シリーズ「コーチングを学ぶ」、第7回。
コーチングの守備範囲の広さには驚きます。
今回は「 チームの成長 」について。
『 はじめのコーチング
~本物のやる気を引き出すコミュニケーション・スキル
』
(ジョン・ウィットモア, 清川 幸美 (訳)、ソフトバンククリエイティブ、2003、1600円)
より、読書メモの続きです。
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『はじめのコーチング』 第18~終章 読書メモ
・チームの成長段階
1> 受け入れ
・リーダーが開放的に正直にふるまい、感情や弱点までもさらけ出すと、
ほかの人もそれにならい、好ましい相互関係ができる。
2> 主張
・個人が力を表現し、境界を広げようとする時期。
・動物も同じことをする。
一歩でも足を踏み入れようとする者は覚悟した方がいい。
・リーダーシップに対する挑戦もあるだろう。
・リーダーは自分に対する挑戦を受け入れることが重要。
3> 協力
・「協力」段階の危険は、グループを強調しすぎるようになること。
(グループの居心地が良すぎて反対意見を言えなくなる。)
・チームをコーチする
・すべてのメンバーに質問に答えてもらう。(書いてもらった方がいいかも)
・各メンバーが同時に、自分が全体の任務にどう貢献したかを詳しく検証する。
・徹底的に。
・細部を明らかにし、はっきりと理解できるようにする。
・模範を示してコーチする。
・最初の日に自分のマネジメントスタイルを説明し、質問をうながす。
・「チームを成長させるために時間とエネルギーをつぎ込む」という
自らの意思を明確にしておく
。
・グループのプロセスについて話し合うために定期的に時間をとる。
・バディ(相棒)制度 を取り入れるのもよい。
・仕事以外に共通の関心ごとを持つ。
・コーチングへの抵抗
1:変化への抵抗 2:質問への抵抗
☆コーチは相手をリラックスさせ、信頼関係を築き、
答えに対して批判的にならないようにしなければならない。
・辛抱強く思いやりを持って接することが、前に進む最善の方法だ。
・コーチされていることが分からないほど、
少しずつコーチングの質問をするのだ。
・コーチングに使う時間は投資のようなもの。
(自分がやるしかなかった仕事を人に任せられるようになる。
それにより多くの時間を節約できるようになる。)
☆相手の言うことを よく聞き、よく見る
という黄金ルールに従い、
相手の関心
が赴くところに従えば、
必ず次に何を質問するべきかのヒントが見つかる。
・コーチの役割は意識を目覚めさせることで、指示をすることではない。
・コントロールしたいという欲求を捨てる。
●何を望むのか? [目標]
●何が起きているのか? [現実]
●何ができるのか? [選択肢]
●何をするのか? [意思]
・質問をするという行為自体、相手に敬意を払い、
相手からの答えを尊重することである。
・マネージャーが追い立てたり監視したりする必要はない。
・アメとムチは効き目を失った。
人々はしなければならないからするのではなく、したいからするのだ。
・チーム全体がずっと正直になる。
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これにて『 はじめのコーチング
~本物のやる気を引き出すコミュニケーション・スキル
』
(ジョン・ウィットモア, 清川 幸美 (訳)、ソフトバンククリエイティブ、2003、1600円)
の読書メモを終わります。
長かった~。
コーチングの勉強、第1段階は終了。
コーチングの勉強はこの続きとして、ネットで以下の本を注文したのでこれを読んでいく予定です。
『幸せの種をまく コーチング・ワークショップ
』
(高木善之、 PHP研究所
、1500円、2009/4最新刊)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
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