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今回の修理は、「SONY CMT-M333NT MDミニコンポ(発売日:2002/11/21)」だ。 MD録音機器とパソコン間の音楽転送規格である「NetMD」に対応。専用アプリ「SONY SonicStage」をパソコンにインストールして使用する。また、新開発の「ATRAC/ATRAC3 DSP TYPE-S」を搭載し、従来のSPモード録音(TYPE-R)だけでなく、LPモード録音での高音質化を実現している。 [SONY ソニー CMT-M333NT(本体:HCD-M333、リモコン:RM-SM100W)] ■主な不具合症状と原因カセットテープの早送りと巻戻しができな → ゴムベルトの劣化MDのディスクが排出できない → ゴムベルトの劣化■修理 TAPEメカは、本体上面に設置されている。 粉塵の侵入があるので、同メカを清掃。 この年代になるとTAPE系の部品単位の供給は無く、「TAPEデッキメカ一式」とブロック単位の組品での供給しかなくなっている。 早送り・巻戻し用のゴムベルトを代替品で交換し、回復を確認。 MDメカを分解して残留していたディスクを取り出し、清掃。 MDローディング用のゴムベルトを代用品で交換し、回復を確認。 MD光ピックアップは「KMS-260E」、ATRAC ICは「SONY CXD2662R」が使用されていた。 各電子基板のハンダ付部の多数に劣化を確認したため、これをすべて補修。 CD光ピックアップ(CDP)は「SONY A-MAX.3」 だが、単品での部品供給がなく、これを含むCDベースユニットでの提供であったため、その型式の「BU-30」と称される場合が多い。既にメーカーからの部品供給は停止している。 因みにCDP故障よりも、BU-30の歯車破損による故障の方が多い。 その他にも多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2017年08月01日
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今回の修理は、「SHARP MD-Z5 MDラジカセ(発売日:1995年11月)」だ。 「MD STUDIO」のZシリーズで、MD-Z1、MD-Z3に続く3機種目の一台だ。 [SHARP MD-Z5 MDラジカセ] スピーカーには、北海道の高地に生息するチシマ笹の幼かん繊維を素材に新開発した振動板素材「HOROFINE(ホロファイン)」を採用。透明感のある音色で、高音域まで伸びのある優れた再生特性。個人的には、好みの音だ。■主な故障と原因 CD再生不可 → CD光ピックアップ故障■修理 大柄なボディ。スピーカーユニットも10cmコーン型フルレンジを搭載している。 CD光ピックアップは「SHARP H8151AF」だ。 既に発光していない。同系のピックアップをSHARP QT-K5から移植して復旧。 MD光ピックアップは「SHARP H8153AF」。SHARP MD-Z1のメカニズムと比較し、随分とすっきりした印象。特に問題はない。各部をクリーニング。 MDのATRAC ICは「SHARP LR37673」だ。 各部点検中に見事な半田付けの亀裂を発見。他の箇所も含めて補修して復旧。 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年10月19日
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今回の修理は、「SONY SRS-VS5 アクティブスピーカーシステム(発売日:2001/11/21)」だ。「バーチャルホンテクノロジー」により、スピーカー2本だけで臨場感あふれる多チャンネルサラウンド音場を再現。また、2ch音源から5.1ch音場を作り出す「ドルビープロロジックII」を搭載するなど、気軽に5.1chを楽しむことができる一台だ。[SONY SRS-VS5 アクティブスピーカーシステム] デジタル音楽プレーヤーを接続しても、迫力ある音で再生してくれる。 ■主な故障と原因音量増減時に僅かにガリ音 → ボリューム接点の汚れ ■修理 DVDプレーヤーが搭載されていないことを除けば、中身はDVDコンポと同じ内容だ。 右用スピーカーには、電子基板が格納される。各種音信号処理や操作系、入出力系がまとめられている。 DC-DC変換部を取外す。 主要基板を取外す。 信号処理は全て専用ICが担っている。 これに対して音量調整には、調整用モーター付きのアナログ式ボリュームが採用されていた。リモコンで操作すると調整用モーターがボリュームを機械的に回転させ、音量を調整する仕組みだ。バブル期のAV機器では、よく使われていたものだ。 機械式ボリュームは、使っていなくても時間経過で電気接点が劣化する。今回は、ボリュームの隙間から接点復活材を垂らし込むだけで、ガリ音は解消した。 続いて左スピーカー部。こちら側には、AC-DC変換部が納められている。粉塵を掃除し、点検。 以上で復旧完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年05月04日
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今回の修理は、「KENWOOD MDX-G3 MD/CDラジカセ(2001年製)」だ。ケンウッドのMDパーソナルステレオシステム「RAMPAGE」シリーズの一機種だ。MDLPに対応し、MD・CD・カセット・チューナーを搭載したオールインワンな一台となっている。[修理の完了したKENWOOD MDX-G3 MD/CDラジカセ(2001年製)]■故障状況ディスプレイ不点灯。たまに点灯MD音とびCD音とび 原因の見当をつけ、分解修理に着手した。バブル期のラジカセと比較し、2000年以降の機種はメーカーや機種を問わず、遥かに分解し易い場合が多い。 CDとMDの音とびは、たいていの場合レンズの汚れが原因だ。両ユニットとも分解し、清掃する。[分解・清掃中のMDユニット] ディスプレイの点灯不良の原因は、半田クラックであることが多い。[見事な半田クラック] ディスプレイ(FL蛍光管)の半田付けが、全て写真のようなクラックが生じていた。念のため、表示ユニットの半田100ヶ所位をちまちまと半田付けし直した。力の加わる箇所と発熱の多い箇所には半田クラックが多いようだ。 仮組し、動作を確認する。OK! 修理完了。再度バラしてオーバーフォール。各部を清掃/調整を行い、最終組上げを行った。 動作確認作業を行い、正常動作を確認。復旧完了だ。--- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年03月22日
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今回の修理は、「SONY CP-55 磁気カードリピーター(発売日:2000年 1995年以前)」だ。外国語(主に英語)学習用の教育機器としてソニーが設計・製造し、公文(KUMON)などの教育・教材販売業者を介して市場に流通した「音声繰り返し学習機(リピーター)」の一台だ。同シリーズには、他に「CP-1100」「CP-1200」「CP-7000」「CP-33」などがあるようだ。なお、本機種には「KUMON」の青色シールが貼付されていた。 紙製カードには、音声を記録した磁気テープが添付されており、これを本機に挿入すると、その内容が再生される仕組みだ。また、直前に再生された音声情報は、本機器内部に一時記憶される仕様になっており、「REPLAY」ボタンを押すことで「繰り返し」再生可能で、これが呼称「リピーター(Repeater)」の由縁だ。■主な不具合症状と原因磁気カードが送れない=磁気カードが走行しない=音声が再生できない → ゴムベルトの経年劣化故障電池再生しかできない → ACアダプタの不在■修理 教育機器ではあるが、音声をリピートする機器であるため、本ブログの「SONY CDH-101S CDリピーター」を検索され、当方に修理の依頼をいただいたようだ。 分解したところ、磁気カードの再生メカニズム(磁気ヘッドやモーターなど)は、音楽カセットテーププレーヤーのそれと共通するものが多い。 同様にメカはゴムベルトで駆動されており、これが劣化してスリップし、不良の主原因だったことが判明した。これを採寸・自製・交換して回復を確認した。 主電子基板のハンダ付劣化部を補修。 本機は乾電池のほか、ACアダプタによる動作が可能な仕様となっているが、これが不在であった。そこで本機に所定のACアダプタと互換性のある後発の純正中古品を入手した。しかし、これを用いて本機の動作を確認したところ、その動作が不安定となることが判明。確認したところ、同ACアダプタのDC変換後の直流波形が多分に不安定であることが判明し、これが本機の不安定の原因と判明した。 このACアダプタの修理にはその分解が必要となるが、特殊ねじが用いられており、専用工具が必要なことが判明。その専用工具・修理工賃・部品代の入手費用の合計を見積ると、互換性のある市販のACアダプタ(オーム電機 AudioComm ACアダプター トランス式 6V 500mA [品番]03-1995)を購入した方が多分に安価であったため、こちらを採用することにした。 その他多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2018年04月29日
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電子辞書は重宝だ。リビングに置いて、調べたいときにサッと出して使える。図鑑や辞書もリビングに並べているが、使用頻度は圧倒的に電子辞書が勝る。 そんな電子辞書も昨年買い替え、はや二代目。我が家に不可欠な電気製品となっている。 そんな電子辞書が購入から半年と経たずに故障してしまった。液晶画面に何も表示されなくなってしまったのだ。電源を入れるとタッチパネルには表示があるので、液晶表示のみが故障してしまったようだ。 液晶画面の角度を調整するとき、一瞬表示が消えてしまうことが何度かあったため、怪しいと思っていた矢先だった。初期不良だ。ふとバスタブ曲線が頭に浮かんだ。機械物の宿命。仕方が無い。 しかし、使えなくなると非常に不便だ。如何に電子辞書に頼っていたかが分かる。急いで購入した電気店に持ち込み、修理を依頼した。メーカー修理になるとのこと。引換票をもらい帰宅した。 待つこと2週間弱。修理完了の連絡があったので引換に行った。カウンターで引換票を渡すと、プチプチシートでぐるぐる巻きにされた電子辞書を「これですね」と渡してくれた。 「直ってましたよね?」と尋ねると「はい、そのはずです」との返事。どうやら販売店では修理完了の現品確認はしないようだ。まぁ、数をさばく必要がある量販店なのでしょうがないか。一抹の不安があったが「そうですか。ありがとう」と答え、店を後にした。 帰宅後、早速動作確認をしようと、電源ボタンを押したが起動しない。電池切れかなと思い、ACアダプタを接続して再び電源ボタンを押した。 一瞬起動画面が表示されたかと思うと「パチッ」と言う音とともに画面が消えた。嫌な予感(-_-;。電源ボタンを押しても何の反応も無い。 と、プラスチックが焼けたような臭いがした。んっ?電子辞書を見回すと、液晶画面の裏側の外装プラスチックの一部が熱で変形していた。 電気回路がショートしたのだ。修理から帰ってきたばかりなのに...店頭での不安が的中してしまった。宝くじは当たらないのにぃ~。 「壊れたものは仕方ない」と気を取り直し、販売店に電話で連絡。夜にも拘らず外回りの担当者が自宅まで来てくれた。きちっと挨拶をし、お詫びもいただいた。真摯な応対に気分も良くなる。 再故障の経緯と症状を一通り説明し、再度メーカー修理となった。今度は念のためACアダプターも添付となった。 待つこと2週間弱。 合計すると修理完了まで約一ヶ月。電子辞書依存症も直ろうかという期間だった。 当然だが、販売店が自宅まで届けてくれた(感謝)。今度は目の前で正常稼動することを一緒に確認した。「動いてますね」「動いてるね」「ご迷惑をおかけしました」「いや、一生懸命対応してくれてありがとう」「では、失礼します」 戻ってきた電子辞書は、本日に至るまで、問題なく動いている。便利だ。お陰で家族一同、再び電子辞書依存症となっている。
2010年05月24日
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今回の修理は、「ONKYO C-701A CDプレーヤー(発売日:2001/10/16)」だ。 横幅155mmのミニコンポサイズだが、単品のCDプレーヤーだ。[ONKYO C-701A] ■主な故障と原因 CDトレー開閉不良(開閉できない時がある) → 同トレー開閉用ゴムベルトの劣化■修理概要 本体カバーを取外す。 前面パネルは、金属化粧カバーを取外してから取外す。オンキョーのミニコンポやデッキの多くは、このパターンだ。 CD光ピックアップは、定番の「SONY KSS-213C」だ。 レンズをクリーニング。 劣化して伸びたゴムベルトを交換し、CDトレーの開閉は復旧。 エージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★整備済み「ラジカセ」や「ミニコンポ」のオークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、こちら!☆
2014年12月26日
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今回の修理は、「SHARP SD-FX10 MDラジカセ(発売日:2003/10/6)」だ。当時流行した1ビットデジタルアンプを搭載した、Auvi(アウビィ)シリーズの一台だ。 [SHARP SD-FX10] このシャープの1ビットデジタルアンプは、△Σ1ビットデジタルアンプと称している。近所迷惑にならない程度の音量でも、音の解像度が高く、透明感のある音が個人的に気に入っている。 ■主な故障と原因CD再生不可 → CD光ピックアップの故障■修理 従来主流のアナログアンプからデジタルアンプに変更したことで、小型化を実現している。内部もすっきりとした構造だ。 CD光ピックアップに発光がない。これを交換することで復旧。 CD光ピックアップは、「SANYO SF-P101N」だ。 MDピックアップは「SHARP LHPM312S」、ATRAC ICは「SHARP LR37816A」だ。 各部クリーニングをし、組戻して無事に復旧。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年06月28日
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今回の修理は、「ONKYO CBX-Z1 CDチューナーアンプ(発売日:2006/11/30)」だ。 iPod再生に対応した一体型本格オーディオだ。大きさは、一般的なラジカセと同程度。ただし、可搬用ハンドルは装備しない。音は素直な印象で、低域もまずまず再生される。[ONKYO CBX-Z1 CDチューナーアンプ] ■主な故障と原因 CD取り出し不可 → EJECTスイッチ動作不良■修理 iPad再生に対応したラジカセ型デザインの筐体。既にTAPEもMDも搭載されていない。 ここからの分解には+1のロングドライバーが必要だった。 この時代のスロットインCDを搭載した機種は、製造をSHARPに委託しているようだ。 CDユニットを取外す。 CD光ピックアップは、「MITSUMI PXR-560X」だ。この時代のSHARP、ONKYOで見かける。特に異常はなく、メカクリーニングのみ実施。 操作スイッチは全滅。劣化して抵抗値が大きくなり、誤動作を生じさせていたようだ。タクトスイッチ全11個を交換。 半田付けの劣化を補修。その他各部のクリーニング、組戻し、点検、調整して無事に復旧。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年08月09日
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今回の修理は、「ビクター RC-MD330 MDラジカセ(2000年7月発売)」だ。前年に発売したRC-MD33をMDLP対応とし、デザインマイナーチェンジした機種だ。このクラスのラジカセとしては、なかなか音が良い。[ビクター RC-MD330 MDラジカセ] 音だけでなく、個人の趣味であるイルミネーションと外見をアピールしたコンシューマ向けのエース的な機種だ。■主な故障と原因カセットテープ再生不可 → ゴムベルト劣化カセット扉開閉不良 → ヒンジ折れ音量調整不可 → ハンダ付け劣化■修理作業 MDへの以降を即したいメーカーにとって、カセットデッキ部はコストを掛けたくない部分だ。この機種もカセット部の故障が多い。ゴムベルトの劣化や鉄部に錆が発生し易いようだ。本個体もゴムベルトを交換し、鉄部の錆を研磨除去し、復旧した。 音量ボリュームも故障が多いようだ。ボリュームの接点劣化を疑ったが、ハンダ付け劣化が原因だった。修正して復旧。 CD光アップの型番は「SONY KSS-213C」「Victor製 OPTIMA-7(2018/12/5訂正)」だ。 因みにビクターは自社でもCD光アップ「OPTIMAシリーズ」を製造しており、上位機種にはこれを採用する傾向にある。こちらは入手製も悪く、高価なため、受注修理以外は採算を取れないのが悲しいところだ。 ともあれ、本機は無事に復旧完了だ。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年04月03日
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今回の修理は、「SONY ZS-M5 MDラジカセ(発売日:1997/4/21)」だ。 MD普及期にあって、素直でクリアな音響特性から、スタジオモニターに用いられた一台だ。コンパクトながら、高品質パーツを用いて丁寧に設計・制作されている印象だ。シンプルなデザインは、飽きなくて良い。現在でも人気のある機種だ。[SONY ZS-M5 MDラジカセ] ■主な故障と原因 電源投入すると上部パネルが勝手に開き、閉めてもまた開く → パネル開閉知スイッチの劣化押下スイッチのほとんどが誤動作 → 押下スイッチの劣化CD再生不可 → CD制御基板のコンデンサ劣化 MD再生不可 → MD光ピックアップのレンズ汚れ ■修理 この年代ほど古い機種は、正常に動作することはまずない。当該機も、押下スイッチがのほとんど全てが誤動作するため、動作確認すらできない。まずは押下スイッチの全数交換を行う。 スピーカー保護ネットは脱着式なので、手前に引けば外すことができる。 前面パネルを外す。 中央部に多くのユニットが集約設置されている。 上部パネルを取外す。 とにかく押下スイッチを交換。前面パネルにもスイッチが配されており、全38個ある。上部パネル開閉用の押下スイッチ(形状が異なる。問題なし)を除き、全て交換した。 つづく --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★整備済み「ラジカセ」や「ミニコンポ」のオークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、こちら!☆
2014年07月15日
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今回の修理は、「SHARP MD-F350 MDラジカセ(発売日:2003年5月)」だ。本機種は、アナログアンプを搭載した"MD studio(エムディースタジオ)"シリーズの最終モデルだ。これ以降に発売された機種は、全て1bitデジタルアンプを搭載し、"Auvi"シリーズに統合された。[SHARP MD-F350 MDラジカセ]■主な故障と原因CD再生不可 → CD光ピックアップ経年劣化■修理 普通に使用されていたようで、内外部とも一般的な汚れ方だ。 表示部の基盤を外す。 CD/TAPR/MDユニットと外すと、主基板を外せる。 TAPEユニットはゴムベルトも含めて問題なし。メカをクリーニング。 スピーカーと操作部も問題なし。 問題のあったCDは、光ピックアップ(SANYO SF-P101N)の発光がなかったため、部品を交換。このピックアップは、2000~2005頃のシャープやアイワのラジカセで使用されていたようだ。かなりの個体で故障していることが多い。 MDユニットも、問題なし。メカをクリーニング。因みにMDは、MD光ピックアップ、ATRAC IC、メカニズムなど、ユニット全体がシャープ製。他社(DENONなど)にもユニット供給していた。全体を洗浄、クリーニングし、 組み戻しを行って作業完了。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年10月27日
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今回の修理は、「DENON D-AJ03 CD/MDミニコンポ(発売日:2002年11月)」だ。同社のD-A03に続く「ラピシア」シリーズで、奥行き165mmと薄いことが特徴のオールインワンコンポだ。[DENON D-AJ03(本体:D-AJ03-D(オレンジ色)、リモコン:RC-905)] ■主な不具合症状と原因CD扉が開閉しない → ゴムベルトの劣化スピーカー保護ネットのほつれ■修理 前後筐体の密閉度向上のため、境目にテープが貼られている。このため、前後筐体は強力に密着しており、その分割には力と注意が必要だ。 電源系、出力アンプ系、FM/AMチューナー系は、後部筐体にマウントされている。 前部筐体には、 CD系、MD系、主基板などがマウントされる。 CD扉が開閉しないのは、同開閉用ゴムベルトが経年劣化で延び、スリップしていたことが原因だ。 同ベルトを交換して回復を確認。 因みにCD光ピックアップは「SHARP HPC-3LX」、 MD光ピックアップは「SHARP HPM312S」、ATRAC ICは「SHARP LR37816A」だ。 その他にも多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2017年10月08日
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今回の修理は、 「Panasonic RQ-SX20 携帯カセットプレーヤー(1997/2発売)」だ。いわゆるSONYで言うところのカセットウォークマンだ。 これまで、部品が小さく肩がこりそうなので、修理を敬遠していたのだが、オークションを通じて懇意になった方からの依頼があったため、入手・修理を一括して行わせていただいた。 [Panasonic RQ-SX20 携帯カセットプレーヤー] 依頼は「メーカーや機種は問わず、乾電池駆動可能なもの2台。有線リモコン不要」との依頼だったため、人気があり割高なSONYのものはあえて避け、中古流通数もSONYについで多いPanasonicを選択した。 乾電池を内蔵できる機種は、メーカーを問わずほとんど存在しないようなので、外付け乾電池ボックスを取り付けて使用いただくことで機種の選択肢を広げることに同意頂いた。 実際に入手した機種は、 Panasonicの「RQ-SX55」「Q-SX55V」「RQ-SX20」「Q-SX35」の4種、合計6台だ。ここから2台を使える状態に修理した。■主な故障状況と原因モーター音はするが再生不可 → ゴムベルト劣化モーター音もせず、再生不可 → カセットテープ検出センサー破損再生音に揺らぎがある → 再生ヘッドやピンチローラーの磨耗・劣化 とにかく全ての部品が軽薄短小だ。目が痛い(^_^;。 Panasonicの場合、機種が異なっても内部構造や使用部品はほぼ同じだということが調査と分解により判明した(年台により2系統に分かれるようだ)。 ゴムベルトを確認すると、6台中6台とも劣化してのび、プーリーが空転する状態だった。 ゴムベルトを交換するには、ねじのほかに数箇所のハンダを除去する必要があった。 ゴムベルトは0.5mmと細く、手持ちは無かっため、応急的にゴム手袋の指部分を細く切って代用し、故障箇所の確認作業を行った。 確認の結果、ゴムベルトを交換できれば、とりあえず再生して音の出ることが確認できたので、Panasonicの代理店を通じてゴムベルトを取り寄せていただいた。1台に2種のゴムベルト「RDV0037(定価100円)」と「RDV0038(定価200円)」が必要だった。上記機種でも異なるゴムベルトを使っていた機種もあり、既に在庫なしという回答だった。 ゴムベルトを交換すると予想通り再生した。ただし、固体により再生音に揺らぎの大小があったため、グリスアップやヘッドユニットの入れ替えを行い、何とか2台を仕上げ(残り4台はNG)、昨日無事に納品を行うことができた。--- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年05月21日
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今回の修理は、「小型プッシュスイッチ(通称、タクトスイッチ←アルプス電気の商標らしい)」なるスイッチを使用した電子機器(ラジカセなどの音響機器、マウスなど)に共通故障の修理だ。【電子工作】工作用部品:タクトスイッチ小HK-TKS01H タクトスイッチ 小 ELPA(エルパ・朝日電機) スイッチ このタクトスイッチは物理的にも電気的にも特性が良く、また安価なため、音響機器やパソコンのキーボードやマウス、電話機のボタンなど、実に多彩な情報機器で多用されている。 [タクトスイッチ(上段)と経年劣化したその構成パーツ(下段)] このタクトスイッチと抵抗器がセットで用いられ、所定の抵抗値で電流が流れたことを制御ICが判断し、どのスイッチが操作されたかを判断する仕組みとなっている。 しかし、タクトスイッチは経年劣化には勝てず、経過時間と使用頻度により、確実に劣化する。劣化すると抵抗値が変化(増加)するため、操作されたスイッチは別のスイッチが押下されたとICが勘違いし、機器が誤動作してしまうと言うわけだ。 上の写真は、10数年前のラジカセに使われていたタクトスイッチだ。下段左端の2つのパーツが、押下により接触することで電気が流れる仕組みだが、左から2つ目のパーツを見ると、黄銅色の地金に茶色の縞模様が付いている。恐らく、酸化皮膜やカーボンと思われ、これが抵抗値を増加させる原因となる。 この原因による故障を修理するには、タクトスイッチを交換するのがもっとも確実だ。 因みに、バブル期のラジカセなどは、1台にこのタクトスイッチが50個くらい使用されているものもあり、交換作業は忍耐と時間を要することとなる。 パソコンのマウスなら2個のタクトスイッチを交換するだけで修理が完了するので、「どうも最近クリックが怪しい」と感じている諸兄は、交換修理にチャレンジしてみてはどうだろうか。もちろん、半田ごてを握る必要はあるが。
2011年02月01日
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庭に南天の木があるのだが、ふと気付くと見かけない虫が大量についていた。調べると「カイガラムシ」という虫の一種だった。[南天に取り付いたカイガラムシ] とにかく大量に付いており、気持ちが悪い。成虫になると8mm前後になり、結構目立つ。[イセリヤカイガラムシと思われる] 動き回らず固着する虫のようだ。これでチョコチョコ動いていたら、かなり気持ちが悪い。南天の葉も、所々黒く変色しておりこの虫が分泌液に最近が繁殖することで生じる害とのことである。 周りの庭木にも生息場所を広げつつあるようで、何とか駆除したいと思い、アブラムシ用の殺虫剤、家庭用洗剤を順に使ってみたが、まったく駆除できなかった。 調べると駆除が難しい虫だそうだ。マシン油乳剤の駆除剤が効くそうだ。これを試そうとも考えたのだが、カイガラムシのいる庭木自体を切ってしまうことにした。これらの木は、他所にいくらでも植わっているので、間引いているくらいだからだ。 と言うことで、庭の一角の植栽が無くなり、すっきりしてしまった。来年の様子を見て植えるかどうかを考えることにしよう。
2010年10月24日
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今回の修理は、「SHARP MD-F230 MDラジカセ(発売日:2002/9/25)」だ。MDLPと音楽用CD-R/CD-RWの再生に対応した「MD studio(エムディースタジオ)」シリーズの一台だ。 [SHARP MD-F230 MDラジカセ]■主な故障と原因CD再生不良 →CDレンズ曇り■修理 この年代になると配線数がぐっと少なくなり、分解・組み立てもやり易い。 この個体は、内部への粉塵侵入が少なく、良い環境で使用されていたようだ。 CD光ピックアップは、「SHARP製 HPC-3LX」 だ。CDレンズが曇っていただけで、クリーニングで無事に復旧。 メカをクリーニング。 MDはユニットごとSHARP製だ。MD光ピックアップが「HPM312S」、ATRAC ICが「LR37816A」だった。 こちらもレンズ、磁気ヘッド、メカをクリーニング。 筐体や各部も分解・洗浄。組み上げて修理完了だ。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年01月15日
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今回の修理は、「三洋電機 PH-PR950 CDラジカセ(1995年製)」だ。バブル経済崩壊とともに過分な機能を削ぎ落として価格を抑え、コンパクトにまとめたWカセット搭載のCDラジカセだ。愛称の「primaire(プリミエール)」は現在も続いている。 機能を削ぎ落としたとはいえ、昨今のラジカセと同等以上の機能を有しいる。音質は数段に上だ。ラジオの感度も良い。乾電池でも動作可能だ。[修理の完了した三洋電機 PH-PR950] 動作確認の結果、主な故障箇所が判明した。Wカセットデッキには大きな故障がなかったので幸いだった。■主な故障状況CD再生不可操作スイッチ誤動作表示部バックライト不点灯 原因を推測しつつ、修理にかかる。まずはCDだ。ディスクを取り込むものの、再生はされない。とりあえずレンズ汚れを疑ってみる。 レンズは汚れていたが、クリーニングだけでは復旧しなかった。原因を特定すべくさらに分解。 CDユニットを分解すると、CD用のゴムベルトが劣化して弛んでいた。CDトレーの開閉はできるものの、ピックアップユニットを持ち上げ、CDをチャッキングするには弛みすぎているようだ。 バンコード(橙色のコード)で代替ベルトを作成し、交換する。 [劣化して弛んだCD用ゴムベルトを交換] 新しいCDは再生するようになったが、古いCDや擦り傷の多いCD、CD-Rは再生しない。レーザーの出力が低下しているようなので、出力ボリュームを調整した。OKだ。 次にカセットデッキだ。Wデッキとはいうものの、駆動モーターは写真中央の1台のみで、これを共有する仕組みだ。コストダウンのために考えられた仕組みだろう。 駆動ゴムベルトの劣化は認められない。クリーニングと調整だけで問題ないようだ。このカセットデッキの走行速度は、下の写真の半固定抵抗で調整するようだ。 左が通常走行、右が高速走行用となっていた。A/Bデッキを駆動するモーターは共通のため、別々の調整はできない。 走行速度は、分解しなくても背面から調整可能なようになっていた。走行速度とアジマスを調整した。 バックライトは単純な球切れだ。LEDではなく白熱灯(麦球)だ。手持ちの相当品と交換した。 スピーカーは埃を被っていたものの至って健全。クリーニングすると、独特の襟巻き付のセンターキャップが良くわかる。 操作ボタンの誤作動は、タクトスイッチの劣化による電気抵抗増加が原因だった。正常に動作しないスイッチを全て交換した。 [再塗装のためにマスキング処理された前面パネル] 埃で汚れていたが、洗浄すると思いのほかきれいだった。すると、スピーカー保護の金属ネットの塗装はげが目立つようになったため、気合を入れて再塗装した。 今回は復旧完了までに延べ5日を要するという、かなり気合の入った修理作業となった。 本日(2011/3/31)で三洋電機はなくなり、明日からパナソニックとなる。我が家では、三洋電機製の白物家電が最も多い。 今晩は、かつての三洋電機に思いを馳せながらブログを締め括ることとしよう。 --- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年03月31日
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今回の修理は、「SHARP QT-7DX(Y)」だ。1980年前半の製品のようだ。この手のラジカセは、若者を販売ターゲットととし、カラフルでポップなデザイン、彼らの手が届く価格設定、音楽を身近に楽しめることを意識していたと思う。 ラジカセもここまで古いとアンティーク的な骨董の域に入っている。「当時を髣髴させるレトロな雰囲気」「時代を超えた秀逸なデザイン」と、整備品は数万円の価格にも拘らず愛好者が購入するようだ。■主な故障状況と原因テープ再生付加→ゴムベルト劣化電源が切れることがある→基板パターン配線の剥離、ハンダクラックFMステレオ受信不可→19kHzパイロット信号の同調ずれ全てのボリュームにガリ音→内部の接点汚れ 古いラジカセなので故障箇所も多く、故障の種類も多岐に渡る。とりあえず分解。 分解は比較的し易い。 後継のバブルラジからに比較すると機能が少ない分、複雑な配線やメカ機構も無い。 テープデッキ部を取り外して点検。テープカウンタを含めて4本ものゴムベルトが使用されていた。伸びているものあり、解け落ちているものあり。 全てバンコードで自作、交換した。 電源が乾電池NG、ACアダプタOKだったのは、AC電源コネクタ付近の配線パターンが剥離・断線していたためだ。ジャンパー線で補修。また、各基板のハンダにも多数クラックが発生していたので、全てのハンダを修正。 機械式ボリュームと機械式スイッチには、著しい汚れが付着。全て分解清掃した。 一方、FMステレオ受信不可もパイロット信号同調ボリュームの調整で復旧。この段階で主な故障箇所の修理は完了。 整備終盤、テープデッキの調整中に、右chの出力が左chよりも小さいことが判明。アンプ回路に使用されているSANYO製のラジカセ用2chステレオIC「LA4192」が原因と思われたが、代替部品が無いため、交換修理は見送った。 一応の修理は完了。クリーニングして外装も見違えるほどきれいになった。 息子がすごく気に入ったようなので、先日明け渡した彼の勉強机に鎮座させることになった。小学生の彼にはデザインが新鮮に見えるようだ。また、機械式スイッチも使い易く、すごく気に入っているそうだ。 しばらく使っていた彼曰く「お父さん、左右chのバランス直ってるよ」。そう、確かに直っている。古いラジカセには良くある自然復旧。電気的な裏付けは分からないが、ご機嫌に動いてくれる間は、これでいいのだ。--- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年06月18日
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今回の修理は、「SHARP SD-FX20-AL MDラジカセ(2004年発売)」だ。乾電池駆動も可能としながら、1ビットデジタルアンプを搭載し、クリアな高解像度音質を実現したモデルだ。因みにこのブルー系カラーは、 限定モデルだ。[SHARP SD-FX20-AL MDラジカセ]■主な故障と原因CD再生不可 → CD光ピックアップの劣化故障 表示部バックライト不点灯 → LEDの劣化故障■修理作業 この機種は何度か修理をした経験がある。いずれもCD再生不可の故障だった。今回も同様の症状。 CD光ピックアップ(SANYO SF-P101N)から、レーザー光がまったく照射されない(裸眼直視危険)。ユニット交換で復旧。 バックライトはLEDの玉切れと劣化による光量低下が原因だった。この機種のバックライトLEDは、オレンジ色が3個使用されているのだが、この限定モデルは白色2個青1個だ。 手持ちのLEDは電気的性能が異なるため、生きていた青1個も含めて交換した。因みにこのLEDをSHARPから純正保守部品として調達すると、1個600円(交換工賃別)である。
2012年02月25日
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先日、テレビを地デジ対応の液晶テレビに買い換えたのだが、音がいまいち良くない。普段ニュースを聞いたりする分には何の不満もないのだが、映画や音楽番組を見たりする時には、さすがに物足りなさを感じる。 液晶テレビのスピーカーは、フレーム下端に左右1個ずつ下向きに設置されている。 物理的な制約から、小ぶりな角丸長方形のスピーカーユニットが採用されていた。頑張って音を出してくれているのだが、スピーカーサイズの制約は如何ともし難いようだ。スピーカー付きのテレビ台が販売されているのにも納得する[地デジ対応の液晶テレビ] 古いサラウンドスピーカーシステムが屋根裏にあるのを思い出し、引っ張り出して設置してみた。SONY SRS-VS5(2003年製)という機種だ。 [SONY SRS-VS5(2003年製)] スピーカー2台で5.1chのサラウンド音場を作り出してくれるありがたい製品だ。ドルビーデジタル・ドルビープロロジックII・DTS・MPEG-2 AACと多くの形式デコードに対応し、光デジタル入力も2系統装備する優れものだ。 テレビとDVDレコーダーをそれぞれ光ケーブルでSONY SRS-VS5に接続した。設置場所を思案したが、写真のように液晶テレビの背面に置いてもサラウンド機能が成立するので、ここに落ち着けた。多少リモコンが聴きにくいが、常時操作する訳でもないので由とした。逆に見えない分、液晶テレビのすっきり感を失わずに良いと思う。 古い機種とはいえ、やはり専用システムだけあり迫力のある良い音がする。 新旧機器の見事なコラボができたと、ちょっと自己満足。
2010年11月08日
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洗面台と流し台の排水管から度々悪臭がするようになったため、排水管の防臭キャップを交換することにしました。 因みに10年前に取り付けた製品は、次の製品です。当時近所のホームセンターにこれしかなかったのですが、差し込む排水管が斜めになると隙間ができてしまい、密閉しなくなります。我が家は蛇腹状の排水ホースなので、使用しているうちにホースがどうしても斜めになり、できた隙間から悪臭と水気が上がってきてしまうのでした。 【三栄】 防臭キャップ (PH62-84) 今回取り付けたのは、次の製品です。【カクダイ】 防臭ゴム【呼50×32】 (0416-4) 排水管の寸法に合わせて選ばないといけないですが、気密度が高い製品です。 以下の写真の順で取り付けました。所要時間は30分ほどです。 [排水トラップの水を抜く][床にある排水口][防臭ゴムを排水ホースに取り付け][排水口に防臭ゴムを押し込む] この要領で流し台の排水管にも防臭ゴムを取り付けました。見事に悪臭はとまりました。(おわり)
2009年12月16日
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今回の修理は、「DENON D-A03 システムコンポ(発売日:2001年8月)」だ。 短い奥行きで、シンプルなデザインと高音質を実現した「ラピシア」シリーズの一台だ。[DENON D-A03 システムコンポ]■主な故障と原因CD再生不可 → CD光ピックアップ故障一部スイッチ誤動作 →スイッチ接点劣化CDトレーカバー割れ■修理 設置面積が少なく音も良いので、個人的に好きなシリーズだが、分解には少々"コツ"が必要だ。分解は、筐体を前後部に分割するのだが、噛み合わせ部にシームテープが貼られており、少しずつ力を入れながら分けていかないと、分割が覚束ない。 分解できれば、後はユニット単位で修理ができる。 後ろ半分には、電源ユニットとスピーカーシステムが設置されいる。 前半分には、主基板、CDユニット、表示部、操作部がある。 電源ユニットには、多数の半田付け劣化があることが多い。点検し、全て補修する。 CDピックアップは、「SHARP HPC-3LX」だ。 国内での入手が困難なパーツだ。今回はレーザーの発光が確認できなかったため、交換修理した。 MDユニットは、丸ごとシャープ製だ。 MD光ピックアップは「HPM312S」、ATRAC ICは「LR37816A」だ。 MDユニットは、CDやTAPEユニットより密閉度が高いため、粉塵による汚れが少ない。レンズと磁気ヘッドを中心にクリーニングする。 今回はこれで無事に復旧。ただ、最近は修理が完了できないケースが増えてきた。CDが所定の性能が出ないのだ。どうやら、いずれのケースでもCD制御基板のICに故障があるようで、CDピックアップを交換しても修理が効かない。 当方は個人診療所と同じで、高価な診断機器を所有していないため、これ以上はお手上げで、修理を断念することにしている。ICも入手できないしね。追記(2014/10/21) 交換テスト用に使用していた同CD光ピックアップの一部に故障があったことが判明。正常品に交換することで、無事に復旧することを確認した。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年03月02日
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今回の修理は、「AIWA CSD-EL300 CDラジカセ(発売日:2000/5/1)」だ。 過去にも修理事例を紹介した一台だ。 [アイワ CSD-EL300]■主な故障と原因突然、電源が入らなくなった → 電源トランスの故障■修理 点検したところ、確かに電源が入らない。 分解し、電源周りを点検。 本体のACソケット側に付帯する、ACプラグ挿入検出スイッチ(リードスイッチ)に異常はない。 しかし、電源トランスの二次側に出力がない。また、一次側コイルの導通もない。 本機種は乾電池による直流電源でも利用できるため、テスト用電源を用いて直流12Vを印加すると、電源ONを確認できた。 以上から、故障原因は、主電源トランスの故障(一次側コイル内断線)と推定。同仕様の新品トランスの入手が困難なことから、同型中古機を入手し、この部品を移植することにした。 同トランスを付帯基板ごと移植交換したところ、無事に回復を確認した。 その他にも多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2017年04月04日
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今回の修理は、「Panasonic SC-PM77MD MDミニコンポ(発売日:2003/04/20)」だ。 CD5枚をセットできるCDチェンジャーを搭載し、WMAやMP3の音楽データ形式の再生に対応する。また、HighMAT レベル1規格で作成されたCD-RやCD-RWなどのメディアにも対応している。[パナソニック SC-PM77MD MDミニコンポ(本体:SA-PM77MD、スピーカー:SB-PM77、リモコン:EUR7711050)]■主な不具合症状と原因CD再生不可 → CD光ピックアップ及びCD制御基板の故障CDチェンジ不良 → ゴムベルトの劣化カセットテープの再生・録音等不可 → ピンチローラー及びゴムベルトの劣化、各部の錆など■修理 複数枚のCDトレーを有するCDチェンジャーは、省スペースではあるものの、その機構はとても複雑で、分解や組立には集中力と時間が必要だ。本機種に搭載されるCDチェンジャーも、その類だ。 CDチェンジャーのゴムベルトを交換。 次いでCD光ピックアップ(Panasonic製 RXQ1013)を交換するも、CD-RWの再生に失敗する。更にCD制御基板も交換し、回復を確認した。 カセットTAPE部は、走行系の経年劣化が激しい。 まずはピンチローラーを交換。キャプスタン軸や磁気ヘッドを研磨・清掃。 ゴムベルト2本中、劣化した1本を交換。 各電子基板のハンダ付劣化部を500箇所ほど補修。 その他多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2018年03月09日
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今回の修理は、「SONY CFM-11 Mark 2 ラジカセ(発売日:1981/10)」だ。 "ミュージカン"の愛称を冠し、モノラルながら乾電池でも動作するよう制作されたポータブルラジカセだ。小型ゆえに場所を選ばす、持ち運んだ先々で手軽にカラオケや音楽テープ再生、ラジオが楽しめた一台だ。 先にCFM-11、姉妹機にステレオ仕様(ヘッドホン使用時)のCFS-11Pなどが発売された。[ソニー SONY CFM-11 Mark II ラジカセ]■主な不具合症状と原因カセットテープ中だるみして正常再生できない → ゴムベルト及びアイドラーゴムバンドの劣化カセット操作ボタンの一部がが外れる → 同ボタンの材質劣化■修理 TAPE駆動ゴムベルトの劣化を確認し、これを交換。 アイドラー外縁のゴムベルトの劣化を確認。これを製作・交換・微調整。 静電容量の大きい電解コンデンサを交換。 操作ボタンが外れないように弱力接着剤で固定。 ハンダ付部の補修、その他多数の修理・調整を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2018年08月12日
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今回の修理は、「KENWOOD MDX-02 MDラジカセ(発売日:2000/7/1)」だ。外見の趣が異なるモデル「MDX-01」もラインアップ。かつカラーバリエーション(前者3色、後者5色)も展開し、”より自分らしい選択”を売りにした一台だ。コンパクトな筐体にCD/MD(MDLP非対応)/AM/FMチューナーを装備する。[ケンウッド 本体:MDX-02-S、リモコン:RC-MDX0001]■主な不具合症状と原因CDの認識に失敗したり音跳びする → CD光ピックアップ及びCD基板の電解コンデンサの経年劣化MDの挿入/排出/再生等ができない → MD基板の電解コンデンサ及びMD光ピックアップの経年劣化AM/FMともに受信不可 → TUNER基板のハンダ付け部劣化操作ボタンの大半が誤動作したり操作できない → 押下式スイッチの経年劣化右スピーカーの出力が少し小さく、また電源を切った直後に「ズズズ」様の異音 → パワーアンプICの入力側の電解コンデンサの経年劣化(写真掲載無し)■修理 各部の動作確認の後、分解開始。 まずは、操作ボタン誤動作の原因である押下式スイッチ(タクトスイッチ)を交換。 CD光ピックアップ(CDOPU)「SONY KSS-213CL」を「KSS-213C」に交換。(これまでの修理経験では、同機種のCDOPUには「KENWOOD(JVC) KCP3H」が使用されていた) CD基板の電解コンデンサをすべて同等品に交換(下記の写真は交換前のもの)。 MD基板を取り外す。 同等スペックの固体電解コンデンサがそろわないため、セラミックコンデンサで代替交換。因みにATRAC ICは「SONY CXD2654R 」だった。 MDの挿入/取出しは回復したものの、MDの認識や再生は不可。MD光ピックアップ(SONY KSM-260B)を交換。 仮組してCDとMDの動作確認・調整を実施。 今回交換した部品。 各電子基板のハンダ付劣化部の補修やその他多数の修理・調整を行い、エージングを実施。作業を完了した。♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2021年08月18日
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唐草と防水膜の設置が完了したので、一文字葺の本体部を設置した。軒先から設置する。本体は右山(右はぜ)なので、軒の左から右に葺いていく。 本体の固定は、「吊子(つりこ)」と呼ばれる折り返しのある短冊状の金具を介して行う。本体自体に穴を開ない工夫のようだ。吊子の固定には、ステンレス製のスクリュー釘を使用した。 本体は、 各本体の「はぜ」同士をかぎ手のように引っ掛けて設置していく。配置は列ごとに2分の1幅ずらした千鳥配置とした。この配置も、浸入した雨水を速やかに下流側の本体上面に排水するための工夫だ。 軒からはみ出た本体は切断し、下面に既設の唐草を巻くように折り曲げて端部の固定を行う。この時、水平方向のはぜは、折り曲げ部分に含まれないよう切り取る。 軒と壁面の接合部は、旧トタン板を残し、これを上から覆うように新しい鋼板を設置した。残した旧トタン板部は、モルタル壁面の裏側まで続いており、雨水の浸入から壁面本体を護っている。このため、この旧トタン部を交換するためには、モルタル壁面を部分破壊しする作業を伴う。幸いこの旧トタン部に錆等の問題はなかったため、大事を避けた次第だ。 この部分は吊子で固定できないため、軒側と壁面側に対して直接釘を打って固定した。最後にかみ合わせた「はぜ」部分を潰さない(カシメない)程度に一様に叩き慣らす。 以上で完成。鋼板部材の現場合わせに時間が掛かったものの、その設置自体は短時間の作業だった。 軒の下側から見た様子。周囲(軒先とけらば)は、本体を折り曲げて唐草に引っ掛けてあるだけだ。この部分もカシメてしまうと排水性が損なわれる。顕著な毛細管現象が発生しない程度の折り曲げに留意した。 今回のDIY、特にガルバリウム鋼板の加工作業は、私が行ったDIYの中で最も大変な作業となった。良い経験になったが、次は既製品を使いたいところだ。(おわり)
2012年10月14日
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今回の修理は、「Panasonic RX-ED707 CDラジカセ(発売日:1998年10月)」だ。 同社独自のコントロールパネル「コブラトップ」を搭載したCDラジカセ最後の一台だ。 [Panasonic RX-ED707 CDラジカセ] ■主な故障と原因 TAPE1/2とも再生・録音動作不良 → ゴムベルト劣化 バックライト不点灯 → ランプ球切れ■修理 分解は底面から行う。 TAPE駆動モーターの半田付け2箇所を取り去らないと、主基板が取外せないなど、少々分解が面倒な機種だ。 因みにCD光ピックアップは、「Panasonic RAE0152Z」だ。 同社はパーツ型番を部品に記載していないので、その確認作業に手間がかかる。 TAPEはゴムベルト3種4本が全て劣化(切れ、伸び、硬化)していた。それぞれ経路を採寸し、バンコードで代替品を製作。全て交換した。 コブラトップ部を取外す。 バックライトは特殊電球。シリコンゴム製のホルダーに納まっている。取り外すと、やはりフィラメントが切れていた。電球の両端には、8.75Vの電圧がかかっていた。 バックライトの色調と明るさを考慮し、赤色1個と黄色1個のLED計2個で代替修理。LEDの電流・電圧値を調整するため、抵抗器も追加する。これらを限られたスペース内にどのように取り付けるかに頭を使う。 各部クリーニングをし、組戻し、点検・調整して無事に復旧。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年07月20日
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ミラーブログサイトとして使用している「goo blogサービス」が2025年11月18日に終了の予定です。これに伴い同ブログを終了とします。以降は下記のブログサイトを参照ください。【本家】楽天ブログ(ミラー)Seesaaブログ
2025年10月19日
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今回の修理は、「AIWA CSD-SR8 CDラジカセ(1990年製)」だ。当時、重低音が流行っていたが、この機種はあえて迎合せず、堅実な機能と音作りをコンセプトにしたに一台と思われる。故に当時はさほど人気がなく、生産/流通数の少ない。しかし、その堅実な音質は今も健在で、バブルラジカセ中でも評価の高い一台となっているようだ。[AIWA CSD-SR8 CDラジカセ(1990年製)]■主な故障状況と原因電源が入ったりは入らなかったり → タクトスイッチの経年劣化、半田付けの経年劣化押下式スイッチ類誤動作 → タクトスイッチの経年劣化、半田付けの経年劣化バックライト不点灯 →麦球のフィラメント断線、半田付けの経年劣化乾電池での動作不能 →乾電池液漏れによる配線腐食切断■修理作業 古いラジカセのご多分に漏れず、 内部は薄手の粉塵コートを施した状態。掃除機を片手に埃を吸いながら分解を進める。 写真だとササッと分解しているように見えてしまうが、 実は結構時間がかかっている。特にCD部分の外れない理由が、プラ爪で引っ掛かっていることを発見するのに時間を要した。 CD光ピックアップ(SONY KSS-210B)は、クリーニングのみでOKだった。結構な基板とユニットの数だ。 バックライトの不点灯は、麦球が切れていた。あいにく手持ちがなかったため、LEDで代替修理した。電流/電圧値設定がLEDには大きすぎるため、定電流/低電圧ダイオード使い、LEDの許容値に制限した。ただし、麦球に常時電気を流すような回路になっていたため、スタンバイ時もLEDが薄っすらと点灯してしまうが良しとしよう。 スピーカーは埃が積もっているものの、至って健全。スピーカーエッジは布製が幸いし、劣化は認められない。 バブルラジカセの上位機種には、ウレタン製エッジを採用したものも多い。当時音質は良かったものの、ウレタンの経年劣化が激しく、原形を留めないほどボロボロになっていることが多い(登山靴のウレタン靴底と同じ理屈)。 バブルラジカセを入手する場合、ウレタン製スピーカーエッジを採用していない機種(多くは中級~下級機種)を選択した方が修理の手間は少ない(私はやらないが、エッジを貼り替えるつわ者方も居られる)。 2台あるカセットテープデッキは、入手時からいずれも動作していた。分解して駆動ゴムベルトを確認したところ、極めて状態が良かった。おそらく一度交換修理したのだと思う。ベルトはそのまま生かす。 メカ部分を分解・クリーニングし、アジマス/再生速度/録音速度を調整した。因みに録音速度の調整は、TAPE→TAPEとCD→TAPEとは別々に行う。 上の写真右下中央の2つの穴から覗く半固定ボリュームで調整する。ラジカセ前面を上にして見た時、左が前者、右が後者である。高速録音モードで調整すれば、通常録音時も結果的に調整される。 さて、電源が入らなかったりスイッチが誤動作するのは、タクトスイッチの結果が原因だ。30個もあるタクトスイッチを全て交換した。また、仮組み/調整中に不動や異常動作が散見されたため、全ての基板の全ての半田付けを粛々と修正、電池ボックスへの配線も腐食のため交換修理した。 修理完了まで延べ7日間。やはり古い機種は一筋縄では修理できない。経年数に比例し、手間と時間がかかる。もはやアンティーク/骨董の域である。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪
2011年10月08日
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今回の修理は、「KENWOOD MDX-F1 MDラジカセ(2000年4月中旬発売)」だ。手軽に使えるMDラジカセ入門機種として、多数のカラーを用意したベーシックなモデルだ。[KENWOOD MDX-F1 MDラジカセ(2000年4月中旬発売)] カセットテープからMDへの移行を意識し、両デッキを搭載している。 因みにカセットデッキは、ノーマル(Type I/NORMAL)、クローム/ハイポジション(Type II/CrO2)、メタル(Type IV/METAL)テープ自動対応という、今時ありえない贅沢仕様ユニットを採用している。 ■主な故障と原因CD音とび → レンズ汚れカセット左ch出力なし → 再生磁気ヘッド故障カセット逆再生、巻き戻し不可 →ゴムベルト(2種)劣化、歯車等磨耗■修理作業 まず、分解でトップパネルの取り外しに手こずった。破損させない程度の力とこじりが必要だった。 カセットデッキはソニー製。再生用磁気ヘッドを交換すると左右chから出力を得られたので、ヘッド故障が原因と判明。 逆再生不可の不具合は、ゴムベルト交換とクリーニングだけでは復旧しなかった。同系のカセットユニットと交換したところ、問題なく動作したため、メカ的(プラスチック歯車の磨耗)な不具合が原因と判断した。 結果として、磁気ヘッドを含めてカセットユニットを丸ごと交換することで復旧完了とした(同系のカセットユニット在庫があって助かった)。 付帯すたカセットテープ種別検出部のみ使用が異なったため、旧ユニットのものと交換した。 CDはレンズクリーニングのみで復活。CD光ピックアップに型番の記載はないが、恐らく「KCP3H」 と思われる。 MDは至って健全。各部クリーニングのみ実施。以上で全て復旧だ。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年03月11日
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今回の修理は、「SHARP MD-Z1 MDラジカセ(発売日:1994年2月)」だ。年に一度くらいは修理依頼をいただくような一台だ。過去の紹介記事はこちら。 [SHARP MD-Z1 MDラジカセ] ■主な故障と原因 CDトレーの開閉不良 → 同ゴムベルト及びグリス劣化CD再生時の音とびが酷い → ピニオンギア破損(亀裂)MD再生時に音とびがあり、録音にも失敗する → MD光ピックアップの経年劣化 → ※修理不可と診断■修理 申告の不具合症状が無事に確認できたので、分解を開始。 CDローディングユニットを分解・清掃・グリース再塗布。同ユニットのゴムベルトを交換し、CDトレー開閉の回復を確認。 CD音とびは、やはりピニオンギアに生じた亀裂が原因だった。本機種では、CD光ピックアップよりも、こちらの劣化の方が早いケースが多い。 同型中古機の流通もほぼなくなり、入手できたとしても同様の故障を有する確率が高い。今回、修理方法を思案した結果、破損した既存歯車を撤去し、代わりにエラストマーパイプを設置した。歯車駆動ではなく、摩擦駆動へ変更した次第だ。同パイプの内径と外形を試行錯誤し、正常にCD演奏する状態に回復できたことは幸いだった。 一方のMDの不具合は、MD光ピックアップの劣化が原因だということは判明している。しかし、同部品は既にメーカーの部品供給が終了して久しい。これまでは中古品で何とか修理してきたのだが、今日(2016/5)に至り、修理を断念する状況となった。 理由としては、(1)MDの論理調整に必要な技術情報が入手できないこと、(2)これを回避するために必要な正常な同MD中古ユニットが入手できなくなたこと、だ。 上記を修理の依頼主にご了解いただき、修理完了とさせていただいた。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★【オークション】整備済みラジカセ・ミニコンポ★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2016年07月15日
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今回の修理は、「Panasonic RX-ED50 CDラジカセ Wカセット(発売日:1999/10/1)」だ。MDデッキは搭載しない。CDデッキとノーマル(Type I/NORMAL)、クローム/ハイポジション(Type II/CrO2)、メタル(Type IV/METAL、再生のみ)テープ自動対応のダブルカセットテープデッキを搭載した、 カセットテープ派のための一台だ。 [Panasonic RX-ED50 CDラジカセ Wカセット][カセットデッキ1(左)は再生、デッキ2(右)は再生/録音] [乾電池での使用も可能] ■主な故障と原因 TAPE 1/2とも再生不安定 → ピンチローラーの劣化故障TAPE 2再生時、右ch出力レベルが極めて小さい → 再生/録音用磁気ヘッド劣化故障FM受信感度低い → ロッドアンテナとTUNER基板の内部接続不良 ■修理 筐体は、底側からねじを外し、上下に分解する。各パーツはほとんどが下側に設置され、作業性は良好だ。 この個体は内部の汚れが極めて少ない。 磁気ヘッド周辺やキャプスタン軸に、汚れや軽い錆が見られる。クリーニングして錆を落とす。可能な箇所にはスポット塗装を施し、防食とした。 再生/録音用の磁気ヘッド(下写真の左)は、磨耗劣化していた。 同社他機種の程度の良い磁気ヘッド(下写真の右)を探し、流用して交換。 TAPE 1/2ともピンチローラーが劣化により著しく硬化している。4個とも交換。一方、ゴムベルトは至って健全だった。これでデッキ部の物理修理は完了。 ベーシックなフルレンジスピーカーが搭載されていた。往年のバブルラジカセに搭載されていたような大口径のスピーカーは、この年台にはすっかり見かけなくなった。 主基板を外して点検すると、やはり半田付けの劣化が50箇所ほどあったので、これを補修。トランジスタやレギュレータなど、発熱の多い部品ほど半田付け劣化の発生が多い。 CDユニットも点検。 まったく問題なし。CDレンズや可動部をクリーニング。CD光ピックアップの型番は調査中、「Panasonic RXQ0633」または「同 RXQ0704」だ(2014/10/18追記)。 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。TAPE1/2のアジマスと走行速度を調整。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★【オークション】整備済みラジカセ・ミニコンポ★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2014年02月18日
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どうして押入はこうも使い難い構造になっているのでしょうか? そんな押入が今でも平然と作り付けられ、住宅が販売されているのにも納得いきません。奥まで手が届かない→人の腕からすると60cmがMaxでしょ!押入の上部空間は使えない→せめて天袋にしてよ引き戸なので一覧性が悪い→せめて折り戸にしてよなどなど、かねてから押入には大きな不満を持っていました。特に階段下の押入は、上部分が斜めになっていることもあり、輪をかけて使い難いです。 [使い難い階段下の押入] そこで、思い切ってこの階段下の押入を改修することにしました。ホームセンター(コーナン)に「押入れの改造」というDIYのチラシがあったので、これを参考に解体から着手しました。 まずは板や桟を下から叩き、打ち込んである釘を浮かせてから、くぎ抜きで釘を抜いて解体するのがポイントのようです。確かに、釘の頭は材にめり込んでいて、くぎ抜きが掛かりません。 チラシには「カナヅチで」とありましたが、今ある木材も再利用したいのでゴムハンマーを使いました。[下から叩いて浮き上がった押入中段の板] やさしく叩いてもまったく浮き上がらないので、思い切り叩きました。その音の大きなこと。まるで太鼓を叩いているようです。かなり叩きましたが、写真程度しか浮きません。 さて、釘を抜こうと思いましたが、あろうことか浮き上がったのは釘ではなく、桟の方でした(^_^;。釘はほとんど浮いていません。[下から叩くと桟ごと浮き上がった] これ以上叩いても桟が浮いてくるだけなので、僅かに隙間のあいた桟と板の間にバールを差し込み、てこの原理でこじる事に変更しました。[桟と板の間に差し込みバールでこじる] こちらの方法のほうが、騒音も少なく、円滑に作業が進みました。 今度は、浮いた板を上から叩くと、板が沈んで釘が頭を出します。それをくぎ抜きで抜きます。しかし、中にはこじった段階で板を突き抜けて桟に刺さりっぱなしという釘も多数ありました。 [浮いた釘をくぎ抜きで抜く] この後も同じ要領で解体を進めました。[中段の板を外したところ][桟を外したところ][前板と奥の板を外したところ] 以上で押入の解体が終了です。押入に張ってある板の色が、一部違うのを発見しました。(つづく)
2009年12月05日
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今回の修理は、「SHARP MD-F220 MDラジカセ(発売日:2001/6/11)」だ。MDLPと同グループ機能、CD-R/RW再生に対応した一台だ。 [SHARP MD-F220 MDラジカセ] 主な故障と原因 CD音跳び → CDレンズ曇り MD排出失敗する場合がある → MDメカのグリス劣化 ■修理 分解・メンテナンスし易い設計だ。部品点数も少ない。 上部のCDトレーを取外すと、CDユニットにアクセスできる。CDピックアップは、「SHARP HPC1LX」だ。CDレンズのクリーニングのみで復旧。 MDは、グリスが劣化してメカの動きが少し渋いようだ。MDの挿入排出に関わる可動部にグリスを再塗布することで、円滑に動作するようになった。 ATRAC ICは「SHARP LR37816A」、 MDピックアップは「SHARP HPM-312」だ。 念のため、MDの挿入排出に関わるセンサーに接点復活材を塗布した。 各部クリーニングをし、組戻して無事に復旧。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年07月11日
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今回の修理は、「PIONEER XR-P760FG CDチェンジャー搭載ミニコンポ(発売日:1996年)」だ。CD25+1のCDチェンジャーと、ダブルTAPEを搭載したゴージャスなミニコンポだ。 こんな多機能ミニコンポは、今時販売されていない。コレクターには、貴重な一台だ。[PIONEER XR-P760FG CDチェンジャー搭載ミニコンポ] 既にメーカー修理を3度も経験しており、4度目は断られ、当方に依頼を頂いた。修理は結果的に予想を超える、かなりの大手術となった。■主な故障と原因CDスロットイン不可 → CDユニット支持用防振ゴムの劣化破損CDチェンジ不可 → 故障(1)に起因したメカトラブルTAPE-1扉開閉不可 → TAPE-1/2ともにゴムベルト(5本)の劣化TAPE-1再生不可 → バネ脱落各基板の半田付け部劣化 → 熱疲労破壊内部プラスチック固定部の破損 → プラスチックの経年劣化■修理 大事に使用されていた個体ではあるが、使用頻度が高く、古いため、各所の劣化が著しい。このため、主な故障箇所だけでも上記のように多数にのぼった。 まずは分解に手こずった。CDチェンジャー部を取り外すのに、かなり頭と日数を費やした。 CDラックの右側ヒンジと連動するリンクアームを外すことが分解の肝だった。分かってしまえばなんと言うことはない。 CDチェンジャー部とCDスロットインユニットが取り外せれば、前面パネルに設置されたダブルTAPEユニットは、簡単に取り外せる。 TAPEはパイオニア独自メカで、なんとゴムベルトが5本も使用されていた。これを交換しないことにはTAPEの点検すらできないので、思い切って交換。かなり交換し難い構造で、難儀した。 TAPE-2はゴムベルト2本、TAPE-1は3本だ。駆動モーターは1個を双方で共有する。 ゴムベルトを交換し、手回しで動作確認すると、案の定TAPE-1の状態が切り替わらない。 TAPEユニットを分解して確認したところ、 状態切り替え用のバネが外れていた。これを正常位置に戻して復旧。 内部プラスチック固定部の破損も多数あった。最も顕著だったのは、DC-DC変換用電源ユニットのブラスチック製廃熱口だ。この廃熱口は、同ユニットを固定する役割も担っている。これが、ブラスチックの経年劣化により破損。 熱融着と耐熱絶縁テープで補強補修した。 自走式CD取り込みユニット。汚れはあるが不具合はなく、クリーニングのみ。CDスロットインユニットも駆動系と検知センサー系を中心にクリーニング。 中に収められていたCDユニットを取り出すと、これを支持する防振ゴムが全て劣化破損し、同ユニットは脱落していた。これがCD系全ての不具合の原因となっていた。 この防振ゴムは既に入手不可。手持在庫から最も近い代替品を見繕って交換し、何とか復旧。因みにCDピックアップは「PIONEER CMK-54XT(違うことが判明 → AEA7004)」だった。一度交換されたのか、まったく問題はなかった。 半田付け部の劣化も、全ての基板に及んだ。この年代にしては多くはなかった。 その他もろもろの修理を行い何とか無事に復旧できた。しかし、 この類の機種が無事に修理できることは、劣化度合と交換部品の入手性から見て、かなり稀だろう。 結局、全ての修理を完了するのに、2週間以上を費やす大修理となとなった。かなり疲れたので、この類の機種の修理は、しばらく遠慮させて頂くことにしよう。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年03月21日
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今回の修理は、「SANYO PH-MD2100 MDラジカセ(発売日:1996/6)」だ。 CDにMDとカセットデッキを搭載し、カセットテープからMDへの移行推進を図っていた時代の製品だ。ただし、滅多にお目にかからない超レア機種。今回修理依頼を頂き、実物を見る機会に恵まれた。[SANYO PH-MD2100 MDラジカセ] ■主な故障と原因 TAPE異常動作を繰り返す → TAPE状態検出スイッチの劣化MD再録不可 → ピックアップレンズ汚れMD挿入不可 → ローディング用ベルト劣化。ローディングモーター不動■修理 パネルを取外すと乾電池ボックスが隠されていた。この機種は乾電池使用できないので、利用できる他機種と筐体を共有したのだろうと推測する。見た目の締りが悪いためか、パネルにはAMアンテナ接続端子をケーブルを内部で引き回してまで取り付けられていた。 MDドライブユニットとしてはSANYO製。初めてお目にかかるMDメカニズム。ピックアップは「SONY KMS-190A」 、ATRAC ICは「SONY CXD2531BR」だ。いずれも交換部品は既に入手できないため、これらが故障すれば修理は効かない。 MDローディングベルトが劣化していたので交換(透明色のベルトなので見づらい)。が、試験するとローディングモーターが正常に動いていないことを確認。 手動メカを動かしてMDを挿入してやると、再生・録音とも正常であることが判明。 まずは、MD制御基板の故障コンデンサを交換。 更に各ユニットへの分電元となっていた表示部基盤にあった電気二重層コンデンサを交換。 これでようやくMDが正常に機能するようになった。 一方、TAPEが異常動作するのは、TAPE挿入を検出するリーフスイッチの接点劣化が原因と判明。 同種のスイッチの接点を全て研磨し、保護剤を塗布して復旧。 分解ついでにCDレンズをクリーニング。 因みにCD光ピックアップは「SANYO SF-P100」。 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年12月12日
