マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2014.11.10
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カテゴリ: 旅、温泉
<最後の冒険旅行>

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 今年の旅は容易ではない。そう思いつつ計画を立てた。案の定夏は厳しく、昨年同様体調が悪化した。動悸が激しく胸が苦しい。これで旅行するのは到底無理。そう判断して過去2度不整脈の手術を受けた総合病院を訪ねた。担当医も困惑したようだ。新しい薬を試し、それでも軽快しない場合は入院して心臓に電気ショックを与える由。電気ショックで心臓を動かすのではなく、一瞬止めて不整脈を断ち切るための措置だ。


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 結局「電気ショック」を受けて、私の古稀を家族で祝う大阪旅行も無事済んだ。だが帰宅後再び不整脈が発生し、それまでの経緯を全て通院中の循環器内科のMドクターに説明した。薬をより強い内容に切り替え、血栓予防剤も併せて服用することになった。問題は副作用だが、どうやら新しい薬に体が馴染んだようで、激しい動悸は何とか治まった。一時は眠っていても130回ほどの動悸で、常にマラソンをしてる状態だったのだ。


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 新しい薬のお陰で、10月に予定していた長野、群馬、埼玉、東京への旅へも行けた。さらには10月末の沖縄でフルマラソンの「久米島マラソン」を制限時間外ながらも完走することが出来た。当日は30度の真夏日だった。この夏は昨年同様体調が悪く、一時は命の危険性すら感じたほど。それで急遽病院で治療を受けたのだが、まさか全てが計画通り実行出来たとは。ここまで来れたのはまさに奇跡。そして最後に残ったのが、今回の奈良旅行だった。


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 仙台~京都間は往復共長距離夜行バスを利用する。片道11時間ほどの長旅で、眠れなければ体調を崩すのは必定。そして初日は明日香村をレンタサイクルで巡り、2日目は「山の辺の道」を終日歩く。これは少なくても15kmにはなるはず。重たいリュックを背負っての歩き旅で、妻も一緒に行きたいと言うが本当に大丈夫だろうか。そして3日目は未定。2日間でどう体力を消耗し、どんな健康状態か、それを見極めながら現地で判断するしかない。私はそう考えていた。


1-1朝.jpg 奈良の夜明け

 妻からもらった睡眠薬のお陰で、夜行バスではぐっすり眠れた。途中腰が痛くなって何度か目覚めたものの、その都度再び深い眠りに落ちた。我ながら案外元気で京都に着き、そこから近鉄で明日香村へ向かった。2度の乗り継ぎも新鮮な経験。誰もいない飛鳥駅前でパンを食べ牛乳を飲み、トイレを済ませて観光パンフも入手した。レンタサイクルは坂の多さを考慮して電動アシスト付きのを借りた。1日1500円。これで世界的に有名な歴史の村を、出来る限り訪ね廻るのだ。


   飛鳥駅前の須弥山石像  1-2駅.jpg

 飛鳥駅前の須弥山がとても立派。これは模造品だが、こんな素晴らしい歴史遺産がたくさん残されているこの村は、一体何と言う不思議な存在なのだろう。邪魔な荷物は全てコインロッカーに預け、必要なものだけを小さなリュックに移し替えた。さあ今日はどんなものに出逢えるか楽しみだ。これも元気だからこそ可能な旅。先ずは健康であることに心から感謝だ。こうして私達夫婦の歴史の旅の第一歩は始まった。<続く>





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Last updated  2014.11.10 05:40:56
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