マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.12.03
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カテゴリ: 読書
 わずか1日のんびりしていただけで体重が1kg増えた。まったく恐ろしいものだ。体調が悪くてとても走れないと感じた土曜日だったが、日曜日には何とか回復。それでいつものように走りに行った。気温は低いが、風がないためさほど寒くは感じない。それでも手袋は2重にする。安もので風が通るし、冬は手の先から冷えるのだ。

 18kmの山のコースを2時間15分かかって帰宅。これでもかなり速くなった方。ランニングを再開した頃は2時間50分近くかかっていたのだ。途中、太白大橋の上で同じ走友会のIさんに遭った。腰が不調のため走れず、今は歩いていると彼。自分もそうだが、歳を取ればどこかに故障が出るのが普通ではあるが。

 昼食を済ませ、「福岡国際マラソン」を観る。ところがコマーシャルが多過ぎて、肝心のレースがさっぱり映らない。いくら放送がコマーシャルで成り立っているとは言え、これじゃ本末転倒。さっぱり面白くないのだよねえ。公務員ランナーの川内選手は30km手前で失速して6位。無職ランナーとして一頃話題になった藤原選手も35km過ぎで痙攣し、4位に留まった。

 39歳の「皇帝」ゲブレシラシエは32km地点で走るのを止め、初マラソンのマサシは38km過ぎで歩道に座り込んだ。激戦を制したのは国内一般参加のギタウ。ケニアから広島の世羅高校に留学し、同校の全国駅伝優勝に貢献した彼は、祖国に妻と子を残したままだそうだ。記録は2時間06分58秒。だが、これではケニア代表になるのは無理で、さらに記録を縮めたいと話していた由。

 恐るべき24歳の若者。だが、これが世界の現実だ。2位で日本人1位になったのは旭化成の堀端選手。ギタウには1分26秒の差をつけられ、即世界陸上選手権の代表内定とは行かなかったが、大器の片鱗は見せたと思う。監督の指示で時計を外しており、30km過ぎで「揺さぶる」のが早過ぎたのかも知れない。

 夜は大河ドラマ『平清盛』を観ず、『徳川家康』を読む。今回の『清盛』にはほとんど魅力を感じないのだ。あの時代の面白さは吉川英治の『新平家物語』の方が、人間の描写も歴史認識もずっと勝っていると感じた。それを再びテレビで観られないのが残念だ。

 3年ほど前、私は宮城谷昌光の中国歴史小説に夢中になっていた。多分、主な作品は読み尽したはずだ。だが、『風は山河より』などは読まずに残していた。その頃は日本の戦国時代の小説などを読む積りは全くなかった。その主人公菅沼定盈の名前が『徳川家康』の第4巻に突然出現。何と彼は家康の部下だったのだ。

 夜9時からは『王女の男』を観た。これは韓国の歴史ドラマだが、歴史ドラマらしさは少なく、ほとんどが男女の恋の話。残り2回で放送終了だが、「粗筋」を読んだのでもう観ない積り。それよりも朝の連続ドラマ『純と愛』が面白い。現実にはあり得ないストーリーの連続だが、その奇抜さに惹かれる。果たしてあのホテルと主人公達は、これからどうなるのだろう。





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Last updated  2012.12.03 09:53:20
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