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今回の修理は、「SONY CFD-DW83 CDラジカセ(1988年製)」だ。この機種も「バブルラジカセ」。中堅機種といったところだ。 私のオークションでを通じ、懇意になった方からの再注文だ。同型機を2台所有されており、「ダメ元でも良いので、見て欲しい」との依頼だ。 依頼品の到着後、早速診断作業に着手。 前回のSONY CFD-700よりもきれいだ。スペックが低い分、音響性能は良いが劣化し易い部材の使用が少なく、何とか修理できそうな感触だ。[SONY CFD-DW83][前面パネルを外したところ][DodecaHONEが見える] [CDピックアップはKSS-210A。もう一台はKSS-210B] [それにしてもネジが多い!][カセットテープ駆動ゴムベルトを張り替える] [オートリバース用ギアのカムが減って動作不良]■故障状況 2台ともカセットテープが「巻戻し不可」の状態。それ以外は問題ないようだ。恐らく原因は、駆動用ゴムベルトの劣化による弛みだと思われる。 1台目を順調にオーバーホールし、組立。途中動作確認でCDピックアップが発光しないことが判明(直視せず、デジカメを介して目視確認)。 CDピックアップを交換したりといろいろと手を尽くした結果、この機種の仕様であることが判明。 CD再生しないとレーザー発光がないという仕様だった。がっくり。まる一日近く原因追求作業に費やしてしまった。まぁ、いい勉強になったと納得する。 結果、2台ともカセットテープ駆動ゴムベルトの張替えと各部調整等で見事に復活。前回のCFD-700は全滅だったので、何とか面目躍如(^_^)v。 現在、最終動作確認中。順調に行けば、明後日には返送できそうだ。 --- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年02月23日
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今回の修理は、「Victor RC-MD33 MDラジカセ(発売日:1999/5)」だ。 MDを搭載したClavia(クラビア)シリーズの初代モデルだ。MDLP規格発表前年のモデルのため、同規格には非対応だ。翌年には、MDLPに対応したRC-MD330が発売されている。 印象としては、この年代のラジカセとしては比較的大きなサイズと言うこともあり、低域から高域までフラットな音が出る。また、教室程度のスペースならば十分な音量が得られる。[ビクター JVC RC-MD33 MDラジカセ]■主な不具合症状と原因CD再生時に顕著な音とび → CD光ピックアップ(CDPU)の劣化MDは認識するが、再生/録音ができない → MD光ピックアップ(MDPU)の劣化、MD録音磁気ヘッドの故障(変形)、MD制御基板のコンデンサの性能低下補助電源用の電気二重層コンデンサの性能低下■修理 この年代の機種になると、分解・組戻しがし易く設計されている。 CD再生不可の原因は、CDPU(SONY製 KSS-213C)の経年劣化。これを交換して復旧を確認。これでも回復しない場合は、CD制御基板上のトランジスタ(2SA952)の故障が考えられる。 MDブロックは、1998年から1999年にVictor製の機種で見かける形式だ(Victor RD-MD5や同UX-MD1。ただし、MDPUや同制御基板などの細部は異なる)。 MD不具合の原因は、MDPU(SONY製KSM-260B)の劣化とMD録音磁気ヘッド(HMD-7B)の変形だった。これらを交換・調整して一旦は回復を確認。 しかし、MD再生/録音のテスト/エージング中に異音がしはじめ、録音に失敗する不具合が発生。調査したところMD制御基板の固体電解コンデンサの性能低下が原因と判明。同仕様の固体コンデンサは入手性が悪いため、仕様の近い液体電解コンデンサで代替交換して回復を確認した。 ハンダ付部の補修やその他多数の修理・調整を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2018年12月01日
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今年も干し柿を作った。2014年に始めたので今年で12年目となった。今年は大豊作で過去最多の約380個。実も大きめ。例年は50個前後だ。尋常ではない量に驚く。シンクのサイズは95cm×41cm。例年だと右端の洗い桶程度の量。ただし、収穫時期は例年の11月初旬よりも遅い11月下旬だった。今年はクマの出没も気になったので早く収穫したかったがこればかりはどうしようもない。 因みに形の変わった柿も1つあった。たまに大根や人参で見るやつですね。 干し柿づくりは私一人で作業をして久しい。今年は大量のため作業量を想像してげんなり。結局、吊るし柿にするまで6時間/日×3日の作業を要した。ペティナイフは必須だ。普通サイズの包丁だと切った皮が包丁に貼り付いて作業性が悪い。ペティナイフは細身なのでそれが少ない。それでも手のひらは筋肉痛になった。 何回か柿の乾き具合を見ては1個ずつ揉んで乾きムラができないように気を配る。大きな柿ほど揉む回数は多い。たまにはこのような作業を無心でするのも良いものです。明日(12/30)収穫の予定。(おわり)
2025年12月29日
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妻の自転車(ブリジストン社製アルベルト)にリアバスケットを取り付けるため、リアキャリア(MARUICHI アルベルト2006~08モデル対応ステンレスリアキャリア)を購入しました。 (リアキャリア装着後) アルベルト専用モデルだけあり、リアキャリア自体の取り付けは10分ほどで完了。(ダボ穴取付部)(後ハブ取付部) (後ハブ右取付部) ステンレススチール製は、やっぱり丈夫で錆びにくくていいですね。スタンド(1.5年ほど使用)は、ケチってメッキの物を付けたのですが、写真で分かるように錆がポツポツ浮いてますね。 この耐荷重(上限積載荷重)は明示されてませんでしたが、恐らく18kgと思われます。利用者に分かり易く、刻印でも打ってくれるといいんですけどね。
2009年07月09日
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実家の母から修理の相談があった。 新しい電子辞書を購入したものの、機能が多くて使い辛いので、古い電子辞書「SII TR-9700(発売日:1998年頃)」が修理できないかとのこと。当時35,000円ほどしたようだ。■主な故障と原因電源が滅多に入らない → [電源]ボタンのプリント配線の断線+スイッチ接点の劣化液晶表示部の開閉留め具が効かない → 同ラッチの破損■修理 症状を確認の上、分解。この年代の電気製品は、「爪」よりも「ネジ」固定が多いので、分解し易い。 侵入している粉塵を除去しつつ更に分解。 電子辞書のキーボードは、多くのリモコンと同じく、導電性ゴムを押下して直下の電気接点に通電させる型式を採用している。このゴムと接点が汚れや磨耗で、電気的に接触不良となり、上記の不具合を呈する。 同部を清掃の上、導電性ゴム部にはアルミ箔を添付(上写真)。接点にはハンダを薄く溶着(下写真)。 しかし、回復しない。同接点付近に僅かな液漏れ跡があったので、母に聞いたところ、「[電源]ボタン付近にお茶を少しこぼした」とのこと。 同部印刷配線の同通を点検すると、対向側接点にこれが無いことを確認。代替修理として、ジャンパー線(黄色)を設置したところ回復を確認。 液晶表示部の開閉留め具が効かないのは、ラッチのバネ部が内部で破損していた。疲労破損と推定される。手持ちのゴム管を小さく切って、そのバネの代替修理とした。 以上でほぼ復旧。ただし、[電源]ボタンがたまに誤動作するが、これが限界。 以上で修理完了とさせてもらった。母曰く「まさか直るとは思わなかった。新しい辞書にどうしてもなれない場合は、古い辞書を貰い受けに行く」とのこと。母の奮闘を期待したい。
2016年01月16日
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結婚したときに購入した羽毛布団、17年にもなるが一度も洗濯した事がなかった。先般の長雨のとき、羽毛布団の臭いが鼻に付くようになり、いよいよ買い替えかクリーニングかと思案していた。 そんな折、インターネットを検索してみると「自宅で羽毛布団を洗濯」している方が多数おられ、ダメ元でまねをしてみることにした。 [す巻きにしたダブルサイズの羽毛布団] 洗濯機の布団コース、または、湯船で手押し洗いとのこと。前者を選択すべく洗濯槽に入る大きさに布団をたたみ、紐で結わえる。 洗剤はウール用を使用。なければ頭髪用シャンプーでもいいだろう。 そして洗濯機に投入し「あれ、若干飛び出るぞ。まぁ、いいか」「と布団コースを? ないぞ。まぁ、手洗いコースでいいか」。 ピ、ピ、ピ。 と強引に洗濯機を使用しようとしたが、 さすがにダブルサイズの羽毛布団は大きかったようで、洗濯機は音ばかりで肝心の布団はまったく回りません(^_^;。 仕方なく、洗濯機で手押し洗い。脱水だけは、洗濯機でバッチリ完了。 [日干し中の羽毛布団] 布団カバーして日干しが良いと言うことなのでその通りに。ふんわり乾燥させるコツは、羽毛が偏って乾燥しないよう、こまめに布団の向きを変えたり、バフバフしたりすることにあるそうだ。指示通り、30分おきに実施。[乾燥が完了した羽毛布団] 朝の10:30頃から干し始め、夕方の5:30頃には、元通りふんわりと乾燥が完了。嫌な臭いもなくなり、見事羽毛布団の洗濯に成功。追記 強引に洗濯機で押し洗いしたため、洗濯機の内側に水がオーバーフローしたよう。言いたくないが、洗濯機の内部は石鹸カスと繊維カスとカビで非常に汚い。これで洗濯物がきれいになるのが不思議なくらいだ。 しかし、観念して翌日洗濯機を分解。水を取り去ると言う余計な作業を実施した。羽毛布団の洗濯の10倍位疲れた。
2010年09月16日
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今回の修理は、ヤマハの機械式メトロノームだ。昭和50年/1975年製造と、私が修理した機械の中で最も古い。故障の症状としては、まったく動かないとのことだった。 外観は大きな傷もなくきれいだ。丁寧に使われていたことが察せられる。しかし、確かにまったく動作しない。ぜんまいを巻いてみると、既にいっぱいまで巻かれている感じだ。とりあえず分解してみる。[裏蓋を取り外した機械式メトロノーム][メトロノームから取り出した機械部] メトロノームの分解は初めての経験なので、機械部を取り出し、機構を観察する。 動力はぜんまいバネ、歯車とカムを介して振子の付いた針を左右に動かす仕組みだ。拍子用のベルを鳴らす歯車も繋がっている。昔の円盤オルゴールを思わせる形状の歯車だ。 極めてシンプルな機構で、見たところ破損や部品の脱落はなさそうだ。手の力で動力を補助してやると振子が動く。 潤滑用に赤茶色いグリスがあるが、これが硬化している為かと思い触ってみたところ、硬い。松脂のようになってしまっている。動作不能の原因は、これだ。 早速硬化したグリスを洗浄する。使用したのは自動車用金属部品の脱脂に使う溶剤だ。いつも自転車部品の洗浄に使っている。[硬化したグリスを洗浄] 角度を変え30秒ほど噴射洗浄すると、徐々に動き出した。どうしても落ちない固着グリスは竹べらでこそげ落とした。快調に歯車が回る。 新しいグリスを塗布し、ケースに収め直す。見事に動き、拍子用のベルもチンチンと鳴ってくれる。 [修理の完了したヤマハ製の機械式メトロノーム] 念のため、動作精度を確認。テンポを60に設定したときの秒数をキッチンタイマーで測定。OK。誤差は1秒未満。 機械式のメトロノームは、現在でも少数種が数社から販売されているが数千円から数万円の価格だ。一方、乾電池で動く電子式メトロノームは、千円を切る価格からあるようだ。機能も後者に軍配が上がる。 何でもかんでも電子式の現代、電気を使わず、ぜんまいを動力に動くメトロノームは、極めて「エコ」だと思う。私は迷わず「ぜんまいバネ式」を選択したいと思う。 かくて、私が小学生の頃に製造されたメトロノームは再び動作するようになり、早速息子がリコーダーの練習に活用している。ちょっと嬉しい。
2010年12月20日
