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GW中に観に行こうと思っていて体調不良で観に行けなかった映画、なんと、オンライン配信があるようです。このブログで何度もとりあげさせてもらっている映画『夢みる小学校』と同じ監督が撮影された映画です。『夢みる給食』公式サイト:https://www.mirai-lunch.jp/新作映画だったので今までは映画館でのみ上映されていたのですが、6月1日から、自主上映会の受付が開始されます。それに合わせて6月2日のみ、日時限定でオンライン配信もされるとのこと。僕は、申し込みました。あなたも、観てみませんか?予告編 上の予告編の中で「全国にオーガニック給食がどんどん広がっている」というナレーションとともに、いろんな市町の名前が表示されているのですが、僕の住んでいる市や、勤務している市の名前もあり、びっくりしました。うちの給食も、オーガニックなんだ!なんだか、うれしいです。映画の中では、「オーガニック給食の最前線」に取材されているようです。具体的に言うと、「いすみ市、木更津市、佐渡市、亀岡市、武蔵野市、松川町、薩摩川内市、瑞穂市、喜多方市」で取材されたのだとか。ここでもやっぱり、我が家からクルマで1時間圏内の、ちょっと近所の市町も登場しています。近くにあるすてきなものに気づかせてくれる映画って、すてきです。観るのが楽しみです。なお、オンライン配信は『夢みる給食 60分Ver』となっており、少し編集されて短くなっているようです。6月2日の13時から限定で、しかも先着300名で締め切るとのこと。以下が、オンライン上映会の詳細です。(公式案内より転載)6月2日(日)ひと家族 1,500円(友達2人なら3000円)13:00〜14:10 『夢みる給食 60分Ver』VIMEO配信14:20~15:00 監督ZOOMトーク オーガニック給食 質疑応答ゲスト:白川久美子 すくすく保育園園長(映画出演者)中村陽子(めだかの学校 主宰)サテライト上映をして地域に給食仲間をつくり『夢みる給食』大規模上映会につなげてください。⭐ 個人視聴申込み↓↓↓↓https://mirai-lunch-online.peatix.com/(クラファン協賛者の方は無料視聴できます〜)⭐ サテライト上映申込み↓↓↓↓https://pro.form-mailer.jp/lp/b8f78ac9233779【サテライト上映会とは】自宅リビング、カフェ、会議室などで配信映像をプロジェクター、大型テレビモニターに接続して地域の人と配信映像上映会&お話会を開催。5人以上の観客を確保すればお申し込みできます。※「議員、政治関係者」はサテライトの主催はできません。*『夢みる給食』劇場公開まもなく終了 まず劇場で観てね!3月15日(土)~ 沖縄 シネマドーナツ 貸切り上映4月26日(金)~ 東京 シネマネコ 5/6 監督トーク4月26日(金)~ 兵庫 豊岡劇場4月26日(金)~ 宮崎キネマ館5月24日(金)~ 佐賀 シアターENYA皆さん、お見逃しなく!▼「どんな子どもも、それは1つの個性であり、正解である」 ~映画「夢みる小学校」 (2022/12/18の日記)
2024.05.08
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ゴールデンウィークです!ぶったおれています!昨日の土曜日は参観日だったのですが、参観日はなんとかクリアしました!#クリアって何?#雨の中、駐車場係、がんばったよ今朝は、起きたら、咳の連発で、おかげで腹筋がめっちゃ鍛えられています!咳の後は、熱っぽくなって、ちょっと寝ます!でも、参観日を乗り越えたので、連休突入!無理せずに、半分寝て過ごしています。そんななか、テレビ録画していた「すずめの戸締まり」を観終わりました。僕は「天気の子」が大好きなのですが、この作品は未視聴でした。めっちゃよかったです!映像がめっちゃきれいな作品ですが、僕の知っているリアルな風景が出てきて、感動しました。僕の知っている風景って、たとえば、上のNetflixの予告編の最後に出てくる「新神戸駅」とかです。#大学卒業後に新卒で就職したのが新神戸駅近くの会社でした!#ほかにも、いろんな地域のリアルな風景が出てきます。調べてみたら、コミック版も出ているんですね。試し読みしましたが、こちらも良さそうです。買いたいなー。すずめの戸締まり(1) (アフタヌーンKC) [ 新海 誠 ]#全3巻らしい!じゃあ、今からまた寝ます!少しずつ、エンジンをかけていきます!では、また!
