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対馬の鯖注目されていた時期もありますが、今では、濃厚さ、重さが嫌われたのかもしれません。一本を通して飲んでみて下さい。旨さを感じます。良くなっていると思います。
2007年11月06日
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評判の良いドメーヌを、同時に、3日間に渡って家庭試飲。抜栓直後は、香りは高温でつーんとして、「透明感と繊細」がピッタリの赤いピノ。2日目3日目は甘さがどっしりとしてくる。でも、その変化はとても楽しめる。エチケットの貼りがブルゴーニュだろう(皺だらけ)。2日目が美味い。少し濁った複雑さ。
2007年11月06日
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フランスでは評判が良く、高値で流通しているワインだった。そのわりに、日本では評価以上の人気はないように思われる。この1999は紫の縁が印象的だが、随分とこなれていて、おいしい。FLEKTOGON 2.4/35 CARL ZEISS JENA DDR
2007年11月05日
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白秋祭は福岡県の柳川で毎年行われていて、今年で55回目。1942年11月2日が命日の北原白秋を偲び、その前後の3日間(11月1~3日)「白秋祭水上パレード」が催される。10年前に初めて乗ったのを昨日のように思い出す。あれから何回乗ったのだろうか。同じコースに繰り返される夜景なのだけれど、不思議なことに、また此処にいる。夕焼けへの郷愁は、すぐに包まれる暗闇までの一瞬。川中のアンドンや川岸のカガリ火の灯りで浮かび上がる世界、それが「すべて」となり、日常の雑事はどこかに追いやられ、精神の移ろいは闇に葬られる。花火の残像が終演の音と共に消えていく。シャンパーニュの酔いが二時間半の記憶をすべて消し去ったのか。
2007年11月03日
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20年以上前、久住山系に登っていた頃、必ず立ち寄っていた筋湯温泉。その頃の線質は鉄分の含有量が多くて、湯船の端が赤茶けた色に染まっていた。脱衣所もなく、湯船のそばで脱いでいたことを思いだす。最近の筋湯は線質が変わったのか、優しい透明感がある。近くを通った時は懐かしくて、いつも立ち寄ってしまう。-打たせ湯、共同浴場-以下の写真は、黒川温泉の奥にある湯だ。数年前に湧き出た温泉(耕きちの湯)。以前は秘湯といっても良かったが、最近は、温泉好きに静かに楽しめる湯として、名が知れ渡った。それでも、湯の魅力は色褪せない。天井の高い内湯がお勧め。線質は単純硫黄泉なので、明礬や法華院のように硫黄が強くなく、優しいほのかな硫黄臭がする。湯の色は乳白色から青を含んだ色まで光線の具合で変化し、それぞれを楽しめる。家族湯も3室ある。これは、檜をテーマにした半露天。優しい乳白色の湯がみえる。
2007年10月18日
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ペンタックスK10Dが長い入院からようやく帰ってきたのが、10月15日。12日から14日までの琵琶湖周辺への小旅行にも間に合わず、湖北に沈む夕日を前に歯痒い思いだった。しかし、幸せなことに、この秋は行事が多く、すぐに撮影チャンスが巡ってきた。しかも平日の連休である。前日に由布院の宿を予約し、阿蘇小国の蕎麦、温泉、阿蘇の大自然を満喫する。天気も良さそうだ。でも、これだ!という良い写真には、なかなか出会えない。キットレンズ(18-55mm)の広角側の周辺光量不足谷の深さ、吊り橋の大きさを表現する撮影ポイント、選択レンズ等、総合力が足りない...九重“夢”大吊橋逆光に輝くススキ、白く光る面としてのススキ等を被写体にしたいが、そう上手い具合には撮影ポイントは現れない。
2007年10月17日
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トラットリア・ビリキーノは、銀閣寺の近く、白川通りのバス停・銀閣寺道から南に少し下がった裏通りにある。銀閣寺の人混みから逃れ、白川通りから吉田山の方へ少し入る。そこは、ゆったりした時間の流れる静かで温かい空間だった。白金豚を使った豚肉料理が評判だが、他の素材も質が高く、頂いたすべての皿が忘れられない一皿となった。砂肝が見事、「コリッ」ではなく「ホクッ」とした食感、旨味が凄い。豚舌やムースもおいしい。肝と豚肉のテリーヌ、豚味が強く誰からも愛されるだろう。もう少し肝の脂が多い方が個人的には好み。ポルチーニ茸と白金豚のペンネ・リガーテ出汁が濃く、ポルチーニの香りも素晴らしい。ツブ貝とキノコのパスタツブ貝はプリッとして味が濃い。この日は少し暑かったので、ビールも美味いし、少し冷やしたキャンティ・ルフィナも料理と良く合った。いきおい、フルボトルでもあっという間だった。そして、デザートを食べなかったのには訳がある。それは、近くの吉田山の山頂に隠れ家カフェ「茂庵」があり、そこでお茶がしたかったからだ。茂庵へのアクセスは4ルートあり、どのコースも趣があるが、北参道コースはよした方が良いだろう。かなりの登りを覚悟しなければならない。我々は、神楽岡通りから歩いていった。このコースは、古い街並みが残っていて散歩を楽しめる。茂庵の魅力は少しも色褪せていないのだが、残念ながら、名が知られすぎて、行楽シーズンには相当の待ち時間になるようだ。HPによると、雑誌等の取材を断っているとあるが、賢明な判断だろう。一階が待合いになっていて、二階でランチも頂ける。
2007年10月11日
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一ヶ月前のこと楽しみにしていた京都旅行(9月2番目の3連休)を目前にしてペンタックス K10D に異変が起きたAFが「ウィーン、ウィーン」と唸るこうなったら、MF(マニュアル)で撮るしかないだろうDA 50-200mm 値段は安いのだが、とても素敵なレンズ
2007年10月10日
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素晴らしい赤ピーマンのムースと濃厚な雲丹 我ながら美味しそうに撮れていると思うが、それ以上の一皿。今日のワイン
2007年10月09日
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10月5日からNHKのBShiで「秋のブルゴーニュ フランス小さな村の物語」が、9回にわたって放映された。その3回目の小さな村は、「ブランシオン」。マコンから北へ30km、小高い丘にある小さな村だ。TVで素敵な雰囲気を楽しんだ方も多いと思われる。ブルゴーニュを訪れる目的は、ワイン好きなら、なんといってもワイン。でも、ぼくの場合はロマネスク教会との出会い。精神的な長く深い波に漂ったが、もう大丈夫。古い写真で恐縮ですが...ブランシオン城と素晴らしい青空村への唯一の入口12世紀のサン・ピエール教会城跡から望むブランシオン村、教会の後陣部が素敵城跡から望むブランシオン村5年前には、女性が営むビストロが一軒。オムレツと人参のサラダを頂いたと思う。ワインは、マコンしか無かった。今日のワインMACON-IGE LA CRA 2001 Domaine Fichet彼女の「お気に入り」。バランスが素敵、力強いが重くなく熟成感が心地よい。濃厚な味の魚と相性が良いと思う。
2007年10月08日
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彼女から「うっとり」とするワインを飲ませてのリクエストこの暑いのに何を望むのだろう新ドメーヌは平板なピノだが 優しさは好きだフレデリック・マニャンは今でも素敵 10月にもう一度会いたいカリフォルニアは 84色っぽい
2007年08月05日
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一眼レフらしい写真を撮りたいと願っているが、思うようにはいかないテクニックを磨くには時間が必要だろう初めて手にしたペンタックス「K10D」被写体を考える地元の「若戸渡船」はどうだろう500メートル幅の洞海湾を自転車でも渡れる選んだレンズが泣いている渡船の息づかいは、望遠でしか表せない今回は「若戸大橋」の夕日を少しだけ夕日に愛を語っていたカップルの前で「シャガ.シャガ」おじさんが目障りだったでしょうねごめんなさい橋脚間は「360m」、ここを渡船が行き交うもっとブルーとコントラストが欲しかったが...高さは「42m」、今はもう車だけ(昔は人や自転車も)
2007年08月04日
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オークションで、安い「F ZOOM 28-80」を手に入れた。半径200メートル以内夕日に集中白い花は錆びから
2007年07月22日
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APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close FocusKAマウントなので、絞りリングをA位置に合わせれば殆どの機能が使用できる。ピントはマニュアルなのだが、フォーカスインジケーションを利用すると、ピントが合ったことをカメラが電子音と画面で知らせてくれる。何とも便利である。雨、雨、雨夕方、少しやんだようだ。懲りずに自宅から半径100m以内もっとしっとりした画になるかと思ったが、相当キレている。
2007年07月06日
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油っこくないからか、見た目以上に美味しいワインに合わせることに拘っているのだろうでも、以前のように少し冒険もして欲しいと思う飲み頃ワイン・Savigny-Les-Beaune Clos Des Guettes 1996 Louis Jadot Domaine Gagey Magnum「ルイ・ジャドのスパイスをふりかけた」こんなピノを予想していたが、それ以上だ。ルイ・ジャドを越えている。妖艶な領域に支配されつつある。細い中華豆腐 小さな海老がアクセント平目のサラダウニと冬瓜 燕の巣のあっさりスープ夏野菜と鮑のXO醤炒めフカヒレ煮込み鱸の甘酢ソースがけ最高のもも肉美味しい炒飯は撮り忘れ
2007年07月03日
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今朝電話がけたたましく鳴った深刻な停電緊急招集雷雨にシステムはあまりにも空しい一日中振り回されたそれでも一枚難解なフーコの「薔薇の名前」ピントは微妙にずれているが雰囲気は好き
2007年07月02日
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日曜日の朝、早起きすると気持ちが良い ですねマンションから半径100mに、はたして被写体があるのだろうかヒンヤリとした空気に色が浮き上がってくるレンズキットでも随分と寄れるものだなぁと感心しかり
2007年07月01日
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機種選択で熱くなっていた頃、僕にとって衝撃の写真が現れた。林艮さんのアポランターである。正確には、フォクトレンダー APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focusコシナという会社のレンズだ。素晴らしい画。しっとりとした階調表現、渋めの発色、大人の味わいが感じられる写真にグッと引き込まれてしまった。検索した他の写真ブログでも、その特長は見事に表現されていた。シャープなんだけれど落ち着いている。深みがあり、味がある写真。ようするにレンズに惚れてしまったのだ。調べてみると、残念ながら生産終了。昨年末から今年初にかけて、最終在庫が定価¥55,000の40%引きで売り出されたらしい。それでも欲しい。欲しい。欲しい。今までヤフオクの経験はないのだが、「どうしても欲しい」気持ちが強く、初めて覗いてみた。何とまぁ、タイミング良く、アポランターが出品されていたのである。それも、ペンタックスのKマウントのものだった。終了3時間前で、2万円を少し上回った金額。これなら定価の60%、\33,000以内で落とせそうだ。10分前に\27,000で入札。するとどうだろう。後5分というところで終了時間が延長したのだ。「なんじゃこりゃ」結局、金額は\38,000まで上がっていった。もう少し粘っても良かったが、終了時間の自動延長に腹が立ったことで、逆に気持ちは冷静になれた。今回は諦めよう。アポランターは手に入らなかったが、ボディはペンタックスK10Dに決定。AF等の良し悪しの個体差もあるようだが、これはブルゴーニュワインで慣れているので まぁ 当たりを引くように祈っていよう。ボディ単体+単焦点レンズかレンズキット(DA 18-55mm F3.5-5.6 AL)を買うか、最後まで迷ったが、まずは腕を磨こうということでレンズキットを選択する。
2007年06月29日
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やらなければいけない事が公私ともに多い。優先順位を決めて次々にこなしていくのが常だが、一向に先に進まない。締め切りのあるものだけを何とかクリアしていっている状態だ。次々とリリースされる2005年ブルゴーニュもじっくりと腰を据えて買いたいのはやまやまだが、銘柄を絞れていないし、高価格のためか購入意欲がわいてこない。その最大の原因は良く分かっている。デジタル一眼レフカメラへの熱愛である。無性に欲しくなったのだ。もともと busuka-sanさんや mosel2002さんの素晴らしい写真を拝見して、ぼんやりとした憧れがあった。それに最近コンパクトデジカメでの限界を感じることが重なり、一眼レフで写真をやってみようという気持ちが高まってきていた。家電やPC等の購入時、雑誌や使用者の評価を気にする性分である。カメラ雑誌を買い込む。価格.comのクチコミで情報を得る。検索してそれぞれの写真を確かめる。同時にデジタル一眼レフの基礎も本を買って勉強する。徹底的に調べる。だが、調べれば調べるほど機種選択に迷った。