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具体的には70%以上が望ましいです。ただ、自己資本比率の改善という方針を明示し、実際に数年にわたり改善している場合と新興企業の場合は40%程度でも投資対象としています。保有企業の中では、東栄リーファーライン(9133)が前者の、PI(4290)が後者の例にあたります。
その他の安全性指標としては、流動比率、有利子負債CF比率などを補助的に見ています。特に、有利子負債が当期純利益の10倍以上ある場合は原則として投資はしません。
これとは別に、
1、現預金+投資有価証券-有利子負債>時価総額
2、(流動資産+投資その他の資産-総負債)×2/3>時価総額
のどちらかを満たす企業は投資を検討します。
保有銘柄の中では、沖ウィンテック(1767)が1と2を両方とも満たしていました(私の買値450円で計算した場合。今日の終値470円では2の要件は満たしていません)。
これらの基準はグレアム先生のいわゆるネットネット株の変形であり、通常なら考えにくい状態なわけですが、現在の日本市場には意外とたくさん存在しています。こうした株を買ってただ待っているだけではいつ評価されるか不明なので、それに加えてもう一つ強みのある株(低PERとか高配当とか)のみ買うように心がけています。ちなみに先ほどの沖ウィンは来期予想PERが10倍を切っています。
資産のバリューに関しては大体こんなところでしょうか。文章にするのは想像以上に難しいですね。乱文ご容赦ください。
なお、文中で紹介した個別銘柄はあくまで具体例として出しただけであり、推奨するつもりは全くありませんのでご理解ください(念のため)。
常時フルインベストメントについて 2006年06月10日 コメント(34)
その他の投資基準(4) 集中か分散か 2005年03月26日 コメント(7)