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2007.05.26
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カテゴリ: つれづれ
列車通勤になってから、読書の時間がとれるようになったことが本当にうれしい。

しかし、列車の中では、乗り過ごしてはいけないという意識があるためか、

今はどこを走っているかわかっている。そんな折、つい夢中になり、今どこを

走ってるのかわからなくなった本に出会った。


それは「上杉鷹山の経営学」(童門冬二著 PHP研究所)である。



上杉鷹山 についてはこんなエピソードがある。



アメリカのジョン・F・ケネディ大統領が生きていたころ、日本人記者団と会見して、

「あなたが最も尊敬する日本人は誰ですか」

と質問されたことがある。その時、ケネディは即座に、

「それはウエスギ・ヨウザンです」と答えという。

ところが残念なことに、日本人記者団のほうが上杉鷹山という人物を知らず、

「ウエスギ・ヨウザンて誰だ」

と互いに聞きあったという。ケネヂィは、日本の政治家として、何よりも国民の

幸福を考え、民主的に政治を行い、そして、

「政治家は潔癖でなければならない」

といって、その日常生活を、文字通り一汁一菜、木綿の着物で通した鷹山の姿に

、自分の理想とする政治家の姿を見たのである。



鷹山の改革の基本理念は「愛といたわり」であり、それは、藩政府を富ませる

ためにおこなうのではなく、むしろ、藩民を富ませるためにおこなうもので

なければならないというものであった。



この本の中には本当にたくさん紹介したい話があるのですが、今日はその中から

一つを紹介いたします。



鷹山は、「藩士による新田開発」を奨励した。藩士が荒地を開墾して、

新しい田を拓き、あるいは畑を開拓いて農作物を植えた時は、しばらくは、

その田あるいは畑からは税をとらないことにした。

つまり拓いた田畑からの収穫物は、まるまる拓いた者の収入にしてよいと

言ったのである。

これは農民にも適用された。そこで農民は争って新田を開発し、次第に生き甲斐

を感ずるようになってきた。可処分所得が増えたからだ。

このような光景を見て、家臣の一部には、

「せっかく拓いた田からあるいは畑から上がる収穫物を、そっくり開拓者に

やってしまうのは、藩庁にとって損ではありませんか」

という者も出た。しかし、鷹山は、首を振って、

「私の改革は、飽くまでも民富にあると言ったはずだ。民を富ますのは、

民が自ら拓いた田から得る収穫物を自分の物にするのでなければ

富むことはできない。せっかく田を拓いても、今までは、皆税として

取り上げてしまうから農民が土を耕す意欲を失っていたのだ。

嘘をついてはならぬ。当分新しく拓いた土地からの収穫物は、拓いた者に与えよう」

と応じた。



「民富とは何だ、農民なんてゴマと同じで、絞れば絞るほど油が取れる」

という考え方が一般的な時代にあって、なんと人にやさしいいたわりのある

考え方でしょう。

現代のすべての政治家、役人そして経営者の方も鷹山のような理念を持てば、

今の社会から格差なんてものはなくなるような気がするのですが。



この本は、経営学という名前がついていますが決して専門的なものではありません。

経営に関係ない人でも手軽に読める良書です。







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Last updated  2007.05.26 22:40:08
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