実機の感触を確かめようと電気店に何度も足を運んだ。シャッター感覚や音、ホールド感ではニコンのD80に魅力を感じた。ペンタックスのK10Dはシャッターの半拍遅れ感に味がある。コンパクトなD40やペンタックスK100D、オリンパスの新機種にも心が動く。キャノンは速いし、性能的にはピカ一。それにキャッシュバックキャンペーン中だ。結局、触っても迷う。何度も通うので顔を覚えられたのか、年輩でカメラ好きの店員さんが、「機種選択は実家や親戚で眠っているレンズを調査してからでも遅くはない。」なるほど、昨年亡くなった義父が写真好きだったなと納得。さっそく彼女の実家へ「漁り」に行く。出てくる出てくる「アサヒペンタックスSP」「ペンタックスSF7」「ニコンF50」「ミノルタα7700」残念ながらレンズはズームが殆どだった。その中で、魅力的なものはミノルタの50mmマクロF2.8。状態が良く、聞くと数回の使用らしい。評価の高いマクロレンズなので、ソニーα100も候補に上がる。そんな中、ワイン仲間で昔から一眼レフを駆使し素晴らしい写真を撮っている方から「古酒鳥さん、何を撮るかで機種は決まってくるよ。僕のお薦めは富士フィルムのS5Pro、画像処理が秀逸で階調表現、発色が飛び抜けて素晴らしい。ニコンD200のボディだから信頼性も高く、長く使えるだろう。」確かに画像は素晴らしいが、予算に余裕がない。うーん、どうするか。
2007年06月28日
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「博多ひらまつ」での素敵な時間。もう一度思いだして下さい。色とりどりの野菜 庭園風 ベロータのイベリコハムと小イカオリーヴオイルのエミュルションソースソースが素敵 柔らかい酸が溶け込んだクリーム シャンパーニュのために生まれてきたようだ軽く燻製をかけたサーモンのパヴェヴァンジョーヌのクリームソース燻製を良くご存じだ。あくまでも繊細である。燻製香、その素材だけでも幸せだ軽く燻製をかけた鴨胸肉のローストヴィオレットソース
2007年06月27日
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ゲストをお迎えした。梅雨の晴れ間に突き抜ける「青い空」の中、幸せな時間があっというまに過ぎていった。ブータン・ノワールと子豚のゼリー寄せブータン・ノワールが少し甘い味付けで好評僕の好きなルイーズ98をスタートに。「若くても上品ですね」と美味しさを褒めて頂いた。前菜は4品からのチョイス僕はやはり鴨のテリーヌ酸味の発想がユニーク彼女とゲストの関門蛸のマリネ トマトの透明なジュレクリスタルだが、10年以上前に購入した懐かしの89である。この購入先が話題に上ったのも仕方がない。予想したよりガスも強く、ヒネていなかったのは幸せなこと。鯛の包み焼きゲストからのルフレーヴ・PM・コンベット 1986 マグナム閉じていたが、温度上昇につれエステル香が感じられる。若いのか熟成の方向が歪んでいるのか、時間が答えをだすのだろうか。子羊は最高の料理 この地でこの料理には感謝するしかないだろうドメーヌ・バシュレ シャルム・シャンベルタン 1987黒系の熟成も混在していたが、評判は最高レベル綺麗なデセール
2007年06月19日
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ブルーがグラスに降りてくるマグリットの夕闇季節のお造りは、イサキ、おこぜお椀は、車海老吉野 器も良い。煮物は、イサキと翡翠茄子、蛇の目人参 楓麩迫力ある柳川鍋 泥鰌有明海の口底さっぱりした鰻茶 後半のシャンパーニュ桶が雰囲気時間がつくったシャンパーニュひろがるのか収束するのか何処に行くのだろうこれがまた素敵最後を締めるキュベ・パラディ
2007年06月11日
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柳川まで遠出し、有明海の珍味と鰻、ドジョウを楽しんだ。泡好きの集まり。ピノ用のグラスも用意されていたが、結局すべて泡になった。 鰻づくし白焼きと 少し味噌が入っているか?鰻バター冷たくてとろける。シャンパーニュにバッチリ。鰻生ハム風鰻はあっさりとしていて柔らかい。出汁で煮ているのか、ジワッと旨味が広がる。季節の美味しい食べ方。ミドリシャミセンガイのゼリー寄せ地元では「メカジャ」と呼ばれている。貝ではなく触手動物腕足類の仲間だそうだ。「世界最古の生きた化石」 わぉ...かなり原始的な生物。手を合わせ、感謝の気持ちを込めて食べる。長く延びた触手の部分、中は柔らかくゼリー寄せに使われていた。外側の硬いパイプの部分は、コリコリして面白い食感。イソギンチャクの天麩羅地元では「わけのしんのす」と呼ばれている。天麩羅にすると旨味や苦味が強調され、個人的にはかなり好きな味わい。写真左方は少し唐辛子でピリッとさせている。癖がなくなり食感を楽しめる。こちらは煮込み。身がコリコリしておいしい。この形から「わけのしんのす」と呼ばれるのも納得か。前半のシャンパーニュRobert Moncuit Blanc de Blancs Extra BrutRobert Moncuit Blanc de Blancs Brutピエールモンキュイの兄弟のようだ。Extra Brut ミネラル感が素晴らしい。酸も上質でこの季節の贈り物だろう。Brutの甘さも上品でいやらしくない。 ルイーズ89、崖っぷちの熟成。もう少しで転げ落ちるところだったが、踏み止まった。やはりルイーズは好きだなぁ。
2007年06月10日
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ワインのサービスは友人に任せて、初めて全品の写真を撮ることができました。素晴らしい時間に感謝致します。露地きゅうりの生姜ソース和え杭州風 佐賀牛と卵白入りの上湯スープ活け水イカとインゲンの自家製豆瓣?炒め岩手産干し鮑と魚の乾燥浮き袋の煮込み糸島産グリーンアスパラの鮑汁かけ朝引き丸鶏の香港式揚げ物蒸しとうもろこしと海老の あんかけ炒飯皮剥き緑豆とクワイ入りのお汁粉
2007年06月09日
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ソーリューのベルナール・ロワゾーのレストラン「ラ・コート・ドール」(La Cote d'Or)に初めて訪れたのは、93年だったと思う。確かトリュフのコースで、壷(つぼ)に入った丸ごとのトリュフが辺り一面に香ったのを鼻腔が鮮明に憶えている。フロマージュは何だったか。はっきり憶えている。たぶん殆ど正解だろう。給仕のとても若い白服のボーイが、我々の「ラングル」という発音に「ラングホゥー」としつこく言い直した。「Langres」の「R」の発音だと認識したのは、かなり経ってからのことだ。それ以来、2人のウォッシュは「ラングホゥー」である。見た目より臭くなく(エポワスやシャンベルタンに比べ)白ワインも似合うと思われる。ラングル京都行の最終日、駅の伊勢丹にて「マリー=アンヌ・カンタン」のフロマージュを買う。クロタン・ド・シャヴィニョル濃厚な山羊のチーズ。真ん中の熟成は極めてミルキーで凝縮している。今日のワイン週末の会食に試し飲み。我が家の保存環境によるのか、僅かだが酸化のニュアンス。しかしながら、中華には合いそうである。
2007年06月01日
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メゾン・ニコラ・ポテルの輸出部長、Marco CASCHERA(マルコ・カスケーラ)氏が福岡に来られるということで「ヴィニュロン」の料理と共にワインを楽しんだ。 無理をいって、モチベーションの低下から昨年の9月以来開催されていないブルゴーニュワイン会の主催ということにして頂いた。そういうわけで挨拶も考えないといけないのだが...ニコラ・ポテル、マルコ・カスケーラ...ははーん、記憶にあるね、ピンと来たもんだ。そういえばbusuka-sanさんがディナーに参加されていたはずと昨年11月の記事にアクセス。情報によると・ マルコさんのご両親はイタリア出身・ ブラインドでポテル・アヴィロンのボージョレが出た。これに5年前にニコラ・ポテルご夫妻が福岡に来られた時のことで挨拶の組み立てと、ついでにオチまで考えていた。だが、今日のワインリストをみるとブラインドはない。計画は儚くも消えてしまったが、未練がましくボジョレを言葉に出す。そのお陰か、最後にムーランナバンも出して頂いたので良しとしよう。マルコ氏は本当に良くしゃべられる。途中、話は土壌の成り立ちからムルソー・ペリエールの畑名の由来に進んでいった。話はここで一旦途切れたのだが、またしても、ピンときたのである。「畑の歴史的な由来」は、Qさんの「ブルゴーニュを飲むことは歴史を味わう事である」で始まる一連の日記が僕の記憶に刻まれている。『このCharmeという畑は現代仏語では魅力(Charm)という意だが、中世ブルゴーニュ方言による「一時耕作されていたが放棄されて雑草が生い茂る平地」が原意とのことである。』「マルコさん、ムルソー・シャルムの由来はいかがでしょう?」期待していた以上の答えが返ってきた。詳細で興味ある話が続く。一つの畑の由来からシャルム・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニィまで、それは広がっていった。ジャンボン・ペルシェシャンパーニュを考えてのことだろう、綺麗な酸味が豚肉をマイルドに仕上げている。さっぱりとした食感が泡と良く合う。アスペルジュ・ソヴァージュとオマール、トリ貝、雲丹のサラダ今日の一皿。おぉ~と声が上がる。美しい上に量もたっぷり。オマールが見えないのは残念だが、ちゃんとピーマンに包まれている。良い素材だし、塩分が良いので素材が生きる。ホロホロ鶏のカダイフ包み パセリとにんにくのソースでナイフを入れて断面を撮るべきだった。ふわっとした食感に鶏の旨さが絡みつく。アナゴとイカのムースのルーロー ソースポルトこれはとても美味しかったので大判で。ムースの甘さととアナゴの優しい味わいにポルトソースがアクセント。その甘さが嫌みにならないは素晴らしい。シャロレー産仔牛ロースのロティ マデラとシャンピニヨンのソース焼き具合はロゼ色で美しい。シャンピニヨンがアクセントになりソースも飽きない。メゾン・ニコラ・ポテルの全体的な印象は「端整な酒質」「鋭敏」。洗練されていてスピード感に溢れるものだった。04ブランヴィンテージのせいか、ミネラル度が高くとても控えめなタイプ。前日に試した他の造り手の05ブランが派手なシャルドネだったので、尚更そのピュアな酒質に好感が持てる。81ムルソーコンディションは抜群。嗅ぐと熟成した香りが飛び込んでくるが、エステル香は僅かで年を重ねた後の個性が面白い。味わいは思ったより大人しく、ニコラさんがお好きなタイプなのだろう。赤ワインは、サボタージュ。Wine ListChampagne・Agrapart et Fils Les 7 CrusVin Blanc・Bourgogne blanc Cuvee Gerard Potel 2004・Meursault-Perrieres 1981 Selection Nicolas PotelVin Rouge・Volnay Vieilles Vignes 2004・Nuits St-Georges 2004・Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots 2004・Bourgogne rouge 1985 Selection Nicolas Potel
2007年05月31日
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京都を歩く-1だろうか、1日戻る。土曜日、ラニオンでのランチをすませた後はホテルのチェックインが普通。しかもアンリ・ビリオが1本入っているし、太陽がやたら照る。それでも2人は北に向かった。下鴨神社、「糺の森」に静寂さと涼しさを求めていたのかもしれない。鴨川縁を歩く。亀の飛び石に親子がよく似合っている。そして、コンパクトデジカメの写真でも植物を撮りたくなった。高野川と賀茂川が合流して三角州に変わる。子供達が遊んでいる。とても楽しそう。有名な出町ふたばの「豆もち」。人が並んでいるのですぐ分かるということだったが、なるほどですね。これは旨い。塩加減が抜群で赤えんどう豆が生きている。 気温が上がってきた。糺の森に1時間ほど遊ばれて、身体に水分が湧き上がってくる。また歩く元気がでてきたようだ。
2007年05月27日
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日曜日 吉田神社から真如堂周辺の散策「京都でのんびり-私の好きな散歩みち-」小林由枝著に出てくるお勧めのコース。前日の相国寺で人混みにはウンザリしているので、観光スポットとしてはマイナーなエリアを選択した。この天気だから、せいぜい午前中しか歩けないだろうと思っていたが、まったくもってその通りで昼からは気温がぐんぐんと上昇。「5月の爽やかさ」という表現からは程遠い一日だった。というわけで日曜日の朝、早起きして京大正門前までバスで向かった。京大正門時計台を左に、吉田神社の表参道を見上げる。真っ直ぐに伸びた杉が朝日に眩しい。姫だるまのおみくじが可愛い 竹中稲荷社宗忠神社 狛犬は備前焼で逆立ちしている。でも午前中は、木々が日差しを遮り、爽やかさがいっぱい。紅葉や桜で有名な真如堂に向かった。訪れる人も少なく静寂に包まれる。真如堂の山門三重の塔滴る緑枯山水の庭
2007年05月27日
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土曜の夜は、祇園の「千ひろ」に伺った。10日前の予約だったが、遅い時間ならと無理矢理入れて頂いた。今回の料理は、¥12,000のコース。他に\15,000 \18,000。イチゴと貝柱(中に3~4切れ)空豆も見える。驚きのカクテル。稚鮎、ほんのりと温かい。ホタルイカを叩いたもの。臭みがなく、食感が素晴らしい。グリーンアスパラの黄身酢も上品で美味しい。造りも写真以上の一品。皮めもかりっとしている。お椀が素晴らしい。繊細な出汁だ。青豆のしんじょう、餅麩とヨモギ麩でお腹がおきる。太刀魚の焼き物。これには驚いた。身の柔らかさが堪らない。湯葉の冷たいスープ。湯葉や出汁の旨味、冷たさの中にある塩分が全体をリードしている。春の山野草と小エビのかき揚げ。焼き茄子も箸休めとしての役割か。酢の物も繊細。食事の前に口中をリフレッシュ。 桜エビのごはん。 定番のミックスジュース、りんご...
