マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.09.16
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カテゴリ: ウルトラマラソン
沖縄で24歳の女性が新型インフルエンザで死亡したようだ。持病や基礎疾患がない患者が新型インフルエンザに感染し、重症化して死亡した初めてのケースなのだとか。わが国でもいよいよここまで来たかと心配になる。この方はカプセル薬の服用が困難だったことからタミフルでの治療が出来ず、ウイルス性肺炎の治療中にくも膜下出血を引き起こしたのが死因とか。

昨日の夕刻にある方のブログを観たら、女性のウルトラランナーが亡くなったと書かれていた。年齢39歳で、ピンクの上着を着、毎週のように各地のウルトラレースに参加していたこと。そしてイニシャルがSと言えば私は1人の人しか思い浮かばなかった。まさか彼女ではないだろうなあ。何かの間違いでなければ良いが。今日はそう思いながら過ごしたのだった。

だが、念のために今日になって再びブログを確認したら、一昨日の欄に何と彼女の写真が小さく掲載されていた。それはまさしくR子さんのもの。私の心配は現実のものになってしまった。ブログによれば今年の6月ころから不調だったようだ。私が最初に彼女と出遭ったのが第1回の「佐渡島一周」。2人とも20km過ぎのところでコースを間違えたのだが、彼女は明るく笑いながら視界から遠ざかって行った。

2度目の出会いも「佐渡」の第2回。140km過ぎで遭遇し、しばらくの間併走した。道端に座って一緒にお握りを食べたりして、長閑に過ごした一時だった。彼女はその時私を「お父さん」と呼び、私は彼女を「R子ちゃん」と呼んだ。実際に私の長女と変わらない年齢の彼女。温和な笑顔で、良く毎週のように各地のウルトラレースを「はしご」出来るなあといつも感心していたものだ。

3度目の出会いは昨年の「宮古島ワイドー」だった。私は池間大橋を渡り終えて50km地点を過ぎていた。だが彼女はまだ橋を渡る手前で、10km以上の差がついていた。いつも元気なR子ちゃんが何故10kmも遅れるのか不思議。それにその前年の暮れの「神宮24時間走」では、彼女は90kmちょっとで止めたのが記録で分かった。

その日は雨が降ってとても寒かったようだが、それにしても24時間走で100kmも走らないなんて、相当不調だったのだろうとは思っていたのだ。100kmを超えるウルトラレースは、体にかなりの負担を掛ける。もしレース直後に健康診断を受けたら、即入院の結果が出ることは自分の経験からも断言出来るくらいだ。

若い女性がそんな過酷なウルトラレースを走り続けていたら、そのうちに単なる疲労か、それとも過労による免疫力低下なのかの判断がつかなくなるだろう。加えて病気に冒されれば、若いだけに進行は早い。だから何か異常を感じたら直ちに医療機関を訪れる必要があると思うのだ。

ピンクの上下で、いつも微笑みながら走っていたR子ちゃん。その死を知った今、今回の「佐渡島一周」は彼女の霊前に奉げる鎮魂レースとして走り、かつ歩きたいと思う。それにしても39歳とは若過ぎる死。そう言えば誰かが言っていた「彼女はウルトラマラソンと結婚したんだよ」の言葉を思い出す。R子ちゃん、今はゆっくり休んでくださいね。そしてそのうち爺もそちらへ行きますから、その時はまた一緒に走りましょうね。心から貴女の死を悼んで合掌します。


お断り>
 今日は鳩山政権誕生の話や、愛犬マックスの誕生日の話を書く予定でしたが、突然のR子さんの訃報に接し、急遽内容を変更しました。






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Last updated  2009.09.16 16:30:08
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