マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.03.26
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  昨日TVで「グレートレース ~極寒の420km~」を観た。これはイギリスのアドベンチャーレースで。主に北部の山岳地帯を走るもの。あまりの面白さに、再放送ながらつい最後まで観てしまった。最終的に勝ったのはイギリスのトム。医師でアマチュアで今回が初めての参加。彼の作戦はチェックポイントでは必ず眠り、最後の区間で逆転すると言うクレバーなものだった。

 それまで先行していたのはチェコのパベルとスペインのユージーンで、プロである彼らの作戦は極力睡眠取らずに先行し、3位以下に差をつけるものだった。だがそれだと体に対する負担が重く、最終コースでついにトムに追い越されてしまう。私は200km超級のレースを3度経験しているが、途中では全く眠ることが出来なかった。脳が興奮して眠れず、2日目からは幻覚、幻聴に悩まされたものだ。




 大相撲春場所13日目で日馬富士に敗れた新横綱の稀勢の里。土俵の下に転落した際に強打し、肩と胸部を怪我したようだ。骨折も脱臼もしていないがかなりの痛みがあったようで、普段は寡黙な彼が激痛で悲鳴を上げていた。応急措置の後病院で治療を受けた結果。翌朝になってかなり痛みは緩和したみたい。

 当初は休場も予想されたが、14日目も強行出場。先ず琴奨菊は照ノ富士と対戦して敗れ、場所後の大関復帰はならなかった。一方照ノ富士は1敗を死守した。稀勢の里は結びの一番で鶴竜に敗れ、千秋楽に照ノ富士と直接対戦になるが、今の状態で勝つのは難しいように感じる。




 中国の韓国叩きが凄い。韓国がアメリカのTHAAD配備を受け入れたことへの圧力だ。中国政府の指導により韓国への旅行は激減。韓国経済はこれによってかなりのダメージを受けている模様。さらにTHAAD配備のための用地を提供したロッテへの制裁はさらに厳しく、中国のロッテ製品の締め出しを目的として、施設の不備を名目に実質上の全店営業停止措置が執られている。




 その韓国では、朴前大統領に対する検察の事情聴取が先日行われた。休憩時間を入れて、延べ21時間にも及ぶ厳しい追及だった由。彼の国では裁判所や検察などが国民感情を重視する傾向があり、今後の起訴及び逮捕の可能性は大いにあり得る。新大統領選は5月9日に実施予定だ。

 大勢の死者を出したセウォル号の引き上げ作業がようやく始まり、最初の切断部分が事故後3年ぶりに引き上げられた。前大統領が7時間も不在になって問題となったあの事件だが、関係官庁とフェリー会社の不適切な関係、フェリー会社の安全管理など日本では到底考えられない実態は、韓国の政治体制を象徴しているように思える。果たして多くの謎が解明される日は来るのだろうか。




 北朝鮮への圧力が高まりつつある。一つは国連による「テロ支援国家」認定への動き。私などはテロ支援国家ではなく「国家テロ」そのものだと思うのだが。二つ目は国際銀行間通信協会(SWIFT)からの締め出しの動き。これは北朝鮮の7つの銀行に対して今後早急に情報提供を停止し、国際金融システムから排除する動き。これによって国際決済は不可能になるそうだ。




 トランプ政権がまた一つ窮地に追い込まれた。大統領選の公約の一つだった「オバマケア」を停止し、これに代わる新たな法案が議会で承認される見通しが立たないことから、自ら法案を取り下げた由。トランプ大統領の看板政策だっただけに打撃が大きく、さらに支持が低下しそうだ。

 長らく空席となっていたアメリカの駐日大使がようやく議会の承認が得られそうだ。ケネディ前大使の後任はハガティー氏。実業家で経済の専門家。かつて東京で3年間勤務した経験があり、知日派と言われているが、日本との貿易格差を何とか是正したいと言うトランプ打倒量の強い意志を、どれだけ代弁して臨んで来るのか注目している。良い架け橋になることを祈念しているのだが。
 <続く>





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Last updated  2017.03.26 08:57:39
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