シリーズ「コーチングを学ぶ」、第4回。
『 はじめのコーチング
~本物のやる気を引き出すコミュニケーション・スキル
』
(ジョン・ウィットモア, 清川 幸美 (訳)、ソフトバンククリエイティブ、2003、1600円)
より、読書メモの続きです。
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『はじめのコーチング』 第6~8章 読書メモ
・上司などへの上向きのコーチングは、成功する可能性が高い。
・質問の順序
G:Goal(目標) ☆まず目標を設定する!
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カウンセリングでも、来談者にまず「何がどうなればいいのか」の
解決像や、目標を聞くことから始めることがあります。
それと似ているかな?
ちなみにコーチングとカウンセリングの違いは何か?
本書では「コーチングは主として何かが起こる前に行うが、 カウンセリングは普通、すでに起きたことに対して行う」と説明されています。
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・「この30分でどこまでを目指すか?」という聞き方もあり。
・自分がコントロールできる達成目標が望ましい。
・「チャレンジング」でなければ意欲がわかない。
(現実的過ぎてもつまらない!)
(例)「正確に言うと何Kgまでやせたい? 何日までに?」
・意識したことは実現されやすい。
R:Reality(現実)
・客観性。ものごとをあるがままに認識すること。
(例)「弾は的の中心から3cm上を外れた」といった情報。
・細部に焦点を当てさせるような質問
・判断ではなく説明を求める。
・コーチが知ることより、 相手が把握していることが分かればOk !
・現実を徹底的に検証していると、
それだけでもう答えが出ることが多い。
☆「目標」と「現実」の段階にできるだけ時間をかけること!
(次に進みたいという誘惑に勝つこと!)
(例)「今週は?」「先週は?」「週に何回おこなった?」
「10段階で表すと?」
多くのバリエーションで質問することにより、実像がはっきりしてくる。
→今の「出発点」がはっきりしてくる。
O:Options(選択肢)
W:What,Who,When,Will
(何を、いつ、だれが、そしてその「意思」)
・GROWの背景は、「意識」と「責任感」
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今回の詳細は、GROWの「GR」の部分がほとんどでしたので、次回は「OW」の部分を詳しく見ていく予定です。たぶん。(^^;)
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