2024.04.28
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昨日のブログで宣伝をさせていただいた「夢みる小学校 完結編」。3連休を利用して、大阪の十三(じゅうそう)に観に行ってきました。大変よかったです教育の本質に切り込んでいる映画だと思いました。テストや通知表などの「評価」をどうするか、普段の「授業」をどうするか、などについて、非常に考えさせられる映画でした。完結編が出る前のバージョンの「夢みる小学校」の映画を観て、小学生がさっそく行動に出るところが追加されていました。この映画の影響力を端的に物語っているなあと思いました。ぜひ、兵庫県でも上映会をしたいと思います。実は僕はクラウドファンディングで応援をさせていただいたので、自主上映会の権利を持っています。映画の最後のエンドロールにも、「にかとま」という名前がちゃんと載っていました。#載せていただいて、ありがたいです。自主上映会をどんなふうにしていくか、今はまだいろいろと悩み中です。とりあえず、上映会は兵庫県の丹波市か西脇市のどちらかでおこないたいと思っています。次期は今のところ、8月くらいかな、と思っています。ただ、自分1人で呼びかけたところで、少しも人が集まらないのでは、という不安があります。もし、自主上映会の企画を一緒に進めてくださる方がいらっしゃったら、ぜひ、ご連絡ください。または、「丹波か西脇で上映するなら、ぜひ行きたい」というご連絡でも構いません。同志、募集中です。このブログのコメント欄でも構いませんが、個人的にメールをいただければ幸いです。メールアドレスは、nikka★joy.email.ne.jp です。※★は、@に変更してください。よろしくお願いします!
2024.02.12
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今週末の2月4日(土)に西脇市で上映会がある「夢みる小学校」。さらにその2週間後の日曜日にも、その北隣の多可町で上映会があるそうです。▼多可町のサイト内「夢みる小学校」告知ページ主催は、「森のようちえん こころね」さん。「多可町でもできる、取り入れられる」の文字が、まぶしい。西脇市の上映会も、多可町の上映会も、なんと無料です。(多可町会場は、事前予約が必要。西脇市会場は予約不要。)自主上映会で上映される作品で、こんなに頻繁にあちこちで上映が企画される作品は初めて。ほんとにいい作品なので、未見の方は、ぜひ。▼2/4(土)兵庫県西脇市オリナスで「夢みる小学校」無料上映会など多数開催 (2023/01/23の日記)
2023.02.01
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昨日の日曜日は勤務校の資源回収でした。そのとき回収された中に、あるチラシが入っているのが目に入りました。一目見て、「あ!これ、昨日、聞いてたやつだ!」と思いました。その前日、土曜日の夜に、知り合いの先生から「今度は2月4日に「夢みる小学校」の上映会があるよ」と聞いていたのでした。日曜の資源回収の後にも、ちょうどオリナスに行く用事があったので、そこで詳細を確認してきました。チラシも、もらってきました。「夢みる小学校」は今、僕のイチオシの映画です。その映画が、なんと、2月4日には無料で観られるそうです。「夢みる小学校」については、過去記事に詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。▼「どんな子どもも、それは1つの個性であり、正解である」 ~映画「夢みる小学校」 (2022/12/18の日記)2月4日については、なんと!「夢みる小学校」だけでなく、ほかにも3本の映画が無料で鑑賞できます。僕は、4つめに上映される映画も気になっています。「おだやかな革命」という映画です。(公式予告編動画)無料なだけではなく、フロア席にはこたつなどを自由に持ち込んで、自由な姿勢で鑑賞できるというユニークな企画です。(イス席もちゃんとあります。ちゃんと見たい人はそちらのほうがいいかな?)(画像は公式サイトより)ほかにも、「劇団シーブの少々演劇ショータイム」や「プロジェクションマッピング」「西脇映画館ヒストリーパネル展」も気になっています。まる1日楽しめそうなイベントです。かなり素晴らしい企画だと思いますので、気になる方は、ぜひ行ってみましょう!予約とかは特にいらないので、当日いきなり行って大丈夫ですよ。▼Órinasカルチャーミックス2022 (西脇市公式サイト)▼自主制作映画の上映会~すばらしい1日となりました~ (2007/09/14の日記) ▼「みんなの学校」上映会&木村泰子先生講演会 in兵庫県西脇市 (2017/06/08の日記) ▼「インクルーシブ教育」を考えるテキスト『「みんなの学校」をつくるために』 (2020/07/25の日記)▼子どもたち主体の理想の学校? 映画「夢みる小学校」 兵庫県でもぞくぞく上映! (2022/10/23の日記)
