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2015年12月28日
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昨日は黒豆を煮たので、今日は昆布巻きを作る予定。
孫たちにも、手作りの正月料理のことを覚えておいてほしいので、
これからは次々と正月料理を作り続ける事になる。
その気持ちを新たにしたのは、先日のテレビ番組を見たことにもよる。

先日、札幌のフレンチレストラン「モリエール」&店主中道博さんと
その仲間達のドキュメンタリー番組を見た。
私はまだそのお店の料理を食べたことはないが、番組を見て一度行ってみたいなと思った。
(今までも、関心がないわけではなかったが、特段フランス料理が好きなわけでもないし、その機会もなかったから)
今回食べてみたいと思ったのは、「カスベのムニエル」だった。
カスベは昔から北海道では食べられていたけれど、煮付けや味噌漬け焼きなどしか知らなかった。
父はカスベの煮付けが好物だったので、晩年にはよく料理して持っていったのだが、
実は私はあまり好きな魚ではなかった。
田舎で海からは遠いため、魚料理と言えば干物や煮付けがほとんど。
カスベ はエイの仲間で、
流通や食材の処理技術が今ほど発達していなかったせいもあるのか、子供の頃は美味しいとは思わなかった。
なのに、大量に煮付けにされるので、一度食卓に上がると何度もそれを食べなくてはならない。
私の記憶のカスベは、「またカスベか…」というガッカリ感と共にあるのだ。
中道さんによると、このカスベのムニエルはフランスの母親の味らしい。

閑話休題

今日書きたいのはカスベのことではなかった。
番組の中で中道さんが
「料理の原点は家庭料理。
家庭料理が家庭から失われつつある現在、本来の家庭料理を提供するのもレストランの役割」
ということをおっしゃっていた。
それを聞いて、「家庭料理がレストランでしか味わえなくなるなんて…」と、
とても寂しい気持ちになったのだ。
時代の変化でみんな忙しくなり、食事の多くをスーパーやコンビニの調理済み食品等で済ませる家庭も多くなってきているのだろう。
それはそれである程度やむを得ないことと思っているが、それだけでは日本の食文化が先細りするだけ。
「おふくろの味」を求めて居酒屋や小料理店に足を運ぶ都会の男性のことまでは理解できるが、
このままだと「おふくろの味」は「コンビニのカツ丼」とか、「レトルトカレー」なんてなったらどうしよう。
今では立派なおせち料理がいくらでも買えるのだが、それも昔は手作りしていたんだということすら、
忘れられてしまったらどうしよう。
そんな危機感を抱いてしまったのだ。

数日前には、「正月料理作りをしなくて良いお正月が夢」なんて書いてしまったが、
あの番組を見てから「正月料理を孫に作ってもらうのを夢にしよう」と思い直した。
というわけで、時間のかかる黒豆や昆布巻きなどは早めに終わらせて、
孫が来る30日、31日は、一緒に筑前煮やキンピラ牛蒡、栗きんとんなど、
比較的簡単に作ることのできるものを一緒に作る予定。
孫に「手伝ってくれない? 一緒に作ったらおばあちゃんも楽しいし」と提案したら、
喜んで了解してくれた。
次は、喜んで手伝ってもらえるように頑張らなきゃと思う。
料理の基本を知らない子に手伝ってもらうのは、実は手間がかかるし面倒なことなのだ。
私は二人の子が男の子だったせいもあり、早々に料理を手伝ってもらうのを断念した思い出がある。
男の子はイタズラや実験が好きなので、こちらが指示したことではないことをやってくれるのだ。
ついつい、「そうじゃないでしょ! 言ったとおりやってよヽ(`Д´)ノ」と叱責が増え、
手伝いそのものを嫌がってしまうという失敗がある。
あの頃は私が超多忙だったので、ゆったりと一緒に料理をするゆとりもなかったから、
自分でやったほうが早かったのだ。

反省を生かして、今年は頑張ろう。
そしていつか、「この栗きんとん、おばあちゃんに教えてもらったね」
などと言われるのが私の今の夢である。





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最終更新日  2015年12月28日 10時20分53秒
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