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ゲームはともかく、歌(声)?が印象的(妙)?です。歌ってエスケープ
2010年09月30日
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地下の通路を歩く。立ち止まって壁を見つめてたら聞かれる。「何を見てるの?」「壁の模様」「どうして見てるの?」「こんなつもりはなかったんだけどな」「どんなつもりだった?」「何も期待してるつもりなんてないけど」「次に何が起こるかわからない、ってのは期待みたいなものじゃないかな?」「だったらこれは期待なのかも」
2010年09月26日
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「何を見てるの?」「何か見えるかと思って」「何か見える?」「航空写真みたい…」地下鉄に乗って、現実の現場に行ってきました。現場に行って写真に撮ったからといって、「現実に行った記憶」はあるけれど、「現実に行った」ことは、すでにない。
2010年09月22日
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久しぶりに電車に乗ったら嫌な感じ。電車なんてうっとうしい。電車に乗ってる人、感じるの、わずらわしい。電車の天井とか人間とか、眺める。生きてたってつまらないな。からっぽの電車ならいいのに。電車を降り、歩いて数分、久しぶりに図書館に入ったらいい感じ。図書館なんて無くてもいいのに。馬鹿みたいに本が並んでて、おもしろい。本なんか無くてもいいのに。図書館を出てラーメンを食べる。おいしい。ちがうんだけどな、と振り返る。
2010年09月20日
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ほぼ平らな通路を歩く。壁に鏡があったが見ない。もしくは見えない。鏡ではない。鏡の枠だけあった。枠の中を覗く。鏡ではないと思っていたが、うっすら透けて見えてくる。「何を見てるの?」「何が見えるかと思って」「見たいの?」「どうしたらいい?」「見たらさみしくなくなるの?」「わからないよ」「何か見えた?」「航空写真みたい…」
2010年09月19日
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さみしいのはしんとしたせいではなく糖分が足りないのだろう、バナナを食べた。1本食べたけど落ち着かないのは糖分の問題ではなかったのかもしれないと疑ったが、3本食べたらホッとした。食べると口の動く音が、口から耳は近いせいか、騒がしいくらいである。寝て食べたら、散歩である。かといって地上に出るのはまだ危険な気がして、さらに階段を下りる。階段は苦手である。踏み外しを気にして散歩気分になれやしない。平面でないと散歩の気がしない。そもそも空が見えないと散歩じゃない。雨空でもかまわない。階段が終わると空はないもののほぼ平らになった。
2010年09月15日
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iTunes Storeで『ガラスの靴』を検索すると、「オーディオブック 安岡章太郎 ガラスの靴」が見つかります。いまのところ(2010年9月13日)、300円で購入できます。ぼくは寝転ぶ。iPodで『ガラスの靴』を聞きながら寝転んでいる…いつのまにやら眠ってしまったのだろう…なんだか暑苦しくて夢から覚めたのだけれど、いま聞いたような気のする話はほんとうにiPodの朗読だったのだろうか、それともどこかに夢が混じっているのかどうか、見当がつかない…つながりのわからない話がいまも耳元で語られている…だめだな…はじめから聞き直さないと…ぼくはiPodを停め、しんとしている…さみしくなる。
2010年09月13日
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シャワーから出て、パンを食べながらいったい何をしてるのだろう?シャワーから出て、パンを食べ、地上へ出ようとしているのだったか、それとも…まあ、急ぐことはない。どうせ地上はゴミ捨て場…それとも焼け野原。移動する代わりに寝転ぶ。寝転んでiPodでオーディオブックで『ガラスの靴』を聞く。
2010年09月12日
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伝道師はゴミの山に隠された、地下へのはしごを示してくれる。「地下にはシャワー室がある。まあ、のんびり湯でも浴びながら今後のことを考えてみたらよかろう」「そんなところかもしれませんね」 私ははしごを降り、伝道師は見えなくなる。 こんなところでまたシャワーを浴びているというのは予想とはちがうのだが、かといってしっかりした予想があったわけではない。
2010年09月09日
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2010年09月08日
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遠山記念館から運び出された展示箱はトラックの荷台に積まれ、粗大ゴミ捨て場に向かう。「ひょっとして、遠山先生はお亡くなりになったのかな」「私たちのおしゃべりもそろそろ終わりですかね」 ゴミ捨て場に落とされ展示箱から飛び出した二人の体は、元の大きさに戻っている。『天地がひっくり返りそうです!』と僕。 天地がひっくり返り、気を失い、気づいたら月夜だった。「どうやら抜け出たらしい」「空に抜け道があったとは」「え? そうなの?」「あ、たいへんです。ひっくり返って頭を打ったせいか、目的を忘れてしまいました」「塔に行くのが目的じゃなかったのかね?」「そんな話、しましたっけ? そうなんです、だけど何のために塔に行くのか、すっかり忘れてしまったのです」
2010年09月07日
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「たいへんなことになりました。遠山先生が展示箱でのお遊びをおやめになるそうです」「何だって? わしらはいったいどうなるんだ?」「遠山先生の次のご趣味のいかんによりますね」「何ということだ、せっかくここまでがんばってきたというのに」「しょうがないです」「それで、展示箱はどうなる?」「粗大ゴミです」 世界が揺れる。僕と伝道師は地面にへばりつく。『祈りが通じて地震が起きて、地面か水面が裂けて抜け穴が現れるのでしょうか?』『さあな。祈りによって何が起こるのか、我々にはわからない。我々にできることはただ祈るだけ』『これからどうなるのでしょう?』『あれこれ考えず、さらにいっそう祈る』
2010年09月05日
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2010年09月02日
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「彼らの運命は我々の手の中にあります」 抜け道などないのかもしれない。たんに閉じこめられただけかもしれない。『抜け道なんてあるのでしょうか?』『あきらめることはない』『じゃあ、どうするんです?』『祈るんだよ』『祈るだけなら簡単ですね。僕もやってみます。 えっと、おねがいします、どうか抜け道を示してください』『そんな短絡的じゃない』『では、どんな祈りなんです?』『あなたのしたいようにしてください、って祈るんだ』『あなたですって?』『べつにあなたでなくても、彼でもあなたがたでも、彼らでもかまわんよ』『彼らのしたいようにですって?』『彼ら? いったい誰のことを言ってるんだ?』『そんなの知りませんよ。あなたが変な祈りのこと言い出すから混乱してしまうのです』
2010年09月02日
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僕と伝道師は湖の周りをさまよっている。「あの自称伝道師、どこから連れてきたんだ?」「たぶん遠山記念館の裏の公園あたりから拾ってきたのですが、よくわかりません。すみません」「おまえ、あまりいいかげんなことをしてるとやっかいごとになるぞ」「気をつけます」 僕と伝道師は抜け道を探してうろつく。「万が一、彼らが抜け穴を見つけたらどうするつもりなんだ?」「だいじょうぶです。抜け出せるはずがありません」「そう言うなら君に任せるが、失敗したら責任とってもらうよ。遠山先生は甘くないからな」「わかってます。だいじょうぶ、彼らに自由はありません。彼らの運命は我々の手の中にあります」
2010年09月01日
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