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2020年02月19日
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カテゴリ: 絵本
「おじいちゃんのコート」


文: ジム・エイルズワース、絵: バーバラ・マクリントック、
訳: 福本 友美子、 ほるぷ出版

内容紹介
おじいちゃんの人生に寄りそって、大切に、大切に、大切にされた一着のコート。
はさみでチョキチョキ、ミシンでカタカタ、針でチクチクぬったらば、コートから上着になり、上着からベストになり、最後には……。


この絵本は、先日紹介した 「おじいさんならできる」 ととても似ている。
しかし、最初の設定が異なっていて、おじいちゃんは一人でアメリカに移民して仕立て屋になり、
自分の結婚式の時に仕立てたコートを大切に着続け、破れたところを切り取りながら、
上着→ベスト→……最後には孫のためのおもちゃになり、
それもボロボロになってネズミの巣となり、やがて影も形もなくなってしまい
コートは完全に使い切ったというお話。
一着のコートがどんどん形を変えてゆくことや、その時間の流れの中での家族の歴史、
なによりも物を愛情をこめて大切にすることの価値など、様々なことを親子で一緒に考えられる絵本。

読み終わって最後のページを見ると、そこに作者と画家のことばが書かれていました。
作者によると、このお話はイギリスで長く愛されてきた​ イディッシュ語 ​の民謡、
「ぼくはすてきなコートをもっている」を基にしたお話だとのこと。
それに加えて、作者の祖先がヨーロッパからのアメリカ移民だったとのことで、
民謡と自分のルーツを重ね合わせて作ったお話のようだ。
画家もまた、同じような歴史を持つ家族の中で育ったため、
やはり自分のルーツや家族のことを調べて当時のことを思い浮かべながら描いたようだ。
きっとアメリカに住んでいる人たちには、
それぞれに大切な家族の歴史があるのだろうなと考えてしまう。

絵本にとってとても大切なのは、「ことば」と「絵」だと思うけれど、
この絵本では、イラストが物語を語っているような感じがする。
だから、イラストを見ていると登場する人たちの声が聞こえてくるようだ。
どの年齢の子と読んでいても、また一人で眺めていても、
モノローグとディアローグが豊かに交錯するような絵本だと思う。
ひょっとすると絵本の価値の一つは、その豊かさがどれほど内包されているかなのかもしれない。

人は誰でも、ルーツを持つ家族の中に生まれ育ち、それぞれが自分の人生を生き、
やがて自分自身が子孫のルーツとなってゆく。
この年になると、できれば「私のおばあちゃんはね…」などと、
懐かしさで子孫に語り継がれるようになれば嬉しいと思ってしまう。
そのためには、今を大切に生きなくちゃね。
最近はついついそんなことを思ってしまうのは、
そろそろ人生の終盤という意識が底にあるからなのだろうか。

続けて…

「リーベとおばあちゃん」



ヨー テン・フィヨール作、ハーラル・ノールベルグ 絵、山内清子訳、福音館書店

【内容】 北の国、ノルウェーの谷間のむらに、リーベランドというのうじょうがあります。そこには、リーベというちいさなおんなのこと、おとうさんと、おかあさんと、おばあちゃんがくらしていました。4才から小学校初級むき。


ノルウェーの絵本。
まず第一印象は、この絵本のどのページも、そのイラストで絵葉書ができそうだということ。
ページをめくるごとに、私の脳裏にはノルウェーの人たちの生活の様子がリアルに立ち昇ってくる。
太陽の光が隠れてしまった長い冬を、春を待ち望みながら暮らす家族の気持ちが、
北国に住む私には少しではあるが想像できる。
私達の住む北海道は太陽が隠れてしまうことはないが、
通常なら12月から3月までは雪に閉じ込められた感じで、
春を待つ気持ちはとても強いものがある。
また、寒さの厳しい1月から2月にかけては、お年寄りが亡くなることも多くて、
この季節は葬儀に出ることが多くなる。
身体の弱った人たちにとっては、厳しい寒さも明るい太陽の光が見えないことも、
ジワジワと体力・気力・免疫力を低下させてしまうのだと思う。
だから、身体の弱ってきたおばあちゃんのことを心配するリーベの気持ちがよくわかる。
「この冬を乗り切ったら、きっとまた元気になれるよ。もう少しで春が来るからね」
それは私たちがいつも、病弱な人に励ましと祈りを込めて語りかける言葉だから。
ノルウェーの人たちにとっては、「復活祭」が春の訪れの喜びの日のようだ。
まさに、白く暗い日々が終わり、明るい太陽が復活するということなのだろう。
おばあちゃんから「復活祭の朝に出た太陽に願い事をするとかなえられるよ」と聞いたリーベが、お父さんと一緒にスキーで山を登ってゆく気持ちが、幼い頃の自分と重なる。
(私の祖父は、春の訪れを待つことが出来ず、2月1日に旅立ってしまった)

リーベはその山の途中で「ふきたんぽぽ」を見つけて、
おばあちゃんに「小さなおひさまだよ」と持って帰る。
「ふきたんぽぽ」 ってどんな花?と調べてみた。
あまりこのあたりでは見かけないような気がするが、どうなのだろう。
私達は、雪どけと同時花を咲かせるような「福寿草」が春を告げる花だ。
雪融けが始まった土手に福寿草の花を見つけると、今でも「あー、春が来た」と嬉しくなる。
そういえば、祖母は土手にある野生の福寿草を、庭先に植えていた。
きっと祖母も、福寿草の黄色の輝きに、幼い頃からワクワクしていたのだろう。
だから庭先に植えて、花が咲くといつも私たちに教えてくれた。
「外に出て見てごらん。福寿草の花が咲いたよ!」
私も絵心があったら、「miraiとおばあちゃん」という絵本が描けるんだけどな。





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最終更新日  2020年02月20日 09時18分26秒
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