マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.10.10
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カテゴリ: ウルトラマラソン
「佐渡島一周」終了後、私は直ぐに次の目標に向かって準備を進めた。その筆頭が11月下旬に予定している「沖縄本島東海岸縦断走」。早速ツーリストに赴き、見積もりを依頼。2泊4日の金額は10万円余り。(うち1泊は自分で手配)。2泊のうち那覇市内のビジネスホテルは1泊6千5百円でごく妥当な額。

だが、名護市の東海岸にあるリゾートホテルの料金が何と7万円余と言う話に腰を抜かす。頭金の3万円を支払って帰ったものの、数日後にはひょっとしてネットで申し込めばもっと安くなるのではと考え直し、ホテルのHPを検索。すると4万2千円ほどで泊まれるコースが見つかった。こちらもツインの料金。2人分支払ってもまだ3万円以上安い。

喜び勇んで予約し、ツーリストへはキャンセルの電話を入れた。その際残金を確認。7万円が4万円になった嬉しさに、佐渡以降2週間ぶりに練習を開始した。だが翌日になってネットから申し込んだ方が1万円ほど高いことに気づいた。7万円は私がパートで稼ぐ1ヶ月分の給料に匹敵する金額。たった1晩眠るだけでそれがパーになることで気持ちが動転していたのだ。

ツーリストの方が総額で1万円ほど安い原因は飛行機代。べらぼうな額のリゾートホテルだが、飛行機代は通常の半額以下になっていたのだ。慌ててホテルへキャンセルのメールを入れ、ツーリストには改めてリゾートホテルへの宿泊を依頼した。

それほど経費に拘る理由は単純。10月の給料と11月の給料を足しても、ギリギリだからだ。9月は連休が多かったため10月分の給料は少なく、レース以外にもお金がかかる。こうなると通勤のバス代すら大きい。一旦は10月のレース参加を見合すことを考えたが、沖縄本島縦断を成功させるためにも、やはり走っておくべきと考え直した。

10月のレースは温泉に前泊する予定だった。内金3千円は既に支払っているが残金は最大9千円になる可能性がある。これはやばい。早速主催者に断って前泊をキャンセル。そして当日の朝会場へ向かうY田さんの車に同乗させてもらうことに変更しよう。Y田さんへ虫の良いお願いをメールして安心した私だったが、彼からの返事に驚嘆する破目になった。

何と彼はその後予定が変ってレース前日に仲間と山へ行き、レース当日は山から直接会場へ向かうとのこと。これには参った。慌てて会津若松のビジネスホテルで最も安いコースをネット予約。そして当初の予定通り、高速バスで前日に行くことに再変更した。当日の朝は会場までの5kmを走って行く公算が高い。

混乱の発端になった沖縄のリゾートホテルだが、私がスタートする最北端の辺戸岬から最も近いホテルが75km先にあるそこなのだ。11月の沖縄の気温は27,8度。冬の気候の仙台から見ればまだ夏本番。そして長距離を走ることの出来るシューズは1足だけ。それは6月の「みちのくラン」で私のシューズを間違って履いて行った人が代わりに置いて行った少々窮屈なもの。昨年走った西海岸と異なりアップダウンが激しいことも含め、今回の沖縄本島縦断走はかなり厳しくなりそうだ。

さて、自分の足に合わないシューズで走らざるを得ないのも、通勤ランが出来ないのも全てはお金がないため。今はバス代を倹約して自転車で通勤中。当然帰りも自転車になり、ランニングは夕食前までにせざるを得ない。このため愛犬の散歩もブログを書き始めるのも遅くなり、一層疲労を増加させている。そんな訳で11月末まではケチケチ作戦を含め、当分厳しい戦いが続きそうだ。





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Last updated  2009.10.10 20:39:29
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