まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2019.01.25
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カテゴリ: NHK大河ドラマ
おそまきながら「いだてん」の第3話を視聴。
お見事な脚本。

「子供のときに嘉納治五郎に抱き上げられた」
と信じて疑わない田舎の家族たちの期待を背負いつつ、
なかなか都会の生活に馴染めずに悶々とする日々。
夏休みに再会した幼馴染みのスヤへの恋心と別れ。
そして、すべてを呑み込みながら一家を支えてくれる兄への思い。

そうしたものが葛藤しつつ、交錯する中で、
ついに走ることに実用以外の「意味」を見出す劇的な瞬間までを、
生き生きとした人間ドラマとして描いていました。

おおらかな笑いとともに、
人々への温かいまなざしが向けられ、

「不如帰」のモデルにされてしまった三島家の滑稽や、
孝蔵(志ん生)が落語に魅入られていく過程にも相俟って、
時代がオリンピックに呑み込まれていく熱狂が表現されていた。

西村武五郎の演出も素晴らしかったです。

できれば、浅草十二階からの、
胸のすくような眺望が見たかったですけどね。



それにしても、
「天狗」のことを、ほんとに「TNG」と略していたとは。
「天狗倶楽部」の頭文字なら、ふつうは「TC」と書くだろうに…。

「AKB」的な発想のルーツは、こんなところにあったのね。(^^;





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最終更新日  2024.06.20 17:09:54


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