2007年05月27日
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「若冲展」釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会相国寺の承天閣美術館で開催中である。残念ながら6月3日(日)までだ。昨年末の京都小旅行時に今回の情報を得ていた。しかし、3月初旬に仕事上の負荷が圧し掛かり、5月の計画までには至らなかった。もう少し早く余裕を持ちたかったと悔やまれる。調べてみると、「若冲展」広報事務局では、インターネットで情報発信を行う先行プレビューを企画していた。これに参加されたブログをリストアップする。 ・ブログ1 ・ブログ2「若冲展」の公式サイトは、こちら ・パノラマプレビューで雰囲気を味わえる。 ・混雑状況では平日も人出が多そうだ。どうしても京都に行きたくなり、10日ほど前に計画を立てた。結局、ふたりの休みがかみ合わず、平日は諦めて土曜日に行くことになった。小倉発6時39分発の「のぞみ」。相国寺に9時20分過ぎに着く。予想を上回る人出にたじろいだが、午前中の涼しさと動植綵絵への熱い想いが行列に並ぶ時間を忘れさせた。33幅の作品からは、抜群の保存状態を感じた。色彩と画面の状態は完璧で一年前に描いたものと言われても納得するだろう。そして細部の描写と大きい構図、本当に素晴らしい。行って良かった。入場制限はしているのだが、人が多すぎてゆっくり鑑賞するのは無理である。水彩画が中心の第一展示室は、スピードを上げてサラッと流し、メインの第二展示室に急いだ方が賢明だ。最適の鑑賞法は、正面の釈迦三尊像から少し離れて立ち、見わたす。そして人が少なくなった動植綵絵のもとへ鳥のように降り立ち、間近で鑑賞する。それを繰り返すのだ。9時20分過ぎ、もう既に並んでいる。チケット売り場までの遠いこと。チケットを手に入れた後も会場までは「くねくね」。入り口でチケットを切った後は、屋根付き。ふぅー助かった。我々が見終わった後は、この通り。ランチは、丸太町のラニオン。さあ歩こう。日差しが強い。御所の母と子の森、東道は涼しい森。梨木神社、染井の井戸。京都三名水のひとつ。冷たくてまろやかな味。今日のオアシス。ランチは、ラニオン。可愛い感じの店内。おじさん、おばさんは場違いでしょうね。 歩いた後の汗。アンリ・ビリオ(フルボトル:\7,000)が身体中に染み込んでいく。富山の白海老、おいしい。田舎風のパテ、優しい味付け。ボリュームもちょうど良い。帆立のムースにズワイガニ。ズワイガニが塩になり、写真よりずっと美味。メインは、ソイ@北海道。ソティのにくい火通し。本日のスペシャリテ。丹波産の鶏、ジャガイモのソティが隠れている。
2007年05月26日
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2007年05月24日
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いつもの友人たちと「博多い津み」で5月の夏ふくコースに舌鼓を打つ。RMの古酒シャンパーニュが9種類揃ったのだが、すべては博多の素敵なごりょんさんからの差し入れ。感謝の気持ちは様々、画像に残すことで表そうと思ったのだが。「綺麗に写真を撮ってね」とリクエストを頂くが、メモリーからPCに転送した画像には、ぶれたラベルが大半。「早撮りの古酒鳥」の異名は何処へ行ったのか。どの古酒シャンパーニュもコンディションに不安を感じない。ヴィンテージの差よりも造り手の個性に引かれた。シャンパーニュたちを検索すると、もう殆ど残っていない。もう少し早く試せば良かったか。・Jean-Paul Deville Brut 1989 ジャン・ポール・ドゥヴィル 素敵な熟成、安いですね。・d’Ambroise (Bonnet-Gilmert) Grande Reserve Blanc de Blancs 1986・1982・1983 ダンブロワーズ(ボネ・ジルメール) 83のみ異端児、過熟成のニュアンス、ガスも弱い。 86や82は若さに溢れている。・Roger Adnot Brut Selection Blanc de Blancs 1973 1970 ロジェ・アドノ 優等生、合成コルクだったが、安定感は一番。・Bernard Tornay Carte d’Or 1973 ・1970・1969 ベルナール・トルネー 澱が凄い。これほどの澱は初めての経験だが、味わいは素晴らしい。 BAR10さんのバースデーVT1975も期待できるだろう。
2007年05月21日
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hirozeauxさんと我々の素敵な時間に感謝して、何とかうまく料理の写真を撮れたらと思っていた。シェフの魅力溢れるセンスを感じて頂けるだろうか。決して重くない素朴で繊細な料理。「花ズッキーニの一皿は、この写真では美味しさの60パーセントも表していないだろう。ナイフを入れた断面とズッキーニ身側からのアングルが無いのが悔やまれる。」ワインの画は撮り忘れたが、グラーヴ・ブランの行方に期待したい。・ ベデルのシャンパーニュ・ 1994 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ ブラン・ 1980 ラヴィル・オー・ブリオン・ 1987 レオヴィル・ラス・カーズ子豚の頭のパテとアスパラソバージュパルミジャーノを塩分にして、透明なソースは葡萄のエキス? パテの動物臭が臭い、それでいて爽やかさを失っていない。押し付けがましい優しさとは対極にある繊細なベデルさんと共に。糸島の持田農園のトマト、蛸に透明なトマトのジュレ蛸がうまい、というよりも食感が気持ちいいと言うべきだろう。それぞれを抑え気味だからこそのハーモニー。鮑と雲丹、赤ピーマンとポロネギのソースとキャビアキャビアの塩分が全体をチューニングする。各食材はフワッとしているのに全体は締まっている。釣り合いの妙。花ズッキーニのリコッタチーズ詰め、ズッキーニのピューレに生ハム最も好きな一皿。身のしゃきっとした口当たりとピューレを口に入れた時の戻り味、これには参りました。甘鯛とホワイトアスパラ、魚介のスープを煮詰めてホワイトアスパラを縦に配置するのは、流行なのだろうか。ソースが料理を導いている。乳飲みの子羊とアンティチョーク僕の皿は、Tボーンと腿肉。品のある肉、大人しいが旨味がほとばしる。アスパラソバージュと小さい空豆のスパゲッティーニ
2007年05月20日
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何時だったか、林艮さんの日記にコメントを差し上げたのがきっかけで食べ始めたと思われる。ブイヤベースの材料としては定番らしいが、それまで刺身の経験はなかった。しかし、これが何とも旨いのだ。ほのかな甘みとコク、品のある旨味、絶品である。旬は冬らしいが、春の刺身の方が好み。といっても経験が少なすぎて参考にはならないだろう。昨年末は熊本産が多かったが、春に長崎産が出回り、今回のは山口の獲物だ。30cm越級の大物で、締まった身に脂がのっている。アラはアクアパッツァにして楽しむ。そして白ワイン...これがまた一騒動。つづく...
2007年05月18日
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Angelus 1992 St-Emilionサンテミリオンの格付けにおいて1996年に格上げされたためか、パーカーが高得点を連発したせいかは分からないが、随分と高くなったワインだ。この92年は確か2千円台で買ったはず。濃厚ながら若い内から楽しるタイプのワインなので、結構な数を飲んだだろう。先日のセラー整理から、ついボルドーに手が出る。あのワインはどんな熟成を遂げたのかが気になって仕方ないのである。相変わらず濃厚で色からは熟成がみえない。飲み口は柔らかいし、タンニンも落ち着いて十分な飲み頃と思うが、複雑性に物足りなさを感じるのはヴィンテージの限界だろうか。翌朝、ボトルを片づけようとした彼女は「あら..昨日のワイン、アンジェリュスだったの。それで濃くて美味しかったのね。以前はデイリーだったのにね。」「...」今日のチーズ「Chevrotin」シュブロタンフランス、サヴォワ地方のこれでもシェーブル。外皮は軽くウオッシュしているようだ。穏やかなミルクの甘みや旨味が感じられるが、もう少し熟成した方が好み。
2007年05月11日
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14階のプライベートダイニングルームは、シャンパーニュの甘い香り中、いつものように賑やかだった。少し遅れたから、といってもスタートの10分前なのだが、真ん中の二席と端の席しか空いていない。普段だと遠慮なくメイン席に着くのだが、見渡すとマダム2人がまだみえていない。さすがに真ん中には座れない。でも心置きなく料理の写真が撮れるというものだ。飲むまでは、「まだまだ若く濃厚でタンニンも荒く、疲れそう」と思っていたが、予想は良い方に外れた。程々にこなれてきており、タンニンは柔らかく、飲み頃に入っている。ムートンは驚くほど熟成が進んでいた。もちろん美味しいのだが、艶や品位にやや欠けている。熟成の進みから次に来るのはオーブリオンだが、一クラス上の気品を感じる。だからオーブリオンが好きなんだ。ラトゥールはやや閉じ気味だが、良い感じで年を重ねている。味わいは幾層にも重なって複雑である。そして優雅なマルゴー、何処までもエレガント。温かみのあるマルゴー、舌触り、味わい、何もかも丸い。ラフィットは別格。複雑なブーケ、奥深い味わい。ここまで飲んでくると、普通はかなり酔うものだが、今夜はこのラフィットで覚醒した。それほどまでに素晴らしいラフィットである。 アミューズは、フォアグラのフラン。フランボアーズソースが濃厚でいながら酸がピシッとしており、シャンパーニュと相性が良い。もう一回り大きい器をリクエストしたいほど。「キスの炙り焼きと蛍烏賊のサラダ仕立て」この料理、僕だったら蛍烏賊はやめて「キス三種、刺身・炙り焼き・フランを温野菜とともに」如何でしょうか。「オマール海老のナージュ ハーブ風味」 ナージュという如くソースよりスープの様。爽やかで軽いのだけれど旨味がたっぷりでハーブがアクセントになり、美味しい。「セルクルに詰めたラタトゥイユと仔羊のフィレ肉 プロバンス風」ラタトゥイユのトマト味が程良く、羊肉やソースとのバランスが見事。
2007年05月10日
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Meursault Charmes 2001 Yves BOYER-MARTENOTムルソー・シャルム 2001 イヴ ボワイエ=マルトノ評価の確立された造り手なのだろう。「ドメーヌはイヴ ボワイエ=マルトノ、ムルソーの3大プルミエ・クリュを所有し...」 こんな感じにスラスラと言うことが出来る。これではウンチク屋さんとかオタクとか言われそうだが、如何せん飲んだ経験がないのである。それに2004年を扱っているショップも随分と褒めている。購入候補に入れるべきだろうか。というわけで、シャルム2001年を開けてみた。林艮さん風に香り良し酸化傾向なし第一印象は甘さだが...まぁ良し酸、ミネラル感...まぁ良し...まぁ良しでも、好みから僅かに外れるムルソーかな合わせた料理が悪かったのかゴールデンウィーク中の魚渇望が満たされるだろうか。穴子が美味しそうだったのでと、今夜は天ぷら。グリーンアスパラ、新タマネギ、穴子そして、空豆と海老のかき揚げ。我が家でも初めてだろう。空豆の火の通しが素晴らしい。これからは、彼女を「みかわやおみき」と呼ぼうか。
2007年05月07日
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懐かしいマンズカベルネ75、CSの熟成を期待して。そして、93のグラン・ピュイ・ラコステ...
2007年05月06日
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自宅のベランダでは、数鉢のアイビーやギボウシ、山野草を育てている。だが、なかなか思うようには育たない。特に、斑入りのアイビーは先祖帰り(元の色調に戻る)が激しく、綺麗な斑を持続するのが難しい。以下の写真は、GWにグリーンパークで撮影した名人の方々の作品。美しい斑入りが見事で思わずシャッターを切った。「混沌」「コンフュージョン」はワインブログに相応しい?
2007年05月05日
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遠くからゲストをお迎えして、素敵なワインと料理に囲まれた...さて、グラスのワインは? モンジャール・ミュヌレ 85の普通のエシェゾー驚愕のワインといっても過言ではないだろう。何度も裏切られたが...覆された記憶プロセス人に喋りたくなる歓び
2007年05月04日
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30世紀に残すべき森、山田緑地。かけがえのない自然に包まれている幸せ。近くに住んでいながら初めて訪れた。弁当の後は、ボランティアの方達、数組のファミリーと一緒に自然観察のハイキング。13日には早朝バードウォッチングがあるようだし、自然観察の3時間コースも楽しそう。中央にあるログハウスは、五角形のペンタゴン。複雑なログ構造が見事。今日の弁当はサンドイッチのようで楽しみ。「えー、トマトがないぃー。トマトの赤がないと美味しそうに写らないよ。」「トマトは水が出るから、やなの。」「チーズの黄色は?」「買ってたけど、ただ入れ忘れただけ。」大判で載せようと思っていたのに。がっくし。コンパクトデジカメの写真ですから花びらの表面が光っている。集光構造..賢い!ノアザミ。蕾と花と。もみじの種。竹とんぼのように飛んでゆく。自生のエビネ。5日は、こどもの日。菖蒲のお風呂が楽しい。でも、これが本当の菖蒲の花。花菖蒲はきれいだが。以下は、立ち入り禁止!!
2007年05月03日
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Ch.Vieux Fortin 1996 St-Emilionワインを開けた時、普通はコルクのワイン側の香りを嗅ぐのだろうが、僕はボトルの口に鼻をもっていき、ワインの状態を確かめる。コルクを嗅ぐ仕草はスマートだが、何か情報が得られるのだろうかといつも思っている。確かにボトル口を嗅ぐのは格好は悪いのだが。コルクの状態は良く、いつものようにボトルに鼻を近づけると好みのボルドー臭がする。若い時は瑞々しく、熟成後の今はより柔らかくふくよかになっている。カベルネ・フランの割合が高いので、その熟成の特長が強く現れていると感じた。写真の様に透明感は程々。透き通るというよりも僅かにみえる曇りは甘さや旨味が溶けたというべきか、何とも魅力的な色だ。今夜は、おいしいサンテミリオンでお祭り騒ぎ、明日は博多どんたくでお祭りワイン最近のヴィンテージは見かけない。残りはゆっくりと楽しもう。
2007年05月02日
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御祝いの席で開けるワインほど美味しいものはない。先輩方の還暦や友人、知人の銀婚式、何にしてもお祝いは幸せになる。そして持ち寄るワインを予め買っておいて、その日を待つ。そのワインが参加者に好評だと、なおさら幸福度が増すというものだ。ワイン仲間の間では、「何かお祝いはない?」が合い言葉になっている4月12日に行われた先輩の古稀を祝う会も素晴らしいワインが揃った。メインのワイン、10年前の還暦の時は素晴らしいイケム37だったが、今回はブルゴーニュワイン。いやが上にも期待が高まるのだった。 「37年は手に入らなかったので73を」と御本人。ゴッセからのまさしく蔵出しマグナム。状態はパーフェクト。泡はいまだ元気でシェリー度は15%ほど、僕好みの熟成感に思わずシャッターをきる。Gevey Chambertin 1937 General Reboursau1本目の御本人のテイスティング。痛いほど分かるドキドキ感。「う~ん、ダメか。醤油だな」僕は内心「過小評価」だろうと思ったがその通り、醤油度は許容範囲。甘い液体は古酒の貫禄十分だった。そして、2本目。言葉には出さないが、「これはピノだ。ピノの古酒だ。」僕のグラスはボトルの下部で透明感にかけるが、ローヌ入りではないだろう。素晴らしいヴィンテージに
2007年05月02日
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4月の持ち寄り会桜を楽しんだ後は爽やかな新緑を楽しむ。テーマが抽象的になるのも、この時期ならではのこと。今回は少し遠出をしてシェフの魅力溢れる料理を味わった。あらためて眺めると家庭的な料理ばかりだなぁと感じる。この他にホワイトアスパラ、グリーンピースのスープ、子牛肉、赤ワイン、サボタージュ...?カワハギの身は炙ってあり、中はレア。肝をまぶしたソース、葱が良いアクセントというより葱だらけ!上品な味の身と肝の濃さ。Jacques Selosse Blanc de Blancs Brut購入価は6千円くらいだそうだ。それで購入時期が分かるのも、このシャンパーニュならでは。適度な熟成感で2杯は飲みたいと思わせる。この購入価!なら価格相応だと思う。フォワグラとトリュフのムース。旬のトリュフをオイル漬けにして保存。爆発する香りとはいかないが、フォアグラの脂肪とトリュフ香のバランスが良く、イメージよりもシンプルで軽やかな料理。評判良し。Meursault Les Perrieres 1999 Jacques Prieur若い時期の樽要素が低下して随分と良くなっている。ピュリニーを強く感じた。熟成力もありそう。アーティチョーク、アボカド、海老。舌触りに変化があって楽しめる。ふきのとうと空豆のフリッター、チーズ二種が層になる。ソースは甘酸っぱく何ともユニークな組み合わせ。Puligny-Montrachet 1er Cru 1992 Leroy色はやや濃いが、酸化のニュアンスはない。香りも味わいも華やかでお洒落なんだけれども何処か芯が強い。キャベツの甘さとフュメ・ド・ポアソン、限界まで振った塩が白身魚の旨味を引き出している。
2007年05月01日
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早起きの彼女が「グリーンパークに行こうおぉ~。お弁当を作るからぁね。」もう少し寝かせてくれよと思ったが、この連休が連続の休みでない事の罪滅ぼしになるかと、エイやっと起きあがった。なるほど、今日は薄曇りでピクニックには、うってつけの天気。「何処ででも弁当が広げられるのよ。」どうもサラマンカさんの日記を読んでのことらしい。チューリップは時期が過ぎているようだが、花がいっぱいだろうし、山野草の展示にも心が動く。ということで、弁当を食べに出かけた。・大芝生広場は4haの広さ、これが葡萄畑だったらなぁ・彼女の卵焼きとおにぎりがあればね ・ちょっと自慢「ミッシェル・ブラのランチバッグ」と可愛いリュック ・ビールがあるのなら、今度はバスで!
