レフティドラゴンのバリュー投資日記

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2005年01月26日
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カテゴリ: 株式投資基準



「高ROEの会社は利益を配当に回すより内部留保して再投資したほうが株主のためになる」というのは理屈のうえではよく分かるのですが、やはり理論上のお金より現実のお金の方を好むのが人情というものでしょう(笑)また、私の場合現在のところ所得税の適用税率が10%なので、実質上非課税で配当金を受け取れるという事情もあります(あまり喜ばしい事ではないのですが・・)。

また、高配当は相当強い株価の下支え要因になると思いますので、大きな損失を出さないという自分の投資方針にも適しています。もちろん減配になればシナリオが根底から覆される事になるので、過去の実績や会社の方針、配当余力などを慎重に調べ、高い配当利回りが一時的なものでないかを確認しなくてはなりませんが。

それと、高配当の原因が異様に高い配当性向(50%以上)にある会社はあまり好きではありません。こうした会社の高配当はいつまで続くか分かりませんし、BPSが毎年積みあがっていかないため割安度が増すこともないからです。何より、既に奥の手を使ってしまっており、それ以上に良いサプライズが起きないように思えてしまうのです。私のモットーは「切り札は先に見せるな。見せるなら更なる奥の手を持て」(by黄泉&蔵馬)なのです。

結局のところ、最も好ましく思うのは配当性向が3割程度で、利益の3割を配当に回したら結果的に高配当になってしまったというような銘柄です。このような銘柄は必然的に低PERの要件も満たすことになるはずです。
そして、これまで見てきたところでは、こうした銘柄は多くの場合株価水準が訂正されています(わずか一年ほどなのですが)。ですので、東栄リーファーラインもいつまでもこのままの株価ということはないのではないかと思っています。






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最終更新日  2005年01月26日 21時28分49秒
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