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今回の修理は、「SHARP MD-Z1 MDラジカセ(発売日:1994年2月)」だ。 「MD STUDIO」のZシリーズで、発売年からすると、初号機種と思われる一台だ。AMステレオ放送に対応し、1994年のグッドデザイン賞部門賞も受賞している。 [SHARP MD-Z1 MDラジカセ] ■主な故障と原因 CD再生途中で止まる → ピニオンギア破損再生時に雑音 → 電解コンデンサの故障音量調整不可 → タクトスイッチの内部接点劣化■修理 さすが大型ラジカセ、10cmコーン型フルレンジスピーカーユニットを搭載し、ミニコンポ並みに低域を再生をしてくれる。 トランスは左部、チューナーは右部に配置。 上記以外のCDやMDユニットなどは、中央部にタワー状にレイアウト。 MD光ピックアップは「SHARP H8149AF」、ATRAC ICは「SHARP LR37681」だ。MD黎明期のユニットなので、部品点数も多く、まったりとした動きだ。特に問題はない。各部をクリーニング。 派手に液漏れした電解コンデンサを発見。周囲のトランジスタやコンデンサなどもチェックしたが特に問題はなく、水色の電解コンデンサのみが故障していた。交換。 CD光ピックアップは「SHARP H8134AF」だ。 これに問題はない。クリーニング。 CD再生が途中で止まる原因を発見。ピニオンギアに亀裂が入っていた。交換修理。 一方、タクトスイッチを交換することで音量調整は復旧。その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、ここをクリック!☆
2013年10月15日
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【6月初旬】取外した後、水洗いできれいになった既設のポリカーボネート波板を改めて設置していく。 「波板の張り方」にも、外せない多数の施工条件があり、設計段階で全ての値を決めておく必要があった。 例えば、「止め付けは、6山おき」、「重ね代は、2.5山」といった具合だ。設置場所の建屋や気象条件で変化する。 波板の止め付けには、若井産業の波板専用ビス「波座セット 木下地・アルミ兼用 トラス頭(仕様:Φ5×35mm:ポリカ製波座+EPDM製スポンジワッシャ+ラスパート表面処理の鉄ビス)」を選択した。 結果、止め穴は、(日射等による波板の伸縮を考慮して)ビス径よりも、1-2mm大きくする必要があると言う施工条件に従い、「Φ6.5mm」とした。これは穴あけに電動ドライバーに取り付けて使用できる「スターエム 六角軸波板キリ」の製品仕様でもある。 新規購入したこの波板キリは、刃先が滑らずに山に穴あけできて作業性が大変に良い。100箇所以上穴あけするので、買って損は無い一品だった。下穴なしでビスを直打ちするのは厳禁だ。遊びが無くなり、夏場に波板が波打つ原因になる。 既設の波板だったので、古い穴が開いていた。これを塞ぐべきか事前に思案た。もちろん古い穴から、雨水が漏れ入らないかが心配だったからだ。 結果的には、塞がずとも問題になる程の事態が無いことを、後日の雨天で実際に確認した。 一方、 風の吹き上げによる波板の「まくれ破損」を防止するため、棟先と軒先とには「押え縁」を設置した。この押え材は、専用部材の市販が無いようだった。よって、強度があり、薄くて耐食性に優れた材料を条件とし、他部材を流用することにした。 材質はアルミに決定。だが、安価で気の利いたアルミ材がホームセンターなどには無い。特にアルミに穴あけすることは、手間なので避けたかった。八方探索した結果、産業用電装で使用される「DINレール(アルミ製)」を選択、設置した。 押え縁の威力は絶大。一山ごとにビスを打つよりも、固定効果が高いと思う。ゴミの引っ掛かりが、多少心配ではある。 これでようやく波板の張り替えが完了。 張り始めれば、1日ほどで仕上げられた。下地に追加した桧材が、透けて丸見え状態。接合部が2本取りとなっているため、見場は今一だが、仕上がりは上々。 下から見上げるとこんな感じ。 最後に雨樋に排水ホースを取り付けて完成。 後日、太陽の熱線を遮るため、波板裏には、断熱アルミシートを設置した(冬場にカーペットの下に敷くあれです)。 なお、以前設置していた「アルミプチ」は、この用途には不適切だったようで、既に撤去した。アルミ蒸着層がプチプチから剥がれてしまったためだ。おそらくは、風のあおりによるプチプチの繰り返し変形が、剥がれの原因と思われる(もちろんメーカー指定外の用途で、自己責任での設置である)。
2014年07月12日
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今回の修理は、「アイワ XR-H55MD MDミニコンポ(発売日:1998年)」だ。ルーレット式の3CDチェンジャー、MD(MDLP非対応)、ダブルカセットTAPE、AM、FMを搭載する。[本体:CX-NH55MD、スピーカー:SX-FNH51(写真無し)、リモコン:RC-7AS08]■主な不具合症状と原因CDをどのトレーにセットしても再生しない → 主にCD光ピックアップ(CDOPU)の経年劣化、次いでゴムベルト(2本)の経年劣化等ダブルTAPEデッキが双方ともに再生等不可 → ゴムベルト(5本)の経年劣化MDは再生するも録音に失敗する → MDレンズの汚れ、設定値の狂い■修理 動作確認後、分解開始。塵の侵入・付着が顕著。適宜清掃しつつ作業を進める。 CDチェンジャーメカを点検・清掃・注油しつつ、CDトレー開閉用ゴムベルトを交換。 CDトレー回転用ゴムベルトを交換するも摩擦が大きくトレー回転に失敗。改めて中古ゴムベルトに交換して回復を確認。 CDトラバースメカを清掃・注油し、CDOPU(SOPY KSS-2113F)をKSS-213Cで代替交換して回復を確認。 ダブルカセットTAPEメカのゴムベルトの経年劣化(軟化・溶断)を確認。これを除去・清掃。 新しいゴムベルト(5本)を設置・各種調整して回復を確認。 MD(MDOPU:SONY KMS-260B、ATRAC IC:CXD2652AR)は、MDレンズやMDメカを清掃・注油し、各種再調整をして回復を確認。 各電子基板のハンダ付劣化部の補修やその他多数の修理・調整を行い、エージングを実施。作業を完了した。♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2020年12月14日
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今回の修理は、「KENWOOD AX-D7 システムコンポ(発売日:2005/11/30)」だ。DVDに対応し、2本のスピーカーで仮想サラウンド再生も可能な、何気に多機能・高音質な一台だ。 [KENWOOD AX-D7 システムコンポ] プリアンプ(写真上)とパワーアンプ(写真下)が別筐体となっている。 ■主な故障と原因DVD/CD再生不可 → 光ピックアップの故障■修理 プリアンプ筐体側に、DVDやMDユニットが搭載されている。DVDを確認すると、レーザー発光がなかった。 DVD/CDユニットを取り外す。 DVD/CD光ピックアップは、「KENWOOD IDP-200A」だ。交換で無事に復旧。 MDユニットも取り外してクリーニング。ユニットごとソニー製だ。MD光ピックアップは「SONY KMS-260E」、ATRAC ICは「SONY CXD2664R」だった。 スピーカーもクリーニング。ついでにスピーカーユニットも取り外して確認。 ウーハーユニット。 ツイーターユニット。サラウンドユニットは取り外し難かったので断念。未確認だ。 パワーアンプ側もクリーニング。 以上で復旧完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆
2013年04月24日
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今回の修理は、「SONY CFD-700 CDラジカセ(1989年製)」だ。いわゆる「バブルラジカセ」で、多機能豪華仕様な時代の中堅機種といったところだ。 この作業は、私のオークションで落札頂いた御方と懇意になり、修理を依頼されたものだ。同型機を2台所有されており、「二個一」ででも良いので、何とか1台でも稼動状態にできないかとの依頼だ。万一修理が完了しなくても、最低限の経費は負担するとのありがたいお申し出。もちろん、ありがたく受託させていただいた。 さて、患者機器の到着後、早速診断作業に着手。 まず分解すると、とにかく両機体とも汚い。粉塵が進入しやすい構造で、内部が相当汚れている。天板面にスイッチ類や放熱口の多い機種に顕著な症状だ。 また、内部構成もかなり煩雑/複雑で、枯れた設計でないことが分かる。中堅機種とはいえ、機能優先が当時の命題だったのだろう。力技で実装したように思われる箇所が多い。 当時、機能的、音響的に評価は高かったのかもしれないが、構造的/長期使用的に見ると必ずしも高い評価はできない。[バブル期の機種によく見られる、航空母艦然とした外観] [ネジが多い。宝探しのようだ][とっても粉塵の多かった天板直下の内部][左スピーカー裏面には煤が付着。コンデンサ劣化の証拠だ][とにかくコード類が多い][テープB(右)のスイッチを全交換したが...][あと作業でウーファーのエッジがNGであることが判明する][スピーカーの素材は贅沢にもカーボンコーンとチタンキャップらしい] ■故障状況◎1号機 CD再生するも微振動で音とびテープA,B再生/録音不可スピーカーエッジ劣化操作スイッチ誤作動3度のメーカー修理履歴有[3度もメーカー修理に出され、磁気ヘッドや電子パーツが交換されていた]◎2号機CD透明アクリルカバー外れバックライト暗いCD再生不可テープA,B再生/録音不可左スピーカー出力音小さい左/右/背面のスピーカーのバランス狂いスピーカーエッジ劣化操作スイッチ誤作動 両機体とも、かなりシビアな状態。人間で例えると、末期的状態だ。しかし、気を取り直し、まずは単機ごとに復旧を試みる。■修理作業 ◎1号機CDの調整を試みるも、改善ならず。更に長時間再生で再生不能になることが判明→CDピックアップNG確定テープAメンテナンス→復旧OKテープBメンテナンス→期待通りの動作せず、NG◎2号機CDの調整→復旧OKテープAメンテナンス→期待通りの動作せず、NGテープBメンテナンス→復旧。ただし、稀に誤作動 以上の結果より、単機での復旧を断念。依頼者の許可の下、「二個一」での復旧作業に着手した。■移植修理作業 程度の良い1号機をベースにし、2号機から正常稼動のCDユニットとテープAユニットを移植する。 移植完了。移植ユニットの正常動作墓を確認。しかし、テープBが指定した操作ボタンと異なる動作は以前解消しない。 思い切って、操作スイッチの全交換を実施。結果は、一部NG。順方向の再生指示を逆方向で機能することが稀にある。方策が手詰まりとなった。 目先を変え、スピーカーの良品ユニット選別を行う。ここで、致命的症状を確認。本シリーズ売りのDodecaHONEたらしめるサブウーファーユニットが、A/B号機のいずれもエッジ劣化していることが判明。 目視では亀裂等なかったのだが、触診したところ、硬化していることを確認。スピーカーコーン紙の前後往復運動を著しく阻害していた。 プラスチック保護剤を塗布し、軟化を試みたが、いずれも失敗。卵の殻のようにバラバラと割れ落ちてしまった。 この時点で、テープB、サブウーファーユニットを復旧できないことが確定。また、電子基板も半田劣化が進行しており、分解・組立の度に半田不良が発生することから、「二個一」復旧も断念する判断をした。 依頼者にも説明し、了解を得た。20年を過ぎた音響機器修理の困難さを実感する結果となった。 なお、修理・復旧できなかったにもかかわらず、同じ依頼者から次の修理依頼を頂いてしまった。1988年製の「SONY CFD-DW83」だ。更に古い機種だ! 当たって砕けろ。だめで元々の精神で、がんばりたいと思う。←がんばってどうにかなるものでもないが...
2011年02月09日
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