2023.01.23
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11月17日の日記で書いた、ミュージカル「プペル」のオンライン公演。そのときは「公演の映像はYouTube等で部分公開されたりはしていません」と書いたのですが・・・なんと、本日、冒頭の映像が、YouTubeで無料公開されました!それが、コチラ。【冒頭シーン大公開】ミュージカル『えんとつ町のプペル』(株式会社CHIMNEY TOWN公式動画、約3分)オンライン配信用の特別なカメラワーク、主役お二人の演技力、迫力の音楽と照明がお分かりいただけると思います。ミュージカルの美味しいところがギュッと詰まった作品ですので、多くの方に鑑賞してもらえればと思います。このブログは「きょういくユースフル」ですが、2回も同じミュージカルの宣伝をしてしまいました。ただ、「教育」と「演劇」には大きな関係があります。というか、大きな関係を持たせないといけないと思っています。というのも、既存の日本の教育は、音声言語と文字言語に重点が置かれすぎているからです。人の一生を支える人間力をまんべんなく育てるというより、言語理解力に偏っています。近年は「対話」を重視する方針が示され、知識偏重の学習が見直されてきました。が、それでも偏っています。社会に出たときに最も必要な他者と対話しながら目的を達成していく力は、「演劇」などにみんなで取り組むことで、より一層伸ばすことができると思います。演劇は、単に「言葉」だけでは成立しない世界です。声の出し方、目線、立ち方、表情、身振り手振りなど・・・。社会で生きて働く力として、もしかしたら「言葉の力」よりももっと大事かもしれないものがたくさんありますよね。演劇はそれらに気づかせ、はぐくんでくれます。しかも、台本があるので、自分で考えてその場で臨機応変にふるまえるようになる前のステップとして、最適なのです。特に、僕のように他者とのかかわりに自信がなく、どうふるまっていいかわからないタイプの人間には、とても有効な「ふるまい」のトレーニングになります。大学4年の時に初めて演劇を体験して以来、僕はそのことを実感してきました。諸外国では演劇が教育の中に取り入れられている国が多いです。僕は、「演劇」はとても大事だと思います。教育に関心のある方にこそ、演劇を観ていただき、演劇にかかわっていただきたいと思います。過去記事の中では他の演劇をオンラインで安く見る方法も書いていますので、よかったらお読みください。▼税所篤快『未来の学校のつくりかた』▼コロナ禍の中こそ、自宅で演劇鑑賞!「観劇三昧」
2021.11.19
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昨日の夜、ミュージカル「えんとつ町のプペル」のオンライン公演がありました。オンライン配信のためにわざわざ撮影されたもので、ここでしか観れない映像が目白押しでした。今月の終わりごろまで、公演は続くようです。舞台装置、音楽、照明などなど、ありとあらゆる点が練りに練られた、出色のミュージカルです。ミュージカル好きな方は、ぜひチェックしてみてください。▼ミュージカル「えんとつ町のプペル」公式サイト▼ミュージカル えんとつ町のプペル | オンライン劇場 ZA 今後の公演:11/18(木) 19:00~20:30(開場18:30) 11/19(金) 19:00~20:30(開場18:30) 11/21(日) 17:00-19:30(開場16:30) 11/29(月) 19:00-20:30(開場18:30)オンライン公演は、写真撮影OKでした。写真撮影ができたり、公演を観ながら拍手したり足踏みしたりできるのは、オンラインならでは。オンラインのお客様がしっかりと楽しめるように、周到に準備された舞台でした。オンラインチケットは観劇のみなら3000円。オンラインにしては少し高いかな、と思いましたが、観てみると全然そんなことはなくて、会場で観るよりもお得な収録になっていて、大満足です。既存の演劇・ミュージカルの中でも、最高レベルのクオリティだと思います。ただし、オンライン鑑賞の質はご自身のネット環境に左右されるところもありますので、その点はお気をつけください。(通信不具合などの場合を想定し、あらかじめ「見逃し配信」が設定されています。)舞台装置や衣装の作りこみが、とにかくすごい!会場に行ってもこんなに近くからは観られないと思うので、舞台を間近で見る臨場感はオンラインのほうが勝るのではないかと思います。役者の演技や歌はもちろん、演出や照明のレベルもとても高く、「もはや、演劇というものを超えている」というのが、僕の率直な感想でした。