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2005年07月22日
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テーマ: ニュース(99398)
カテゴリ: 教育時事
政府税調 配偶者控除議論 委員の発言波紋(産経新聞)


 政府税制調査会(首相の諮問機関)の配偶者控除の存廃をめぐる議論の中で、複数の委員が専業主婦を侮辱したと受け取れる発言をしていたことが議事録で分かり、波紋を広げている。政府税調の事務局を務める財務省では「議事録を公開することで、税制改正論議の透明性を高めている」としているが、配偶者控除の廃止論議は賛否が分かれており、委員の発言は今後の改正論議にも影響しそうだ。(産経新聞 以下略)


税制調査会第37回基礎問題小委員会(17.5.27)議事録
<問題部分抜粋>
その1発言 「ちょっと先ほどの委員は誤解していると思うんです。今、専業主婦であれば子供を産むとは限らなくて、逆に専業主婦で何もしないのが多いんです。子供も産まないで。つまり、人生に前向きかどうかというと、働く女の人は前向きで、子供を産みたいわけ。働かないで家でごろごろしている主婦が、子供を今産まないんです。逆になっているので、先ほどの委員に時代とのずれを少しわかってもらったほうがいいので、つまり、パラサイト・シングルっているけれども、今、パラサイト・ワイフというのができてきた。つまり、変な生命力のない人たちがたくさん生じていて、お金を持ってぶらぶらしているんですよ。消費にはいいかもしれないけれども。(以下略)」
その2発言 「先ほどの委員は意欲のある女性という言い方をしましたけど、働いている女性のほうがちゃんとご飯を作るというデータもあるんです。専業主婦で時間がいっぱいある人こそ、コンビニで買ってきた発泡スチロールで食べさせちゃうというのが多いんです。(以下略)」

 財務省は議事録の公開を原則としてるので、こんな発言まで世に出ちゃいましたね。ただし、小委員会は発言者が特定できないようになっています。
 確かにこの委員会は税制調査会であって、少子化や育児・家庭問題のためのものではないので、ある程度の暴言は許されるのでしょうが、この発言にかかわらず、全体の論議内容を見るとちょっといただけない箇所も多いですね。こんな低レベルの委員で議論されていていいのだろうかと感じます。

 どうもこれまでの過程を見ていても、税制と厚生労働省の少子化対策の施策は連動していないようです。確かに、税源確保の問題と少子化問題は密接な関係にありますが、ただやみくもに悪者をしたてあげて税制を改革するのでは効果は得られないでしょう。少子化問題の根は深く、基本的には精神的な問題であろうと思います。税制改革というダメージを少子化対策を担う出産世代にプラスの施策で安心させる必要があるでしょう。そう言う意味で、上記の発言は非常にまずいダメージを与えていると言えます。

 フランスでは、大がかりな税制、優遇施策により出生率が大幅に向上しています。こうした好例を参考にしていながら、ほとんど反映されない税制調査会の意味には疑問を感じます。

 で、本当は今日書きたかったのは、実は「専業主婦は悪なのか」なのであります。税調の雰囲気なんかをみていますと、男女平等のもと女性も働くべきであるというのが主流のようで、女性が家庭を守る(子育てに専念する)などというと、「古い」と罵声を浴びせられるようであります。
 とりあえず、専業主婦のうち、子育てのために家にいる女性を対象に考えてみますと、まあ、こんなこと議論するまでもありませんが、子育て中の主婦は子育てが「仕事」ですよね。本来外で働いて稼ぐ分を全て子育て業務をしている自分自身に支払っている。それで帳消しになっているという風に考えるべきだと思います。これを仕事と考えないと、働いている女性が汗かいて労働したうえに、子供を金をかけて保育所に預けるなんてあまりに不公平という事になってしまうわけです。
 子育てというのはやってみないとその苦労がわからない、と良く言いますが、まさにその通りで、肉体的な労苦ももちろんありますが、精神的なダメージが大きいと考えられます。確かに、手のかかる子とかからない子がいて、個人差は大きいでしょうが、ごろごろと家で寝ているような状態ではないことは確かでしょう。そう言う意味では、働く女性が子育て業務の一部を他人に委ねるかわりに対価を払うのと、公平と言えるのではないでしょうか。
 にもかかわらず、「専業主婦が家でごろごろ」などと平気で言えるのは子育てを自らの手で行っていない人間である事を暴露したようなものです。この発言者が誰かは存じませんが、ある国の教育関係の諮問機関の委員のメンバーを見たとき驚いたのは、男性、未婚のキャリアウーマン、子育てがはるか昔の老人、子供はいるがどう見てもばあやがいるような高貴な婦人で構成されていた事です。現在の子育て世代の実状を知っていそうな人がまるでいないのです。ちょっと世間離れしているという印象でした。確かにこうしたレベルの人々が知っている専業主婦とはごろごろ家でしてるかも知れませんね。日中は銀座でお食事なんてね。

 あと、気になるのは夫婦共働きの推奨的潮流です。統計をとったわけではないので信憑性には疑義がありますが、私の経験から申しますと、小学校高学年から中学生で不良化していく子供に共通していたのは、片親もしくは共働き(鍵っ子)でありました。片親や共働きであることに対して批判をするつもりは毛頭ありませんが、少なくとも彼らに欠けていたのは母親(父親)の愛情(会話)でした。親が日中ほとんど家にいないため、当然おやつや夕食が現金渡しとなり、買い食いやゲームセンターへ流れやすいこと、親のいない自宅が友人のたまり場となりやすいこともあります。
 確かにこういう子供達は全ての判断を自分でしなければならないので、決断力や活動力という点では群を抜いておりました。その利点が良い方に向かえば問題はないのでしょうが、往々にしてこの世代は悪い事に魅力を感じやすいのです。
 また、別にある保母さんから聞いた話ですが、幼稚園の子供達は表情が豊かであるのに対して保育園の子供達は無機的なのが気になると言っていました。反対に、幼稚園の子は言う事を聞かないが、保育園の子は言う事を聞くのだそうです。幼稚園の場合は母親が専業主婦である場合が多く、保育園はほとんどの母親が働いているようです。この理由については断言できませんが、少なくとも外部の人間に対する接し方を保育園の子は早く身につけている(ませている)、言い換えれば子供らしくないとも言えるのではないでしょうか。

 決して、働く女性を非難するつもりは毛頭ありませんが、時代の潮流として「家庭の効用」が議論の場から失われていくことに非常に危機感を感じるのです。もちろん、働く女性が子供達に愛情を注げるようなバックアップ体制づくりも重要なことであります。個人的には、各職場に保育施設設置を義務づけるのが望ましいと考えていますが。出来うるならば、母親の隣に子供を座らせて執務するなんてのが微笑ましくていいんですが。

 で、配偶者控除廃止はやめてくれー。これが本音だったりして・・・・



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最終更新日  2005年07月22日 09時36分56秒
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