まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2021.01.05
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実写版「岸辺露伴は動かない」を見ました。

第1話の「マナー違反」のお話は、
正直いってつまらなかったのだけど、

第2話の「くしゃがら」と、
第3話の「DNA」は、
かなり面白くて、楽しめました。

人間の記憶や無意識を実体化するという発想が、
やはり斬新です。

これは続編にも期待できる素材だと思うけど、
あまり原作にはこだわらず、
自由に脚色したほうが、
かえって上手くいくのかもしれませんね。



高橋一生と中村倫也の組み合わせだったので、
当初は「凪のお暇」のファン層を狙ったドラマかな?
と思ってましたが、実際はもっとマニアックでしたね。

大正モダニズムの奇妙な美意識が蘇ってる感じ。

そういえば、
小池健×山本沙代の「ルパン」と、
荒木飛呂彦×小林靖子の「露伴」は、
ともに菊地成孔が音楽をつけることになったわけですが、
ふたつの作品のあいだには、
どこか通底する要素も感じてしまいます。



それはそうと、
飯豊まりえの演技が驚くほど素晴らしい!

彼女がいなければ、ちょっと成立しなかったのでは?
と思うほど、作品の重要な軸になっていました。

彼女のふだんの控え目な印象からは想像できないような、
かなり個性的なキャラだったので、とても驚きです。
キャスティングも良かったと思います。

いっそ泉京香を軸にして、
泉鏡花の怪奇文学を取り込んだ話をつくったら、
それもまた面白いだろうなと思います。





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最終更新日  2023.02.09 23:12:15


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