最後はとても感動しました。オンラインの場合は参加者の反応がチャットで見られるのですが、後半はチャットを切って、物語に没入しました。主役のルビッチは、とても澄んだ声で、「星の王子さま」みたいでした。実は、僕は大学4年の時に「星の王子さま」の劇に出たんです。僕の演劇好きは、そのときから始まっています。今回は、そういった僕の演劇の原点も思い起こすことができ、個人的に大変よかったです。公演の映像はYouTube等で部分公開されたりはしていませんが、劇中歌をご本人が歌われている動画はYouTubeに出ています。(公式のものです。) ※11/19追記:公式に冒頭の映像が公開されました。詳しくは↓ ▼【続報】ミュージカル「えんとつ町のプペル」オンライン公演その中でも、映画版「えんとつ町のプペル」でスコップ役をされていたオリエンタルラジオの藤森さんは、このミュージカルでもスコップ役を好演されていますので、その歌の動画を貼っておきます。スコップは舞台の前説でも登場!非常に面白いキャラクターなので、スコップ人気が沸騰しそうです。
2021.11.17
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引率でバスに乗って、バスの中でDVDを観ました。劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』期待せずに観ていたのですが、面白かったです。推理ものというよりアクションものだったのが、意外でした。「名探偵コナン」が単行本で100巻まで行ったのは知っていましたが、映画のクオリティがこんなに高いとは知りませんでした。さすがに長い間続いているだけ、ありますね。「クレヨンしんちゃん」の映画があなどれない、というのを知った時にも驚きましたが、アニメ映画のクオリティ、高いです。ほかのも観てみようかな、という気になりました。(関連サイト)▼祝100巻記念!映画『名探偵コナン』おすすめランキング&全作品一覧 (もったいない本舗ニュース、2020/12/24記事、2021/10/21更新)
2021.11.08
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(画像提供:Photo AC)Facebookで日本児童教育振興財団の DVD貸し出し事業 について、教えていただきました。教育界を代表する講師の先生の講演会DVDなどを、教育に関係関心のある団体・機関・個人なら、誰でもお借りできます。素晴らしい!▼日本児童教育振興財団https://faje.or.jp/index.html一番新しいDVDは、『木村泰子×西郷孝彦との対話から考える 今求められる「新しい学校のカタチ」』上のリンクのトップページにて、次のように紹介されていました。=======================本作品は、2020年10月に岐阜県大垣市で「みんなの未来をつくる会」主催の対談を収録したもので、当初は対面で行われる予定でしたが新型コロナウイルス感染拡大の影響により、感染防止対策を徹底したうえで、教育関係者のリアルとリモート参加によるハイブリッド形式で開催されました。今求められる「新しい学校のカタチ」をテーマに、講師陣と参加者が熱く語り合った意義ある対話となっています。=======================とても興味のある内容です。お借りしてぜひ観てみたい!貸し出しに関する詳しい説明や、貸し出してもらえるDVDの種類については、以下のリンク先にありました。▼ビデオライブラリーについてhttps://faje.or.jp/video/index.html「貸し出し方法」を見ると、次のように書かれていました。=======================貸し出しをご希望の方は、官製はがき、FAX、またはお問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。※貸し出し料1本につき、1000円(当方からの送料を含みます。) 返送料・振込手数料は借りた方にご負担願います。=======================教育関係のDVDは買うと高額だったりするので、1000円でお借りできるのは、オトクです。こういったサービスを利用して、身近な教師仲間とDVD鑑賞会をして感想をシェアし合うのも、いいなあ、と思いました。(関連する過去記事)▼桜丘中学校の前校長、西郷孝彦先生の講演を視聴しました。 (2020/11/14の日記)▼「困った」子への向き合い方 ~木村泰子『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』 (2021/05/05の日記)▼「みんなの学校」上映会&木村泰子先生講演会 in兵庫県西脇市 (2017/06/08の日記)
