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2004年04月29日
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カテゴリ: 旅行、おでかけ
今日は、美唄市にあるマガンの集結地 「宮島沼」 に、マガンたちに会いに出かけた。
以前から、マガンが夜明けと共に一斉に飛び立つ光景を一度見たいと思っていた。
夜明け前に宮島沼に着くためには、我家を午前三時には出発しなくてはならない。
ということで、今朝の起床は午前二時半。真夜中である。
実家に立ち寄り父と妹を拾って、真っ暗な道を一路美唄へ向う。

近づくにつれて暗い空が次第に明るくなってくる。
「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく山ぎは すこしあかりて
紫だちたる雲のほそくたなびきたる・・」
学生の頃に暗誦した枕草子の一節を、自然に口ずさみたくなるような、美しい夜明けの光景だった。
きっと清少納言は、このような夜明けにあの文章を書いたのだろう。
私にもう少し文学的センスがあれば、もう少し何か付け加えたいところだけれど、ここは清少納言さんにおまかせしたい。

さて、宮島沼に着くと、最初に目に入るのはマガンよりも人の波。カメラを構えた人たちが、あちこちに列をなして待機している。
沼から少し離れた駐車場に車を止めて外に出ると、寒気が身体をキリリと包む。ダウンジャケットに帽子に手袋という真冬のいでたちで沼に向う。
車を出たとたんに、マガンの鳴き声が唸りのように聞こえて圧倒される。
その声だけでも、相当な数の鳥が沼にいることが予想される。
入口のたて看板には、「マガン64000羽」と書かれている。(どのような方法で数えたんだろう?)

沼が見える場所に行くと、そこには沼を埋め尽くすようなマガンが・・。マガンで沼が黒く見えるほどである。
沼に着いて約十分後。急にマガンの鳴き声が騒々しくなり、やがて隊列を作りながら沼のあちこちからマガンが飛び立ち始めた。
それが合図かのように、沼全体が波立つように見えたかと思うと、一斉にほとんどのマガンが飛び立ち始め、今度は空がマガンで埋め尽くされたようになった。

羽ばたきの音や鳴き声が頭上から覆いかぶさるようで、
とにかくそのスケールの大きさに圧倒されてしまった。
あれほどの数の鳥達が飛び回っているのに、ぶつかって落ちるような間抜けな鳥がいないことも不思議。

「ワーッ! スゴイ! ウワァーッ!」と叫んでいるうちに、あっという間に鳥達は空のかなたに飛んでいってしまった。
沼には、約四分の一くらいの鳥が残っていたが、それも少しずつ飛び立っていく。

寒気の中で立ち続けていると体が芯から冷え始め、81歳の父の体調のことも心配だったので、全部が飛び立つ前に自動車に乗り込んだ。
駐車場の整理をしている男性に聞くと、昼間はほとんど残ってはいないという。
「今朝は天気もいいし、最高だったね」と、その男性は嬉しそうな笑顔で言った。
彼は毎日ここでマガンが飛び立ち、夕方には戻ってくる様を見ているのだろうけれど、
初めて見学に来た私達が感激していることに、自分のことのように喜んでくれる。
ああ、この人は、仕事だけではなくてこの宮島沼やマガンたちを愛しているんだなと思い、そのことに心が温かくなった。






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最終更新日  2004年04月29日 19時37分26秒
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