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水分をやや多めにしてたのでそろそろマット交換。
ブルマイスターやインターメディアのようにしょっちゅう姿が見えるわけではないのでドキドキしながら作業をしていく。
時間と体力の限界で今日は13匹のボトルを交換した。
今回もUマットを使用。ちょっとお値段はするが、しっかり幼虫が大きくなるのと比較的手に入りやすいのでツヤクワガタは基本的にUマットを使用している。
マットは、強く握ると固まり、つつくとホロホロ崩れるくらいに加水しておく。
ツヤクワガタの幼虫は独特で、は自分のフンで壁を作り、広い空間を作っている。初めてフェモラリスのボトル交換をして気づいたのだが、全てのボトルに共通したこととして、ほぼ底部一面に広がる空間を作る一方で、空間の高さはあまりなく、ボトルの上部半分はほとんど食べてない様子であった。横に広い空間を作るものの、ボトルの壁にはフンで固められており、外からボトルの内部が見えるのはごく一部だった。複雑な坑道を作るブルマイスターやインターメディアと違い、居食い傾向が強いのかもしれない。
交換前と同じUマットとはいえ、共生菌のことを考ると古いマットは全部捨てない方がいいと考えている。居食い傾向が強いということは、環境の変化に対してストレスを感じやすいのかと考え、広い坑道もできるだけ壊さないようにした(これはかなり難しいが)。
ボトルから丁寧に上部のあまり食べてなさそうなマットを坑道に当たるまで取り除く。坑道は割と硬めに固められているので、虫スプーンで丁寧に掘っていけば簡単にわかる。坑道の天井は半分くらい取り除き、幼虫を取り出して計測。幼虫は坑道の天井にあるスペースに入れて、幼虫がいる側を埋め切らないように上からマットを入れていく。
共生菌の関係や上部はあまり食べないので節約の意味合いもこめて上部5分の1は古いマット(できるだけ幼虫のフンが多そうな部分)を詰めて行った。
計測した幼虫の体重は以下のとおり。
(孵化から9か月の幼虫 2024.10)
2024年1月頃に孵化しているので、孵化してから大体9か月程度。幼虫体重は、最大42g、最低29g、平均36gだった。もうひと伸びして欲しい気持ちはあるものの、エアコン20度管理だとこんなものなのかもしれない。やや黄色く色づき始めたような個体もいるので、欲を言えばあと5グラムほど増えてもらいたい。ただ、1匹も落ちていなかったので、それは良かったと思う。
【飼育記録】フェモラリスツヤクワガタ … 2024.07.29