2007年04月30日
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1977年のある日、彼女を映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」に誘った。当時、僕は洋楽なら何でも来いの学生だったが、彼女はかなりディープなブリティッシュロックおたく。タイミング良い映画の公開に喜んだものだ。その後、結婚してからは互いの趣味が結合、増殖していった。いつ頃だったかは良く憶えていないが、彼女のLP収集の中にレオン・ラッセルのアルバムがある事に気が付く。「そういえば、NHKのヤングミュージックショーで、レオン・ラッセルとエルトン・ジョンのジョイントコンサートが放送されたよね。」と僕。彼女は「えー、それはないでしょう。考えられない。可能性は限りなくゼロね。」とつれない。「いやー、自信があるね。画面のイメージだって浮かんでいる。」今でこそ、あらゆる映像が簡単にネットで手に入るが、70年代はロックアーティスト達の動画はヤングミュージックショーでしか見る事が出来なかったといっても過言ではない。年に4,5回不定期に放映された貴重な映像を見るために必死になっていた事を思い出す。ジョイントコンサートの件は、その後、何回か話題になり、まったく同じセリフの繰り返しが最近まで続いた。「310Pと320Pを開けてみて。」と彼女は結構分厚い本を差し出した。表紙は -僕らの「ヤング・ミュージック・ショー」-・1973年8月5日放送 #8 レオン・ラッセル&ヒズ・ビューティフル・フレンズ・1973年10月20日放送 #9 エルトン・ジョン ロンドン・フェスティヴァル・ホール公演「ははは。イメージのフュージョンだね。」って、笑ってごまかすしかない。ワイン部屋を整理していると、1本のみのワインが数銘柄みつかった。これもその一つ。92年という事でそこそこの熟成を期待したが、思った以上に若々しい。 いつもはニラとネギだが、今日はホウレン草。
2007年04月24日
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仕事上のスキルアップを目指し、ある資格に挑戦した。1月初旬、例の超低気圧が降りてきていた時である。東京に飛び、講習会と試験を受けてきた。その上、1月末が提出期限のレポートもあり、これが結構曲者だった。悪戦苦闘の末、レポートを提出したのだが、郵送後再チェックするとミスのある事を発見した。う~ん、後の祭り。合格の可能性は40~50%だろうかと、どうしても弱気になる。「合格者の発表は、認定証の郵送をもって代える」とある。何時まで経っても郵便受けには、それらしいものは入らず、半ば諦めかけていた。ところが、今頃になってようやく待望の郵便物が...4月には、もう一つ嬉しい事があった。という訳で、その関係のシャトーパルメ84を開けた。84の中では最も成功したシャトーということで、今までも随分と美味しい思いをしたが、このボトルも枯れはじめの感じが素敵である。当然ながら、この2つの出来事には義務も伴う。今年と来年、よりいっそう忙しくなりそうだ。
2007年04月23日
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昼は讃岐うどん、夜は豆ご飯。僕の好物なので、この時期良く食卓に上る。熟成?が進み、少し黄色くなっているのもみえる。絶妙の塩分、少し硬めのごはん。ワインは、ルイ・レミーのモレサンドニ・1er 19801年以上前に飲んだ最初の1本は、水のような深みのないピノだったが、このボトルは素晴らしい。酸に支えられた上品な甘味がおいしい。
2007年04月22日
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「きのうは飲み過ぎた~。えらいな今日は。ものすごえらいわ。」「お昼はうどんを食べにいかん?」という訳で、日曜日の昼は讃岐うどん。こだわりうどん一道北九州市小倉南区津田南町1-38 11:00~14:30(売切次第閉店) 水曜定休「うどんがうまいゆうて聞いたけん来たんやけど、さすがに人が多いね。」「ほんまに。」「いにしなに、看板を撮ろうね。」讃岐風の準セルフサービス。うどんのレベルは、ここに聞いてくれ。気に入った。俺コレ! ~俺を信じてコレを喰え~惜しむらくは、「天ぷらはあんまり良い出来や無いな。相当むつごいで。」かけうどんの「ひやひや」、いりこの出汁がうまい。ぶっかけの「あつあつ」、表面の粘度とつるつる加減が一流の讃岐。讃岐の方言 1.えらい :疲れた、苦しい つまり、ちょっと疲れたときは「しんどい」 めちゃ疲れたときは「えらい」と言った感じ。 2.いにしな(帰りしな):帰る途中、帰りがけ 3.むつごい :しつこい、あっさりしていない、味が濃い、油っこい。
2007年04月22日
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築23年のマンションでのワインの保存、理想の品質管理とはほど遠いが、何とかやってきた。北側の6畳間をワインストック専用にして、壁には断熱材を埋め込み、窓も断熱材で塞いでいる。この地方では3月から10月まで、つまり1年の2/3は空調の助けが必要だ。この断熱材のお陰で冬場は12~13°、空調の時期は16~17°に保たれてきた。その部屋には89年に購入したスイス製のロングフレッシュ120本用(コンプレッサー式で12°あたりの設定)を設置している。反対側はスチール棚を置き、一本ずつ取りだし可能にしている。中央部は箱の積み重ねだ。この状況の中、以下の理由でワイン部屋の再構築を考えた。1.ストックスペースの限界ワイン会や持ち寄り会、友人達との会食、もちろん日常の食卓等、相当数を消費しているが、保有ワインは増えるばかりである。2.白ワインにとっての保存温度厳密にいえば赤ワインにも高いのだろうが、白ワインの熟成がやや早い。保存環境にも負けない強靱なワインもあるし、熟成の進みがかえって美味しさにつながったワインもあるが、やや酸化気味で「この『やや』が無かったら」と思う事も多い。全体的に輪郭がボケ気味なのだ。検討の結果、防音室のように現在のワイン部屋の中に冷凍機を使用したストックスペースを作るのが最善の策だろうとなった。部屋を13°まで下げると自分の部屋は良いが、階上と階下への結露が懸念されるからだ。冷凍機の熱は、現在のエアコンで逃がす。スペースは狭くなり保存可能な本数は減少するが、「自らの分をわきまえ足るを知る」ことが最も重要である。設置するとなると来冬だが、冷凍機の騒音や振動、部屋の耐荷重等を冷静に検討しなければならない。というわけで、当面の重要白ワイン保存用にサイレント・カーブのCS200を購入することになった。【サイレント・カーブCS200の使用経験】・ 収納本数 ブルゴーニュボトルで120本が限度?(標準の棚3枚、スライド天板1枚にて)、ワインを積み上げるので、その間の緩衝材が必要だろう。一時的にワイン箱のクッション紙を使用しているが、工夫の余地あり。下段以外は奥行きにワイン1本分の余裕あり、工夫すれば本数も増やせるか?・ 室温16°~17°、電源投入から設定温度12°になるまでの時間は約1時間半。その間、背面の保護板からかなりの熱が上部から放出されていた。設定温度に落ち着いてからは、熱放出は気にならなくなった。・ ドアを開けないと温度の確認が出来ない。busuka-sanさんお勧めの庫内温度と室内の温度を管理できる温度計を購入しよう。これまで数回ドアを開け確認すると12°か13°を表示していた。ドアを開けなければ、最高温度と最低温度の差は1度程度か。・ 設定温度12°にて数回のドア開け閉めで温度上昇が顕著である。計画的な収納が必要だろう。棚板の追加は、本数の減少との兼ね合いで迷うところだ。・ 下部と上部では温度差がありそう。下段の底から30cmのところに冷気の噴出し口あり、下部は低温だが、この冷気の影響が未知数なので、重要ワインは中段が良いかも。・ たぶん振動はない。音も全く感じない。
2007年04月15日
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