2021.06.20
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本日は土曜日の振替休日なので、いそいそとブログを更新します。2月11日の日記に書いた映画「えんとつ町のプペル」、昨日観に行ってきました。よかったです!観に行く前に絵本の無料公開を読んだり、主題歌を聴いたりしていました。そうやって勝手に予想していた部分との違いを、少し書いてみます。絵本では「ゴミ問題」と「いじめ」を重ね合わせている印象をすごく受けました。主題歌の中の歌詞でも、====================「くさい くさい」と はやされて キミは外にはじかれる====================という歌詞があるのですが、僕はここがとても印象に残っていました。アニメ映画「聲の形」が少し前にテレビでやっていて、いじめのシーンのウエイトがかなり高かったので、「プペル」も同じような物語展開を想像していたのですが、違いました。映画の物語の中で絵本の部分は3割くらいだそうで、いじめらしいシーンもそんなに重くなく、万人が気軽に観られる感じで作られていたと思います。社会問題提起というよりはエンタテインメント寄りで、子どもに安心して見せられる作品になっていたかな、と感じました。とはいえ、行動する勇気を啓発するメッセージはふんだんに盛り込まれていて、心に残る作品でした。映画のパンフレットを鑑賞後に購入。製作スタッフのコメントが多数掲載されており、ここで知ったことも多かったです。「プペル」の主題歌は、作者の西野さんによる作詞・作曲なんですね。この歌は本当に良くて、何度も聴きました。繰り返しを生かした印象的な歌詞とメロディ。静かなところと終盤盛り上がるところの差がすごくて、最後の開放感がはんぱないです。最後に、他の映画との比較を。「プペル」の前に鑑賞したのはご存じ「鬼滅の刃 無限列車編」でした。また、西野さんは「プペル」の映画化に際してスタジオジブリの映画をかなり研究されていたようで、「プペル」には「ラピュタ」に似たシーンなども出てきます。ただ、「鬼滅の刃」や「ラピュタ」との違いとして1つ挙げられるのは、ヒロインの不在です。それは多分意図的に西野さんはそうしたんじゃないかな、と思います。興行収入を得ることだけが目的なら、魅力的なヒロインを出して、すでにファンの多いベテランアーティストに主題歌を歌わせていたと思いますが、西野さんはそうはしなかった。(主題歌を歌っているロザリーナさんはすごく上手なのですが、「プペル」の絵本とのコラボで世に知られるようになったようです。)男の子とゴミ人間の話を通して、直接的にではなく、間接的に、心で感じてほしいことがあったのだと思います。新しく行動を起こすことの大切さを訴えるがゆえに、まだ世に知られていない人を起用する部分も多くあり、「人気商品」としてではなく、「心のこもった手紙」としての性格を強く持っている作品だと思いました。子どもにも、大人にも、オススメできる映画です。まだの方は、ぜひ、ご鑑賞を。 ▼映画「えんとつ町のプペル」公式サイト
2021.02.15
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コロナ禍の中、うちの子たちが通う小学校から、映画の無料鑑賞券が配られました。と言っても、1ヶ月前のこと。興味がなかったし、コロナが流行っているので、全く行く気にならず、ほっておきました。ただ、ぼんやりと「コロナ禍でも子どもたちに見せたい映画ってこと? どんなのかな?」とは思っていました。行く気にはならなかったものの、中身は気になりつつ、1ヶ月が経ちました。そうこうしているうちに、最近、作者の西野さんの本を読みました。「なかなかおもしろい活動をしている人だ」ということが分かり、西野さんという人に興味を持ちました。『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』[ 西野亮廣 ]ハロウィンイベントの翌朝の渋谷のゴミがひどいというゴミ問題を、一大ゴミ拾いイベントで逆転解決するなど、アイデアと行動力をお持ちの人のようです。「単なるゴミ拾いでは面白くないから、集めたゴミでアートを作ろう」という発想など、前例にとらわれない発想力はスゴイと思いました。さて、そんなこんなで「えんとつ町のプペル」について今更ながら調べてみると、なんと映画の公式サイトで、原作の絵本が無料で全部公開されていました。(正確には、絵本を持っていないので本当に全部かどうか分かりませんが、たぶん全部だと思います。)▼映画「えんとつ町のプペル」公式サイト↑こちらのサイトの中に、「原作絵本無料公開中!」というところがあるので、そこをクリックしてみてください。~絵本の感想~言葉のリズムがよく、読みやすいです。読み聞かせにも適している、と思いました。意図的にひらがなにしてあると思われるところがあちこちにあります。そのため、見た目にもごちゃごちゃせずにすっきりしています。ただ、漢字にはルビがなく、子どもが一人で読むことはあまり想定していないのかもしれません。冒頭からテンポがよく、西野さんらしいストーリー。今の閉塞的な社会状況を反映しつつ、希望を持たせる流れに、引き込まれました。絵は言わずもがな、すごいです。クオリティ高すぎです。(この絵本の絵は個人ではなく共同製作で創られています。)西野さんご自身の読み聞かせ動画も公開されていました。映画の方も、見てみたくなりました。
2021.02.11
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「鬼滅の刃」のアニメ映画「無限列車編」が10月16日から公開開始になりました。観に行きたがっている子どもさんも、多いと思います。大人もかな?現段階でのレビューを観ると、高評価の方が多いようです。なにしろこの人気ですので、制作陣の気合いがすごかったのでは。ただ、もともと原作の段階から子ども向け(小学生以下)ではない、というところに注意が必要です。「5歳の子と観に行ったけど、大嫌いになって劇場を出てきた」という感想も見つかりました。今回の映画、子どもは観たがるかもしれませんが、「PG12」という鑑賞制限がついています。子どもが観る場合には、保護者の助言・指導が必要とされています。小学生だけでは観に行けませんし、内容的に10歳以下の子どもにはお勧めできません。そのあたりを踏まえて映画館に行かれるなら、いいと思います。▼劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 : 作品情報 - 映画.com▼劇場版「鬼滅の刃」小学生だけで見に行けない? 「保護者の助言・指導必要」の意味 (J-CASTニュース)実は、「鬼滅の刃」で使われたフォントがありまして・・・買っちゃいました!「昭和書体」という会社の、毛筆書家の直筆を元にしたフォントです。87%OFFで税込み3300円でした。毛筆書体って好きなんですよね。「鬼滅の刃」が好きな子のための教材プリントとか、このフォントで作ると喜ばれるかも?僕と同じように買ってみた人のレビューがあったので、興味のある方は読んでみてください。▼「鬼滅の刃」の毛筆フォントが激安だから買ってみた (うみのさちさんのブログ「知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ」2020.4.18の記事)▼メーカー公式販売サイト(昭和書体)87%OFFのセールはしばらく続けられるそうです。定価だと高くて買えませんが、値引き価格なら、使う当てがあるなら買ってみてもいいかも?今回のようにネット等で公開する自分の作品上で使うことは許諾されています。ネット上だと、「鬼滅の刃」風のロゴを作るというウェブサービスもあります。著作権のことがありますので濫用はできませんが、たとえばキーボード入力練習中の子に紹介してあげると、いろんな単語を打ってみたくなるかもしれません。「作成」ボタンを押さなければ公開されませんので、いろいろ入力して試してみることができます。▼鬼滅の刃ロゴジェネレーター
2020.10.18
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ディズニーピクサーの映画『リメンバーミー』。春休みに家族で観ました。なんとまだ劇場で絶賛上映中らしいです。なかなかのロングラン上映ですね。これは本当に家族で観る価値のある映画。小2と小3の我が子たちは、クルマの中で、家の中で、ひっきりなしに『リメンバーミー』の劇中歌を歌っています。映画は「リメンバーミー」という歌がキーワード。というか、キーソング。いろいろなアレンジでこの歌が使われています。そのアレンジが、絶妙。さすがディズニー。物語を端的に言うと、「ご先祖様を救う物語」かな?テンポよく進み、意外な展開もあって、ぐいぐい惹きつけられます。命のつながりを感じ、日頃ご先祖様を全く大事にしていなかったことを反省して、お墓参りに行きたくなります。これを観て、実際に遠くにあるひいひいひいおじいちゃん・おばあちゃんのお墓に行こうと思い、旅行計画を立てました。事情があって頓挫しましたが、再び計画を立て直し、今年度中には行こうと思っています。ビジュアルもとてもきれいで、映画館で観る価値のある映画。まだの方はぜひ、観に行ってみてください。鑑賞後はパンフレットの購入もおすすめ。かなり充実しています。以下、情報参照先 簡易リンク集です。▼公式サイト▼ピクサー最新作!映画『リメンバーミー』で見逃せない12のこと▼Yahoo!映画「リメンバー・ミー」(本日現在の評価 4.4)
2018.05.12
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話題の映画『硫黄島からの手紙』を観ました。観る前から予想していた通り、「硫黄島での激戦」の様子は大変リアルで衝撃的でした。(『プライベート・ライアン』での徹底した戦争の描かれ方を思い出しました。)硫黄島は行政上は東京都に属するとはいえ、本土から遠く離れた、南海の孤島。第2次大戦当時、ここを米軍におさえられると本土襲撃の拠点となってしまうため、戦略的に大変重要な島でした。しかし、ここを死守する余裕は日本にはすでになく、圧倒的な戦力差のある米軍に対し、硫黄島の日本兵は大変苦しい戦いを強いられました。映画は、「戦争映画」としての色合いが濃く、その意味では大変よくできた映画です。その一方で、タイトルにある「手紙」に対するスポットは少々弱く感じました。日本兵にも米兵にも、愛する家族があり、その手紙が映画の中で披露される場面は感動を誘いますが、映画のラスト、埋められた手紙が見つかるシーンも、短時間で終わってしまいます。個人的にですが、「物語的な感動」よりも「戦争を疑似体験したかのような衝撃」のほうがはるかに勝ると思いました。これから観られる方で、「感動」を求めて観られるのなら、あまり期待しないほうが・・・と思います。(ただ、自分の内的な経験と結びつけて観ると、かなり心を動かされると思いますよ。 観るならぜひ、いろいろと思い、いろいろと考えながら観てください(^^;)さて、この映画、多分今公開の映画で一番人気が高いと思うのですが、「戦争」中のピリピリした雰囲気、「生」と「死」をまざまざと見せられ、感じさせられると言う点においては映画館に足を運ぶ価値は十分にあります。私たちは実際には「戦争」を知りません。しかしそれは確かにあったのです。「戦争」を知るのは、なまじ体験していないだけに、本を読んだり話を聞いたりしただけでは、イメージをしきれないと思います。映画館で、視覚的・聴覚的にどのようなものであったか、具体的に知ることは、観た人のイメージする力を育てます。爆撃の音、ライフルの音、空爆を受けた地上のありさま・・・戦争が実際にまたおこなわれないようにするためにも、これらをせめて目と耳で実感し、自分の中で「戦争とはどのようなものか」実感すること。それは、現代を生きる私たちの確かな「生きる力」となり、「平和を維持しようとする知恵」につながるものだと思います。また、人によっては、だらだらと生きていてよしとする生活、「生きている」という実感がなかなか持てていない現実が許せなくなって、能動的に生きる活力が漲ってくるはずです。映画館を出ると大変平和でした。そのギャップを感じながら、それでも、「もしこの平和な風景に空爆があったら・・・」「もしあの戦争の中に私がいたなら・・・」とイメージしながら家路をたどりました。戦争は肯定しませんが、戦争から学ぶものは大いにあると思います。また、それを教訓として学ばねば、先人に申し訳がたたないと思います。何を感じ何を学ぶかは人それぞれですが、平和ボケしてしまって、生きることも死ぬこともさっぱりイメージできなくなっている人、戦争についてのイメージをこれまではっきりともったことがない人にはオススメします。ぜひ映画館で観てください。(ただ、子どもにはまだ早いと思います。)
2007.01.02
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今回、かなり個人的な日記です。 最近爆笑したインターネットの情報に、ラルク・アン・シエルのDVDの内容についてのものがあります。情報元:http://ameblo.jp/yukiyu/entry-10016110864.html超人気メルマガ「セクシー心理学」のサイトです。別に怪しいサイトではありません(^^;)(といってマジメなサイトでもありませんし、全然このブログのテーマである「きょういく」とは関係ありません。単純におもしろ好きの人は見に行ってみましょう。)これを知るまではラルクのプロモーションビデオに興味はありませんでしたし、今回ラルクのファンになったわけでもありませんが、このDVDは見てみたくなりました。紹介記事の画像だけ見ていても、とにかくめちゃくちゃおもしろかったからです。レンタル屋には置いてないのかなー。チェックしてみようと思います。僕は以前ゲーム会社の企画屋だったことがありますが、このDVDの企画力・ぶっとんだ発想力には脱帽します。完全にプロの仕業です。歌手のDVDなのに、歌がおまけになっていそうな勢いです。ラルク・アン・シエルの「CHRONICLE」、要チェックです。
2006.09.13
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