最近は自宅に帰らずに勤務校の校区にある実家に泊まることが多いです。
ブログは書けるのですが、メールチェックはできてません。
メールを送っていただいた方、明日の夜はチェックしますのでしばらくお待ちください。(^^;)
さて、昨日の続きで、「通級指導教室」でのSSTに書かれた本を参照していきます。
『 発達障害通級指導教室の指導・支援法
通常の学級でも使えるゲ-ム・遊び・余暇活動を通した
ソーシャルスキル獲得術』
( 能登宏
、明治図書、2008、1800円)
断片的に、一気にだだだだ~っといきたいと思います。
なんのこっちゃわからないところは本書を参照して下さい。(笑)
=============================
『 発達障害通級指導教室の指導・支援法
』読書メモ2
(第2章1 低学年グループの事例 より)
・当教室では、とにかくほめます。
「負けたけど、我慢できて、すごい!」
・当教室が 息抜きの場
・他の子をほめれば、その子を注意しなくてすみます。
・アイメッセージ
「Bさんが席に着いてくれると(行動)、
みんなで次のゲームができて(影響)、
先生はとてもうれしいんだけど(感情)」
・途中からでも参加できたらほめます。
・「 カーリングすごろく 」
計算したり、タッパーを思ったところに止めたりすることが必要。
カーリングって、エアホッケーみたいなやつですね。
サイコロを振るのと違って、力の加減を自分でコントロールしようとするので
セルフコントロール力を育てるのにもいいと思います。
これはぜひやってみたい。
・「だめです」などと言って注目してしまったら、
教師が子どものペースにはまり、巻き込まれる。
・歌遊び「 どんぐりころころ 」
歌に合わせて右手で左肩を8回叩く。
次に左手で右肩を8回。
4回ずつ、2回ずつ、1回ずつ叩き、
最後に「しょう」のところで手拍子をパン。
最後に「パンッ」と手拍子がそろうことがいいのです。
1人でも出来ますが、みんなとやると楽しいでしょうね。
肩こり解消にもなってちょうどいいです。
(あ~、肩こった~。。。)
・最初はゆっくり歌って、成功体験を積み、称賛を受けます。
次第にスピードをあげてやります。
失敗したら、笑いに変え、 成功したらもっとたくさんほめます。
失敗と「いい笑い」をむすびつけることができたら、
人生こわいものはなくなります。
「失敗」のとらえ方は、ぜひ教えたいところです。
いや、むしろ「失敗などない」ということを。
・ リズムがそろうこと は社会性のトレーニングになる。
・ 約束カード を作り、見せながら読み聞かせ。
毎回、 繰り返し繰り返し読み聞かせ 。
継続することで、少しずつ、不適切な行為が減ってきました。
・「~ということになっている」という言い方をすると、
行動に移せることがある。
・「それは昔から決まっていることだから、
なぜと訊くこともできません」
・「ルールを守れないって、格好悪いよね」と、
「格好悪い」作戦
を実行する。
(1)「人を叩くって、とっても格好悪いことだよね」
(2)他の子も同意
(3) 「○小学校□年生のCさんは、
人を叩くことはしません」と淡々と語る。
・「かっこうよくたべましょう」カード
・「格好いい、悪い」と 他人の視線を意識させる
ことにも
つながった。
・「 マシンガントーク 」
子どもが口を挟む間も与えず、早口でまくしたて、
いつの間にか不適切な行為がなかったことになる話し方。
早口で、冷静に伝える。
(p40まで) =============================
実践で具体的に役立ちそうな情報が山ほど掲載されていました。
子どものタイプに合わせて、こういった手法を使い分けていきたいです。
次回は、「中学年グループの事例」のところから。
ではまた!
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
応援していただける方は、ぜひクリックをお願いします。↓
ブログ王ランキング
「兵庫県特別支援教育第四次推進計画」に… 2024.03.14
東京都の都立高校はすべての高校で「通級… 2024.02.08
兵庫県教育委員会が「特別支援教育に関す… 2023.12.27 コメント(1)
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments