オースな日々in Melbourne

オースな日々in Melbourne

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

コボリノコフ

コボリノコフ

コメント新着

乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
お猿@ やっちまったなぁ! http://feti.findeath.net/vcj-sby/ ちょ…
リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/yqifp5b/ 今…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/vycu812/ ア…

カレンダー

Mar 28, 2006
XML
アメリカの16歳、キミー・マイズナーが世界選手権を優勝。
ここでは、審査員の手心が加わり易いGEOやPCSは置いといて、ただジャンプの基礎点にのみ焦点を当てて来期の女子フィギュアを考えたりしてみます。

マイズナーはフリーで129.70というトリノの荒川姐さん(125.32)を上回る高得点を叩き出しました。
フリーの村主姉さんとの点差は10.55点で、その内の実に9.1点がジャンプの点数の差。
これだけ見るといかにジャンプの優劣が全体の点に影響を及ぼすほど重要なように見えます。
「フィギュアはジャンプだけじゃない!」
ごもっともです。
少なくとも今期ずーっとフィギュアの演技を見てきた方なら「心に訴える演技」と高得点は必ずしも一致しないのはもうわかっていると思います。
そんな中、ジャンプは、GEOという客観要素もありますが、基本的にきちんと跳びさえすれば点数になります。

今回はマイズナーが3回転ー3回転の連続ジャンプ(3-3)を2回成功させて得点を稼いだのが大きかったようですね。
その結果を受けて、
「来期は3-3を飛ぶ選手達の戦い。」と言われいます。

マイズナーはトリプルアクセル(3A)や4回転をプログラムには入れていません。
それでも高得点を出せる今回のジャンプの組み合わせは一つの理想形になるのではないでしょうか。
しかも、オリンピックの時からのレベルアップが目立ちました。

          オリンピック   世界選手権
連続ジャンプ  3F+2TSEQ   3F+3T   
          3Lz+2T    3Lz+3T
          2A+2T     2A+2T+2Lo
シングル   2A,3Lo,3Lz、3S    同じ
点数       36.14      44.4

大きな違いは連続ジャンプの2Tが3Tになったのと2回転の連続ジャンプが3連続になっただけです。それで7点も
「だけ」と言ってもそれが難しいのかもしれませんが、少なくとも3Aや4回転を成功させるのよりは確立が高いでしょう。

そんな難易度の高い3Aを軽々と成功させ、4回転に挑戦中の浅田真央はさすがにジャンプ点が高い。今季の大活躍は基礎点で44.8点(グランプリファイナル)というマイズナー以上の高得点を稼げるジャンプ構成があってこそ。しかもグランプリファイナルでは連続ジャンプを全て点数が1.1倍される後半に持ってきたのでさらに高くなった。
今季はこのグランプリファイナルの構成が一つの完成形でしょう。
グランプリファイナル後は、3Aをコンビに入れたり4回転に挑戦したりで結果的に「来シーズンへ向けて新しい構成のチャレンジ」と見た方がいいかもしれません。
来期も再び「ミラクル」になるにはプルシェンコの4T+3T+2Loでも跳んでほしいのですが、それは無理か。
「勝負」をより強く意識するようになる来期はベストスコアにそれほど差が無い選手上位にひしめき合うので、ミスが許されない戦いが続くと予想されますが、そんな中でどんな浅田真央を見せてくれるのか不安でもあり、楽しみでもあります。

今シーズン知名度が上がった中野友加里選手は世界選手権で自己ベストを更新しましたが、ジャンプを含むTESの点数はシーズン当初のカナダ杯の時よりもむしろ低く、シーズンを通してPCSの点数が高くなったのが成長の証。
来シーズンでは今季ほとんど認められなかった3Aの確実性を高めるとともに、3Lz+2Tを3Lz+3Tへ、3連続の最初のジャンプをルッツへ、そして3T+2Aの完成度を上げれば、世界選手権より12.2点増。
少しづつでも着実に進歩していくと思われるので、170点後半の点数でメンバーに恵まれれば、今年のNHK杯に続いてグランプリの優勝もありそうですね。

村主姉さんは、「今さら3-3なんて跳べない」と見る方々が多いと思います。しかし、跳躍系の走り高飛びではコスタディノワが出産後に復帰してオリンピックの金メダルをとったり、アメリカの女子水泳選手でも一度引退した選手が復帰して金メダルなど、まだまだ限界を語るには早いのではないでしょうか?練習方法いかんで克服できると信じています。韓国のキム・ユナなんて3Aを練習するのに天井に滑車を据えて縄で引っ張り揚げたりしてますから。

恩田はもう来期限りかもしれませんが、ようやく吹っ切れました。
色々悩んでいたかもしれませんが、次からはそんな事は感じさせない演技になるのは確実です。
来年の世界選手権の代表に選ばれなくてもいい!
体が固くて女性らしい柔らかさが表現できなくてもいい!
恩田さんにしか出来ないフィギュアがあるんだから!
今回の世界選手権でようやく「評価されないもどかしさに悩む自分」から解放されたのだから。
もう後は伸び伸び恩田の演技を見せてください。
そうすれば不思議と結果もついてきます。

コーエンは・・・。トリノの時はフリー演技が終わった瞬間「あちゃー、しまったー。」という表情が顔についていましたが、今回はもっとテンション低く「あかん・・・。」てな顔でしたね。
ジャンプ云々ではなく純粋に「ハート」の問題。
今年はすでにクワンがプロ転向しているので、それより低い実績では引退するのも難しいし、自国の後輩に追い抜かれて現役続けるのも難しくなりましたね。どうなるんでしょ?






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Mar 28, 2006 10:29:59 PM
コメント(1) | コメントを書く
[フィギュア・・・見たいけど見れない(泣)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: