その後僕はこの「がんばりカード」を、 通級
でもたまに使うようになります。
様式は、上のものから、だいぶ変更を加えました。
通級の対象児童も、僕が普段の様子を把握しきれないという点では、支援学級の比ではありません。
毎日毎時間どうやって過ごしているのかが気になる児童も、かなりいます。(^^;)
ただ、単なる実態把握としてだったら、このカードよりも、通常学級の担任との連携で、いろいろ他の方法も考えられます。
「がんばりカード」の特色は、ただ1点、 本人が目にする
、というところにあります。
上の「ねらい」の1点目(赤太字にしているところ)です。
本人のがんばりを認め、励まし、その継続を後押しするツールとしてなら、今でもこれは役に立つと思っています。
2006年当時のやり方では学校に置いて帰ることになっていました。
しかし、 その子が家に持って帰って保護者に見せて、保護者から「がんばったね」とほめてもらう、という使い方も、考えられます。
今の僕は、断然、そっち派です。
保護者・本人・担任・通級担当の4者をつなぐツールとして機能する可能性があります。
そういうわけで、僕の支援学級時代の遺産である「がんばりカード」なるものを、もう一度ちゃんと活用してみようかと考えています。
ちなみに、「夏休みがんばりカード」など、長期休業中バージョン、というのも作っていました。
一方で、
・がんばりは本来自主的に生まれるものであり、強制するようなことは、あまりよくない。
・大人が子どもの毎時間を監督するという考え方については、管理的な側面が強くて、あまりよくない。
という気もしています。
そんなわけで、使い方には慎重を期したい、とも思っています。
まあ、参考程度に、してください。
「兵庫県特別支援教育第四次推進計画」に… 2024.03.14
東京都の都立高校はすべての高校で「通級… 2024.02.08
兵庫県教育委員会が「特別支援教育に関す… 2023.12.27 コメント(1)
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments