マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.01.16
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 豊洲市場の地下水から、異常な値の汚染物質が検出されたそうだ。まずベンゼンが環境基準値の79倍の高濃度。次にヒ素が3.8倍。そして検出されてはいけないシアン。これは猛毒で、存在してはいけない物質。こんなものが出たら、生鮮食品を扱う市場に適さないことは明白だ。

 だが、今回の検出結果には以下の疑問もあるのだとか。1つ目はこれまでの検査業者と異なる新しい業者だったこと。つまり検査の方法が一定ではなかったことも考えられる。2つ目の要素は、排水機能を使用した直後だったこと。それで数値が大きく変わったことが考えられるらしい。だが、気化するベンゼン以外は地下深くにあり、地上には全く害を及ぼさないとする研究者の声がある。

 検査は今後も続けるようだが、新市場への移転がさらに困難になったような気がしないでもない。最終的な検査結果に基づく科学的な判断と、汚染物質から隔絶する方法を採れば移転も可能なのかどうか。いずれにしてもこのままズルズル放置することは出来ないと思うのだが。




 豊洲市場問題で苦悩する小池都知事だが、東京オリンピック会場と経費の問題も依然暗中模索の状態だ。その渦中の人が、先日テレビ前に現れた。首には涼し気なネッカチーフをして。その図柄を良く見ると、東京オリンピックのロゴが入っている。どうやら特別にデザインしたネッカチーフを特注で作ったようだ。そしてもう一つは、例の「市松模様」の入ったデザインのトートバックも。

 資金不足を強調する組織員会の森会長に対する「当てつけ」みたいだ。口を開けば「組織委員会にはお金がない」と言う会長。もっと頭を使えば資金は集まる。ネッカチーフもトートバックも、その例を示したのだろう。そして使用済みの携帯電話やIC機器から金や銀などを抽出して、オリンピックのメダルを作る案も示した。いわゆる「都市鉱山」の活用だ。資金分担方法の決定も、そろそろ急がないとねえ。







 今、インターネットの世界で、「にせのニュース」が流行しているそうだ。これを「フェイクニュース」と言うらしい。イギリスではそれを識別しネットから追放するシステムを開発中とのこと。困ったことに悪意を持って世論を誘導しようとする試みは以前からあった。人の世には陰謀が付き物なのだろうか。つい先日終わったアメリカ大領領選挙に関する、世論操作にもこのフェイクニュースが使われていたのだろう。

 韓国の「慰安婦像」も中国の「南京虐殺」も私は悪質なでっち上げだと思っている。両国では幼少のころから徹底した反日教育が行われている。戦時中のアメリカの調査によれば、日本の従軍慰安婦には自由があり、高給を受け取り、平均年齢は22歳だった。だからあんな「少女」はいないし、強制連行された事実もない。

 人口25万人の南京市民が2か月で30万人殺されたとする中国。その2か月間、中国軍は無抵抗だったのだろうか。そして「事件」の1か月後には人口が25万人に戻っているのもおかしい。あの国では昔から為政者に都合の良いよう歴史がねつ造されて来た。内モンゴル、チベット、東ウイグルを奪い、天安門広場で多くの市民の命を奪ったのも、全ては戦後のことだ。




 安倍総理が外遊している。今回の訪問先はフィリピン、オーストラリア、ベトナム、インドネシアの4か国。アメリカの行方が変動的で読めない中、アジアの平和と繁栄を願って、さらに強い絆を結ぼうとする試みだろう。

 さて、私は12月の末にハワイで行った総理の表明を高く評価している。過去の戦争を反省し、新たな関係を築き上げようとする我が国の立場を明確に述べるものと感じた。8年間のオバマ政権下で、最初のうちは信頼が得られなかった安倍総理。慰安婦問題や靖国参拝で間違った認識が当時のアメリカにあったのだ。

 その誤解を、安倍総理は具体的な行動で解いて行った。これだけ辛抱強い首脳はそうざらにはいないだろう。常識や世論に左右されない強い指導者。その勇気ある行動を称えたい。




 何かと話題の多いトランプさん。アメリカ国民の声が大きく割れ、まだ大統領就任前だと言うのに、連日ニュースの種になっている。そのトランプさんは、ロシアへの経済制裁を解きたい意向らしい。プーチン大統領とも直接会って会談したいし、ISの撲滅にはロシアの協力が欠かせないとの認識だ。

 首脳部人事でも大揺れの次期政権。トランプさんが大統領になっても、直ぐに力を発揮するのは無理と言うのが専らの評判だ。そして100日間は「蜜月期間」と通常言われているマスコミとの関係も、険悪なままのスタートが予想される。前途多難な船出だが、強気な経済人のトランプさんがどう舵を取って荒波を乗り切るか見ものだ。




 さて、生前譲位の意向を示された天皇陛下だが、政府はその意を体して平成31年の元旦から新元号を用いることにしたようだ。混乱を避けるために、新元号は少なくともその半年前には明示される由。これで2年後には新しい時代を迎えることになる。色々論議はあるだろうが、私は陛下の健康のためには良かったと思う。

 皇太子殿下や妃殿下の心中はどうなのだろう。そして男系皇位継承の原則から言えば、秋篠宮様が皇太子としての扱いを受けることになるのだろう。この際、皇室の在り方について論議する必要性はないのだろうか。後2年後まで私が生きている保証はないが、新元号がどんな名称になるのか知りたい気持ちが強いのも事実だ。

 今日は長くなったため、「103歳の言葉」はお休みします。





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Last updated  2017.01.16 06:45:08
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