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2018年01月11日
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テーマ: 訃報(132)
カテゴリ: ボランティア
2日前のボランティア活動会場で、仲間であったNさんの訃報を聞いた。
一昨年の秋ごろ癌の再発があり、その後入退院を繰り返していると聞いていた。
半年前にNさんと親しい人に様子を聞いたら、
「すっかり痩せてしまって…、あまり人には会いたくないみたい」と聞いたので、
心配しながらも回復を祈っていた。

1月2日に家族が面会して帰宅後に病状が急変し、
病院の知らせで駆け付けた時には息を引き取っていたという。
まだ54歳であった。
新聞のお悔やみ欄の掲載もせず、本当の身内だけでの家族葬だったという。
だから、仲間への連絡も遅くなったようだ。
しかし、後から聞いたと言ってもそのままにはできないので、
昨夜、親しかった仲間たちと一緒にご自宅に伺った。
前日から仲間への連絡や供物やお花の手配、送迎のことまでしっかりやっていたAさんが、
玄関先で「こんなのイヤだーッ!」と叫んで突っ伏し号泣した。
先に入っていた仲間もすぐ後ろの人も、茫然として背中をさするばかり。
まだ後続の人がいるし、玄関は開けっ放しなのでそのままにしておくことも出来ず、
後ろにいた私がしゃしゃり出て、
「しっかりしなさい。ちゃんとお別れしよう」などと立ち上がらせて部屋に押し込んだ。
周囲がパニック状態になると、不思議なことに私は冷静になってしまう。
本当は、私も一緒に泣きたい気持ちなのにと、自分の変な冷静さが情けなくなるのはそんな時だ。

それから約一時間半、ご家族からこれまでの経緯をお聞きしたり、
たまたま年末年始の時期に救急車で運ばれたという運の悪さのことも聞き、
ご家族はもとより、本人がどれほど悔しかったかと思う。
「きっと、自分が死んだなんて思ってないと思う」とはご長男の言葉。
娘さんは今年成人式、ご次男は東京で頑張っていて、今年は念願の舞台に立てることになっていたという。
どれほど子どもたちの晴れ姿を見ることを楽しみにしていたのだろうと思うと、
体が震えるような気がした。

本当に命の行方はわからない。
いつどのようなことでこの命が尽きるのか、誰にもわからない。
せめて生き残った者たちは、その人のことを忘れずにいよう。
そして、彼女が生きがいにもしていた活動をつないでいこう。
今まで色々な面でお世話になった感謝の気持ちを、また誰かにお返ししていこう。

今まで、本当にありがとう。
最後まであきらめず前向きに頑張ったこと、私たちも見習いたいと思います。
最後は本当に辛かったようだけど、今は楽になったんだよね。
これからは、愛するご家族やお身内、そして仲間であった私たちを、見守りながら応援してね。
必ずいつか私たちもそちらに行くので、その時まで先に行った人たちと仲間づくりをしていてください。
そして、その時が来たら私たちも仲間に迎えてね。
そんな思いで、彼女の霊前に手を合わせた。





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最終更新日  2018年01月11日 10時10分17秒
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