マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2016.08.29
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<素晴らしい縄文土器1>

 遮光器型土偶

 昨日私はこれまで専門書を読んで来たと書いたが、そのほとんどは忘れている。ただ、「自分が何を知らないか」は分かっているので、調査も簡単だ。昨年は岩手県盛岡市の志波城公園、遺跡まなびの館、もりおか郷土館、秋田県鹿角市の大湯環状列石(サークルストーン)、青森県五所川原市の十三湊遺跡(中島資料館)、亀ヶ岡遺跡(縄文館)、青森県立郷土館を訪ねた。

 また今年は岩手県遠野市の「とおの物語の館」、遠野城下町資料館、遠野市立博物館、青森県八戸市立是川縄文館、むつ市の恐山、秋田県秋田市の旧久保田城(千秋公園)、秋田県立博物館を訪ねた。基礎知識はほとんどないまま現地に赴き、遺物や城跡などを自分の目で確かめている。そして帰宅後にネットで事実を確認し、ブログに書くのがほとんどだ。写真は是川縄文館で見た遮光器型土偶の再掲。




 これは是川縄文館で見た装身具で、翡翠(ひすい)製の玉。恐らくは新潟県糸魚川市姫川産の翡翠だと思う。ここからはまだ公開してなかった写真を掲載している。




 これは胸飾り(ブレスレット)だろうか。メノウ製の勾玉などからなる豪華な作りだ。(是川縄文館)




 土製の耳飾り(イヤリング)で細かい装飾が施されている。耳たぶに穴を開け、これを嵌めるのだが、かなり重そうだ。まるでクッキーみたいに見える。(是川縄文館)




 縄文土器の深鉢。釉薬はかかってないと思うのだが艶があり、まるで青磁のようだ。装飾も実に見事。(是川縄文館)




 縄文土器の壺。これも見事なデザインだ。口縁部には小さな突起が見られ、呪術性を感じる。(是川縄文館)




 「人面」のある壺。是川縄文館のパンフレットから借用。




           上の写真を一部拡大した。人面が良く分かるだろう。




 香炉型土器と呼ばれるもの。呪術性、宗教性を強く感じる。右のものには注口部があるようにも見える。(是川縄文館)




 深鉢など。黒く焼けた痕があるので、煮炊き用に使ったのだろうか。それにしてもこんなに深い(長い)鉢を、どんな風に使用したのだろう。(是川縄文館)




 ここからは秋田県立博物館所蔵の縄文土器です。最初は人面のある壺の破片。




 香炉型土器。独特の装飾から宗教儀式に使用したのではないか。どこか人面にも見える。












 これらは「銅鐸型土器」と呼ばれるものです。小さな鈴のような形をしており、実用性はあまり感じない。おそらくは宗教行事に利用されたのではないか。




 これは「キノコ型土器と呼ばれているもの。本当にキノコそっくりなので、キノコを模したのだろう。それにしても縄文人の精神性には謎が多い。




 説明板には「三角溝形土製品」とある。これはユニークな郵便受けのようにも見えるし、ロールケーキのようにも見える。縄文人は一体これをどんな風に使ったのだろうね。謎が深まる。しょんぼり少々退屈かも知れませんが、明日も縄文土器の紹介の予定です。<続く>





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Last updated  2016.08.29 04:10:25
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