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最近読んだ本に、藤原正彦先生の国家の品格(新潮社)があります。藤原先生の書かれたものには以前から、触発されたり意を強くするところがあったので、さっそく買って読みました。いくつも大切だと思うことが出てきました。 そのひとつは、「最も重要なことは論理で説明できない。」ということです。子供に対しても、「いけないことはいけない」といえば済み、いちいち論理的な説明までしなくてもいいのです。子供が理由は考えるでしょう。箸の上げ下ろしから人付き合いかたまで、子供にさせるべき、あるいはやめさせるべきことは押し付けてもいいのです。 夜出歩くとか友達のところに外泊するなど、高校生くらいになると、生活が乱れる兆候として出てくる現象があります。そんなことも、小さいころから「だめなものはだめだ」と教えておくことです。子供は、なぜ、どうしてとたずねるでしょうが、理屈で説明して納得させられる問題ではないと思います。親が子供に愛情を持っている限り、理屈でなくその気持ちは伝わるでしょうし、論理でなく気持ちを伝えることこそ大切だと思います。 もうひとつ印象に残った卑怯を憎むについては明日にでも。
2006年01月30日
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今、皇室典範の改正をめぐる議論がいろいろなされています。女性が天皇になることについては、反対は少ないようです。問題は、女系の天皇を認めるか否かで、もし将来愛子内親王が天皇の血統を受け継がない男性と結婚して皇子を産んだとしてもその皇子には歴代天皇の父系の血統は受け継がれていないということです。私も女性天皇は認めるべきだと思います。しかし、日本史上連綿と続いた父系の血統を、みすみす終えてしまうのは惜しい気がします。歴史上女系の天皇が存在したことがあればともかく、そのような例は一度もなくずっと男系です。この伝統を安易に変更することは天皇という社会的存在の根幹にかかわることだといえます。決して大げさではなく、日本史における天皇の存在は社会の安定装置としての役割を担ってきました。その根源となるものは神道の宗家とも言うべき血統なのであってしかもこで言う血統とは父系であるということです。繰り返しますが、私は女系が[女」だからいけないというのではありません。仮に、歴代天皇がずっと女系ならば女系を続ければいいのであって、ここまで続いた男系も「男」だからではなく、その一貫した継続のありようが貴重だといっているわけです。生物学的には男性のY染色体が、王室としては世界史上最長の例として受け継がれているということになります。天皇の権威は血統に依存します。人格など敬愛の対象となるかは血統に次ぐ問題にならざるを得ないのです。愛子内親王をはじめ、今上陛下には3人の内親王がいらっしゃいますから当面女性天皇を認めるだけで、女系採用の適否は結論を急ぐことなくオープンで広範な議論をすべきです。旧皇族の男性から愛子内親王のお婿さんを選んでもいいでしょうし、その旧皇族に皇室に復帰してもらってもよいと思います。旧竹田宮家の方は明治天皇の孫やひ孫ですから、そんなに違和感はないのでは。 とにかく、「せいては事をし損じる」ので、無形の歴史的遺産とも言うべき天皇家の将来について国民的議論が起こることを望みます。
2006年01月29日
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いわゆる一流といわれる進学校の生徒は理系志向が強く、とりわけ医学部医学科志望者が多いようです。たとえば灘高校は215名の卒業生中、東大医学部進学コース21名、京大医学部医学科22名、阪大医学部医学科14名など、およそ半数が医学部進学です。成績優秀者の中で医学部進学者の割合はより高くなる傾向にあります。 医者は日本では社会的地位も高く、人の役に立ち尊敬もされる職業です。そして、収入もそれなりに多く、独立性も高いといえるでしょう。 しかし、優秀な若者が、かくも多く医学部を目指すのは、やはり異常なことだといわざるを得ません。医者がだめだというのではありません。医学以外にも学問芸術で高い知性が要求され、しかも魅力ある仕事は多くあるはずで、そうした職業を高校生に認識してもらう機会を増やすべきなのです。優秀な学者や研究者の仕事が、医者何千人にも匹敵する恩恵を人々にもたらすかもしれないのです。 宮脇昭という先生がいます。横浜国立大学の名誉教授です。鎮守の森と日本全国の現場から得たデータを元に、日本全土の植生を調べあげた人です。 ドイツで潜在自然植生理論を学び、日本の本当の森の復活はもちろんのこと、破壊された東南アジアの熱帯雨林の再生にも努力を続けておられます。潜在自然植生理論というのはその土地土地の気候風土に合った植生を研究し、それらを体系化したものです。潜在自然植生にかなった植物は、成長も早く病害虫にも強く、人手をあまり必要としません。 「ホンモノの森は、火事にも地震にも強い」という先生の持論は阪神大震災でも実証されました。宮脇先生の理論に添った山林の再生が全国的になされれば、杉林も激減し花粉症もずいぶん減るのではないでしょうか。宮脇先生は、70代後半のご高齢ですが、現役でさまざまな活動をされているようです。 生物学、化学などさまざまな分野に能力ある人が必要なはず。政府も、全人類の生命や環境にかかわる研究などには大いに予算を弾んでもらいたい。そして、多くの優秀な若者がさまざまな分野の研究者となり、その志を実現するようになれば、日本にとっても世界にとってもすばらしい成果が生まれてくると思います。宮脇先生のような人が何百人,何千人と出てきてほしいものです。
2006年01月28日
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この春、東京の大学に進学予定の方はいませんか。私が若いころお世話になったのがこの和敬塾です。男子学生のための寮のようなものですが、単なる寮とは違います。かの村上春樹氏も一時期在籍していました。和敬塾本館はもと細川侯爵家の建物です。早稲田大学、学習院大学は徒歩圏。元首相田中角栄邸や椿山荘はすぐ近く。テニスコートもありますよ。目白通りに面した正門です。公園と間違える人もいるくらいです。個室で食事つき。財団法人が運営していて良心的な値段ですよ。詳しいことは、直接聞いてみてください。
2006年01月27日
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センター試験の結果を何人かが報告してきました。例年より少しやさしかったようです。わたしのところの生徒そこそこの得点で、志望校を下げずに済みそうです。 ライブドアーの堀江氏の件を見るにつけても、進学就職を経て、どのような人間となることを目指すのか改めて考えさせられています。 私自身、現代の基準で言えば下流社会(年収が年齢×10以下と定義して)の正会員とでもいうところにいますので、所得の多い人はいいなと思います。しかし、問題はその多い所得をどうやって手に入れるかという点です。自分が社会に貢献できなおかつ自分自身も誇りを持てるという、考えれば贅沢な条件を先行させるとなると、なかなか難しいものがあります。 わたしのようなわがままな生き方ではなく、家族のためにきつい仕事にも耐えて働いている皆さんには、それだけでも敬意を表します。家族のために生きることを基本に、さらに社会にも貢献できる人間は「期待される人間像」の典型としてよいと思います。専業主婦も家事や子育てを通して、家族のために、その延長としての社会のために生きていることになると思います。 塾で生徒を教えつつ、これからの理想となる人間像を、生徒とともに考えていきたいと思います。--------------------------------------------------------------------------------コメント(0)
2006年01月26日
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