マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2016.08.30
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<秋田県立博物館の土偶など>

 このシリーズでは6月の旅で訪れた、岩手、青森、秋田の歴史を、その時に撮影した写真を元に年代順に紹介しています。3回目もまだ縄文時代の紹介で、今日は秋田県立博物館で見た土偶などが中心です。写真の撮影には予め博物館の許可を得ています。学術的で地味な内容ですが、楽しんで見ていただけたら嬉しいです。ぽっ




              のっぺらぼうの顔ですが、女性の土偶であることが分かりますね。




 体に空いたブツブツの穴は、一体何を表しているのでしょうね。しょんぼり




   立派な髷(まげ)とでべそですね。大笑い




             体に刻まれた線は刺青(いれずみ)なのか、それとも衣服か?ウィンク




  これは宇宙服を着た宇宙人みたいですねえ。大笑い




 これは遮光器型土偶ですね。縄文式土器と同じ紋様が刻まれています。鼻が天井を向いているのがご愛敬かな?手書きハート




  これもでべその遮光器型土偶の女性像です。




 土偶の頭の部分が欠けているのは、人間に代わって災難を受けてもらうため。土偶には縄文人の祈りが込められているのです。




  大小さまざまな土偶が勢ぞろい。中には頭が欠けた土偶もありますね。




               扁平な首なしの土偶。腹部に開いた穴は何でしょうね。




  こちらの土偶は穴だらけです。単なる模様なのでしょうか。びっくり




       黒光りした土面。でもお面として実際に利用したものではないようです。




  尖がり顎のアントニオ猪木みたいな顔の土面ですね。1、2、3、ダー!!ハート大笑い




               遮光器型土偶そっくりの土面ですね。




  こちらの土面も遮光器(エスキモーの雪眼鏡)をつけたように見えますなあ。クール




           これは岩版と言い、岩に美しい紋様が刻まれています。(以下同様)




  まるで顔のようにも見えますが・・。ぽっ




              素晴らしいデザイン。縄文人の芸術性の高さを感じますね。




  この紋様には強い呪術性を感じますねえ。ぺろり




 骨片に人間の顔が彫られています。今日紹介した土偶、土面、骨製品は全て祈りの対象になったものと考えらます。平均寿命が37歳だった縄文人の切ない思いが、これらの作品に込められているように感じます。縄文人は私達が考える以上に精神性や宗教性が高く、信仰心が篤かった人々なのです。

 私は帰りの電車の時間が迫るまで、夢中になって写真を撮っています。メモを取る暇もないので、説明板なども必要に応じて撮るのでどうしても枚数は増えますね。6月の旅では800枚ほど写真を撮り、帰宅後に1枚ずつ名前をつけ、内容ごとに分類しておきます。それが後日ブログで紹介する際に役立ちます。もちろん必要に応じ、ネットで事実を確認することも多いのです。<続く>

 台風10号の上陸が近づいています。どうぞ大きな被害が出ませんように。読者の皆様も、くれぐれもご用心くださいね~!!





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Last updated  2016.08.30 06:44:57
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