緊急な政治課題に関する質問主意書
一、田中内閣は、日中国交正常化について具体的にどら対処するのか、不明確である。他国と異なり、日本は中国に対して帝国主義的侵略を行ない、中国に対し甚大な損害を与えた歴史的事実の上に立ち最小限、(1)中華人民共和国は中国の唯一の正統政府であり、(2)台湾は中国の一部であり、(3)日華条約は廃棄すべきであるとの日中国交回復三原則を基本に日中国交の回復を進めるべきだと考えるが、政府の具体的な国交回復の方策を明らかにせよ。

二、南北朝鮮統一に関する七月四日の共同声明は、画期的なできごとであり、今後のアジア情勢に大きな影響を与えるものである。政府はこの急速に転回する情勢を前に、いかなる基本的な外交姿勢で臨もうとしているのか。長い間、植民地支配を行ない朝鮮人民を圧迫してきた国として、また戦後は朝鮮の民族統一を阻害してきたアメリカに追随し多大の迷惑をかけた日本政府は、韓国駐留米軍の撤退、国連における朝鮮民主主義人民共和国に対する非難決議の取消しを要求し、日韓条約を廃棄し、朝鮮民主主義人民共和国を正式に承認し、その国連加盟を積極的に支持すべきであると考えるが、政府の態度を明らかにされたい。(以下略)


 この質問者鈴木強氏は社会党の議員のようですが、昭和47年当時はこんなことを言っていたのですね。朝鮮の民族統一を阻害してきたのをアメリカと決めつけて撤退しろとしておきながら、北朝鮮の国連加盟を認めろと。それで、統一が促進するのだろうか?面白いから、本当にそうしてみれば良かったのに。
 鈴木氏がご存命なら、今でもこのようにお考えかお聞きしたいところですが。まあ、時代が時代ですから、お笑いということで・・・


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最終更新日  2005年03月23日 10時05分55秒
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