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ネフローゼ症候群と診断され、三週間の入院でステロイド投与の治療を受けている間に 63kg の体重が一挙に 53 ㎏まで減ってしまった。 53 ㎏というのは 35 歳ころの体重で、重さだけで言えば理想的なのだが、ネフローゼ症候群でたんぱく質が大量に排出されたせいなのか筋肉がすっかり衰えてしまっていた。
主治医に「運動することが大事」と指示されていたので散歩から始めたのだが、歩くことはまずまずだった。ところが、腕立て伏せをしたら一度もできずにベタっとつぶれてしまったのだ。上半身の筋肉の衰えに驚いて、そちらの筋トレも必要ということになった。何とか今では 20 回程度の腕立て伏せができるようになったが、あまり筋トレをがんばりすぎると体がガタガタになるのではないかと不安にもなる。こういうところが病気持ちの辛いところではある。
まあ、散歩も筋トレも私のほかの終活と同じように「丁寧にゆっくりと」やればいいことなので、けっこう気楽に構えてはいる。
先日の散歩で、暑い夏、汗をかくのはナトリウムやカリウムを排出できて腎臓にはけっこうなことだと気が付いた。あとは熱中症に気を付ければいいのである。今日は曇天だが蒸し暑くなっているが、 1 時間半ほどの散歩に出かけた。
わが家の北西方向、広瀬川沿いの角五郎丁から八幡町に抜けるように歩いた。澱橋を渡って堤防の方に降りると三叉路(橋から降りてくる道、橋を潜って広瀬町方向へ行く道、角五郎丁へ行く道)に出る。その三差路の様子を面白く感じてシャッターを切った。
澱橋北詰の西にある三叉路。
この最初の一枚の写真を撮ったことで、今日のカメラのテーマは「三叉路」ということに決めた。何かテーマを決める方が楽なので、たぶんこれからもこんな形でその日の散歩カメラのテーマを決めることになりそうである。
角五郎丁の道から分岐する澱緑地の堤防道路。
角五郎丁の通りから人家の間の小さな階段を降りて広瀬川に近い細道に入る。広瀬川と平行して道を行くと川沿いにある国家公務員宿舎横の変則的な十字路に出る。そのうちの西に向かう道は公務員宿舎の裏の道になるが、どうしてそれだけなのか分からないが 100m
ほどに渡って左右に立派な歩道がある。
公務員宿舎横の十字路。
石切橋の三叉路。
しばらく歩くと石切橋に出る。写真の右の道が龍寶寺から歩いてきた道、左は八幡町通りへの道、背後の道は土橋通へ出る道になる。
土橋通りを抜けて北六番町通りを東北大学医学部・大学病院の裏に出る。
東北大学医学部西北端の三叉路。
医学部の端の三叉路を旧厚生病院前(八幡町通り)に出る。厚生病院は東北大学農学部跡地に新築移転し、現在、旧病院は解体工事に入っている。
八幡町通りを少し西に戻り左折して澱橋を渡って帰ることにする 。
八幡町通りと土橋通りの交差点。
大学1、2年のとき、土橋通の坂道を上がったあたりに下宿していた。その家は今は跡形もなく、あった場所すらわからないほど変わってしまっている。 50 年、半世紀も前のことである。
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