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先日、ギュイモ・ミッシェルのGautierさんを迎えてのメーカーズディナーに参加させていただきました
ドメーヌ・ギュイモ・ミッシェルはヴィレ・クレッセに本拠を構え、白ワイン(ヴァン・ムスー等も含む)を造っています。
ワインは、樽を一切使用しておらず、ブドウのポテンシャルを活かした、エキゾティックな果実味としなやかでキレと奥行きのある味わいです。
Monsieur Gautier :)
ご家族4人で切り盛りされているドメーヌで、ご家族のすべてがエノローグとのことでした。
【当日のラインアップ】
2014 VIN MOUSSEUX MÉTHODE ANCESTRALE UNE BULLE
2015 VIN MOUSSEUX MÉTHODE ANCESTRALE UNE BULLE
2016 VIN MOUSSEUX MÉTHODE ANCESTRALE UNE BULLE
2014 Viré Clessé
2015 Viré Clessé
2016 Viré Clessé
2014 Marc de bourgogne
上記のラインアップでしたが、それぞれの特徴を考慮し、以下のような順番でサーブされました。
①2014 VIN MOUSSEUX UNE BULLE
新じゃがと烏賊のビシソワーズ
②2016 Viré Clessé
高知産カツオのミキュイ
③2015 VIN MOUSSEUX UNE BULLE
カラスミとイチヂクのカペリーニ
④2014 Viré Clessé
天草産の車海老と小鯛のグリル
⑤2016 VIN MOUSSEUX UNE BULLE
トリュフのラビオリ
⑥2015 Viré Clessé
豚肩ロースのロースト
・・・
⑦2014 Marc de bourgogne
ビスコッティ
【この日のお料理】
【VIN MOUSSEUX MÉTHODE ANCESTRALE UNE BULLE】
ヴァン・ムスーは、加糖は一切なく、収穫したシャルドネのみを使用。
VTごとに瓶詰の時期を変えているようです。
2014は、リリース初期に比べ、少し閉じ気味ながら、今回の中では、リンゴの蜜っぽい感じが出ていました。
2015は、比較的キリっとドライで、鮮やかな魅力があります。
2016は、フレッシュで搾った柑橘やかりんのような果実感が素晴らしく、これからの時期に合いそうな魅力全開でした。
【Viré Clessé 】
ヴィレクレッセは、
2016は、エキゾチックな果実とキレのある美しい酸、艶々としてすべすべの肌触りと旨みがしっかりと乗り切っています。
2014は、この中では、少しタイトで、快活な酸とシャキッとした鮮やかな魅力があります。
2015は、目がしっかりと詰まっています。キレがあってかつ、まろやかで余韻も長く美しいです。
【Marc de bourgogne】
自家醸造のマールとのことです。
伺ったお話では、委託生産しているドメーヌも多いとのことですが、こだわって自家で作っているようです。
香りも味わいも非常に洗練されていて、味わい深く余韻も心地よいです。
初めてここのワインを飲んで以来、待ち続けた甲斐がありました。
造り手のお人柄がそのままワインに魅力としてに表れていることを改めて実感することができました。個人的には、白ワインの中で、最高峰の一つだと思います。
2016年の正式リリースが8月前ごろとのことなので、とっても楽しみです。
ご一緒させていただいた皆様ありがとうこざいました。
2018年5月某日の備忘録
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【 参考:ギュイモ・ミシェルについて】
82年に協同組合から独立した、エノローグ夫妻が運営する気鋭のドメーヌ。 ブルゴーニュ最南端のマコン市の北10km、にドメーヌ・ギュイモ・ミッシェルはある。ドメーヌのある人口200人の小さな集落カンテーヌでは、1000年以上前からブドウが栽培されていたことが古文書でも証明されている。85年に完全に父からドメーヌを受け継いだ2人は、多くのヴィニュロンとの交流からビオディナミのフィロソフィーに共感し、91年に「土壌本来の強さと植物の環境が調和される」この栽培法に転換した。本来の力を取り戻した土壌ではブドウ果の酸の低下が少なく、木に付いたまま完熟を待つことができる。そのため収穫は100km北にあるコート・ドールより遅く、10月に入ってから開始する。ブドウ本来の個性を尊重したテロワールの味のするワインを作り出している。
そのワインは、3つ星レストランが競って採用するほど実力ドメーヌ。
(ヴァンクロスのHPから引用)
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