まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2019.01.21
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「3年A組 皆さん人質」第3話。
今回は、鈴木勇馬の演出。

演出のせいなのか、脚本のせいなのか分からないけれど、
前の2回にくらべると、内容的にだいぶ弱いと思う。
心に訴えてくるような衝撃が、ほとんどない。

海斗(鈴木仁)の悔恨は、
さくら(永野芽郁)や香帆(川栄李奈)の悔恨にくらべると、
かなり説得力が弱い。(一話ごとに弱まっている気もする)

一般に「男の妬みは女の妬みよりタチが悪い」というけれど、
男の子が、あんなに素直に自分の罪を悔いるものでしょうか?
演技というより、脚本や演出が甘いのではないか。

もうひとつ気になるのは、
物語の重心が、たんなる「謎とき」に堕してきていること。
「じつは生徒がグルだった」とか「刑事もグルだった」とか、
その種のトリックの設定は、
究極的には「夢オチ」までふくめて、どうとでも出来るわけで。

そんなことが、このドラマに期待されているわけではない。

それとも、結局は、
たんなる「謎解きサスペンス」で終わっちゃうのかな?

第1話で提示した現代的でシリアスな問題を、もっと抉ってほしいです。





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最終更新日  2022.10.21 19:43:28


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