マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2019.11.13
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カテゴリ: 旅、温泉
~足立美術館と日本庭園その1~




 足立美術館は個人の収集品で主として日本画を中心に展示する美術館である。場所は島根県安来市にあり、そのためか美術館内で摂った昼食には「ドジョウ」が付いていた。安来はドジョウ掬いで有名な安来節の地元。だが出て来たドジョウは可愛らしいもので、ドジョウ独特の骨っぽさは全然感じなかった。



            美術館の創設者である足立全康翁の銅像



          在りし日の足立全康翁(1899-1990)

 足立全康氏は島根県安来市出身の実業家で、16歳の時には大量の炭を焼き、これを売って財を成したと言う生まれながらの商売上手。後に大阪に出て実業家として成功を収めた。この資財で日本画を収集し、横山大観などの名品を数多く収集。それらのコレクションを元に、1970年(昭和45年)郷里に建てたのがこの美術館だった。その後、新館及び陶芸館を増築して今日に至る。



 入館料金は3千円。決して安い料金ではない。それに所蔵する美術品の撮影は許されておらず、私はあまり日本画は好まない方だ。そしたら一体何を見るのか。そんな疑問が湧いても当然だ。実は足立美術館は日本庭園の見事さで有名な場所。外国人にも人気が高く、2003年から今日まで16年連続で「庭園日本一」の栄誉に輝いている。能書きはとも角として、早速庭園をご案内しよう。





 庭に出ることは許されていない。広く開いた窓、所々に設けれた出口。そんなところから庭を観るのだが、これがとてつもなく広く、かつ手入れが行き届いている。専属の庭師は20人以上。庭の雰囲気が変わらないよう、そして背後の山々も借景とするために全て買い占めたと言う逸話がある。





  私の下手な説明よりも、黙って写真を見た方が良いと思う。手入された庭の何と美しいことか。





  冬は雪。春は若葉。夏は青葉。そして秋は紅葉と黄葉。四季様々に美しい庭園を偲んでみる。





   繊細で美しい庭園だけでなく、奥に見える山々までが美術館の敷地とは豪快だ。<続く>





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Last updated  2019.11.13 06:39:10
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