昨日、今日と大阪の天満で SENS ( 特別支援教育士 )の最終講義でした。
このところ、 研修 に行くことが続いています。
特別支援関係の情報も、多方面でたくさん仕入れてきました。
ブログで書くネタがとにかくいっぱいたまっています!
今回は、以前行った大阪の ICT活用講座
で仕入れた情報を続けます。
(この講座、2日のうち1日だけ参加しましたが、10日分ぐらいの値打ちがありました。)
(過去の日記は、
▼ DAISY(デイジー)で、「文字を読む」行為を圧倒的に支援する!
▼ 特別支援教育での PowerPoint 活用 - マイクロソフト アクセシビリティ
です。)
今日は、『 あのね♪DS 』の紹介です。
視覚支援ツールが有効な自閉症の方や、
発話によるコミュニケーションが難しい方が、
これを使うことで周囲とのコミュニケーションを図ることが容易になります。
(コミュニケーションだけでなく、ご本人がスケジュールを把握することや
「好きなもの」を表示させて楽しむといった使い方もできます。)
そういう支援機器を VOCA
(ヴォカ)といいますが、
DSを使用することで、非常に安価で利用できるようになります。
同じようなことができる「 ボイスエイド
」や「 トークアシスト
」は約 10万円
。
『 あのね♪DS
』はなんと約1万5000円!(本体とセットなら約3万5000円)
VOCAがほしかった方には、朗報なのではと思います。
開発に携わられた「 ぴーすの支援センター
」の大西さんから直にお話を聞き、また実機にもさわらせてもらえたので、
大阪の会は非常に貴重な機会でした。
『 あのね♪DS
』の公式説明は、 ぴーすの支援センター
の関係ホームページにあります。
http://p-s-sakai.net/anone-ds.html
2009年9月1日正式発売。
販売価格:15,750円(税込)
です。
一般販売はされないそうなので、直接メーカーに注文してください。
発売前ですが、すでに予約が入ってきているそうで、期待度の高さをうかがわせます。(^。^)
▲上のリンク先で紹介されている画像の一つです。
これは「 スケジュール機能
」の画面で、
DSiなら、 DSで写真撮影
ができるので、
撮った写真をすぐに取り込んで利用できる
のが魅力です。
「 DSで写真撮影 」と言われても???の方に、ついでに DSi (ディーエス アイ)の説明もしておきます。
DSi
というのは、ニンテンドーDSの新機種で、
今まで発売されたDS用のソフトが動かせるゲーム機本体の名前です。
それまでのDSと違うのは、
音楽を聴く機能
や、 写真撮影の機能
など、
ソフトをプレイする以外のマルチメディ関係が充実しているところ。
『 あのね♪DS
』で頻繁に使うと思われる「写真撮影」機能に限って言えば、
DSi本体の外側のカメラと内側のカメラの両方が利用できるので、
普通のカメラのように写真を撮ることもできるし、
内側カメラを使って「自分」を撮ることもできるのです
。
発売当初は大人気で品切れを起こしていたようですが、最近は簡単に買える模様。
まだ本体を持っていない方は、くれぐれもDSではなくDSiを買いましょう。(^^)
ちなみに僕は 持ってません 。(>。<;)
ニンテンドー 【DSi本体】 ポータブルゲーム機 任天堂 DSi-Rレッド
(リンク先の価格で、19,380円。色は各種あるので、お好みで。)
↓補足。
▼ DSiについての本体の性能説明 (任天堂公式サイトより)
なお、DSは以前の機種から「 音声認識 」や「 録音 」の機能は備えています。
タッチペンで画面に直接タッチして動かせたり、
音声で指示して動かせたりするので、
ただものではないゲーム機です。
(もはやゲーム機というよりなんでもありの機械ですね・・・。(^。^))
『 あのね♪DS
』以外のソフトも、障害のある方の使用に非常に向いていると思われるものが
何点かあります。
声で指示すると反応するようなゲームは、画期的でおもしろいです。(^^)
「兵庫県特別支援教育第四次推進計画」に… 2024.03.14
東京都の都立高校はすべての高校で「通級… 2024.02.08
兵庫県教育委員会が「特別支援教育に関す… 2023.12.27 コメント(1)
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments